べいろすさんの日記 最終page
べいろすさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2023/06/13 09:40 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】偏ったPC編成についての考え 例えば全PCが戦闘に特化して、情報収集のスキルを取らなかったパーティがいたとします。 私はそういうパーティに対して、情報収集用のNPCをゲスト参加させるといったことはしません。 情報収集に弱みを持つのはPLたちの選択であり、そのパーティの特色です。必ずしもバランスを取る必要はありません。 情報収集にて苦労することがあっても、それはストレスが発生するかもしれませんが、しかたのないことです。 同様に、回復魔法のないパーティがいたとします。 同様に、私は回復役のNPCをゲスト参加させるといったことはしません。 回復能力に弱みを持つのはPLたちの選択であり、そのパーティの特色です。必ずしもバランスを取る必要はありません。 回復にて苦労することがあっても、それはストレスが発生するかもしれませんが、しかたのないことです。 毎回バランスのとれたパーティ編成にすると、毎回同じようなプレイ体験になってしまいます。鉄板の定石をなぞる、再現性の高い展開になります。 せっかくパーティ編成が偏っているのなら、それならではのプレイ体験をやりたいですね。
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2023/06/12 21:39 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ6 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」には魔術のルールがあります。 まあ魔術のルールがあるtrpgなんて全然珍しくもないんですけれども。 ヴァンパイアには氏族ごとに「支配」とか「変身」といった特殊能力(=訓え)がありまして、それがほとんど魔法のように作用するわけなのですが、それとは別に魔術があるのです。 実用性はともかくとして、私はこの魔術ルール(魔術本で拡張されたver)が好きなので解説しますと、 ランケア・サンクタムという盟約に所属する吸血鬼は、『テーベ魔術』という魔術を取得でき、 老魔女の輪という盟約に所属する吸血鬼は、『クルアック』という魔術を取得できます。 魔術には、その研究と実践の方向性である5つのテーマがあります。 「創造/Creation」「占い/Divination」「破壊/Destruction」「保護/Protection」「変成/Transmutation」です。 テーベ魔術を1レベル取得すると、「占い」と「変成」を1レベルと、他任意のテーマを1レベル得ます。 クルアックを1レベル取得すると、「創造」と「保護」を1レベルと、他任意のテーマを1レベル得ます。 これで得意とする分野を決定できるわけですね。 魔術師は、自分の取得しているテーマに合わせて、魔術を即興で作り出して行使することができます。 例)PC1さんは「占い1」「保護1」を持っている。ストーリーテラーに、対象に危難が近づいたら察知できるような即興魔術を使いたいと相談した。ストーリーテラーは状況を勘案して目標成功数Xを伝えた。 という感じです。 こうして作った魔術は経験点を支払うことで即興魔術から取得した魔術に昇格させることができ、そうすれば成功率なども増します。 実際にはルールが難しくてストーリーテラーとしてNPCに使わせたことしかないんですけれどね。
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2023/06/12 01:25 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】キャンペーン第3話開始 自分はスパッ!スパッ!とテンポよく進めるのを信条としているGMなのですが、個別導入×4人だけで2時間以上使ってしまいました。 最後のPLは一時間以上ぼけっと見ているだけとなりまして、反省しなければなりません。 今後は別の日に個別導入を済ませておくことも検討しないといけませんね。 今回導入は前話に出てきたNPCたちが、それぞれ意外な人間関係を持っていて・・・と演出/伏線しつつ、PCの一人にダンジョン探索の依頼をして、4人で突入させるという簡単なお仕事。 そのダンジョンはPCたちに因縁があり・・・。
