真なる石とオリハルコンについて 「真の石」「アダマンタイト」は基本ルールブックで説明した泰山大陸とは遠くかけ離れたユーダリル大陸に伝わるアーティファクトである。時たま交易商人経由で泰山大陸にも流れてくるこの摩訶不思議な物品について解説する 「真の石」「アダマンタイト」は大いなる力と名声を持つ地上世界の鉱物である。「真の石」は「不動の鉱石」と呼ばれ、誕生以来何千年たっても性質が変化することがく、芸術的な輝きを称えていることから世界のあらゆる物質の元となったとされている。アダマンタイトはその真の石を錬成して作られる神々の金属である 真の石の伝承 「真の石」は「石」の原型である。「石」とは地上世界誕生以来の地上と遍く時間の流れとの間に生まれた最初の物体である。「石」は自然神であり。最初の山でもあった。他の「石」や「山」は全て彼を模倣したに過ぎない。はじめ「石」は生命力に溢れた存在であった。動き、会話し、自身の形や質量を変えることができた。しかし、「石」は旧世界の戦いのさなか、命を落とした。大地の民の伝承によれば、「戦槌」を手にしたアールヴの蛮族の戦士が「石」を打ち倒し、その時から、地上のすべての石は冷たく、固く、物言わぬ存在になったのである 「石」が打ち倒されたとき、かの偉大なる山「フルンティング」は爆発し、殆どの真の石は塵と化した。現在見られる真の石はその貴重なひとかけらなのである 現在までに知られている最も有名な真の石は、ユーダリル大陸西部、ヴェストリプレインにある「大魂石」である。これは一辺が約2キロメートルもある巨大な真の石の立方体で、荒野のただ中に直立している。この巨大な石は大戦後の世界、それも大戦終了直後、世界が復興に向けて歩き始めて間もない暗黒世界の頃、地面より出現して、地上を荒らしまわっていた魔人スルトとその一行を打ち倒したとされている 「大魂石」の周囲には「魔人の沼地」と呼ばれる湿原エリアが広がっており、周辺を覆っている。これは過去の戦いの爪痕がそのまま湿地帯になったのだと言われている 「大魂石」の頂上にはレイブンたちが住んでおり、大魂石を護っている。また、彼らの戦士団が常時巡回しており、大魂石の守護を帯びて24時間体制で賊徒に対抗している 「真の石」の特性 真の石は魔法をストックして使用できる魔晶石である。ただし、次の条件を満たした場合のみ、魔晶石として機能する 1:真の石に魔法を封じ込める(該当魔法を覚えていることが条件、魔法を封じ込める場合はGMに宣言する) 2:真の石に封じ込めることができる魔法は最大3つ (例として、フレイムブラスト1・レビティション1・フレイムシールド1を封じ込める場合は、該当魔法を覚えていればそのまま封じ込めることができる。4つは封じ込めることができない) 3:同じ魔法を封じ込めることができるが、最大数は2つまでである (フレイムブラスト2、レビティション1、といった具合である) 4:封じ込める魔法を2つにして、1枠空き容量を作ることもOKとする (スノーストーム1、アイスシールド1、残り一つは別の魔法を封じ込める用の空き容量にしておく。といった具合である) 5:ただし、符術で使うのは不可能である 6:また、何度か使うと消滅する。大体は10回使用すると消滅する 大半の真の石はすでに魔法が封じ込められている場合が殆どである。これは、真の石が魔法を封じ込めろという意志に働きかけ、魔法を封じ込めさせるのである。完全白紙状態の真の石を持ち帰る事ができるのは非常に強靭な意思を持った者のみであろう(つまり入手頻度が低い) それらの魔晶石は、城や博物館、寺院によって厳重に保管されており至宝とされている 「真の石」は法の結晶であり、混沌とは相いれない。グールや魔界の魔人といった物たちが真の石に触れると激しく反応するだろう アダマンタイトについて アダマンタイトは「真の石」を製錬したものである。神々の武器や魔道具もアダマンタイトで作られたと言われている。しかし、アダマンタイトがどのような性質を持っているのか、よく分かっていない ただ、恐るべき力を秘めているのは間違いないだろう。現在ではアダマンタイトを加工できる鍛冶師も神も地上世界には残っていない。ゆえにアダマンタイトで作られた武器防具は全てその時のままの姿で残っている その代表的な武器の一つが、破滅の剣「ティルヴィング」である この剣は持つものに多大な恩寵を与えるが、同時に持ち主に破滅ももたらす為、地上では「破滅」そのものであるとも伝えられている
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