本篇 その4
あるにゃん(arthnyan)本編[web全体で公開] 0 | |
登録日:2024/11/14 18:18最終更新日:2024/11/14 18:18 |
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85. アイン | |
2024/12/01 08:56 |
>GMに質問 ・“どす黒い天秤草”と引き換えに交換できるのは、『パーティ一人一人の望みのもの(=計4つの希望)』or『パーティ全員が望むたった1つのもの(=計1つの希望)』? ・ぶっちゃけ金額上限は無いの?めちゃくちゃ高級なアイテム1つでも大丈夫?(取引不能、非売品は流石にダメと仮定して) ・今は手元に残して、もしもの時に使うか、或いは欲しいものができた時に使える交換券としてとっておく事は可能?
84. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/30 23:06 |
(続き ベール「あなたたちを、私の手元に置いておけば、これ以上の成果を持ち帰ってくるかもしれない」 ベール「私は、それに期待することにしてもいいわ」 ベール「それで、どうするのかしら?」 ベールは、あなたたちを試すように、愉し気な笑みを浮かべている。 無数の財宝はともかく、”どす黒い天秤草”を手元に置いておけば、今後、何らかの重傷を負った際に、有用な切り札になるだろう。(無料で使えるベホマ、あるいは賢者の杖みたいなものです) あるいは、今すぐにベールに献上して、望むものと引き換えにしてもいい。――奴隷からの解放を望むなら、ベールとその一派を打倒す必要が出てくるだろうが。 それ以外のものなら、(GMがわかる範囲で)望んだものをベールは用意するだろう。 >ALL どうしますか?(どす黒い天秤草と引き換えに欲しい物、あるいは手元に置くかの相談)
83. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/30 23:02 |
(続き ベール「それから……また、ずいぶんと懐かしい……いえ、よくぞ見つけ出した、というべきかしら」 ベール「あなたたちは、あの武具の持ち主たちのことは知らないでしょうね」 ベール「彼らこそ、大破局の折、キカートリークスへの大侵攻を阻み続けた、大英雄の一人」 ベール「当時、称号となっていた、虹の騎士の一つを受け継いでいた、竜騎士とその相棒」 ベール「”緑絆の騎士”……名前は、まぁいいでしょう」 ベール「陥落の際に、行方が分からなくなっていたけれど……どこで見つけたのかしら」(じっと、あなたたちを見据えて ベール「これは、私が買い上げるわ……値段には、多少なりとも上乗せしてあげる」 (謎の侍女が、あなたたちに35000Gの入った箱(袋では無理じゃろ)を一人ずつ手渡した ベール「残りの、そう……細かい財宝とかは、あなたたちの自由にするといいわ」 ベール「問題は……これね」(目録の一部をじっと見据える ベール「”どす黒い天秤草”……私も初めて見るけれど……まさか、本当に現存しているとは」 ベール「一株だけだったのも、運がよかったわね……群生していたら、発覚次第、神の全勢力が根絶やしにかかっていたでしょう」 ベール「これを隠さずに、私に差しだした、あなたたちの誠意……」(ベールは、あなたたちをじっと見つめた ベール「正直に言いましょう。”どす黒い天秤草”と引き換えに、あなたたちの希望を、可能な限りで叶えたいと思ってるわ」 ベール「ただし、これほどのモノを持ち帰ってきたあなたたち……つまるところ、金の卵を産む鶏、のようなものだと私は感じたわ」 ベール「それを手放すような真似だけは絶対にしない……するくらいなら、全力で隷属させてもらう」(わずかにこぼれ出た殺気は、自由を目に前にしたあなたたちに、冷や水を浴びせるには十分な量だった ベール「解放する以外の報酬だったら、好きなものを要求してもらって構わないわ。イグニダイト鋼製の武具なり、ドレイクが鍛え上げた魔剣なり、なんでも用意してあげる」(一転して、愛嬌のある笑顔に ベール「どうかしら? あるいは、”どす黒い天秤草”なら、素人の手でも瀕死の重傷を健常者まで戻すことだって可能よ」 ベール「あなたたちが使いたい、、、というのなら、私は尊重しましょう」 (続くその2
82. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/12/01 07:23 |
では、一頻り丸洗いされた、あるいは、洗い終えたあなたたちは、待ち構えていた人形侍女たちに、微かに香る香油を塗られ、服を着せられ、それはもう丹念に施される。 それから、謎の侍女の先導に従って、館の奥に進む。 あちらこちらの部屋から、それとなく気配を感じ取ることもあるが、謎の侍女は一向することもなく、あなたたちを案内する。 その先で、あなたたちは再び、吸血鬼の住処へと足を踏み入れた。 ――匂い立つような、様々な花の香気が、微かに漂う。 太陽の光が差さぬように改装された、大広間。 その奥行の、部屋を見下ろせるように位置する玉座に。 一見、少女のようだが、放たれる存在感が別格であると悟らざるを得ない人物が座していた。 ベール=ゼファー、その人であった。 ベール「お帰りなさい。……随分と、早い帰還だったわね」(侍女が書き記したと思しき目録を片手に ベール「約束の期日まで、まだ日数があったと思ったのだけれど……思っていたよりも、律儀なのは、いいことだわ」(微笑み ベールは、目録を読み込んでから、あなたたちに向き合った。 ベール「さて……あなたたちは確かに。私が出した依頼を完遂した」 ベール「報酬の話としようか。まずは、達成金よ」 (謎の侍女があなたたちに、3500Gの金貨が入った袋を一人ずつ手渡す。 ベール「それで、次。……いったい、この短期間でどんなところを探してきたのかしら」(驚いたような呆れ顔 ベール「求めていた天秤草の3倍の量(赤と青の合算)……この頑張りには、色を付けたくなってしまうわ」 ベール「献身には、相応の対価を支払うのが、貴族の義務でもあると思うのよ、私は」 (謎の侍女があなたたちに、7000Gの金貨が入った袋を一人ずつ手渡す。(追加報酬 (続く
81. アイン | |
2024/11/30 15:10 |
【アビー】 「それは分かるが…よく平気な顔してられたな。それが普通だったのか?」 武装解除は納得できるからともかく、自分の許可なく勝手に触られるのは癪に障るので、アビーは武器や荷物はさっさと渡し、自らの手で洗います。 なので、ルダイリエさんの次女に洗われる姿を不思議な目で見てました。
79. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/11/30 11:52 |
【ギルベルト】 武装解除はもう「仕方のないこと」と割り切るとしても、ちょっと落ち着かない気持ちはありそうだな…… まぁパーティー唯一の男だし、ゆったりくつろげるのは儲けと思って風呂を堪能しますかの
78. 伊吹 | |
2024/11/30 02:40 |
【ルダイリエ・スカレシア】 「ひと仕事を終えて身綺麗にするのは良いことですね」 人形侍女(これはこれでどういう存在か興味はありますが)に洗われて埃を落とし、着替えました。 奴隷の身とはいえ主に謁見するのに相応しい格好にせよということでしょう。 ともあれ悪くありません。 さて報酬はいかほどになるのでしょう? 天秤草についてはキッチリと持ち帰りましたし、追加でアビー様が見つけた宝物もあります。 我らが主の度量次第?それとも面倒な交渉事が待っているのでしょうか……。
77. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/30 00:12 |
では、あなたたちは上階層に住む者たちの好奇な視線を集めながら、紅薔薇の館へと足を進める。 途中、あなたたちの財宝を奪おうとした蛮族もいたが、あなたたちの首に記された紋様を見るや否や、顔色を変え、踵を返して退散していく。 ――そうして、特に障害もなく。あなたたちは紅薔薇の館へと帰還することができた。 館の前には、見覚えのある謎の侍女が、ひっそりと立っており、あなたたちを迎え入れた。 侍女は、あなたたちを一目確認すると、恭しく一礼した。 侍女「……無事の帰還、お慶び申し上げます。手早い仕事に、ベール様も喜ばれることでしょう」 (表情に変化はなかったが、声音はどこか仄暗い喜びを帯びていた。 