幻想原について 幻想郷中央部に位置する広大は平原地帯、いくた物川によってもたらされた豊かな水源と、それによってはぐくまれた平原地帯、広大な森林地帯からなって構成されており、なだらかな田園地帯などが各地に点在し、それに寄り添うように多くの村落と要所要所に街道警備用の砦、そして各地をつながる舗装された街道が上空から見ると雄大な眺めとなる領邦である。その舗装された街道は、浅葱色の街道と呼ばれ、石畳の青緑色の街道も相まって一種の有名地となっている 中央を流れる北辰川付近の東側流域に平原地帯が、西側地点は森林地帯となっており、北辰川の北端、玉衝湖の中央の島に幻想郷の首都である光輝宮が建設されている。ここは女帝八雲紫とその家族が住まう場所となっており、城内へはマヨヒガへの転移門なども存在しており、城の内部は常時、光輝宮警備隊が24時間交代で巡回警備を行っている。彼らは幻想郷国軍の一部門であり、宮廷親衛隊兼首都防衛隊を担っているのである 幻想原に限らず幻想郷のどの領邦の地域からも光輝宮は確認でき、その姿を視認する事ができる 光輝宮以外にも様々な都市が存在する。幻想郷の南部、霧の湖と紅き森を有する森林地帯に位置する紅魔郷、東部竹林地帯に位置する月面都市連合領、西の山麓付近に位置する白玉楼、北部山岳地帯に位置する地霊殿、北東には親幻想郷系魔界無明城、北西には巨人や人間の住まう翠嶺要塞、南西には最近出現した碧血海を臨む人間が主導として作り上げた藍玉要塞、南東には最近開拓された湿地帯や険しい森林などが続く未開地が多い深淵湿原などがそれである 幻想原の一都市、朝露城について 各地に点在する街道警備用の砦の中で、比較的過ごしやすい宿場街として発展したのが、朝露城である。この地は、もともとは、小さな村落が存在する農村でしかなかった。しばらくしてから街道警備用に小さな砦を建てた事から、軍が駐留するようになった。それに伴い、近くの土地の開拓が奨励され始めると、退役軍人を中心として荘園を始める者達が出始めるようになると、それらの人々相手に商売を行うために、交易商や宿屋などが集まってきて、現在の状態になったのである。現在は砦としては中規模の大きさといっても差し支えなく、幻想原で最も住みやすい土地として有名である 浅葱色の街道について 光輝宮を始めとした幻想原各地と、他領邦などをつなぐ一大交易路、それが浅葱色の街道である。かって、その街道が無かった時、人々はコンパスの針と長年の感を頼りに目的地を割り出して旅をするしかなかった。その為、目的地に行く際、道を外れて、古代人が残した遺跡や、狂暴な魔獣が住み着いている洞窟に迷い込むという事故が多発したのである。これを見て、事態を重く見た国は、建設ギルドなどに命令して、交易の助けとなる一大通商路建造計画を実施した。6年以上かけて、ようやく馬車や人々が快適に移動できる立派な通商路が誕生した。それが浅葱色の街道である。夜間には、ガスライトの明かりがつくこの巨大な街道は、使われた浅葱色のレンガが見事な青緑色をしており、それがどこまでも続く道のりを要しているため、一種の風物詩となっており、これを見るためだけに、外の世界などからも観光ツアーに来る人々がいる位である。各地の定点には、観光客や行商人相手に商売をする出店がやっており、旅人などはよくそこに集まって情報収集しているようだ。出店には名物料理や名物物品などがあり、特に無明城地方の出店名物、薔薇十字騎士団のタペストリーはその異様な紋章、鉄でできた”大層な”薔薇はネタとして家にでかでかとはるのも一考として非常によく売れている (ただし、薔薇十字騎士団は大まじめにデザインした為、自分たちの紋章がネタ扱いされることに大層憤慨しているようだ) 各地に点在する先祖の霊廟について また、街の外れなどには先祖を祭る先祖の霊廟が存在する。霊廟は地上と地下とに分かれており、地上では大理石で作られた墓石により先祖の灰が埋葬されており、地下には職人が丹精込めて作った専用の骨壺が安置されており、死者に用がある者たちはそこに行っては先祖の霊の供養をしているのである。墓の中には先祖に向けて捧げられた供物なども存在し、人々はそれらを持って参拝しに来るのである 林族の中には、この先祖の墓を荒らす不届き物も居て、毎年先祖の霊とその一族が不届き物共に応戦する事でちょっとした騒ぎが起こっている
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