魔法の楽器を携えた小人がパックです。 パックは30cm程の小人で耳がやや尖っており、肌の色は白く、髪の色と目は様々な色の者がいます。 パックは森の大樹に棲み付き小さな集落を作って暮らし、その中の長老を中心に社会を形成します。 楽器職人の腕は良く、人間社会から注文が入る事もありますが、住処である大樹は秘密のため信頼されるためには努力が必用な様です。 変身能力を持ち、これを利用して森に入る者を驚かしたり悪戯するのが趣味ですが、森で困ってる者がいれば進んで助けると言う一面もあるため、森では愛される存在です。 パックの持つ魔法の楽器『妖精の楽器』は、その部落の長老が生まれる前に決め、誕生と共に送られ、共に育ち、共に死にます。 魔法の楽器を失くす又は盗られると言う事はパックにとっては死んだも同然と言う事となり、楽器を失ったパックは「ボギー」と言われ、パックの中からは蔑まれ集落に帰れず、だいたいは悪しき道を行く事にになります。 成人年齢は15歳ですが1年~10年程度の旅を追えると一人前とされるのが普通です。どれだけ大きな事を経験し良い歌を作るれるかで長老になれるかが決まる様ですが 集落に戻らずに旅を続け風来の身となる者、楽器職人や楽団員などで人間社会に溶け込む者もいます。 寿命は100年程です。 <能力値> A:2d6+6 B:1d6 C:1d6+6 D:1d6+2 E:1/2d6 F:1d6 G:2d6+4 H:1d6 器用=A:2d+6 B:1d =器用 9~24 平均:16.5 敏捷=C:1d+6 B:1d =敏捷 8~18 平均:13 知力=C:1d+6 D:1d+2=知力10~20 平均:15 筋力=E:1/2d F:1d =筋力 2~ 9 平均: 5.5 生命=G:2d+4 F:1d =生命 7~22 平均:14.5 精神=G:2d+4 H:1d =精神 7~22 平均:14.5 <初期技能&経験点> バード:Lv1 経験点:3000点 <初期所持金> 2d6×200ガメル <初期言語> 共通語 地方語 <種族特性> ☆極小種 非常に小さい種族です。小型の敵まで接敵しても誤射が発生しません また以下の特性を受けます。 <有利> ◇回避力+2(回避能力がある技能が無くても適応されます) ◆忍び足・潜伏・尾行の判定に+2のボーナスが得られます。カモフラージュは自分が対象の時のみ+2のボーナスが得られます。(技能が無場合でも適応) ◇落下時の高さは半分として扱います。 <不利> ◇武器は1Hか極小種専用の武器しかもてません。 極小種専用武器以外の1Hの武器は両手で持つ事となりますが、特性は「1H」として扱います。 極小種専用武器以外の投擲可能な武器は投擲できません。 ◆盾の効果は得られず、ガントレットも装備できません ◇移動力は半分(端数切り上げ)になります。静止移動は1mまでしか動けません ◆幅跳び・高跳びは距離・高さが半分となります。 ☆寄宿 小型種以上の大きさのキャラクターに「寄宿」する事により同ユニットの扱いになります。 寄宿は1行動しようしますが、寄宿する宿主の行動は消費しません。 宿主から離れる場合は通常扱いとし、その後行動は可能です。 寄宿中は以下の特性を受けます ◇同ユニット扱いで宿主と一緒に移動する事になります。 ◆範囲攻撃はダメージを受ける場合は宿主が鎧での防御力やダメージ減少をした後の実際に受けたダメージを寄宿してる者も受けます。 この時、抵抗や回避はできませんが、ダメージ減少や鎧は有効です。 睡眠やマヒなど直接ダメージを受けない場合は抵抗値に+2のボーナスで抵抗が必要となります。 ◇近接攻撃を仕掛ける事はできません。遠距離攻撃・魔法は使えます。魔法を使う際は距離と有効範囲は半分となります(端数切り上げ) ◆寄宿してるキャラクターを狙う場合は「部位狙い」とし攻撃力-4のペナルティを受け、回避は宿主が行います。 ◇宿主が生命点や精神点が0以下になり気絶した場合、寄宿していた者はその場に放り出されます。 宿主が連続攻撃中を受けてる最中に気絶した場合は以降の攻撃は寄宿していた者が受けます。 ◆宿主から離れる場合は「通常移動」とします。通常移動中に行える行動が全て行えますが、同ラウンド中に他の対象に寄宿する事は出来ません。 ◇寄宿中に魔法や魔奏曲、呪歌を使う場合、出目3で自動失敗となります。 ◆1キャラクターにつき一人の極小種しか寄宿できませ ☆歌の加護 寄宿してる宿主、又は騎乗している使役獣に以下の特性を付加します。 ◇習得している呪歌の内、一つの効果を宿主、又は使役獣に付加する。付加中は妖精の楽器での呪歌・ソリッドボイス・魔奏曲へのボーナスは加算されません。 ◆幸運を宿主、騎乗中の使役獣に使用できます ◇宿主の物理ダメージを肩代わりします。この時、防御はダメージを肩代わりするキャラクターが振ります。 寄宿者と宿主でダメージを振り分ける事はできません ☆妖精の楽器 最初から魔法の楽器を所持しています。楽器の形状は任意で決められます。 自分で奏でる事も可能ですが、楽器自ら望んだ曲を演奏し、持ち主の歌をサポートします。 バードとシンガーの歌唱の判定に+1のボーナスが得られます。 また、呪歌・ソリッドボイス・魔奏曲の魔力が+1されます。歌の加護で宿主に呪歌の効果を付与してる間は魔力へのボーナスは適応されません。 ☆変身 他の生物や物の姿を変える事ができます。ただし変身した動物や特性や性質までは似せる事はできません。あくまで姿だけ変えられます。 大きさは大体自分の身長の半分から2倍まで。重さは変えられません。 変身できる時間は1日に冒険者レベルと等しい分数だけです。残り時間があれば何回かに分けて変身する事もできます。 パックの変身を見破るに『冒険者レベル+知力ボーナス』の判定で競争判定となり、見破る側は-2のペナルティがかかります。
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