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2023/06/10 20:35 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ5 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」には1eと2eがあります。 2004年と2014年なのでその差は10年。同じ世界ですがいろんなところが変わっています。 悩ましいのは1eには1eの良いところがあり、2eには2eの良いところがあるところです。 英語のレビューを読んでみると、だいたいにおいて2eが評価されているので、2eに切り替えるべきだとは思うのですが、1eには氏族サプリや盟約サプリ、魔術本、グール本など、数多くのサプリ資産があるのです。 また「人間性」の考え方が変わっていたり、謎の暗黒生物「ストリックス」が出てきたり、データ量が無駄に多くなったり、世界観説明が削られていたり、ポリコレの影響を受けたと思われる点があったりして、うーんとなってしまうのです。あと挿絵がダサくなりました:( しかし2eの捕食者のオーラやレヴナントなどの概念は良いところです。 ということで自分の脳内では、1.1e〜1.9eが渦巻いていて、もうどうすれば良いのか・・・。 また、布教する場合についても「買えるが日本語訳されていない2e」vs「絶版プレミアした日本語版1e」という問題があるわけですね。
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2023/06/09 13:00 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ4 せっかく日本語訳された「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」ですが、残念ながら難読度が高いです。 これは翻訳者が悪いわけではなく、そもそも英語版からして難読度が高いのです。 知人とルールブックを持ち寄って、ルール解釈をめぐっての勉強会みたいなこともしました。 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」の目次はこのようになっています。 *プロローグ:死者の舞踏 *イントロダクション *第1章:呪われし者の社会 *第2章:キャラクター *第3章:特殊なルールとシステム *第4章:ストーリーテリングと敵対者 *付録1:血脈と固有の特殊な訓え *付録2:ニューオーリンズ *エピローグ:弦楽器とピアノ =================== *プロローグ:死者の舞踏 ポエムです。みなかったことにしましょう。 =================== *イントロダクション 全体概要説明です。ヴァンパイア、氏族、盟約など、もっとも基本的な用語について解説されています。 難読ルールブックなのだから、基礎の基礎であるここはしっかり読んだ方がいいですね。 =================== *第1章:呪われし者の社会 世界観について延々と書かれています。 読む前に言って置きます。この章は80ページ近くにわたっての世界観の説明です。ルールの説明ではないのです。 初級者はまずここで面食らうことでしょう。ページをめくってもめくっても特殊能力の説明も、判定の説明のひとつもないのです。 特に「盟約」の解説は文体といい中身といい難し過ぎます。屈指の挫折ポイントです。慣れてから読みましょう。 ということでここは一度スキップして第2章から読んでもいいかもしれません。 =================== *第2章:キャラクター キャラクターの作成方法が書かれています。 5つの氏族の詳細や、「訓え」などの特殊能力のリストがあります。 ここで恐ろしいことが書いてあります。こうです。 1:「ワールド・オブ・ダークネス」でまっさらの人間キャラクターを作る。 2:そのキャラクターデータに、本書から吸血鬼としてのデータを付加する。 はい。「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」はこれ1冊だけではキャラクターを作成することはできず、「ワールド・オブ・ダークネス」という別売りの基本セットを買って読んで把握しなければならないのです。 行為判定の説明が一切無いのも、「ワールド・オブ・ダークネス」を読んでね!ということなのですね。 =================== *第3章:特殊なルールとシステム ルールについて解説がされています。吸血鬼の基本特徴のルール的扱い(日光でダメージとか)などです。 第1章と内容が重複するとことが多々あります。 同じことがらであっても、第1章ではフレーバー面、第3章ではシステム面の解説がされているわけです。 そのため「記述がとっちらかっている」という印象を受けることになります。 =================== *第4章:ストーリーテリングと敵対者 ストーリテラー向けのシナリオ構築指南・マスタリング指南。基本的にプレイヤーは読む必要はありませんが、そもそも何をするゲームなのか不透明なので、どんなセッションが推奨されているのかを把握するために一読しても良いかと思います。 =================== なお、2eはもっと難読です。
