Nサブさんの日記
Nサブさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2017/11/09 18:37[web全体で公開] |
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2017/10/28 22:23[web全体で公開] |
😶 料理用のお酒の期限切れてました 2ヶ月ぐらい。ずぼらだからね……一口飲んだらまだいけそうです。アルコール強い。 ・期限の話 心理学のなんちゃらの話らしいのですが、男はサプライズイベントが一番嬉しいらしく、女は先に決まったスケジュールが近づくにつれてじわじわ嬉しさを高めるとか聞いたことあります。 我々男性は意中の人をデートに誘う時、明日行こう!じゃなくて前々から決めておくと良いみたいですね。 そもそも前日になって急に行こうって言われてもなんだな、普通に困るな。 ・TRPGの話 10pyoさん主催の「まほつく」体験会に参加させていただきました。夜中帰宅してふと覗いたらとても面白そうで、29日開催の突発卓だったので参加ボタンに飛びつきました。その約6時間後の今日の朝10時には既定人数一杯でしたので、チャンスにはもろ手を挙げて席に滑り込むものだと痛感しました。みなさん、明日はどうぞよろしくお願いします。 「一週間後、やる?」と言われると「……ちょっと待ってね」ってなるけど、「明後日……もう明日だけどやる?」って聞かれると「じゃあやりますやります!」なんて反射的に返してしまうのは、男性心理というより単にせっかちなだけでは……? ・公式サイトさんです。 https://sites.google.com/site/cioyajunnbi/mahotsukunokoto 魔法学校の学生になって、みんなで卒業課題に取り組むというシステムみたいです。イラストがとても可愛らしくて、世界観などもわかりやすく紹介されていますので、ぜひ一度ご覧ください。 「卒業試験にチャレンジする」というのがテーマで、エンディングでは卒業後のPLを描写したりなど、さくさく遊べるシステムだと思います。お手軽さがなんかすごい新しいシステムって感じ。 簡単でわかりやすいってのはその分物語に入り込みやすくて僕は好きです。 特に舞台が魔法学校だしね! イギリス料理ってとかく言われがちですけど、ホグワーツのご飯はすごく美味しそうだったなって……。お皿に向かって叫べば、魔法で出てくるんでしたっけ? 「――うなぎゼリー!」
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2017/09/26 01:54[web全体で公開] |
😶 ・ウタカゼしました ・「ち、違う……これはただの頭痛薬じゃ……」 誰もが口を濁します。だけど僕ははっきり言います。賢い人類は二つの害あるもの、すなわちお酒とTRPGを生み出しました。 どちらも服用中は大いに楽しく、気分が明るくなり、幸福感を生みます。 でも長時間すると頭が痛くなり、熱が出たりして、次の日の体調に影響を及ぼします。 とりわけオンセでは、 「死ぬわ……マジ疲れた本当にTRPGなんてこれもう二度としねえ……」 などと毎度毎度思いますが、それでもしばらくすると喉元過ぎてなんとやら。再びセッション募集項をぼけーっと眺めるところには、怪しいお薬めいた中毒性もありそうです。 ※一時的な充足→(効果が切れる)→禁断症状→苦しい!もっとセッションを!→耐性がついて次第に使用量が増えていく ・無能な勤勉の話 無能/有能、怠惰/勤勉で人となりを4つに分別できるらしいですね。項目数だけみると、ゴミの分別よりもカンタン。 先日、諸事情で卓が流れそうだったので、急遽僕がGMということで、改めて集まる事ができました。 前の日になってから流れると、その日の予定がぽっかり空いちゃうからね……出来る限り避けたいよね……。 公式サンプルシナリオだったのもあり、「まあ一晩読み込めばなんとかかんとか……ぐだったらPLさんにも助けてもらおう」みたいな魂胆でした。改めまして、お二人ともありがとうございました。感謝です。 それで、シナリオを斜め読みしている途中、NPCから伝えられる情報が少し曖昧で、わかりづらいかな?とも思い、書き出して並べて整理して、手を加えました。 もしかしたらそれっていわゆる「勤勉な無能」だったかもしれないなーと、ふと思った次第です。 ( ˘⊖˘).。oO(ウタカゼだし、次はハロウィンっぽいものとかも……)
