レスリングとグラディエイター 今日から新しくレスリングと呼ばれる試合形式が誕生した…が武器持ちとレスリング(素手)がまともに戦えるのか?当初、かなり真剣な(真剣というより目に見えて明らかだが)議論が重ねられた。その結果、かなり強引だが一応はレスラーと武器持ちが戦う場合のルールなども形成された。以下はレスラーと武器持ちが戦う場合のルールである 1:レスラーは相応の重装備を行い、敵の武器に対し耐えられる位の重装備で挑む事 2:武器持ち、レスラー共に、武器持ちは己の武器が破壊された場合、レスラーは己の鎧が破壊された場合は試合終了となる (つまりはどちらかが生命力が0となった場合は試合終了となる) 3:双方とも生命力が0になった場合は引き分けとする 4:試合相手は決して相手の命を奪うほどの戦いを行ってはいけない 5:目つぶし、急所攻撃、喉の一撃など明らかに命を奪うような一撃は行ってはいけない 6:これらを無視した場合は反則負けとする 7:ただし一部の技(弓技のヘッドショット)などは別とする。頭部をかすめる位の一撃であれば、だが …と、武器持ちもレスラーもクリーンな試合を行うようなルール(そんなのがあるかは知らんが)が制定されたが、それを快く思わない者たちが、対抗組織を作ってローマリアグラディエイター協会に正面勝負を挑んでいるとも言われている。ゆえに最近はローマリア各地で散発的な試合や事件が起こっているわけであり、そのたびにローマリアグラディエイター協会が所属グラディエイターを出動させ事件の収拾を行っている…と言うのが昨今の現状である だが、光りある所に影もあり、悪役グラディエイターにも人気が集まっているのは事実であり、試合が行われると、そのグラディエイター見たさに熱狂的なファンが押しかけて、会場がパンクするほどの勢いを増しているようだ 今日もまた、チャンピオンの座を巡って各地のグラディエイター(レスラー)が激しい攻防戦を繰り広げる。今年のチャンピオンは誰になるのか?現在のチャンピオンはチャンピオンベルトを維持できるのか?それは、神のみぞ知る(神なんぞローマリア住民は信じ取らんだろうが)である 裏グラディエイター協会について ローマリアグラディエイター協会が発足した翌年、発足した謎に包まれた団体、それが裏グラディエイター協会である。彼らの多くは周辺諸国のガラの悪い連中、地下都市で生活している亜人共、元グラディエイター協会のグラディエイターやレスラー共である。彼らは基本的に賭け試合や、バックヤードプロレスリング、何でもありのデスマッチなど無茶な試合を楽しみにしている筋金入りのヒール(悪役)共だが、一応は堅気には迷惑をかけないよう普段は自分たちの住んでいる場所で日々訓練を行っているのである。頻繁にローマリアグラディエイター協会に試合を吹っ掛けに行くが、返り討ちに会う事もしばしばである。ただし、トップのクロノスには誰も太刀打ちできないのが現状で、クロノスが来た時は観客のごった返しぶりも最高潮に達するという。裏グラディエイター協会のチャンピオンとしてベルトを保持し続ける謎多きチャンピオンを倒せる者は果たしているのか?
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