東方アルカナクエスト無印　世界観設定（社会制度・服飾文化などについて）

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	登録日：2022/09/06 19:44最終更新日：2022/09/06 19:44

世界観設定（社会制度・服飾文化などについて）
ここでは、幻想郷の社会制度と服飾文化などについて語ろうと思う

１：社会制度について

領邦という社会集団を有する彼らは、領主や首長、それらの親族集団によって率いられる。領主の元には貴族・戦士階級・ブックウェイター（魔導院出身の作家）・鍛冶屋や金属細工師といった職人集団、そして詩人といった特殊技能を持つ工匠集団、そして広大な土地を有し、直接作業に関与しない者の土地の管理維持、労働者（多くは農民など）の監督権などを有する地主階級が続く、地主の元には彼らの元で農作業を行う農民階級・労働者階級がいる
彼・彼女らは平民と呼ばれる身分であり、領主の庇護を受ける立場である

彼・彼女らは戦士階級との間に庇護民と呼ばれる制度で契約されており、平民階級が領邦に食料・資源・労働力を提供し、戦士階級が彼らの財産・安全・権利を守る。といった具合である

領主は世襲ではなく、合議制で決定されることとなっており、毎年、誰が領主にふさわしいか平民の間で選挙を行う事で選出された

領主の権限は強力という訳ではなく、領邦による重要な決定は貴族・戦士階級並びに平民の中で力を持った上流階級による民会により決定された。が、税金の徴収、他の領邦との外交といった権限は領主が握っている

この階級の中で立法や６大神関連の行事において最も強い権限を持っているのがブックウェイターであり、彼らは納税・兵役といった義務とは無縁だが代わりに、人生の大半を文献の研究・調査、魔導の発明といった知的労働に費やする事となり、最高位のマスターエイボンになるには２０年の、下位のウィザードになるには１２年の歳月を費やする事となる

詩人は酒場や祭りといった娯楽的な行事において、様々な催し物を行い客を楽しませる職業であり、なるためには各地を渡り歩いている旅芸人の一座に加わり修行を行う必要があり、なるには７年の歳月を有した

幻想郷の家庭では魔力の高い者が家の重要人物となる事が多く、権利や義務、財産は個人単位ではなく家族単位として考えられた。女性の社会的立場も強く、夫の魔力が低かった場合は、代わりに家長として家を取り仕切る事がある。魔力の低い物の場合は農民として家の財産を支えたり、戦士として名をあげる。あるいは考古学者として野外研究に生涯をささげるなどの生き方を選ぶ者たちが多い

婚姻は親族外で行われ、上流階級では他領邦との婚姻もよく行われた。戦士階級では子供は成人まで里子に出されており、各家庭の親交を深めるためにも盛んに里子として修業に出される事となっている

２：服飾文化について

外来人調査による文献によると、旧世界以降の男性は長そでのシャツ（夏場は短めのシャツ）やチュニックを着てブラーカと呼ばれる長ズボンを着ていた。旧地獄などでは熱いため長ズボンや長そでのシャツは用いられていなかったという。さらにこの上からサグズという木綿のマントを羽織っており、武器をつるためのベルトを締めた。マントは安全ピンの様なフィブラやブローチで固定している。一方女性は２枚の布の両脇を縫い合わせ、両肩の部分をブローチで止めるワンピース型の衣服や、巻きスカートなど様々な衣服を身に着けていた。この上から、厚手のマントやケープを身に着け、飾りベルトを締める。一部では、雨露の糸で織られたワンピースなども好まれているが、これらは高級品である。柄はタータンチェックやツィードなどが好まれた。靴は革製のサンダルやブーツが基本で中には豪勢な金属で補強されたものもあった

幻想郷の人々は装飾品も好きらしく、青銅を始めとして、エメラルド、ルビー、サファイア、アメジスト、その他さまざまな金属や鉱石で作られた首飾りや指輪、腕輪などが使われており、これらの装飾品の種類によって大体どこの出身でどういった身分かなどが一発でわかる事となっている
（アイボリーやガラスの装飾品などは高いのだ！）

特に重要なのがトルクという名のアミュレットで、これは領主など双方に身分の高い人々の証として神像やそれらの霊廟などを飾った

また、男女とも化粧が盛んにおこなわれていて（やらん！と言ってはばからない者たちもいるが）
身だしなみにも気を使っており、髪は常に清潔な代物が好まれていた（長髪もやる人はやるが、少数派である）

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