ルールブック33 世界観セクション 大陸概要 泰山大陸 泰山大陸概要 泰山大陸は地図でいえば東側に位置する大陸で、北の恒山、西の華山、南の衡山一帯を指す。南西の密林地帯とは地続きとなっており、このエリアはジャランダーラ渓谷によって分断されておりこれとは分けて説明する また、マンサムーア大陸東部とは地続きだが、前述したジャランダーラ渓谷だけでなく、内陸部の砂漠と山岳地帯が入り混じった難所などの存在もあり陸路は非常に困難を極める。そのため、マンサムーア大陸は別の項で説明することにする 泰山地方 泰山大陸の名を関する泰山地方は大陸の東側、東岳泰山を有する場所に位置する地域である。この一帯は海に直接面しており全体が、低地となっている。特に、大陸最大の港湾都市があるとされる涼波湾に関しては多くの物品、人々が行きかうため、交通の要衝となっている 北の大陸のユーダリル大陸東部とは、お互いが油断ならないが、対立してはならないという関係であり、大陸沿いでは少々緊張することはあってもそこまで険悪な状態ではないようだ 一方、泰山側から見て西部のマンサムーア東部については、空路で物のやり取りを行っており、また中継地点となる険しい山岳エリアに住まう現地民との間で情報交換などがなされており、お互いの事を全く知らないということはないようだ。主に、ユーダリル大陸からは鉄や材木を、マンサムーアからは珍しい香辛料や宝石などを交易でやり取りしており海上交易では食料品などを各国でやり取りしている 政治形態については、4年単位で各地方の長が泰山のふもとに築かれた三星砦に集まり、議会にて政治の代表者を選出する事となっている。また泰山地方全体で対応が必要な場合は即座に代表者を中心に行動することとなる。この代表者は、政治を執行する議長であると同時に、大陸の代表者も兼ねているので非常に忙しく、常時公務で動いているようだ。基本的には、この議長職は各地方の長の持ち回りで行うこととなっている。ただし、議長の権限は基本的に1つのみで、他の様々なポストは各分野に優れた者たちが行う事となっている (このポストも4年単位で交代して行っているそうだ) 恒山地方 泰山大陸の北側、ユーダリル大陸と地方を接する北岳恒山を有する場所にある地域である。この一帯は主に平原と名物の大河を有する地域で、非常に夜は冷えること、そして草原のため騎乗動物での移動が盛んであり、この騎乗動物を扱った競技なども盛んで、よその大陸から来た人々や幻想郷の観光客などもよく見学に来ている。他にもその広大な草原エリアを使って、遊牧生活を送る人々もいて、彼らが使う住居は文化財として知られている。またこの地方には泰山大陸を流れる大河の一つ、白龍江川がありよく夏場は泳ぎに来ている人々がいるようだ 崋山地方 泰山大陸の西側、マンサムーア大陸東側と山岳地帯を有して接する場所に当たる地域である。この一帯は険しい地形の内陸部が非常に多く、また砂漠と山岳の入り混じった過酷な場所が続く地域である。地方のそこかしこに交易ルート用の道が整備されており、その場所を中心に宿屋や商店が立ち並ぶ独特の町や集落が点在している。またこの地方は他の泰山地方に比べて武術寺院が数多く存在し、泰山地方随一の武人もこの地方出身の者たちが多い 衡山地方 泰山大陸の南側、豊かな水源エリアと温暖な気候などが組み合わさった自然の博覧会ともいえる地方、それが衡山地方である、水源を駆使した段々畑、大陸随一の巨大運河、河伯大河と水精大河、そしてその大河を利用した水上輸送と大船団は名物となっており、この水上生活を体験したいがためによそからやってくる者たちも多いようだ 白龍江 恒山地方の商業都市、ユーダリル大陸と国境を接するエリアにあるこの地は、観光地件行楽地の白龍江河を要する北の玄関口でもある。泰山大陸の人間以外の人々もかなり滞在しているが、たまに来る大寒波(地上世界の11月~4月まで)の時期は往来が難しいほどの吹雪と寒風に見舞われるので、その間は観光客の類はほぼ撤収して地元の人間だけ生活している。