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2023/06/07 21:14 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ3 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」のヴァンパイアの種族特徴は多数あり、これがプレイを困難にさせているのですが、有害生物という側面から見て見ましょう。 この日本で吸血鬼PCをやるからには「善良」な吸血鬼をプレイしたいと思う人は多いと思います。 それは普通ですし、推奨されています。さほど「善良」でない場合は「賢明」な吸血鬼が人気ですね。 レクイエムには「人間性」というパラメータがあり、それもまた「善良」吸血鬼を後押ししています。 しかし吸血鬼というのは有害な生物であり、関わるものを不幸にしてしまうのです。 ================= *うっかり失血死リスク1 吸血鬼というからには吸血しなければなりません。 PCは血ポイントを最大10点保持できますが、初期値は1d10点です。 血ポイントが3点以下では空腹状態です。 日没に目が覚めますが、その時1点失います。 空腹状態で吸血の機会があると、貴方はバーサークする可能性があります。 バーサークすると死人が出る可能性があります。空腹起床して部屋を出て目が合ったら早速殺人事件です。 さすがにセッション開始直後にそれは話にならないので、最低4点スタートにすることが多いです。 ================= *うっかり失血死リスク2 貴方はとりあえず犠牲者に牙を突き立てて吸血するところまで持って行きました。 ストーリーテラーはこう言います。「何点吸う?」 吸血鬼が血ポイントを1点吸うごとに、犠牲者は1ダメージを負います。 人間のキャラクターは「体力+5点」のヒットポイントを持っています。 一般的な人間の体力は2点なので、ヒットポイントは7点あることになります。 しかし、6点まで吸って安全というわけではありません。 犠牲者のヒットポイントが見えるわけではありませんから。 彼の体力は2ではなく1かもしれません。 もしかしたら別の吸血鬼に吸われていて3ダメージほど受けているかもしれません。 ================= *レヴナント 2eでは、吸血により失血死させてしまった犠牲者は、一週間後、レヴナントという下級吸血鬼として復活する可能性があります。彼らは常に飢餓状態で目が覚め、バーサークしまくりです。 ================= *吸血快感 吸血された犠牲者は快感を感じます。吸血はほにゃららのメタファーとも言われていますし、そういう感じです。 2eでは恍惚状態というバステが用意されていたりもします。 吸血は犠牲者の精神に良い影響は与えません。吸血の快感には依存性があり、薬物中毒者のように吸血されることを望み、吸血鬼を自分から探しに行くようになったりもします。2eでは中毒状態という永続バステが用意されていたり、一度吸血しただけで中毒にしてしまう能力もあります。 友人知人を吸血快感の中毒にしてしまうリスクがあるわけです。彼らは常に貧血気味となるかもしれませんし、他の吸血鬼と関わり、トラブルに巻き込まれるかもしれません。 ================= *捕食者のオーラ 2eでは、汚染者としてのヴァンパイアがより強調されています。 すべての吸血鬼は捕食者のオーラという呪いのオーラをまとっており、貴方のすみかや、貴方がよく行くところを汚染していきます。その汚染は人間の精神のみならず無生物にまで及びます。ギャンレル氏族の縄張りであれば暴力事件が多発したり、ディーヴァ氏族の版図はいかがわしい男女がたむろするようになるかもしれません。 吸血された犠牲者も捕食者のオーラの影響を受けるでしょう。 ================= 吸血しなかったらバーサーク。 吸血したら失血死リスクor吸血依存リスク。 そこにいるだけで地域汚染。 「善良」な吸血鬼は、自分がこのような絶対有害生物になっても、直射日光に焼かれて自分を始末しない理由や言い訳を考える必要があるわけです。
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2023/06/05 19:41 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ2 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」は難しいです。 人々のためにパブリックエネミーをボコすゲームではないのですね。 吸血鬼社会のしきたりとかがあって「何をすればいいのかわからない」となってしまうのです。 また、吸血鬼の種族特徴である能力や制限が細かくかつ数多く設定されていて、「何ができるのかわからない」ということもあります。 ということでどんなセッションが行われていたかを振り返ってみます。 ============= *初プレイ それは2007年くらいの昔・・・。当時はIRCというチャットソフトがありまして・・・。 wod_JPというチャンネルに入って、そこでのプレイが初のVtRプレイでした。 初プレイはストーリーテラー1名、プレイヤー1名でのプレイヤーです。 