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2017/09/11 19:06[web全体で公開] |
😶 サントラ購入しました ・滅びし煌きの都市すき…… 前々から欲しかったとあるゲームのサウンドトラック、Arrangement Album-Promise- 届きました。やったぜ。CD全体のコンセプトは「あなたの生活に寄りそう、まったりBGM」という事です。 収録は全12曲。ボサノバ風リメイクCDで、個人的には特に「ホームタウン ドミナ」「彩りの大地」がとてもよかった。ゆったりしてお洒落で大人っぽいラテン・ジャズ、どこか気だるげで渋いタンゴ風アレンジ、懐かしいタイトル曲「Song of MANA」他のボッサ風ヴォーカルなどなど……。 素晴らしい音源に耳を傾けながら、作曲者の下村陽子さんのコメントに、思わずじーんとしてしまった感激屋。 「16年前へ、海の向こうのどこかへ、ここではないどこかへ、このアルバムで旅に出ませんか?」 ・TRPGの話 「セッション中に流れる音楽」と「自分で聞く音楽」は、重なるところもそうでないところもあると思います。イヤホン刺してヘドバンしてる分には迷惑も何もないですけど、いざ卓で流そうという時には、シーンに合ったものをチョイスしないとですよね。なごやかなお食事のシーンでデスメタルとか流せない。 必須! ……というわけではもちろんないけれど、あったら嬉しいよね、という感じで。 絢爛豪華な晩餐会のシーンや、月明かりに照らされた湖を見渡すシーンや、乾いた土埃の匂いと草木の息吹が感じられるシーンなど、場面場面に合ったBGMがあれば、きっとぐぐっと盛り上がると思います。 もし、そんな感じの話題を取り扱うためのコミュがあったとしたら……? もうあるんだよなーこれが! https://trpgsession.click/community-detail.php?i=commu150493218159 (怒られたらごめんなさい) オススメのBGMの相談や、関連した雑談など。方針の詳細はこれから決まります(小声) キャラクターのテーマ曲というのも教えていただきました。かけるとそれだけでキャラの登場がわかる……タグ添付、分類、記録。ぎーこぎーこ……ぷあー(放熱) げえっ関羽!(ジャーンジャーンジャーン)、あるいはげえっブギーポップ!(ジャーンジャーンジャーン)って感じなのかしら。 ( ˘⊖˘).。oO(残念ながら、TRPGのるるぶと円盤は両立しえない……うーんBBT……)
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2017/08/23 23:45[web全体で公開] |
😶 ハウ・トゥ・セッション……? ・こないだの話 僕「お帰り。今もうご飯できるから」 弟「え?いや食べてきたからいらねーけど」 僕「は?」 連絡もなしにこういう事するのは……やめようね! あと、お皿をテーブルに並べ始めてから言うのもやめろ。 手抜き料理だったので致命傷で済みました。 ・TRPGの話 たまに見る気がするのですが、セッションに申請して、コメントで「初心者です!」とか『だけ』書くのはやめよう。せめて「よろしくお願いします」だと思います。無言なのはそれ以前の問題として。 よく「たかが挨拶じゃん」とは言われますが、「別に挨拶はどーでもいいけど、挨拶もしないやつは大体他にも目につくところがある」とも言われる話。 『GMさんがここは明記してね!とまとめてくれてる場合が多いので、せめてそこはきっちり示そうね』、という事を伝えたい。 顔も知らない人同士で一つの事をやるのがTRPGの楽しみでもあり、逆に言えば、集まっただけでは単なる他人同士って事でもあると思います。 その……強い事言いたいわけじゃないんだ。ただ、一言だけってのは、いろいろな人に迷惑をかけてしまうから、やめようって話なんだ。「これで俺も幻想入りか~」って思いながら申請したセッションがそういう感じだと、次に参加しようとした人も判断に困ったっていう話で。 テーブルに座っていれば料理はでてくるかもしれないけど、作る側はもう少し前から色々準備とかあるから、早め早めって気持ちがあれば、お互いに優しい世界になれそう。
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2017/05/23 03:13[web全体で公開] |
