エコー イン エタニティー
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システム: |
基本ルルブ | |
発行年月: 2003-05 |
明るい | ☆☆☆☆☆ | ダーク |
リアル | ☆☆☆☆☆ | ファンタジー |
直感的 | ☆☆☆☆☆ | 頭脳的 |
短時間 | ☆☆☆☆☆ | 長時間 |
初心者向け | ☆☆☆☆☆ | 玄人向け |
著者/編集: |
ケントスコット、滝祐子 |
出版社: |
フューチャーファンタジー |
北の不毛の大地に脈々と広がる未開の山深く、月は鬱蒼とした雲の間を見え隠れする。
その一瞬の月の光のなかに現れる奇怪な洞穴へと君たちは進んでいく。
用心せよ!危機はまだ行く手には見えぬが、君の親友であるオニキスが招待を暗闇へといざなっていく。
スパルトンは、君の背後をゆっくりと歩き、君の一歩一歩をたいまつで照らしている。
しかし、そのたいまつの炎をも飲み込んでしまうような暗闇が洞穴を埋め尽くす。
頭上から水滴が落ちる音と、岩を踏みしめる足音だけが、気持ち悪いほどの静寂さの中に聞こえるだけだ。
歩き始めてしばらくしない間に、突然たいまつが消えてしまう。
君は本能的にロングソードに手を伸ばし、岩の壁に目を向ける。
オニキスが君の肩に手をかけながら「一体どうしたんだろうか?」と小さく囁いているが、君は周囲の異変に気づき始める。
背後を歩いているはずのスパルトンとジェンの気配を感じない。
そして「オニキス!助けて!」と聞こえたその一瞬、ジェンの叫び声が暗闇の中に響き渡る。
「何が起こったんだ!?」とオニキスが不安と焦燥にかられた声で君に尋ねるのだった。
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