東方アルカナクエスト無印　世界観設定（ゴーレム・エレメントについて）

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	登録日：2022/09/22 17:40最終更新日：2022/09/22 17:40

東方アルカナクエスト　ルールブック４３
世界観設定　ゴーレム・エレメントについて
１：ゴーレム技術の誕生と副産物としてのエレメンタル制作技術の確立

最近になって、科学者たちの研究で石や無機物などから巨大な人型兵器ゴーレムを製造する技術が確立された。これは、石などを大量に集め、設計書に従って組み上げ・加工を行い最後に起動石を設置してスイッチを入れることにより人型の兵器ゴーレムを建造する事ができるようになったのである

従来の意志を持つ使い魔召喚獣などとは異なり、こちらは意志という物はなく召喚獣と違い契約の意志などをかわして使役する必要もないため、作家以外でも召喚獣の類が扱えるという事で瞬く間に広がった。要するに設計書と制作方法さえわかれば、賞金稼ぎでも自前のゴーレムを製造してそれを扱う事ができるようになったという事である
その研究の副産物として、魔晶石などを加工して上記の手順通り仕上げを行い制作するエレメンタルという人型兵器も誕生した

ただし、エレメンタルは材料に大量の魔晶石と加工手順が必要なため、安価なゴーレムと違い高額品となっており、一部の金持ちのボンボンや名の知れたゴーレム使い以外は所持していないのが特徴である

ゴーレムと召喚獣の一番の違いは、召喚獣は召喚師と共に随時行動し、命令を受け行動するのに対し、ゴーレムは乗り込み式、あるいは旧世界のドローンのように遠方から操縦して無人偵察などを行うのに使用されているというのが特徴である。また召喚獣は決められた技や魔法を覚えるのに対し、ゴーレムは対応部品や兵器を組み替えることにより様々なカスタマイズを行う事ができるのが特徴である
（その分、派手なカスタマイズをやろうとすると家１件が買えるほど金が飛ぶのだが）

ゆえに、ゴーレム（エレメント）の改造に明け暮れる改造マニアなる者たちもひそかに存在しているとか

２：フレッシュゴーレムの建造の歴史

その中でも特に、異形扱いを受けていたのがフレッシュゴーレムである。なんせ、建造に必要なのが生物の（便宜上何でもだが）肉が材料となるため、研究者によっては、敵から剥いだ肉をそのまま建造に使うといった道義的にアウトな事をしてのける者共が急増したのである。（ひどい場合は墓荒らしをして直接手に入れた素材を使ったりしていた）あまりにも野蛮で粗野なふるまいは当時の領主や統治者を大いに悩ませ、善良な人々からもフレッシュゴーレムの建造中止を求めるものが相次いだ。その為とった策として、代替物の細胞石（生物の肉に似せて作られた魔法無機物）を使用せよ！とお達しが出たのと、徹底的に取り締まりを行う事でようやくこの手の問題は解決したのである。だが、ひそかに地下に潜伏した悪党どもがこの手のゴーレムの建造を行っているとされ、現在もその手の問題でやり玉にあがることがある用だ

３：ゴーレムコロシアムの開局・ゴーレムバトルの祭典

そんなこんなで、紆余曲折、様々な苦難もあったゴーレム建造だが、最近ようやく落ち着いてきたのか、賞金稼ぎやゴーレムマニアの中には、仕事でたまった鬱憤を晴らすためにゴーレムコロシアムなる祭りを開催するようになった。始まりは旧地獄の寂れた労働者街だと言われているが、非公式の裏コロシアムであり、当然バックヤードプロレスリングの様なガラの悪い連中の盛大な暇つぶしだったが、あまりに規模が大きくなりすぎた（巨額の賞金が動く、予想以上に観客の中に熱狂する者たちが出た。などから）取り締まろうにも取り締まられず、ほぼ黙認という事で競技として認められた。

４：ゴーレムコロシアムチャンピオン出現、カスタマイズコンペディション開催

そんな中、コロシアムで無敗のチャンピオンが次々と出現した。ヴィクトル・モーントシュタイン・三船ゴロー・スティーブ・アイアンヘッドといった３強豪は特に有名である。これに合わせて、非公式でゴーレムのカスタマイズを極める事を目的としたカスタマイズコンペディションという祭典が（あいかわらず地下で）開催された。祭典の会場は空港の発着場を丸ごと貸し切って（半分ジャックしたともいう）行われるこの採点は３日３晩行われ各々が改造した変態的なカスタマイズのゴーレムの性能披露を行うのである。祭典は芸術点という点数で評価され、採点基準は以下に独創的（狂っているともいう）なカスタマイズが出来ているか、意味の分からん機能を搭載しているか？などが基準となっているその祭りは、おおよそ常人には理解しがたい意味不明な代物が多数出展されており毎回観客を驚かせている

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