交わす言葉も少ないまま、侍女の案内に従うと。 あなたたちは館の一室で、どこか人形染みた侍女の群れに、武装解除(強制)される。 取り上げられた武器防具は、どうやら案内された一室で丁寧に保管されるようだ。 抵抗しようとしても、あちらこちら四方八方から、わちゃわちゃと人形侍女の手が伸びてきて、解除(強制)されてしまった。 なお、武装解除とは別に、持ち帰ってきた財宝一式は、案内した侍女が回収し、ベールに見聞してもらう。ということらしい。 武装解除されたあなたたちは、男女別に分けられると、一部の空間に温水が張られた部屋へと放り込まれる。 そこに待ち受けていたのは、あなたたちを頭の天辺から足先まで、磨き上げるように洗おうと用意万端で待ち受ける。人形侍女たちであった。 あなたたちがそこで洗われたのか、それとも自らの手で汚れを落としたのかどうかは……それぞれによる、かもしれない。 (エンディング前半はここで終わります。 (詰め込んだところもあるので、ここまでで応答RPとかあったらどーぞ (エンディング後半ではベールとやり取りして、報酬の相談とかになります
72. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/28 08:45 |
それでは、以上を持ちまして、ランダムイベントを終了します。 あなたたちの行いが、彼女たちを救う善行となるか、それとも……。 それは、運命の導きだけが知っていることかもしれない。 5日目を終了します(保存食を一日分消費してください)(5/10) 6日目となります! 現在、あなたたちがいる場所は上階層です。 >紅薔薇の館に帰還する。(エンディングへ) >少しうろつく(探索判定、聞き込み判定で13。前者でどこかの状況が、後者で人の状況がわかる) >その辺の蛮族に喧嘩を売る or わざと隙を見せて獲物を誘う(戦闘になります) >その他(提案があれば、GMが勘案します) >ALL どうしますか?
71. えるむ | |
2024/11/26 20:19 |
【ヘルタ】 アビーさんに頭を下げられると、虚を突かれたようにしばらく硬直します。 いつも通りの調子に戻ったら、その背中に届かないくらいの小さな声で、目を伏せながら一人言葉を漏らします。 「……違う。もっともっと、できたことは、あったはず」 「私はただ、自分自身の罪悪感を、無力感を紛らすために、やっただけ……」 アビーさんの言葉に救いを感じてしまった自分を戒めるように、奥歯を噛みしめています。 そのまま、皆さんの最後尾について歩きます。
70. アイン | |
2024/11/26 12:59 |
【アビー】 では、ヘルタが立ち去ろうとした先には、アビーが立ってました。 アビーは、物言わぬ表情で数秒ほどじっとヘルタを見下ろした後、口を開きます。 「…見てたぞ、先の行動。」 「お前は、私のような奴にはできない、自分にできる範囲のことを、アイツらにしてくれたんだよな。」 そういうと、なんと上位蛮族である彼女は、ただの人間であるはずの彼女に、頭を下げます。 「…すまなかったな。其方の行動に、感謝を。」 それだけ伝えると頭を上げ、いつもの調子に戻ります。 「うし!帰ったらヘルタの好きそうな酒が何か探さねぇとなぁ!甘めの吞みやすいやつ、なんかあったかなぁ…」
69. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/11/26 08:31 |
【ギルベルト】 その反応に一瞬眉をひそめますが、突き返されたものは受け取ります 「――万が一があった場合、その時は素直に乞うんだな」 「帰りを急ぐぞ。採取した以上、〈天秤草〉にもタイムリミットはあるだろうからな」
67. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/11/25 18:17 |
【ギルベルト】 「下手に同情はしないことだ。人族であるなら、生き残る道を模索することを忘れるなよ」 そう言ってヘルタさんに消費した分の保存食四日分を投げ渡します 「まだ使いの途中なのだ。食料が足りず飢え死ぬことは避けてもらいたいところだな」
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。