当時は若く、何もわかりませんでしたが、ストーリーテラーは実はスゴい人なのでした。 舞台はアメリカ・ニューオリンズ。PCは吸血鬼ではなく美少女グールでした。 第一話は「美少女PCが骨董品に入って、吸血鬼の店主と会話し、高価そうな宝石の首飾りをプレゼントされ、魅了されて連れ込まれてちゅーちゅーされて、血を飲まされてグールに変貌」というプレリュード・セッションでした。 第二話は「PCは吸血鬼(それなりに有力)に完全に魅了されてラブラブしつつ、主人の寵愛と、理想の助手になることを目指して部屋の掃除やら仕事の手伝いなどをこなす日々のところ、誰かに監視されているような気配。主人にお使いを頼まれて、それを果たして帰宅しようとしたところ、謎の少年に襲撃されます。とりあえず逃げて(PCは非戦闘員)、何とか主人の元にたどり着くと、謎の少年は主人の元グールであり、何らかの理由で捨てられて、代わりにPCが新しいグールになったと聞きます。少年はPCに恨み言を吐いたりしてましたが、血が切れて急速に老衰が始まって死亡。PCは主人の後ろに隠れながらそれを見て、自分の将来を予感した」という感じでした。 第三話は「夜の街でPCはPCの父親と偶然出会ってしまう。連れ戻そうとする父親と、逃げるPCのチェイス戦闘(英語サプリ使用)をプレイして、タクシーに飛び乗って運転手を魅了し、逃げて主人の元に帰る。主人は手を回してPCの両親を終了させる」という感じでした。 どれも個人的なシナリオで、各人の心情や人間関係が重視されていました。 このプレイ体験が自分のVtRの原点です。 ============= *初ストーリーテラー 同じIRCチャンネルにて、ストーリーテラー1名、プレイヤー1名でのプレイ。 プレイヤーのくだんのスゴい人。 あらすじとしては「吸血鬼の会合に出席するPC吸血鬼とその親吸血鬼(長老クラス)。親吸血鬼は会合の場に知り合いの吸血鬼Aがやってこないことに不信を抱き、PC吸血鬼に会場中を探させますが、本日出席していないということがわかります。親吸血鬼とA氏はなんらかの取引をする予定だったとのことで、PC吸血鬼はA氏のアパートに行って連れてこいと言われます。 A氏のアパートの部屋は血まみれで、激しく争った跡があり、壁にはショットガンの弾痕があります。女物の洋服なんかもあります。肝心のA氏はいません。帰ろうとすると廊下から女の子がやって来てきます。彼女は「貴方は吸血鬼ですか?」と聞いて来て、「自分はA氏のグールであるB子である。A氏は今危機に陥っている。誰か助けがこないかとここで待っていた」「事情を説明するために近くの公園まで来て欲しい」と言います。 ついていくと物陰から男が出て来てショットガンを突きつけられます。 男はB子の兄であるC男であり、失踪したB子を探していたらA氏からDVされているのを見て、昼の間にB子を拘束してアパートの鍵を取り上げ、A氏の寝床にダイレクトアタックを敢行。A氏を撃滅。 B子はA氏の永続的魅了から解き放たれたが、血が切れたのでPC吸血鬼から血を巻き上げようとしたのです。 PC吸血鬼はB子に血を提供しつつ、このままではB、C二人とも破滅の道しかない。C男は今すぐ街から逃げろ。B子はなんとか話をつけて保護する。と二人を説得。」という展開になりました。 このシナリオは自分のお気に入りのシナリオで、今でも布教に使ったりします。 ============= ということで大それた陰謀とか都市の危機なんかは不要で、底辺吸血鬼の日常や人間関係を体験シミュレーターするだけでもそこそこ面白いかもしれません。
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2023/06/04 12:51 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】についてつれづれ1 私の好きな「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」は超マイナーなTRPGで、日本ではほとんど話題にも上がりません。 ヴァンパイア:ザ・レクイエムは、かの有名な「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」の後継製品です。 開発元はマスカレードと同じく米ホワイトウルフ社。2004年にリリース。 マスカレードの展開が終了したので、後継としてレイクエムが開発されたのです。 しかし、レクイエムはマスカレードの続編ではなく、まったく新しい世界です。 レクイエムは日本語化もされました。Amazonではプレミア価格が付いています。自分以外にプレイしている人間を見たことがありませんが・・・。 レクイエムは残念ながら「コレジャナイ」とか「パチモンくさい」とか言われました。 マスカレードには始祖カインから始まる重厚な世界設定がありましたが、レクイエムの世界設定は複数の矛盾する伝説があり、確かめようの無い謎のままとなっています。ゲヘナの予言もありません。古い吸血鬼も記憶が曖昧になっています。そういった歴史あるいは神秘的なテーマは重視されていないのです。レクイエムには「世代」もありません。 