マオ（ケダモノオペラ用キャラクターシート）

ケダモノ名:マオ
ケダモノ種:スフィンクス　　　　　亜種:メインクーン
権能:慈愛　
欲望:奉仕
疑似餌の姿:疑似餌なんてねえよ
住処:滅びた国の王宮
群れ:
設定:もう誰もいない王宮の一番高い所に座っているだけ。禍々しい気配と膨大な魔力を隠そうとしない。その王宮には誰にも入れないように結界が貼ってある。
顔に泣いた跡がある。長い間罪悪感と殺人欲求に苛まれてボーっとしたり、自分を傷つけて欲求を満たそうとしている。
そしていつも悲しそうに笑っている。

●伝説
・　　:大昔、彼は一人の少女の願いを聞きました。「おうちに帰りたい」という願いを。彼は優しかったので見返りは求めず、少女をおうちまで連れていくことにしました。彼は人間が好きでした。人間のする話も、生態も、全てが愛しく見えました。だから森を出るまでの少女の話を聞いてるうちに人間の世界が見たくなりました。だから言いつけを破り森の外へ出てしまいました。ワクワクするような気持ちとは裏腹に満たされない感覚を覚えながらも彼は少女が暮らす王国まで行きました。少女とはこれでお別れです。その様子が寂しそうに見えたのか少女が彼が寂しくならないようにギュっと抱きしめてくれました。それがとても嬉しかったのです。嬉しくて何も見えなかったのです。嬉しくて頭がいっぱいだったのです。だから彼が抱きしめたら少女が死ぬことも分からなかったのです。
それが彼の最初の殺人です。彼は自分にひどく困惑しました。大好きな存在を自ら殺したのに今日まで感じたことのないような高揚を覚えました。
あの感覚をもう一度味わいたい、自分でも昂りが抑えられず暴走してしまい、自我が戻ってきたときにはそこには死しかありませんでした。彼は一夜にして王国を滅ぼしたのです。殺してしまった罪悪感、哀愁、快楽...矛盾した感情でぐちゃぐちゃになって彼は泣いていました。答えを求めても誰も返事はしません。なぜなら彼が全部殺してしまったからです。
彼は殺してしまった人たちの為に全員のお墓を作りました。丁寧に、丁重に。
彼は自殺を試みました。できませんでした。なぜなら彼は強かったからです。
ケダモノである彼の討伐隊が組まれました。彼は逃げも隠れも抵抗もしません。ですが彼の抑えられない欲求が彼らを地獄に突き落としました。

一夜にして王国を滅ぼし、討伐隊を皆殺しにし、ただ城に佇む彼を、王宮の外の人達は彼のことをこう呼びます。”魔王”と
伝説予言:
使用:

●オペラ　輪廻転生
条件:そのモノの魂が天に召される。
使用:
オペラ予言:そのモノは別の生命として生まれ変わりました。
獲得:　　　実現:

●特技
①残酷な遊戯　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:そのモノの尊厳をひどく傷つけました。
獲得:　　　実現:

特技予言:猫なで声をだしました
獲得:　　　実現:
　
②半人半獣　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:ありえないものが合体してしまいました。
獲得:　　　実現:

特技予言:似通っているがゆえに、不気味さが際立ちました。
獲得:　　　実現:

③しなやかな猛獣　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:心変わりをしました
獲得:　　　実現:

特技予言:壊してはならないものを、ボロボロにしてしまいました。
獲得:　　　実現:

④無垢なる心　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:誤解されて傷つきました。
獲得:　　　実現:

特技予言:心なんて誰にも見えません。
獲得:　　　実現:

⑤魔術　　 A ⚅⚅⚅　　　使用:
特技予言:あなたの肉体から魔力がすべて失われました。
獲得:　　　実現:

特技予言:あなたの積み上げてきたものは、夢幻のように消え失せました。
獲得:　　　実現:

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