猫の軌跡日記1

アポリオン
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登録日:2019/09/18 00:55最終更新日:2022/01/25 21:18

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。
チェシャさんの管理キャンペーン「猫の軌跡」参加者のみレス可能!

このスレの目的は毎回セッション後に「PC目線で」卓最中に起ったことを日記に書いて記録していく体で書き記していくものです
※書いていただくと1レスごとに特典3Pです

この方が前回のあらすじを思い出しやすいですし、PCのキャラ付けにもなります。そして将来亭で使用できる特典ポイントも貰えるので是非毎回参加した後は書き残してください!

勿論日記以外は書いてはいけませんよ~何かしらの質問は雑談スレッドでお願いします!

ログがなくて書けない人は雑談スレで質問すれば私かシャオさんが時間を考慮してあるにゃんさんの雑談とふ9番部屋にログをupしておきます!
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コメント一覧

ますく王
27. ますく王
2020/01/02 02:52
【レスリアの手記その10 ~猫の軌跡・第三章其の二~】

 …正直、何だか騎神との戦いにも慣れてきたような気がする……着々と騎神を追い詰めていたけど…何故かアスールからはあまり焦りを感じられない……ああいう顔は奥の手を隠している顔……だから、念のためにその奥の手を私の魔法で封じさあせて貰った…読み通り、奥の手を用意しており、それは騎神を完全な状態へ戻す物だったが……私の魔法、『マナ・アブソーブ』により、余剰にマナを吸収する空間を作り上げられて、奥の手を発動することは叶わず、騎神の破壊を成功することが出来た……これで依頼達成……

 ……そう思った私をこれほど後悔したことは無い
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ますく王
26. ますく王
2020/01/02 02:41
【レスリアの手記その9 ~猫の軌跡・番外編其の二~】

 今日はキーアに連れられて、肝試し……正直、操霊術師が墓場に居ても……
 一応、イレブンの人達が様々な仕掛けをしてくれていたけど……ワイヤーが見えてたり…怖いというよりはグロい感じの仮装した人が居た……上手く怖がれなくてゴメンね……?

 そして、墓場の奥の方で楽器を弾き鳴らしてアンデッドを操る執行者が居た……
 その音からは何だか…『魂』というものが感じられない……私も昔、歌を齧っていたから分かるけど……あんなものは音楽じゃないと思う……けど、その意思に反して私以外の殆どの人は釣られて踊ったりしていた……
 何だかんだでソイツを撃退した後、エリクシルっていう超高級な神酒をキーアが見つけてきたので、それをゼロやカルロスに渡して帰る事にした……今度は兄さんと一緒に行きたい…
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小慶美(シャオ・チンメイ)
25. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/12/28 16:55
終章最終幕

最上層の祭壇の元に、彼女はいた
その気配は人と違う異質なものだと感じて取れる
「全てを零に戻す」と彼女はいった。俺達がなくなるくらいなら、やり直すと

それが果たして彼女の真なる望みであろうか
本音は彼女の中にしかないので推測でしかないが、「否」だろう
正直俺もそんなこと望む気になれん。貧弱ゆえに捨てられた過去があるが、それがあったから我が王に出会え、今の道があるのだから

絶望を抱える彼女の元に、別の彼女が現れる
それも数多に。「あらゆる世界の平行線上の彼女」が、この場に寄り集まっていく
「私を見つけて」と彼女はいう
……それがお前の願いなら、手繰り寄せるための糸になろう

本当はこの手で引き寄せたかった
されどそれは叶わぬと、心のどこかで思っていた
誰かの英雄になぞなれないと、片隅でいつも諦めていた

――しかし、その手を伸ばすことを止める理由にはならないのもまた事実
足掻き続けた。捉えられずとも、反撃を受けようとも
果敢に踏み込み、一撃を見舞う
始めこそ躊躇はあったが、徐々に覚悟を固めていった

結果論としては、レスリアが彼女を引き戻した
歪ながらも最後まで愛を説き続けた少女が、神を引きずりおろしたと言うべきか

呆然としたキーアの手をつかむ。「帰るぞ」と、ただの一言を添え付けて
各々も彼女に触れていく
彼女は泣いていた。だが今までとは違う、心からの笑みの上に流れた涙だった


改めて彼女に戸籍を与えるべく、こちらも政府と掛け合うことだろう
それにともない、一人の保護者として俺もまた正式な戸籍を得なければならない
……やるべきことはそれなりにある
だが、それが不思議と面倒事とは思えない自分が確かにいた

――我等が王よ。貴方に絶対の忠誠を誓う黒の彼岸は、これまでとは違う咲き誇りを見せそうです
どうか願わくば、その行く末を。神の御許から見守られることを――
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小慶美(シャオ・チンメイ)
24. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/12/28 16:35
終章第二幕 第三部

――意識が霞む
己のマナも枯渇を極めたこの状況で、躊躇うものがあったものの、魔剣の柄に手をかけた時

肉体に癒しの光を感じた

後方をみれば、メルセウスが我々を癒していたようだ
……これならと、改めて姿を見せた騎神と対峙する。“雷”を比喩するかのような気配のそれの手には、盗まれたと言う宝剣が握られている

我々の攻撃の手が始まった
カルロスの連撃に、こちらは銃撃の乱舞、後方からは支援を振り撒き、アデルは騎神に【ブレード・ネット】を仕掛けていく
敵も徐々に傾ぐが、攻撃を緩めることはない。掛けられた魔力の網をものともせず、広範囲の雷を放ち、重量感のある鉄槌を下していった
……その鉄槌を受けた魔動機は悲しみにもならない残骸に変貌したことを記しておく。……修復できるだろうかこれ?