さらにマスカレードプレイヤーをがっかりさせたのは氏族の数が13から5氏族に減少したことです。 ヴェントルー、ギャンレル、ノスフェラトゥは続投ですが、同じ名前でもなんとなく雰囲気が異なっています。 例えば、ノスフェラトゥの外見は必ずしも奇形ではなかったりします。 かわりに、レクイエムには「盟約」という概念があります。カマリリヤ、サバト、叛徒にちかい概念ですが、必ずしも対立しているわけではなく、連立政権で都市を支配していたりもします。 吸血鬼社会の秩序を維持する支配者階級インヴィクタス(≒カマリリヤ)。 理想的・平等な吸血鬼社会を目指すカルシアン運動(≒叛徒)。 吸血鬼のカトリック教会組織ランケア・サンクタム。 異教崇拝と血の儀式のカルトであるサークル・オブ・クローン(≒サバト)。 吸血鬼を超えた存在になろうと文武を鍛えるオルド・ドラクル(≒サバト)。 5つの盟約×5つの氏族=25通りの個性というわけです。 無所属もあるので正確には30通りですが、氏族なし(ケイティフ)はありません。 これによって盟約間の政治や陰謀をやってねというわけです。 アメリカでは、2014年にオニキス・パス・パブリッシング社からレクイエムの2版がリリースされました。 2版は未訳です。 1版と2版は結構な違いがあり、改善点もあれば良くない点もあります。 自分的に良くないと感じたのは、それぞれのルールが強く結びつき過ぎていることです。 気に入らないルールがあるので無視したり変更しようとすると、そのルールに結びついた他のルールに影響が及んでしまうのですね。 なお、マスカレードが復活したので、レクイエムはWorld of Darknessシリーズから、Chronicles of Darkness (CofD)に、シリーズ名が変更されました。シリーズとしては2023年でもサプリメントがリリースされています。
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2023/06/01 19:37 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】の人の心亡き戦闘 各PCの導入からさらっと情報収集して、PCたちはダンジョンに突入しました。 そしてまあ敵悪魔がでてくるじゃないですか。 このゲームって毒かみつきとか麻痺ひっかきとかやってくる悪魔が特に序盤に多いんですよね。 毒も麻痺も激烈にヤバい状態異常で、食らうと前衛格闘キャラはほぼ無力化してしまうんですね。 そして毒かみつきや麻痺ひっかきって、40%で毒とか、40%で麻痺とかしてくるんですね。毎ターン。 石化かみつきなんて50%で石化ですよ。おかしいだろぉ!? でまあ、前衛PC/PLが悲鳴をあげるわけなんですけど、私は忖度しないのです。 それによって前衛PCが無力化して何もできずに戦闘を終えることになったとしても、それは悲しいことですが、仕方のないことなのです。 私はGMとしてそれを許容するし、今後も毒かみつきや麻痺ひっかきを使う敵悪魔を登場させるのです。 しかし前衛PCはどう対処すればいいんでしょうね・・・。 毒についてはGP7にNBC酸素マスクが毒無効ですね。 麻痺対策は・・・GP10にドルフィンヘルム(耐神経)がありますね。 あとは仲魔にポズムディ/パララディしてもらうしかないかもですね・・・。 装備による対策は戦闘中にはできないし、戦闘前にやるとアーマー値の変動などもあって面倒なのが難ですね。 対策になり得るオリジナルアイテムを出しておきましょうかね・・・。
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2023/05/29 18:59 [web全体で公開] |
😶 【SW1.0】の戦闘といえば 自分の数少ないプレイ体験による雑感です。 =========== *【知力の低い陣営から行動宣言+敏捷度の高いキャラクターから行動解決】について 最初は「珍しいルールだなー」と思っていたんです。 たとえば知力の低い敵が「10m移動してPCに接敵して殴る」と宣言したら、 「11m後退する」と宣言することでその攻撃を無効化することができるんです。 これは戦術的だ!と初めは思っていたのですが、よく考えたら、こんなルールまともに運用したら大混乱にならない?と思って、実際にどんな運用がされているんだろうって、公式リプレイを読んでみたんです。 するとこのルールのことにはまったく触れられずに、みんな敏捷度順でそれぞれ判断して行動解決しているんですね。 ということで、やっぱりこのルールはない方がいいんじゃないかなあと思うんです。 敏捷度順で困ることって多分ないですよね。
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2023/05/28 17:56 [web全体で公開] |
