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日記一覧

ぱむだ
ぱむだ日記
2024/09/30 10:34[web全体で公開]
😶 薬師にできることならば鍛冶屋にできぬはずもなし
海外のソロプレイ用TRPGはやたら薬を作る人になるものが多いんですが(ウィッチだったりハーバリストだったりアポセカリーだったり)、この手のゲームの面白さはやっぱり「具体性」なんですよね。そんなもんなんだってそうだろって話ではあるんですけど…
不思議な病気を治す不思議な薬の材料や、作り方や、効き目なんかが具体的な手触りとビジュアルをイメージできるような言葉の組み合わせで出来上がるし、そこに自分のキャラクターの仕事ぶりが見えてくるから、「薬を作る」ことが楽しいんです。
ゲームによっては材料を自生している場所まで取りに行かなきゃいけなかったりするので、一段と具体性が増しますよね。

しかし、意外とないのが「武器を作る」ゲームで……
パッと見いかにもそれっぽい「Forge」ってタイトルの有名なソロRPGはあるんですが、これは別に鍛冶屋をやるゲームではないです。
いや、探せばもちろんあるんですが、薬を作るときにはあんなに広がる想像の翼がなんだか若干換羽期気味でぱさぱさ。なんなんでしょうね、客に無茶振りで変な注文されて変な武器作りたい人って結構いると思うんですが。
材料が少ないダガーばっかり山ほど作って経験値上げたり。スカイリムみたいに。

多分薬を作る系のゲームの細かい表現を変えたら武器を作るゲームにできるのかもしれないと思ったのですが……
ここで問題なのが「売ったものが何をしたか」。
薬はもちろん処方した人が病気を治してハッピーエンドなんですが……
特別な武器を売ったら、それで誰を仕留めたのかは絶対に知りたいなあ!
ただのおまじない程度の勇気の魔法をかけた短剣を持った少年が、襲いかかってくるモンスターに立ち向かって大事な人たちをその一振りで守り抜いたとかそういうの!
闇堕ちした剣豪に魂を吸う妖刀とか鍛えてあげてめちゃくちゃ人を斬りまくったりするのも見てえなあ!
私の鍛えた武器を持つ戦士同士で殺し合って欲しいなあ!
こう考えてみると、確かにこの手のゲームがあまりないのも頷けます。武器は、それも特別な武器は作り手の手を離れた後の方が重要でドラマチックなわけですから……でも、この辺はランダムで作ってそこから話を膨らませるシステムに落とし込めたりしないかな。

このへんでそもそも突き詰めて考えると、いろんな武器を与えてどうなるか見守るのはだいたいファンタジー系のGMになるとみんなやってませんか?ってところに行きつきそうなので見ないふりをします。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/09/30 09:22[web全体で公開]
😶 白いキリンをさがせ
「白いキリン」を知っていますか?これは特に都市伝説と言うほどのことでもありません。アフリカのサバンナに白いキリンがいるというものです。
実際に2020年に遺伝性の白変種である白いキリンが複数発見され、当局からも密猟対策をとったことがニュースで報じられていますが……「白いキリン」の噂が日本国内でまことしやかに囁かれたのは1980年代。その存在は長い間謎に包まれたままでした。
しかし、1980年代当時の日本のバラエティ番組は何度かこの「白いキリン」を映像に収めています。
これについて、当時の自然保護区で勤務していた人物の証言が残っている。
「日本のバラエティ番組はキリンの子供を捕まえて白いペンキを塗り、それを撮影していた。撮影班に放棄されたキリンの子供は弱って死んだ。」……
昭和らしい野蛮さ、テレビ局の横暴さ、今よりずっと金持ちで傲慢だった日本人の動物愛護精神の欠如、確かにもっともらしくて印象的な話です。都市伝説としては地味ですが、「いかにもありそうな嫌な話」というラインではなかなかのものじゃないでしょうか。

しかし、昭和の日本人がいくら探しても見つからなかった白いキリンが、なぜ2020年代になって発見されたんでしょうね?
生き物の進化のありようについてはさまざまな議論がありますが……まるでキリンが、「白くなることを覚えた」みたいじゃないですか?
自然界において、白変種は非常に目立ち、仇敵の目を惹きます。実際、この白変種のキリンも、うち2頭が密猟者に射殺されるという末路を辿っています……
キリンにとって、白くなることにメリットなんかありません。もちろんそうですよね。

白いキリンを殺した密猟者がその後どうなったかは、知っていますか?

80年代……1989年の日本のテレビ局は、白いキリンの情報と共に、数々のオカルトを追いかけていました。そういう時代だったんですね。
逆に言えば、その時しか発生しえなかったんじゃないでしょうか?
サバンナのキリンと、オカルト的な存在が触れ合う機会は。

あの白く塗られたキリンは、ほんとうにただ弱って死んだんですか?

