第一話 セシルとガスティム視点

くっきー
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登録日:2022/10/22 12:44最終更新日:2022/10/22 12:44

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。
ここから本編

合流まで使います
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葉月たまの
10. 葉月たまの
2022/10/24 15:46
あたしたちの方は何とかなりそうだけど……リュミナさんとギャビーさんたちが心配だ。あたしたちは運が良かったけど、あの二人は運かいいとは限らない。もし何かあったら、助けてあげないと!
「あの、アストラさん? あたしたち、一緒にここに来た人があと二人いるんだけど、あたしたちを買ったときに、その人たちの話、今はどこにいるとか、聞いてないかな~?」
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くっきー
9. くっきー
2022/10/23 19:10
~
どうやって合流させたらええんだろうの顔をしているGM (’’)
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葉月たまの
8. 葉月たまの
2022/10/23 15:37
アストラさんの話を聞いて、大体の話の内容は分かった。
「あたしはいいよ~! 頑張って働く!」
あたしはにっこり笑顔で言った。
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アル
7. アル
2022/10/23 14:23
ガスティム「俺はまずこの街について情報収集しないといけないと思うから働くのはいいぜ
      それに拒否権はなさそうだしな
      セシルはどうする?」
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くっきー
6. くっきー
2022/10/23 12:53
アストラ「”ドラン”デアよ。間違えない方がいいわ。私は気にしないけど、怒る人もいると思う…」

アストラ「この街の状況ね…うーん。私が生まれた時にはもう蛮族に支配されてたから、比較できるものが無いのだけど…」

アストラ「貴方達の状態については奴隷という扱いね。この街では人族が自由に動くには相応の地位が必要なの。多分なにも後ろ盾が無いと思われて貴方達は捕まったのだと思う」

アストラ「奴隷には3種類あって。

1つ、仕事を行う契約奴隷。奴隷という言葉で思い浮かべるごくごく一般的な奴隷ね。貴方達もこの契約奴隷として売られたわ

2つ、蛮族の妾や愛人としての高級奴隷。ドランデアだと蜜月商会が多数抱えているわ。契約奴隷よりかなり自由に立ち振る舞っているわね

3つ、その…知らないならあまり教えたくない種類の奴隷もいるわ…」
一番最後は声のトーンがかなり落ちている

「そんな感じかしら。さっきの言葉も契約奴隷としてこのお店の為に働いて欲しいという意味よ」
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アル
5. アル
2022/10/22 23:34
ガスティム「え?え??蛮族領デウスデア?わけ分かんねえ
      俺のよく知ってる街と人だと思ってたけど、やっぱ本の中なのかな……
      えーと、アストラさん、俺たち結構混乱してて理解ができてないんだけど、この街とか俺らの状況とかについて教えてくれないかな」
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くっきー
4. くっきー
2022/10/22 16:27
アストラは手を口に当て暫く考え込む

アストラ「ええと…会った事は無いはずよ。今日は蛮族のパーティしか依頼を受けていないし…」
真偽判定をしたとしても、彼女に嘘をついている気配はない。どうやらセシルとガスティムの事は本当に知らないみたいだ

>デウスデア

アストラ「デウスデア…?…ああ!この街の昔の名前ね。良く知っていますね。300年は前の話ですし、もうまともに覚えている人族の方が少ないんじゃないかしら?」

アストラ「この街の名前はドランデア。蛮族領首都ドランデアですよ」
彼女の笑顔はあまりにも自然であった。この街が蛮族領である事を疑っている様子はない

アストラ「さて…その縄は要りませんね」
と、捕まっていた時の捕縛道具を解いてくれる

アストラ「今しがた貴方達の身柄を引き取ったので、是非このお店の為に働いて欲しいのですけど…」
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葉月たまの
3. 葉月たまの
2022/10/22 14:47
ガスティムさんの問いにあたしはすぐに答えなかった……。
多分ここって、本の世界……? あたしは周囲をきょろきょろ見回す。
それからガスティムさんの方を見る。
「えっと……あたしもちょっと……よくわからないかな?」
あたしはあいまいに笑ってみせた。
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アル
2. アル
2022/10/22 13:10
ガスティム「アストラさん……?初めましてって、さっきあんたの紹介で試練に出かけたばかりだぞ
      デウスデアはどうなっちまったんだ?蛮族があんなに大勢……」

     「……そうだ!本の試練を受けようとして変な声がしたと思ったら、違う本が落ちてきたんだよな
      セシルは何か分かるか?」
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くっきー
1. くっきー
2022/10/22 12:55
蛮族に捕まり売られてしまったセシルとガスティム

連れてこられたのは、すごく見覚えのある場所だ

大通りを曲がってそのまま進んで…いつもの【神の秤】がある場所だ

…だがそこに【神の秤】はなかった。無い…というより別の店が建っている

看板にはこのお店の名前であろう文字が蛮族語で書いている。読めないが明らかにダルクレムの聖印に使われる両刃の剣が描かれているので第二の神の陣営の施設だと分かるだろう

…
店内に押し込まれると見慣れた女性が、自分たちを捕まえていた蛮族と話をしている

蛮族A『…そうだ。こいつらを買い取ってくれ』

アストラ『分かったわ』

何かを蛮族と話しているのは先ほど自分たちを送り出してくれたアストラに他ならない。…恰好をみれば、巨大な首輪と鉄球付きの足枷、粗末な布の服と見るからに奴隷のような姿をしている以外は普段通りだ

満足したのか先ほどの蛮族は店を後にした

アストラ「えっと…こっちの言葉の方が分かるかしら?初めまして。私はアストラ。戦神の秤にようこそ」
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