支援の傍らでレスリアがルーファスに接近を試みる。相当前の事に怒りがあったのだろう
最終的には彼女の【クリメイション】が騎神のコアを焼き払い、ルーファスに【ドレイン・タッチ】を繰り返し果てさせていた
……この顛末は、ユーシスに報告するべきだろうかは正直悩む部分ではある


打ち捨てられた宝剣
盗品である以上は持ち主である政府に引き渡すべきだろうが……大きさが大きさなので、すぐに回収はままならない
どうしたものか、と考える中。宝剣にはまだ魔力があることが判明する
……しばしの逡巡の末、恐る恐る触れてみると。負っていた外傷は癒え、枯渇していたマナも息を吹き返した……これが宝剣の力と言うことだろうか?
その他、一点だけ例えの浮かばぬ“力”が流れ込んだのを感じ取る。……何だこれは? 何て言えばいいんだ? これは


上層に伸びる階段を、緊張を覚えながら上っていく
事件は、そろそろ佳境に向かうことだろう
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小慶美(シャオ・チンメイ)
23. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/12/28 16:34
終章第二幕 第二部

フィーに言葉を投げかけるも、揺らぐ素振りはなく。ほかの面子の言葉でようやく揺れた様子だった
熊には【天地鳴乱の極み】で果敢に攻め込むも、返す拳を決められる。それでも銃撃は着実に相手を貫いた……おかしいな、俺の本来の得物は生来の魔剣なんだが
熊の拳はこちらの鎧で何とか受け止められるものの、問題はフィーの銃撃だ。舞うが如く剣戟を披露しつつ、的確に銃で射抜いてくる。厄介この上ない

戦闘の最中、レスリアが拾った結晶の記憶を読む
それにあったのは過去の姿
沈む“団長”、嘆くフィー、そして彼女に「団長は私だ」と告げ何かを施す……ルーファスの姿
――それを告げられたフィーは揺らいだ
しかし、それでも戦闘は終わらない。熊がカルロスの手刀で仕留められた後、フィーは示された記憶に混乱したのか。おおよその戦意を喪失し、レスリアから渡された結晶が溶け込んだところで気を失う

そして、戦地に悠然と降り立つルーファスがそこにはいた

こちらは睨むも、正直立っているのがやっとな現状である
そんな中、ルーファスはフィーに言葉を投げる。「こちらに来なさい。」と
フィーはこちらに銃を向け……同時に、何かを落とした
それは閃光を放ち、ルーファスに隙を作る。それを見逃さなかったフィーは彼に攻撃を仕掛けた

戦いは終わらない
磨耗する体力の中、俺は視線を魔剣に落とす
……これを使うことになるとは
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小慶美(シャオ・チンメイ)
22. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/12/28 16:34
終章第二幕 第一部

無事内部に侵入を果たせた俺達は、改めて探索をすることになった
内部は螺旋階段が伸びており、吹き抜けの空間となっている。また、完全に遮蔽されていないからか、外の剣戟の音が響いていた
足を進めようとした我々の背後に、メルセウスが現れた。どうやらこの先はこちらと行動を共にするらしい
高位の神官が使える神の加護をこちらにかけ、外傷を癒したことからひとまず信用することにする

道中で青色の薬草と、同じく青色の結晶が発見された。薬草はマナを復活させ、結晶の方には何かしらの記憶が内在されているらしい。何の記憶かまでは、使うまではわからないのが難点か……いや。普通か?

探査の過程でフィーの姿を確認する。しかし【ライフセンサー】の反応はなく、パスカーレ曰く魔力の残滓であることが判明した
その口は「たすけて」と言葉を紡ぐ。……といっても、声には出ていないのだが

暫く進むと広間のような開けた空間に辿り着く
そしてそこには西風の熊と、フィーがいた。「はじめまして」と告げるフィーは、何かを抱えているのだろうか?

何にせよ、再び戦火が火蓋を切る
こちらは決着のために進まなければならない
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小慶美(シャオ・チンメイ)
21. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/11/16 16:16
終章第一幕 第二部

戦闘は愚者による【ショウタイム】から始まった。こちらは何とか抵抗できたものの、カルロスに呪いがかかってしまう
果敢に攻め込み、相手の急所に攻撃を狙い打てたものの相手は存命。こちらに魔術に似て非なるものを投げ寄越してくる
偽りの騎神、写しの能力、そして位置についていた我々の「配置を入れ替える」
後衛が前に、前衛が後ろに、戦線に異常なバラつきを与えた

愚者が打ち込んだ杭は鎧を穿ち、錆を与える。所作にぎこちなさが現れ、一時的に行動ができなくなったことは悔しさを覚える
その間レスリアが前で食い止めることになったのは申し訳ないが、詫びの品として兄を要求するのはいかがなものか。てかそれどうやって提供するんだ? 捕獲するのか???