😶 【SW1.0】某所キャンペーン8話 ロードス島で冒険者稼業を楽しむ。 PC1:カノン貴族の三男。 PC2:軍師ソーサラー。かわいい。 PC3:フレイムから来た蛮族。 myPC:PC1の自称妹シーフ/シャーマン/バード。 住んでいた国がマーモとかいうヤバい異民族に攻め込まれて一瞬で王都が制圧され、国家としての機能を停止したので、PC1の領民を何十人か連れ、アラニアにツテがあるというので逃げていくのだ。 なんだかんだで流民の群れは100名に達し、流民の世話をやいたり、宿泊地や食料の確保をしたり、役人と交渉したりするのだ。 何日もみんなでてくてく歩いてノービスという大きな街にやって来た一行。 なんか治安は悪いしご禁制のお薬が流行っていたり、衛兵にも役人にも賄賂も横行していたりする。 GM「PC1のお兄ちゃんに男がぶつかって来た。ドン。『悪いな』」 ラノベにありそうなコテコテのスリフラグを立てて来たので、myPCが男からスリ返したのがマイハイライトです。 結果、お兄ちゃんの財布は取られたまま、男の財布が手に入ったわけですが・・・。 流民の扱いのために領主様と会って話をしたいのだが、アポイントメントが取れない。 どうしたものかとしているとPC2のソーサラーちゃんが領主に口利きをしてくれる有力者を探して来たので、その有力者の依頼にて砂漠でモンスターに襲われたて壊滅したキャラバンの残骸回収に赴く。 砂漠のど真ん中にて、砂の中からなんか小山のように大きいバケモノが複数襲って来たので、シェイドで精神点を削って無力化して終了。次回に続く。 myPCちゃんは平民なのだが、貴族であるPC1の妹を自称し、戦争のどさくさに紛れて周囲から貴族扱いされることを目的としているのだ。ということでPC1から「妹です」と他人に紹介されることが最近の目標です。 しかしPC1は嘘をつけない性格な上にプリーストだったりするので実現困難だったりもする。つらい。
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2023/05/25 00:29 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】キャンペーン第2話開始 本日は1日目。21時〜24時の3時間でプレイ。 ダンジョンに突入して最初の戦闘開始で、イニシアティブ振ったところで中断。 PCは20レベルが4名。敵はLv22邪龍バジリスク3体(全員2回行動)。サイコロの出目次第では全滅も有り得る。 PLから悲鳴が聞こえてくるが、私としてはやるべきことを粛々と・・・。 キャンペーン第1話ではPCの集合と立ち位置の確認。ヒロインNPCの謎の提示。 第2話では当面の敵の提示ということで。
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2023/05/23 18:14 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】現実とゲームの区別 実は私は「なんちゃってプロテスタント」なんです。 正式な信者ではありませんが、日曜に教会に行って牧師のお説教を聞くし、聖書も持っているし、キリスト教関係の本や動画を見たりするし、プロテスタントとは違いますがエホバの証人の知り合いがいたりして、その集会に参加したこともあります。 そんな自分のイメージなのですが、 『真女神転生はキリスト教disであって、リスペクトはない』 と考えています。 日本のゲーム界で唯一神の株が低いのは女神転生の影響が大きいと思っています。 まあそれは別にいいんです。だって仏教神道の伝統を持つ日本のゲームなんですから。 ・正しい(=俺の考える)神/天使/教会に修正しろ!だとか、 ・発売禁止だ!とか、 そういうのは反対です。日本には表現の自由があるので。 しかし、 『真女神転生作中の唯一神・天使z・メシア教会が外道だから、現実のキリスト教も外道である』 と混同するのはよくありません。 創作・ゲーム内で描かれる唯一神と、現実のクリスチャンが信仰する唯一神は別のものです。 ちなみに統一教会とかエホバの証人とかカトリックの諸々の問題は創作/ゲーム関係なくクソだと思います。
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2023/05/23 10:07 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】の本質はハックアンドスラッシュ ・レベル1〜レベル99まである。 ・それぞれのレベル帯に装備があり、悪魔がいる。データは大量。 ・倒した悪魔は召喚できるし、武器の強化素材にもなる。 ということで、魔都東京200xとは悪魔と戦ってレベルを上げて所持金やドロップを増やし、スキルや装備や悪魔を得て、また次の悪魔をしばきにいくというサイクルを回すゲームなのです。 戦闘偏重のクソゲーなわけなんですが、悪魔との会話ルールをそのままNPCとの会話に流用できたりして以外と取り回しがよかったりもします。ハウスルールで補わないといけない部分も多数なのですが。 自分としてはこういうハクスラ系のゲームはリソースの管理も重要だと思っていて、回復施設は出し惜しみする傾向にあります。全力ぶっぱすれば格上にも勝てますが、常に全力ぶっぱすることはできないようにしています。例えば、ボス前にhp/mpを全快させるようなことはしません。
