一匹の死んだヌタウナギ(X連携)さんの日記を全て見る
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😶 こんてくすとぉ? (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)みなさんこんばんは おはようからおやすみまでライオンに暮らしを見つめられては正直困ると思う一匹の死んだヌタウナギでございます。 みなさんはコンテクストという言葉をご存知だろうか? 説明するとしたら会話や対話を行うにあたって暗黙の了解や前提となる知識や文化とでも言えばいいだろうか。 ハイコンテクストだったら 「ツー」といえば「カー」 阿吽の呼吸 のように言わずともわかるし、それが常識 「押すなよ!絶対押すなよ!?」と言われたら勢いよく背中を押してあげるのが当然の儀礼であるというのがハイコンテクスト。 ローコンテクストだと 一から十まで説明し 「アレをやっといて」なんか言わずに 「私は出かけてくるからそれまでの間に毎日出してる売上集計を月単位で表にまとめて本社に提出する様式に整えて作成プリントしてから15:00頃までには私のデスクの私がすぐにわかるような場所に置いておいてね」というのがローコンテクスト。 って感じでわかるかな そして日本は兎にも角にもハイコンテクストな文化として有名らしい。 だからなのか、しょっちゅう色々なものがガラパゴス化したりする。 そして例に漏れずTRPGもハイコンテクストの要素が非常に強いものと言わざるを得ない。 そりゃ一定のお約束(ルール)に従いつつ共同してストーリーを作ったり楽しんだりするものだし、お約束もその場の状態によっては変更したりするからねぇ〜そりゃハイコンテクストになるわと。 そんなハイコンテクスト要素が強いTRPGだが、それ故の問題も幾つか考えられる。 まず第一にハイコンテクストは長年関係を共にした仲だからこそ自然に肌感覚として養われるものである。 そのため不特定多数の知らない様々な人が参加したりする状態だとかなりの部分をローコンテクスト化させないと運営が困難になることが考えられる。 第二に、ハイコンテクストとは非言語コミュニケーションも多用する。だからこそ説明少なく言葉を省略しても円滑にコミュニケーションがはかれるわけだ。さらには言葉の略し方やイントネーションでどのハイコンテクスト文化圏なのかまでわかる。 しかしTRPGの現在の主流はオフラインではなくオンラインであり、さらにボイスチャットではなくテキストチャットを行う者が一定の層存在する。 上記の説明からわかりようにテキストのみでコミニケーションをはかるのはハイコンテクスト文化では足枷になるのは当然といえば当然である。 余談だが、カウンセラー業界(そんな呼び方ないけども)ではしばらくの間LINE等のSNSを用いてのカウンセリングは出来ないとされてきたし反対する勢力も非常に多かった。 その理由は対面でクライエントを直接見て非言語化された部分まで確認しながらカウンセリングを行わないと見立てが失敗したりカウンセリングの方向性を誤る可能性があるというものだ。 せめてギリギリ電話(声の調子という判断材料がある)でないと難しいってね(無料電話相談室の存在が電話対応の経験値を底上げしているのも背景にある) しかし対面は嫌だ電話も嫌だという人が若者を中心に物凄く多くなり、にっちもさっちもいかなくなってSNSを使用してのカウンセリングが補助的に行われるようになった。 しかし文字のみを通してのカウンセリングや傾聴は通常のカウンセリング技術に加えて非常に熟練した文章理解力とハイコンテクストさが必要になる。 さらには行間を読み、文字入力と文字入力の間や言葉のチョイスの仕方や漢字変換の仕方まで考慮しながら相手に伝わる応答をしなければならない(当然だがクライエントも文字で理解するのでクライエントが理解できる話し方や言葉使いでないと意味がないのだ) つまり、テキストのみで会話を行うというのは会話の足枷になるだけではなく、コミュニケーション手段が限定されているが故にさらにハイコンテクスト化が進むという事態になっているのだ。 昔でいうギャル語やオッサン構文をネタに笑えるのははるか昔で、私たちも似たようなことをしてるわけ。 全く知らない人からすればマンチやルーニーや吟遊や地蔵なんか何言ってるかわからない代表だしね。 長くなったが第三に、多分人ってローコンテクストよりハイコンテクストの方が好きなんだろうってこと これは誰にでもわかる平易で単純な言葉使いよりも、少し捻った言葉使いや言い回しを好むのはなんとなくわかるだろう。 しかしハイコンテクストを好むもう一つの理由は身内とそれ以外を分けるという選別の効果だ。 わかる人だけわかると言った合言葉や隠語のように同一の思考や認識を理解し共有しているという確認を行う作業としてハイコンテクストは用いられている。 つまり無意識で仲間とそれ以外をコミュニケーションを通じて選別しているのだ。 これが発展するとどうなるだろうか? 当たり前だが保守的で排他的な身内だけ固まるコミュニティが出来上がる。 そして保守的で排他的なコミュニティが主流となった時点で、その文化はほぼ終了したと言っていい。 まとめると 「人は元々保守的で排他的な部分を持ち合わせており身内で固まりやすい傾向にあるが、それが主流になると組織が膠着してなんの面白味もない存在として陳腐化するか過疎化した村落のように徐々に消えていく」 になる。 おそらく他にも問題は考えられるが、とりあえず挙げられる問題としたらそんなところだろうか。 それら諸問題をどう対応していくか(解決ではなく対応と言うのは根源的な問題も含まれるので何度も何度も繰り返し問題は生じるだろうと考えている)は参加者次第だし、参加者の心情や文脈や行間を理解する能力やコミュニケーション技術に託されているわけだよね。 こいつは骨があるぜ… さて…それに続いてギャングエイジの話もしたいけど、前に言ったしな…まぁええか おいらは仕事の関係でセッションにほぼほぼ参加できないし、自作TRPG作ってるので今はいっぱいいっぱいだから立ち位置としては部外者ポジションなんでね 部外者があれこれ言うのも…いや言うわw 好き勝手に生きるが俺の目標だったわw すまんすまん 好き勝手に言うわw ようわからんオッサンの戯言やと思って見逃してちょーだい! ま TRPGって人間同士が行うものだから大変だし問題も多いけど、それでも楽しいからやるんでしょ? 楽しいことならもっとゆったり余裕を持って楽しみたいわいなぁ ではこれにて!
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