あれはただ、本来あるべきだった、より恐ろしいものに生まれ変わって、今も存在しているのでは?
当時のテレビクルーには、オカルトに造詣の深い人物が不自然に多かったようです。

白いキリンはもっと生まれるようになります。
それがあるべき姿だったのです。

白いキリンが見えてしまったら、もう助からない。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/08/23 04:59[web全体で公開]
😶 旅は楽しい、世界は美しい。ナラティブTRPG「Coda」
Codaは、GM不要のナラティブRPGです。
CodaのPCたちは実在の芸術をモチーフに作り出された、美しく不可思議な「ホムンクルス」です。人類の黄昏において科学技術と神秘を極めた奇妙な大企業が、滅亡への道をひた走る人類の夢を託した存在、それがPCたちなのです。
人類はすでに滅び、都市には美しい建築物と醜い戦争の傷跡が残されています。そんな中、ホムンクルスたちは目覚めて、自然と手を携え、旅を始めます。その先に何があるのか、この度は何のためにあるのか、知っているかも知らないし、知らないかもしれません。

Codaはナラティブにかなり重心を置いたTRPGです。PC同士の対話や思いつきを誘発するシステムがメインであり、戦闘や交渉は発生しません。CodaのPCたちは役割を回り持ちで引き受け、そのシーンにおける描写を協力して紡ぎだします。

一人はウーベルチュール。その場面が五感に訴えるものについて表現します。
「ここは廃劇場だよ。古びた袖幕が繊維ばかりを残して撚れてぶら下がっていて、壊れた天井から光が射しこんでいる。壊れた観客席には雑草がはびこって、草の穂が風に揺れている。ここで繰り広げられた大歌劇も今は昔、埃を被った劇場で、美しいホリゾント幕いっぱいに描かれたキュビズム絵画だけが輝かしく色鮮やかに目に焼き付く」

一人はクレッシェンド。その場面がPCたちに課す課題について表現します。
「廃劇場で演劇をしたい? でも、衣装のサイズが僕たちに合うかな。それに、小道具が壊れているよ!」

一人はクローチュア。その場面を終わらせることを宣言し、ダイスを振って結末を決めます。
「演劇は思ってたよりずっとうまくいったよ。歌声が響くと、廃劇場の中の空気がざわめいたような気がした……」

このゲームの目的の一つは、「世界の美しさを知ること」。都市には10のシチュエーションと、12のトラマ(イベント)が用意されています。ホムンクルスたちはまだよく知らない自分たちの生みの親について、滅んだ都市の景観を通して知っていきます。あるいは、誤解していくのかもしれませんが……とにかく、ホムンクルスの旅は、そのまま彼らの人生でもあります。
様々な場所で様々な経験をするたびに、PCたちは少しずつ「最後の選択」へ近づいていきます。
それは楽しい旅の終わり、そして何かの始まりを意味します。

滅んだ世界を歩きながら交流する、というゲームの内容に、自分たちが生み出された理由も知らず、本当の人間たちの生活すら知らないまま生まれたホムンクルスたちが無邪気に遊んだり探索したりする光景が重なり、なんとも言えず美しいゲームです。
誰にとっても楽しい旅であってほしいな、と、一応進行役として参加しながら(本来はGMの出番がないゲームなんですが)なんだか切ない気持ちになっていました。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/08/06 11:15[web全体で公開]
😶 かつての友と戦場で出会うロボTRPG「Spectres of Brocken」
ロボットは今も昔も人気の題材で、国内外に様々なTRPG作品があります。
同じロボットを題材にしたTRPGでも、ロボットのどんな魅力に注目するかによって、その描かれ方は大きく異なります。私は正直、ロボットについては門外漢もいいところなので、詳しい話をすると何が何やらという感じですが……ただ、いいゲームはジャンルを超えて楽しめるというのも事実ですね。

「Spectres of Brocken」は、PCがロボットのパイロットになって対立する物語を演出する、ストーリーテリング系のTRPGです。
この「対立する物語」っていうのが結構大事な要素です。PCたちは同じ学び舎でロボット操縦の訓練を受けた、いわば学友です。それが運命のいたずらで対立することが、このゲームで最も大事な要素になります。

ゲームの前半は「アカデミーフェイズ」。PCたちは同じ学校に通って青春を過ごし、お互いのことを知り、友情を深めていきます。殴り合ったり、学校行事に参加したり、お弁当を作ったりします。学校をさぼって遊んだ思い出の川、ワッフルが美味しかったカフェ、決闘した河川敷。具体的であればあるほど、ゲームとしては有利です。そして、絆を結びます。
具体的にこの学校がどういう理由でどのようなロボットの操縦技術を教えているのか自体については世界設定によって大きく異なるんですが、若者はどんな世界でも青春を楽しむものです。
アカデミーフェイズはPCで回り持ちをしながらシーンを演出してムーブを誘発し合い、プロンプトに答えることで関係性を変えていく、あっさり風味ですがかなり濃密に青春らしいことをやれる構造になっています。

PC全員が何かしらの関係を築いたり、あるいは強い個性を得たりすると、アカデミーフェイズを終えることになります。
アカデミーフェイズが終わると、時間を大胆に数年飛ばして「コンフリクトフェイズ」が始まります。