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2023/05/20 16:08 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】LawとかChaosの話 絶対に荒れる話題のヤツです。 あくまで自分的な見解ですが・・・ まず「個」というのがあります。「個人」とかですね。 全ての「個」は「実力」を持っています。「実力」には、肉体的な実力、精神的な実力、経済的な実力など様々ありますが、自分の思いのままなるパワーのことを指しています。幼児でも物を叩いたりできるわけです。 全ての「個」は、自分の意のままに、自分の「利害」のために、「自由」に「実力」を行使することが可能です。 もし世界に「個」がそれひとつしかなければ、何も問題がありません。完全な自由です。 しかし世界には「個」は複数存在するわけですね。 実力と利害を伴った個が複数存在するので、 「個A」の振るう実力/利益/自由と、「個B」の振るう実力/利益/自由の衝突が発生します。 このとき、「個A」と「個B」の間に社会的関係が構築されるわけです。 実力を持った個の利害の間に存在するもの。それが法であり、契約であり、約束です。 当事者同士が自分の自由/利害を制限して、実力の行使を控えるわけです。 >「個A」実力/利害/自由|法/契約/約束|実力/利害/自由「個B」 こういう感じになります。 社会的関係によって当事者から認められた利害/自由は、「権利」と呼びます。 さてLawですが、Lawはこのような法/契約/約束によって、個々人の実力/利害/自由の衝突を抑えようという思想であると考えます。 Lawにとって、「法」に相対する語は、「不法」あるいは「非法」であって、自由ではないのです。 Lawは個々人の「権利」を重視します。権利は法によって定められたもので、自己あるいは他人の権利を尊重することは法を尊重することになります。Lawは「法律の範囲内の自由」を尊重します。 自分が同意していない、脅迫などで一方的に押し付けられた法/契約/約束については、「それは法と言えるのか?」という疑問が生じますので、Lawであっても遵守するかどうかは意見が別れるかと思います。 Chaosは自由を重視します。ここでいう自由とはLawが提唱する「法律の範囲内の自由」ではなく、原初の自由です。 法/契約/約束を踏み越えれば、当然、他人の利害/自由と衝突し、侵害することになります。 しかしChaosは自分の自由を重視しますが、他人の自由は重視しないのです。 >「個A」実力/利害/自由 vs 実力/利害/自由「個B」 こういう感じになります。 Law=社会契約論 Chaos=弱肉強食の自然の掟 こういうことでもあります。 しかしまあこんなのをTRPGでやることはできないので、なんかワルっぽい天使が聞いたことのない神の法を押し付けてきたり、処刑ライダーがヒャッハーしながらムラを焼いたりするわけです。
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2023/05/20 12:21 [web全体で公開] |
😶 【V:tR】V:tRはサプリメントじゃありません><; ヴァンパイア:ザ・レクイエムはワールドオブダークネスやヴァンパイア:ザ・マスカレードのサプリメントじゃありません><; ちゃんとした基本セットなんです><; ・・・ ・・ ・ 本当に・・・そうか・・・? 確かにヴァンパイア:ザ・マスカレードのサプリメントではないが・・・ 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」はそれ単独ではプレイできず・・・基本セットにあたる「ワールドオブダークネス」が必要だったな・・・。
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2023/05/19 19:54 [web全体で公開] |
😶 【魔都東京200x】チャレンジクエスト1 魔都東京200xは大量のデータが存在するいわゆるデータゲーです。 自分は本来、データゲーは好きではないのですが、理解できる範囲であればまあ許容します。 あと「ゲーム上有利だからといってシュールな行動をしたり、シュールなビルドにする」ということが少ないので、魔都東京200xはそこそこ好きです。 本日はPCたちが深刻なリソース不足に陥っているので、ボス戦1戦だけのショートセッションを予定。 このゲームでは悪魔しばくと悪魔カードにできたりドロップを得たりして装備を充実できるわけです。 いわゆる戦闘だけセッションは昔はあまり好きではなかったのですが、プレイヤーからしてみるとビルドしたデータがどう動くのか確認したいなどもあるでしょうね。 時間が余れば適当にRPすればよしで。
2023/06/14 00:52
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