「私の全てをあなたへ」part5
あーこ掲示板セッション[web全体で公開] 0 | |
登録日:2019/12/06 19:48最終更新日:2019/12/06 19:48 |
コメントを書く
コメント一覧
47. ザッパトルテ | |
2020/02/15 08:08 |
san減少→1 san回復→3 聞き耳成長ダイス→38(成功)→成長なし クトゥルフ技能は美味しかったです シマモリさんと津山さんが平和に暮らせるといいなぁ 同卓いただきありがとうございましたー また同じセッションするときはよろしくお願いしますー
43. あーこ | |
2020/02/14 15:54 |
森島と津山は大変絆の強いカップルでした。 仲睦まじく暮らす中、森島は不運にも何となく漫画家を目指した中で『屍食教典儀』を資料として入手してしまいます。 僅かにグールの血を引いていた彼は、少し魔導書を読み込んだだけで、その血を徐々に目覚めさせていくことになりました。 ある日、津山は錯乱した森嶋に肉を食いちぎられてしまい、事態に気づきます。 (日記にあった津山が怪我をしていたくだりですね) 森島が定期的に人肉を食べなければ理性を失ってしまうのだと。 変化してゆく自覚がない彼を、津山は薬で眠らせ、近くの別のマンションへ監禁。 家政婦に食事や部屋の手入れを任せると、自身は自殺サイトを運営し定期的に人肉の料理を運びました。 グールへの変貌が進む森島でしたが、津山は自身のすべてを捧げてでも添い遂げようと考えています。 そのため、どんなに止めようとも津山が人間として生きていくルートはありません。 森島は家の内装が似ていることもあって以前の家の部屋にいると思い込み、自身の変化にも全く気付かず、ネット仲間であった探索者達へと助けを求めてしまうこととなりました。 初心者向けシナリオということもあって、基本的に探索者がロストすることはありません。 SANチェックも森島と遭遇した場合のみ、戦闘に入ったとしても実は数ターンで(ちょっとお肉を頂いたあたりで)正気に戻ってくれます。 ただし森島が正気に戻った場合、事実に気が付いて自殺し津山も後を追いますので、お二人が行きついたEDがベストと言えるかもしれません。 ダイスを振らない仕様でセッションを進めたので多少物足りなさもあったかもしれませんが、長きにわたり脱落せずよく残っていただきました。 本当にお疲れさまでした! 最近たてている掲示板セッションはご自身でダイスを振っていただけるよう工夫してますので、また機会があれば是非ご参加ください! ありがとうございました。
42. あーこ | |
2020/02/14 16:01 |
では力になろうと申し出たお二人に、津山は泣きながらお礼を言うでしょう。 魔導書の該当箇所の研究は進み、津山は『屍食鬼との接触』を習得します。 お二人が手伝ったためこれ以上自殺者からの被害もでず、津山も自分を食べさせることはありませんでした。 しかしそのころには魔導書の多くを読破してしまった彼女自身にも変異が現れていました。 狂暴化はしていないものの、牙が飛び出し、時折「肉が食べたい…」と呟くようになっていたのです。 津山はあなたたちに改めてお礼を言います。 「本当にありがとうございました。お二人がいなければどうなっていたか…。 しかし私自身も、森島ほどではないものの、彼のようになってしまいました。 これからもっと変異は進むでしょう。 だから、私も一緒に彼らの住処に行こうと思っています。」 そう言い残した彼女は「屍食鬼との接触」を使用し、現れた何者かと数言と話した後、シマモリこと森島と共に姿を消しました。 そこには猫背でどこか犬のような顔をした、腐臭を放つ生物がいました。 それは最初に見た森島の顔と酷似しているように見えました。 その後自殺サイトもいつの間にか消え、それに伴い行方不明事件も、死体遺棄事件も起きなくなりました。 お二人は静かに日常に戻っていくことでしょう。 と、言うことでシナリオクリアです!おめでとうございます。 クリアに伴いまして下記の報酬と、ステータスの変動が起こります。 ・魔導書の解読を手伝った:APP-1、STR+1、クトゥルフ神話技能+5%、SAN1d3減少 ※僅かに魔導書の影響は出たものの、人格や食事の趣向に変化はありません。 ・森島と津山が生存:SAN回復1d6 ・成長判定:藍花さんが聞き耳、白石さんが信用の成長判定です。 以降はスレッドが余ってるので簡単にシナリオの概要も残しておきます。
34. あーこ | |
2020/02/08 00:50 |
「……実は今、その本の中の『屍食鬼との接触』と書かれていたところを紐解いているんです。 その部分の解読がだいぶ進んできているんです。 今の森嶋と、その屍食鬼とやらの特徴がよく似ていて、もしかしたら接触することで何か知れるかもしれない。 それか、屍食鬼たちの中で生きていけるのかもしれないと思っています。 とはいえ翻訳は私一人で進めているので、それまでの間は森嶋に何か食べさせないととても間に合わないんです…だから…。」 悲しそうな表情をしながらも続けます。 「…だから、私はそれでいいと思っているんです。 死にたい人たちを餌としようとも。 たとえ私が少しずつ食べられて死んでも。化け物となったとしても。 森嶋がどこかで生きていてくれれば…。 私の全てを森嶋に捧げたいと思ってるんです。」
33. ザッパトルテ | |
2020/02/08 00:20 |
「想い人と一緒になる、っちゅうんは大事な事やけど…話の流れ的に津山さんも死んじゃうかシマモリさんみたいになっちゃって、そのまま行くとシマモリさんもいつか食料なくなって死んじゃうで?いいんです?」
31. あーこ | |
2020/02/07 17:32 |
では津山は普通にお茶を淹れてお二人と自分にも置き、話し始めます。 「何から話せばよいか…。 まずいつも通り就職せずフラフラしてた森嶋が、漫画家になるといって資料を集めだしたのが始まりでした。 信じて貰えるかわかりませんが、色んな資料を集めた中に曰く付きのものがあったんです。 それを全部読んでから、森嶋は変わってしまいました。 時々人間ではないみたいに牙を剥いて、最初は噛みつき…そして人を食べるまでもとに戻らなくなってしまったことに気づいたんです。 だから自殺サイトを使って、森嶋のために死にたい人間を集めました。 …どうせ死ぬ人間なのだから問題ないでしょう?」 「…でも、森嶋が変わっていく様はどんどん進んでいて、その頻度も増えてきて、自殺者もとうとう出てこなくなりました。 今の生活はいずれ維持できなくなるでしょう。」 まっすぐお二人の目を見つめながら津山は続けます。 「…お願いがあるんです。 私たちをこのまま、そっとしておいてくれませんか。 今、彼を変えてしまったあの本を解読して手がかりを探しているんです。 彼を元に戻す、ないしはこのままどこかで生きていける術が見つかるかもしれない。 一人でやっていることなので解読には時間がかかります。 だからそれまでは、これまで通り自殺志願者を食べさせていきながら繋いでいきたいんです。 もし見つからなくても、最後には私自身を彼に食べさせるつもりです。」