つまり、身も蓋もなく戦争が起きます。

「あの時代は終わった。」
「あの頃は私たちは世界について何も知らなかった。」

「今は、よく知っている。」
「私たちは、勝たなければならない。」

「そう、友の屍を越えてでも。」

離れ離れになったPCたちは、戦場で再会します。
PCたちはそれぞれの勢力のエースパイロットになっています。PCたちは必ず対立し、出会って戦うごとに誰かが大事なものを失います。戦場は混迷を極め、いくつものありふれた悲劇の中でPC達は銃を向け合い、その巨大な機体を駆るパイロットがかつての友であることに気づきます。
コンフリクトフェイズでは〔blood〕という要素があり、これがプールされる数が増えれば増えるほどシーンは血なまぐさく、危険で、悲劇的になっていきます。希望を掴むためにあがくのも、戦場の死神となって友の命すら奪うのも、全てはプレイヤーの決断次第です。
カッコよく決断すると、キャラクターごとに決めたテーマソングが流れます。
はい、なのでPC作成段階でちゃんと決めておきましょうね。あなたのテーマソング。

「キャンペーンしたいとか、勢力間構想のシミュレーションをしたいとか、細かいロボのデータを組むとかじゃなくて、こういう作品の長期の人間関係をさくっとエモくプレイしたいんだ!」という、わかりやすくて潔い構造のゲーム。
参考作品にロボットアニメの名前と共に「NARUTO」と「ファイアーエムブレム風花雪月」が挙がっているのも納得ですね。

基本ルールだとダイスが不要な、まさにストーリーテリングに特化したゲームです。(ダイスは使っても良いみたいですが、自力で選ぶことに意味がある場面が多いのであんまりお勧めしたくないなあと思います)
こういうゲームよく読むけど遊んだことないので、いつか機会が欲しいですね!
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/08/02 02:16[web全体で公開]
😶 えっ、今日はいっぱい意味ありげなこと言っていいのか!
アルシャードffのキャンペーンにオラクルで参加したので、常にわかったようなわからないような意味ありげなことばっかり言っています。
もうそんなに大したこと言ってなくても「意味ありげ…」と言われるくらいキャラそのものが意味ありげになってしまいました。
困ったことに、今回予告とハンドアウトのシステムがあるアルシャードffのキャンペーンにおいて、意味ありげなことは常にいくらでも言えてしまいます。
違うんだ……私は、PCどうし楽しくやりたいんだ……
自発的に意味ありげなキャラという位置づけに一度上ってしまった以上、うまく下りられるかは重要な問題です。
いつ下りるか、どうやって下りるか。
その選択が、私の導くべきクエスターたちにどのように関わってくるか。
それこそが、輝きの騎士の運命を左右することになるでしょう……

これをやめたいって話じゃなかったっけ。
ともかく、アルシャードffは楽しくていいゲームです。どんどん遊びたいな。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/08/01 13:50[web全体で公開]
😶 ルッキズムとリアリティ
TRPGプレイヤーの一部には、なぜか「容姿がいいとあらゆることがうまくいく」という信仰じみた信念を持っている人が一定数います。
回避判定に成功して「イケメンだから当たりませんでした!」って笑い飛ばしたりするような、「分かっている」方向性じゃなくて、何かしら行き詰まると「あとは顔の良さでどうにかなりませんか?」と真顔で言いだす感じです。

現実に生活していて、綺麗な人を目にすることはしばしばあると思います。
綺麗な人は綺麗であることで確かに得をしていると思いますが、その利点が常にその人本人のコントロール下にあるかというと疑問です。
それに関しても「(生まれつき可愛いから)自分の可愛さをよく知ってる」という設定を山ほど見てきましたが(これなんでみんな同じ書き方するのか不思議なんですが元ネタかなんかあるのかな)、それはかなり一元的な……つまり、可愛くない人から可愛い人を見たときの、可愛い人への偏見を含んでいる物の見方だと思います。人はどこまで行っても自分であり、自分から逃れることは出来ませんが、だからと言って知り尽くし、使いこなしているということにはならないはずです。
容貌について明確なデータがあるゲームであるGURPSでも書かれているように、美しい容姿であれば人さらいに目をつけられたり、あるいは顔を怪我してせっかく支払ったCPをむざむざ失う危険が常に付きまといます。そうでなくても、単純に顔を覚えられやすくなることがゲーム的に不利に働くこともあるでしょう。
こういったゲーム的な要素を一旦抜きにして考えるとしても、現実社会で「大した交流もないのに顔がいいからえこひいきして便宜を払ってくるやつ」はたいていろくな人間ではありません。そのえこひいきに乗ってうまい汁を吸えば、いずれそれ以上の代償の支払いを求められるでしょう。

以前、学校の先生や用務員さんとの交渉を、容姿の良さでなんとか通したい、と言われたことがありました。
そもそもシナリオではこのNPCたちとの交渉は想定されていないのですが、この時点で知ってることに対して隠す必要があるわけでもなく、敵対もしていないので、先生たちは生徒の疑問には答えられる範囲で答えるはずです。
ダイスを振る必要はなく、何を聞きたいかを具体的に口頭で伝えてくれれば、NPCがどんなふうに反応するかわかりますよ、と返したのですが……

PL「でも、顔が良かったら態度は変わりますよね?」
私「確かにあなたは可愛いですが、可愛いからと言って態度を変える先生ではなかったようですね」
PL「普段見せない可愛い顔を見せて誘惑する!本人にはその気はないけど誘惑してる!」
私「先生はごく普通の先生なので、生徒の悪ふざけにはいちいち取り合わないですよ」
PL「でもふつう、特上の美少女が身近にいたら……」
私「いたら、その可愛さにもすぐに慣れっこになって、普通の反応をするようになるでしょうね」