ただし、彼・彼女らは寒波と毎年戦っている為か、自然慣れしており、動物の鳴き声や大気の流れで寒波の到来を判断し、即座に別の地点に移動してやり過ごしたり、地下に移動(家畜は防寒対策が徹底的に施された家畜小屋に避難)して、自然現象に立ち向かっているのである。特に、冬場は地下の煙突などから立ち上がる湯気や台所から上がる蒸気の類が一種の名物となっている(冬場にこの地方を訪れる勇気があれば、だが) 日照国 泰山地方涼波湾から更に東に数100キロ離れた位置にある島国、4つの島からなるこの国は旧時代から大陸とは地続きでない特性の為か、他の泰山大陸とはうって違った文化・文明、文物が発展しており、それぞれの島国に強力な権力を持った将軍と呼ばれる為政者たちが若干封建的な政治を行っている事が有名である。主な国の収入源は農作物で、彼らはそれを世界中に輸出することで外貨を得ているのである(同時に資源が少し乏しいので輸出で国内の消費を賄っている)また物作りの精巧さも世界各国で有名であり、とくに有名なのは日照刀、活動動画(旧世界のアニメ・漫画と呼ばれた物であろう)、ゴーレムの類は世界中から高く評価を受けている。半面、伝統を存じ偏屈な者達が多いので、賞金稼ぎ達には少々評判が悪いのも玉に瑕、幻想郷直通ゲートが開いているのもこの国である 堅城 衡山地方の山岳地帯を要する巨大な要塞、当初は小さな要塞だったが、商人の交通、周辺の山岳地帯で待ち伏せして襲撃をかける山賊、さらに妖魔やグールの発生などを抑えるべく、発展、改修を続けた結果現在の巨大要塞都市となった。街の周囲を堅牢な外壁で囲い、四方には数100メートル先まで見渡せる監視塔があり、要塞としての機能は申し分ない。交易の方もそれなりに盛んであり、武器商人などが制作武器を展示、販売する世界武器博覧会はこの街の一種の名物となっている。その時は見物人、バイヤー含めて大勢の人でごった返すため更に町は賑やかとなる。土龍(小種族:妖魔、モグラに似た人々)と交易を行っており、東部エリアは彼らの商人が住まう区画が形成されている 黄臥 土龍たちが住まう洞窟型住居を含めた崋山地方山脈地帯、山脈一体を穴を掘って丸ごと住居にする豪快な建築様式は賞金稼ぎを始めとした外部の人間には圧巻の一言となっており、山の大きさで済んでいる者の身分や、居住者の数が変わってくるのである(小さい山は庶民クラス・大きな山は族長クラスという区分となっている) これは、単純に大きい山だとそれだけ居住空間が多く取れ、族長とその部下が居住しやすくなるから、だそうだ 彼らの作る武具は武骨な外見だが実直な代物が多く、それ目当てで取引に来る者達も多くいるそうだ 三星砦 三星砦は、大陸の政治の中枢であり、また泰山大陸の首都扱いとなっている都市である。首都ではあるが、全体的にのどかな場所となっており、砦以外は余計な施設や建物の類はほとんど立っていない。これは、この砦が各地方の長の共有地となっている事、重要な議会などの際にそれらの物があると集中できん!という事で余計な代物は一切置かないことになっているようだ。さらには、この土地は各地方の共有地なので外部の者たちが勝手に拡張して、自分の土地にすることが禁じられているという事もある ジャランダーラ渓谷 ジャランダーラ渓谷は、南西部密林地帯と泰山大陸を分ける長大な渓谷である。この地域は非常に険しい崖や通行が困難な往路などで複数分断されている交通の難所で、住んでいる人々はほぼ皆無である。(ただし、妖魔や賊徒の類は別であるが)なぜこのような、危険極まりない場所となったかについては、諸説あるが、主な理由は旧世界の頃、この地でジャランダーラと呼ばれる魔人が出現して大暴れした際、天地を揺るがす戦いが起こり、必死で人々が戦った結果封印を施すことに成功したが、その戦いの余波で地面が変形しこの様なありさまとなったといわれている
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