やがて愚者はレスリアの【カース・ドール】に射抜かれ墜落する
同刻、本格的な戦争が始まった。蛇の戦艦が降臨し、そこから湧く幹部級がイレブンの幹部らと衝突を繰り広げる
こちらもキーア奪還のために本格的に動きを見せる

果たして、我々に待ち受けるものは一体何だろうか――
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小慶美(シャオ・チンメイ)
20. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/11/09 18:10
終章第一幕 第一部

戦火は工房の管理人による【遺失魔法】とやらで無事鎮火されたが、キノア王国は凄惨なものとなっていた
我々も出来うる限りの手は施したが、それでも損失のほうが大きなものとなっている。救助できた数は363名、全国民から割合を鑑みても微々たるものだろう
宮廷魔術師は我々に復興の手伝いを改めて依頼する。この日も夜まで救助活動を行い、城で一夜を共にすることになった

翌日、異常事態が発生する
謎の大樹が聳え立っていたのだ

わけがわからない。一朝一夕であれだけのものがなりたつなんてありえない
だが、あの大樹が発する蒼の光は……どこかキーアの面影を感じた

そんな騒がしい城内の中、メルセウスが姿をあらわす
彼女はいう。「零の至宝は覚醒し、終わりの物語が動き出した」と
制限時間はおよそ一週間。それまでに何とかできなければ
零の巫女と呼ばれたキーアが、神格となりてこの世を無(ゼロ)に還すと

レスリアの見解によれば、あの大樹は神殿らしい
神格に相当するキーアの籠ということだろうか

周囲の生存確認の結果、【西風の旅団】は蛇と密接になってることが改めて判明する
どうやら拠点のひとつである酒場から、蛇の人形共が出現したようだ……そういえば競売会のときも護衛役となっていたな
【ねこまみれ】は店舗が無残になった以外は概ね存命
リィンも当面は騎神を呼べない、工房の管理人も正直戦力として即時対応はできないだろう

改めて我々が大樹の元へ向かうと、そこには愚者がいた
空舞う我々に負けじと、それも飛んでくる

実力の読めない相手だ。どうなる……?
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小慶美(シャオ・チンメイ)
19. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/11/02 16:29
第三章 第二部

魔力の吹雪が吹き荒ぶ中、己のマナの限界を覚えつつも騎神の機能を停止させるに至った

されど戦場は終わらない
次には我々の意識が暗転し、各々は夢幻を見せられる

俺がみた幻は「我が王の死」
剣によって貫かれ、事切れたその姿は。イレブンの連中と邂逅する少し前の事実そのものだった
忘れてならぬ一つの現実を、今一度認識させられた

意識が現に戻る頃には、愚者を冠する蛇の執行者が姿をあらわす
そいつが次に見せたのは、戦火に包まれたキノア王国の姿
レスリア曰く、それはおそらく現実のものだろう。と

愚者は問う。三人の家族を映した景色に対し、「誰を焼くか選べ」と
無論、俺はそこの愚者を指し示す。姿だけは焼き消えた
しかし愚者は再び問う。「先ほどの答え以外の人物を次は選べ」と
カルロスが愚者の腕を掴むが、それは明らかに少年とは違う細さだった。レスリアのワードブレイクでそれがキーアであることが明かされる
時は迫り、三人の家族は炎に包まれた。……これは夢か? それとも現か?

戦火の景色を目の当たりにしたキーアに、愚者は囁く
まだ幼さのある少女の心を抉る 悪魔のような言葉

彼等の元へ行こうとする彼女に右手を伸ばす
されど、その手は届くことがなく

――涙を流しながら笑みを浮かべる彼女を 止めることはできなかった
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小慶美(シャオ・チンメイ)
18. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2019/10/18 23:48
第三章 第一部

上層から蛇が抱える工房の所在を知り、そこの無力化を言い渡された
向かう場所は平野で建物らしいものはなかったが……テレポーターが隠蔽されており、そこから潜入することができた
幸い飛んだ先にはまだ警邏の目はなく、カルロスとレスリアの斥候組による探査で事なきを得る
(一瞬、空間が歪む感覚を覚えたことを記しておく。あれがキーアの因果制御によるものなのだろうか?)

件の施設は確かに工房だった。途中廃れた部分もあったが、生産ラインの実情は確かであり。先日の女が持ってたような武器もそこで作られていた
途中レスリアに持っていってはどうかと言われたが、恐らく俺の戦法とは噛み合わないだろうと思ったので拒否をする
……キムラスカには高位の魔動機術師もいないから、これの技術を提供した所で何も無さそうな……いやヴィオローゼに渡ったら危険か

大広間には翼を有したミアキスのような輩がいた
我々を「工房の見学者」だと思っていたらしいが、カルロスの一言でこちらを敵と察したらしく、戦線を繰り広げる事と相成った

騎神とやらと対峙するのは初めてだな、どうなることか
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