ちょっとした押し問答になって、結局他のPLが質問する形になったんですが……
もちろんこれ、PLの気持ちも分からないではないです。「NPCに聞くことを具体的に言う」というのは、部外者に言うべきでないことを言ってしまって不利な状況を引き起こすトリガーになりかねないからです。先生を篭絡して黙らせ、自分に都合の良いことしかしない状態にしたいというのは、まあ自然な心理である気もします。先生は敵対してないから答えられることには答えてくれるよ、とここまで言えばPLの疑心暗鬼を引き起こすことにはならなかったかもしれません。
ただ、私としては意地悪をしたつもりはありませんでした。他者との情報のやりとりには常にリスクが存在するし、絶対的な安全圏から情報だけを獲得できる権利なんてどんなビルドをしたPCにもありません。単に「質問したいことを口頭で具体的に明言する」というのは、ゲームを冗長にするほどのリスクとは言えないでしょう。

容貌がいいことが有利に働くことはもちろん現実にありますが、ゲーム的な利点として常に活用できるほど有利かというと、様々な要素から疑問があります。
しかし、上の例でもあったように、容貌が良いことにこだわるPLは「こんな美人がそばにいたらふつう~」という言い方をよくします。
対人的な場においては、常に美人が理不尽なほど得をするのがリアリティがある、というわけですね。

正直、今の若い世代にとってはそれがリアルなのかもしれない、とは思っています。

様々なメディアの普及からごく普通の中高生まで容姿を常に評価され、見定められる時代になり、ルッキズムは苛烈で極端なものになっています。顔さえよければ全部うまくいってるのに、あいつ顔だけなのにうまくやりやがって、と思いながら生きてる若いPLが実は多いのかもしれません。

しかし、ある程度生きてきた大人からすると、そんなことはないから大丈夫だよ、と言いたくなります。

少なくとも、ゲームの中ではその極端なルッキズム世界観で生きて行かなくていいんだよ。
容貌のデータがあるゲームでも、それが判定に影響するかどうかはGM(KP)が決められるから、常に容姿で評価されることに怯えなくていいんだよ。
美形も不細工も、化け物はみんな頭からぺろりといったりぐずぐずに溶解させたりひき肉にしたりしてくれるから大丈夫だよ。
ゲームの中の世界で、その報われなかった世界の「ふつう」にこだわらなくていいんだよ。

リアリティというのは、生きる世界によって異なると思います。
人は見たいものしか見ないので、全く事実ではないことを「ふつう、こうだ」と思い込むこともありえます。
たまに、その「リアリティ」に、その人が抱えている傷が見えた気がして、ちょっと胸が痛むことも……
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/07/29 05:37[web全体で公開]
😶 ハシラノカミ
タワーディフェンス系のTRPGって海外にはあったと思うんですが(私の大好きなBlack Well writerさんも作ってます)、日本では聞いたことないジャンルだったのでかなり気になってます。
キャラクターシートが公開されてますが、見ても全然どんなゲームなのかわからない……d10を使うのは分かるけども!
カローン・サンクションズとどっちを買うかしばらく迷うと思いますが、遅かれ早かれ入手したいと思ってます。
はたして数字に弱い私がやれるゲームなのか? 不安は尽きません…
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/07/28 04:41[web全体で公開]
😶 キズナバレット遊びたい
先日キャラメイクだけやりましたがすごく楽しかった!!!
やりてーよーーーーやれますよ月曜日に遊ぶ予定です!
でももっとやりたいよ!!

古いルールブックをいくつか発掘して手元に置いているので、所持ルールブックを更新しました。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/07/23 17:54[web全体で公開]
😶 反魔法のひとびと。反○○なひとびと?「MAGI」
この前から読んでる「MAGI」というゲームについて、考えさせられることがあったので紹介します。

MAGIの舞台はテクノロジーが発達した近未来です。
そして、PCたちはDNAに5番目の核酸塩基を持つために超自然的な技術である「魔法」を使用できる能力者、いわゆるマギです。

科学技術が人類の発展を支えている未来に、マギの居場所はありません。
マギは激しい弾圧を受けています。

とはいえ、マギは非常に便利な力であり、役立てる方法を考えれば人類の発展に寄与することに間違いはありません。
マギの実態と活動が広く知られ、普及するにつれて、世論はマギに傾きつつあります。

そんな傾向に対抗するように、反マギ運動はますます先鋭化しています。
マギを抑圧する人は、「マギは死者を蘇らせて使役する汚らわしい術を使う悪人だ」と喧伝します。
マギはそれに立ち向かいます。

これは何を描いたものかというと、QUEER、性的少数と社会との戦いをゲームに落とし込んだものだ、と作者さんは主張しています。それは製作者が明言していることなので、真実なのでしょう。
しかし、私の視点からはもう少し違った形に見えます。

便利な技術を使用して役立てようとしている人たち。
それにヒステリックで全く筋道が通っていない言い訳……人権侵害だとか絵柄窃盗罪だとか児ポだとかの難癖をつけて騒ぎ立てる人たち。
その技術を使った問題が起きると、その技術そのものを悪にしたくてここぞとばかりに活気づく卑しい人たち。
どんなに喚きたてても、仲間内で気炎を吐きまくっても、それに全く構わずかなりの速さで「それを役立てる方」に流れていく世間……

反AI(のみならず、新たな技術に対して弾圧を始める集団)を描いたものとして見ると、とてもしっくりきます。
反AI運動をしている方々はAIの性能を異様に高く見積もりがちでたぶん魔法かなんかと勘違いしてそうなのも含めて、そっくりなように思われます。

もちろん、このゲーム自体にその意図はありません。前述のように、これはもともとは性的少数を弾圧する人々をモチーフにしているのであり、ゲーム自体は魔法で差別主義の悪人をさっくりぶちのめせる爽快なゲームです。
優れた文芸作品は見る人によって姿が変わり、「これは私のことを描いた作品だ」「私の身近な問題を描いた作品だ」と思わせるものです。それはゲームでも同じなのだなあと感じました。


余談ですが、ゲームの世界を身近な問題に落とし込むと、敵のロールプレイがしやすそうっていうのがかなりいいですね…
資料はたくさんありそうです。

例えば、PCが魔法で治療したおかげで怪我人が助かった時…
怪我人「僕を治した魔法は、死者を蘇らせるような怖い魔法じゃなかったよ」
反魔法「その魔法を生み出した技術の過程で、死者を蘇らせる汚らわしい魔法が使われているに違いない」
反魔法「もし治療魔法が汚らわしい技術ではなくクリーンな技術のみを組み合わせて作られているなら、使用時にその魔法が生み出されるまでの過程を全て公開し対象に承諾を得るべきだ」
反魔法「魔法には原罪がある。たとえ直接禁呪を用いてなくても、禁呪を含んで発展した技術なら同罪である」

いくらでも言えちゃうな…こういう系統の人って多分どこの世界にもいそうだし
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/07/22 20:20[web全体で公開]
😶 憎悪
傘を盗んだ奴にあらゆる苦難が降りかかって最後には惨たらしく死ぬシナリオないですか
苦難をもたらす側でなら参加します
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/06/27 11:49[web全体で公開]
😶 ポストアポカリプス海洋冒険TRPG「Wave chasers」
海外のマイナーなインディーTRPGなんですが、「Wave chasers」というゲームを見つけてから遊びたくて仕方ないです。
https://gbdw.itch.io/wave-chasers

システム的にはシンプルなダイスプールシステム。能力値とスキルにポイントを割り振ってキャラメイクをする、あまり目立つところのないゲームだと思います。
このゲームの舞台は水の惑星「コーラル」。宇宙開発事業の一環でリゾート地化が推し進められていた、気候温暖、風光明媚な惑星です。陸地面作責は非常に少なく、生態系のほとんどは海生生物で構成されていて、唯一の非海生生物として翼竜「ペトレル」が存在しています。
銀河系一の海洋リゾート・コーラルは、観光事業で賑わっていました。多くのスタッフと観光客がコーラルにいました。
そして、折しも銀河系では内戦が勃発。宇宙との行き来は途絶え、通信が途絶します。
コーラルは人類のネットワークから完全に孤立した惑星となり、取り残された多くの人々はコーラルの果てしなく広がる海で果ての見えないサバイバル生活を余儀なくされまることとなりました。

青い海、輝く空、明るく爽やかに、どうしようもなく終わってしまった世界。
セッティングはとても開放的で明るい雰囲気ですが、このゲームは紛れもなくポストアポカリプスがテーマです。
PCたちは持てる能力を使って生き延びなければなりません。そのためには、危険な海洋生物やこの星に戦闘機ごと墜落してなお戦闘を続行しようとしている敗残兵と戦うだけでなく、人々の生活を維持するために必要な物資をサルベージしたり、電気海藻が生い茂った沈没船を探索して現在のコーラルでは作りようのない高度な科学の産物を探し出してきたり、海上に点在する集落間の交易路を確立したり、嵐が来る前に食糧プラントの補強を完了させたりしなければなりません。
実のところ、戦闘はそこまでメインではなくて、大事なのはそのPCに何ができて、どのようにこのコーラルを生きていくか、それをどんなふうに楽しめるか、ということだと思います。
軽くデータを確認してキャラクターを作ってみたのですが、プレイ感覚は「エモクロアTRPG」にやや近いように感じました。

海と無関係で生きていける環境はコーラルにはほとんどないので、登場するキャラクターの「泳ぐ能力」「息を止める能力」「潜水できる深さ」がかなり大事になるのがこのゲームの特徴かもしれません。
2種類の人間と3種類の獣人が登場しますが、それぞれに水中での能力についてしっかり設定されています。

明るく、多彩で、冒険に満ち溢れた、しかしめちゃくちゃに詰んでるポストアポカリプスな世界観という唯一無二の設定に魅力を感じています。
生活に必要なものや珍しいものを探す、作る、サルベージするというだけでいくらでも展開が考えられるので、戦闘がメインでないシナリオもやりやすいようになっている反面、かなりデッドリーで決してほのぼのスローライフではない独特の緊張感も楽しそう。いわゆる板子一枚下は地獄というやつで、どんな人にでも溺れて死ぬ危険があるんですよね…

とりあえず遊べるように色々用意しています。いつか遊べたらいいな!!

紹介postです
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/06/23 00:29[web全体で公開]
😶 AFF2e楽しかった
楽しかったな…
楽しかった…
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/06/18 05:47[web全体で公開]
😶 死は労働を辞める理由にはならない。Hypermall unlimited violence
CRIT賞にノミネートされたTRPGのひとつ、ミートパンク企業暗殺TRPG「Hypermall unlimited violence」を入手しました。
すでに購入したパレスチナ支援バンドルに入っていたのでお得な気分です。

死後の世界にあるものがただの知覚を有した魂に加えられる永遠の拷問であり、あらゆる存在に対して一切の救いがないことが確認された未来。
人々は「ハイパーモール」という超巨大ショッピングモールの不死の住民となり、冷酷な企業倫理の過酷な労働に従事しています。

大事なのは、お前はクズだということ。
お前は肉クズだと認めること。
お前の頭を踏みつけるブーツをべろべろ舐めること。
生まれながらに労働を義務付けられた存在なのだから、ただ働き、感謝すればいいのだ。
フードコートの汚れた窓からしか、空は見えない。お前はハイパーモールで労働し続け、死んだら新しい肉体を借金してでも購入して、その借金を返すために更に働き続けるのだ。

——こんなのは、人生じゃない!

PCたちはハイパーモールの労働から離れるために(というのが主な事情ですが、多彩な背景が用意されています)、SLAUGHTR™ という暗殺斡旋アプリをダウンロードした職業暗殺者です。

ハイパーモールには「RESURRECTION MATRIX」という蘇生システムがあり、住民たちが死亡するとすぐさまCHRIST (Charon Holographics Resurrection Immortality System Tube)が生成した新しい肉体を与え復活させます。病気になった労働者は殺して新しい肉体を与え働かせる、合理的なシステムです。CHIRISTはモールの至る所にありますし、金持ちは専用のCHIRISTを抱えています。
こんなシステムがあるので、ハイパーモール内での暗殺は容易ではありません。
「RESURRECTION MATRIX」をハッキングしたり、殺しの場所を工夫したり、パーマネントデスキューブを設置したりして、復活できない形で対象を殺害する。それがPCたちの任務になります。
通常戦闘、社会戦闘、金融戦闘を駆使してターゲットを二度と戻ってこれない死の次元へ送り込みましょう。大事なのは、自分たちは死なないことです。なんせ殺されてしまうと命を買うことになり、収支がマイナスになってしまいます。

キャラメイクは多彩で直感的なデータが多数あり、特定分野の専門家、荒事屋、超能力者、ミュータント、精神生命体、パワースーツ兵士など、およそ近未来・未来の設定で思いつくキャラクターはだいたいできそうです。
悪趣味な設定にギラギラのルールブックなんですが、目を通したところシステム面もかなり整理して描かれていて理解しやすそうです。戦闘ルールは多彩ですが根本はシンプルで、一度覚えたらすぐ馴染みそう。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/06/15 05:17[web全体で公開]
😶 TRPGで心に残ったセリフ
色々なセッションで色々な楽しい思い出があって、すべてを語りつくすことはできないんですが…

初めて「ダンジョン・ワールド」のGMをしたセッションで、「神格といえるほど強い力を持っていない亜神が、人間の政治家と手を組んで大都市の人々に自分を信仰するよう仕向けた」という展開のストーリーになりました。
亜神は自分を崇める神殿を作らせ、敵対する聖職者を殺戮しましたが、プレイヤーたちに追い詰められ、ついには討ち滅ぼされました。
亜神を仕留めた攻撃が「代償のある成功」だったので、亜神は自分を滅ぼした魔法使いに呪いの刻印を刻みながら絶叫した……という演出になりました。

「消えるのは嫌だ!誰にも顧みられず、崇められることもないまま……!」

するとPCの吟遊詩人が言いました。

「そんなことないのに」

なんか、これがね……この時の言葉がなんか、すごく心に残ってて……
GMの視点からすると、単に悪い奴が陰謀を巡らせているだけなので、悪い奴は惨めに消えてしまえばいい、くらいの気持ちだったんです。
でも、実際に偽りでも信仰のポーズをとらせていた都市を見ていたPCは、どこかで「ひょっとしたらこの亜神を少しくらいは信仰してる人がいたんじゃないか」「何か困ったことや不安があるときに神様にお願いしようと思って、亜神に祈った人はいたんじゃないか」って思うのは自然なわけで……
そんな視点を持っていたこともすごいし、邪悪な敵が討ち滅ぼされたときに、その敵の唯一の救いになりうるような言葉を、最後の最後で自然にぽろっと言える、というのも本当にすごいと思いました。

私はすごくないので、「そう言って亜神は消えました」としか答えられなかったんですが。

TRPGは悪者を倒して終わるだけのゲームじゃないことも多いです。でも、プレイヤーが本当にそういう態度を取れるかっていうのはまた難しい話だなあとも思います。
自分が同じようにできるかどうか、というよりは、「なぜそれが難しいのか」を考えるきっかけになったセッションだったなあと思います。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/06/14 00:25[web全体で公開]
😶 海外の推理シナリオが
こないだ読んだ海外の推理シナリオがあまりにも大味で「これは何をどう推理するの?」って内容だったので、うまく遊べるように変えられないかと思案しています。
シナリオざっくり要約すると「四人家族が喉を切られ惨殺されていた。犯人はこの家を留守だと思って上がり込んでたホームレスでした。」って内容で……本当にこれだけなんです。現場の状況とホームレスの追跡方法が書いてあって終わりでした。

個人的な印象として、「留守だと思って上がり込んだのを見つけられただけにしては被害があまりにも大きすぎる」っていうのがすごく引っ掛かります。銃を乱射して殺したならまだわかりますが、刃物を手に寝ている子供も殺して回るのは陰湿で凶暴すぎます。それもすべて一撃で喉を切り裂くという的確で殺意の高い方法です。最初にホームレスと出くわした子供だけは「頭を包丁で貫かれる」という更に恐ろしい方法で殺害されています。これについての説明は一切ありません。
一家殺害事件という凄惨でセンセーショナルな題材をTRPGに使用するなら、それがただのおびえるホームレスを探し出すだけで終わるセッションになるのは肩透かしという気がします。それなら食い逃げでもいいと思うし……実際、このシナリオの捜査パートを見た限りだと一家殺害事件である必要性があまりにも薄く、聞き込みと観察がモノを言う流れで、科学捜査や尋問などの要素もありません。というか、ミステリ的な推理の要素が全くありません。食い逃げ犯を捕まえるって内容のほうが規模や犯人のうかつさとしてもしっくりきます。

確かに凄惨な事件ほどしょうもない原因で引き起こされるのかもしれません。
ミステリ的に面白く、解き明かすべき謎がしっかりとある一家殺害事件のシナリオを作るには、どのようなひねりを加えればいいんでしょう。

①犯人は複数いる
犯人として逮捕されたホームレスが殺したのは最初に出くわした子供1人だけです。他の家族を殺害した犯人は別にいました。

②ほかの家族は事件より前に死んでいる
ホームレスは最初に出くわした子供を殺しました。他の三人の家族はそれより前に殺害されています。家族を殺したのは子供かもしれないし、子供だけが生き延びたと思った矢先の不幸な遭遇だったのかもしれません。

③家族のほうが何かおかしい
死体の中には、戸籍のない子供が混ざっています。これは誰の子供なんでしょう?

④死に方が異常である
四人の家族はこの一軒家の中では不可能な死に方をしています。なぜそうなったのかを解き明かさないと犯人を捕まえることはできません。

思いついたところで遊べるかどうかはわからないんですが……他にどんなのがあるかな。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/05/20 06:51[web全体で公開]
😶 AFF2eを遊んだよ
シンプルなシステムで豊かな世界観、無限に遊べるゲーム…
無限じゃなくていいからもっと遊びたいよ…
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/05/11 01:42[web全体で公開]
😶 Quest Frontsはいいぞ
https://www.drivethrurpg.com/ja/product/360541/Quest-Fronts-1

Quest FrontsはIronswornの形式で書かれてますが、ファンタジー汎用シナリオ集です。
Ironswornはソロプレイ可能なRPGなので、つまりどんなシステムでも、一人でも複数人でも遊べるシナリオということです。強すぎる。
これに限らずIronswornというかPbtA系(ironswornはPbtAではないんですが、その影響が強いです)のシナリオは、日本のどのシステムっていうか一般的な同人シナリオ系とは全く書き方が異なるので戸惑うところもあるかもしれませんが、逆に英語が不得意な人にとっては読みやすくて助かります。

ランダムなイベントなどを考えるとっかかりがほしいときに使えるOracle(しかも1d100)が入っているのも好きすぎるんですが、シナリオ自体がシンプルで取り回しやすくて面白いです。
「場所」や「その場所に住む人々」を重視するironswornのシステムに沿った形式で書かれているので、冒険者が活躍するような普通のファンタジーシナリオはもちろん、規模や解決する課題を調整すれはグランクレストや天才軍師になろうのような戦記ものにまで役立てることができます。
シナリオをいくつか紹介すると…

【ブライトン集落で】
敗走した軍から逃げ出した脱走兵たちが略奪行為を行っています。それだけならいいんですが、脱走兵たちはとある有力貴族の荘園にまで迫りつつあります。もし貴族が脱走兵に殺された場合、脱走兵を出した国は苦境に立たされかねません。脱走兵が荘園に流れ込み、貴族をへ傷害を与えるのを止めましょう。(このシナリオは和風ファンタジーに改造してGURPSで遊んでる最中だったりします)

【けもののはらわたから】
坑道を深く掘りすぎた人々、鉱山の奥深くにある獣のねぐらを壊し、恐るべき害獣を解き放ってしまいました。問題は、この鉱山を所有しているアレモテは侵略行為を繰り返す残忍な国家であり、周囲の国や集落が害獣対策に協力してくれないということです。今のアレモテは屍だらけで、数少ない生き残りが身を寄せ合っています。どうにかして獣の恐怖を打ち払いましょう。

【ソンバー入植地の相続】
ソンバー入植地の首長が死亡し、息子がその地位を相続することが決まります。長老の書記官はその事態を受けて、PCに助けを求めます。時期首長であるその若者はカルト宗教の幹部です。彼は相続したこの地を根城に冒涜的で邪悪な計画を遂行するでしょう。しかし彼の相続は正当なものなので、カルトを退けるには彼を物理的に排除するしかないかもしれません。何にせよ、カルトとは言葉を交わすべきではありません。

【気がかりな夢】
あなたは鍛冶屋で鍛えてもらった新たな武器を手にしてから、奇妙な景色を夢に見るようになりました。それはいつも同じ景色で、あなたに何かを訴えかけているようです。武器を鍛えた鍛冶屋はいつの間にか姿を消しています。同じように奇妙な夢を見てついには狂い死にした人の噂を聞くにいたり、あなたは夢について調べざるを得なくなります。

全文無料で読み応えたつぷりです。シナリオのネタに困ったときに手元にあって損はないと思います。
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ぱむだ
ぱむだ日記
2024/04/24 02:07[web全体で公開]
😶 PCが動く!!!!!
適当に買った超低スペックPCをだましだまし使ってるうちに複数人オンセで落ちまくるようになり、買い替えてから続きを……と言いつつもなかなか諸事情で買い換えられず不義理を働いていたのですが……
ついに!ついにPCを買い替えました!
まともなスペックのPCってすごい……動く!動くんですよ!待ってなくていいの!
もうなんというかかくなるうえはありとあらゆることをしたい!!!!!あまねく娯楽をこのPCで嘗め尽くしたい!!!

あんまりTRPG関係なくてすみません。
オンセしたい!!!!!
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ぱむだ
ぱむだ日記
2023/11/19 01:16[web全体で公開]
😶 NOVAはなんて良いゲーム
Malströmさんから日本語版が発売されたTRPG「NOVA」、とてもいいゲームなのでどんどん遊びたいという気持ちでいます。

時はまさにポスト・アポカリプス。太陽は突如として爆発し、混迷と隠匿の霧が地上を覆い尽くし、暗闇の底で人々はただ怯えることしかできなかった……しかし、その時代は終わろうとしています。
太陽の欠片を用いた新たな動力源「サンウェル」。新時代の新技術で駆動する超高性能エグゾスーツ「スパーク」。
これらの登場により、人類は暗闇に立ち向かう用意を整えたのです。
PCたちは危険な薄闇(ダスク)を駆ける「スパーク」となり、サンウェルを擁する都市の発展を助けるために様々な冒険へ乗り出します。
この時代を生きる力なき人々の願いを乗せて活躍する「スパーク」の力は圧倒的です。ただでさえとんでもなく強いんですが、好き勝手に改造する(改造のことを「フレア」と言います)ことで更に驚異的な強さを誇ります。スパークたちのチームは変化と脅威に満ちた都市外の世界を簡単に踏破し、様々な危難をクールに乗り越えられるでしょう。
しかし、そんなスパークたちの敵は手ごわいものばかりです。邪悪なならず者たち、邪教の信奉者、冷酷な宇宙人、そして凶暴な異常生物……彼らもまたさまざまな「手だて」を用いてスパークたちの力を削いでいきます。

強いスパークのヒロイックな活躍が楽しめるほか、スパークの活躍によって変化する状況を楽しめるというのもNOVAの楽しみのひとつです。
それは直面した困難を乗り越えるということだけに留まりません。スパークが都市外を探索し成果を上げることで、都市や都市の人々に良い影響を与えることもあるでしょう。スパークはただの戦士ではなく、破滅の後の時代を生きる人々の希望の象徴でもあるのです。

システム的には「ナラティブ系」というやつで、データと判定でガチガチに固めるというよりは想像力豊かに自分のキャラクターの活躍や行動を描写し、他参加者との対話によって物語を広げていくタイプの作品です。(とはいえスパークのデータやそれを用いた改造ルール、判定のルールは単純ながらも楽しくて完成度が高いと思います)
これが「ポスト・アポカリプス的な地上で探索して冒険する」って世界設定とシナジーがあってとても楽しい!
滅んだ文明の痕跡、厳しい環境、異常な植生、都市の現状、様々なものがプレイヤーたちへ自然に語りかけます――ここにあるものをどう使う?あなたはこれを見てどう思った?何のためなら戦える?
(このへんはGMによりますが)世界観を踏まえている限り、解釈や設定はどこまでも自由でいいと思います。どんなに風変わりな鼻つまみ者でも、スパークを着て戦っている時はみんなヒーローです!

ルールブックはフルカラーPDF、イラストもかっこいいし文書の配色もカッコいい。
ココフォリア公式素材(別売)を使えばイメージバッチリのココフォリアと敵キャラのグラフィックが一瞬で用意されるので、正直GMが事前にやらなきゃいけないことが極限まで少ない……なんとなくシナリオ用意しちゃうんですが、シナリオ無しでもストーリー展開できるようにランダム表が用意されてたりします。
とにかくNOVAはいいゲーム!いつか機会があったら一緒に遊んでください!
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ぱむだ
ぱむだ日記
2023/11/02 20:21[web全体で公開]
😶 細かい名前を覚えられない
私「フタリソウサのシナリオ集買っておこうと思うんですよ、なんだっけ『怪盗からの挑戦状』と」
「怪盗の誘惑ですね」
私「そうそれです。あと『喧嘩するほど仲が良い』だっけ?」
「あなたと仲良くなる方法ですね」
私「そうそうそれです。あと『探偵バトルロイヤル』もほしい」
「探偵フェスティバルですね」

とりあえず全部買いました。
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