😶 明日、明後日でなくいますぐTRPGがやりたい 【特にDARK SOULS TRPGかな……】 基本的に、セッションへの参加を呼び掛けるにあたっては、やっぱり……一週間ぐらいは見ておきたいのかなと思います。 時間を開けておく、予定を入れない、睡眠をとっておく、ご飯を作り置きしておく。あとはルルブを確認したりお菓子を用意したり。それこそ、キャラシを作成したりですね。 それでも、ちょっぴり夜更かししたい気分になったりする時に、「じゃあ何をしようかな……いやいや、なんだかTRPGがしたいぞ?」という気持ちがむらむら湧いてくるのは、あると思います。こればっかりはなー、一週間後じゃなくて今したいんだよなー……って言っても、仕方ないところですけど。 先日……というか昨日ですね、日曜日に手羽先さんの【DARK SOULS TRPG『灰の墓所』】に参加させていただきました。ちょうど「良さげなセッションねーべかな」という時だったんですね。日付が変わったぐらいで申請させてもらって、翌日のお昼から開始でしたので、約12時間ののちにセッションスタートでした。これは現実的なところで中々…凄いんじゃないかって……。 【一歩前へ出てみよう】 今回は原作の独特な世界観の一端である【メッセージ】の再現、テーブルミュートRPG?の採用により、戦闘時以外での、全ての言語的コミュニケーションを禁止してのプレイでした。 身振り手振り、ボディランゲージのみで進行していくという形で、主に【指をさす】【首を振る】【この先、レバーを押すと道が開くぞ】などでゲームを表現していったと思います。PL発言も原則禁止! 人間の言葉は自己紹介まででした。 これは特に原作にさわった事があるなら凄く魅力的なシステムだったのですが、原作未経験な方もいて、雰囲気を楽しむという部分で大丈夫だったのでしょうかと、今更ながらに……でも、プレイしている方はともかくとして、そもそも見学にいらしていた方々は【この先、走り抜けろ】【苦しいです、評価してください】【本当に食べてしまったのか?】などなどが並ぶログから、果たして何か読み取れたのだろうか……? (鞍がないな……)など、あくまで個人の感想をぼんやり思うのはセーフ? グレー? 少なくとも今回はお目こぼしをもらってました。 一応選択ルールですので、ダメならダメでもそこは大丈夫……かな? 【この辺りには何かがありそうな予感がする… *キラン*】 GMの手羽先さんには体験卓という事で、発売間もないルルブのサンプルキャラクター10体をデータに起こしていただくなど、何かと気を配って頂きました。このような形ではありますが、改めてお礼申し上げます。 調べてみると、案外お手頃なお値段という感じですね……。 え? 手頃だとナニするんだよって? いやあ……ははは。 鉄は熱いうちに打て。モチベは湧き上がった時に、ですね。 ( ˘⊖˘).。oO(何だか同システムに関しての日記がちらほら……) ( ˘⊖˘).。oO(発売直後という事で需要もふつふつとしているでしょうし、これは私も便乗して卓立てる他なさそうだな……)
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2017/03/15 01:42[web全体で公開] |
😶 他の方の文章にふれるのが好きです ・セッション要項について 別に参加する気がなくても「募集中のセッション」を眺めたりしています。特に気になっているシステムのものや、何だか面白そうだぞ?と思ったものは詳細を覗かせてもらっています。 ただそれが、日時や備考などの事務的なものに終始していると、少し物足りない感じ。 もちろんそれらは卓の成立の上で欠かせないものではありますが、「話のあらすじ、概要」ぐらいはあってもいいんじゃないかな~って、思います。 「セッションで何をすればいいのか」がわからないと、まず出足がくじけそうです。裏の畑で大根を引っこ抜いてくるのか、山賊を退治するのか。「GMから大まかに求められているもの」がわかれば、自ずと「禁止事項」もわかりますね。 「ハッピーエンドか、悲劇か」。これは結構ゲームにもよりますね。それでも、痛々しい表現などの要素は前もって一言あれば無難かなという感じです。人を選ぶ部分も裏を返せば「それが好きな人同士で集まる」わけですから、やっぱり明記できるところはそうした方がいいと思います。 あとはそれこそ、「チラ見する人をぐっと取り込む」ためにも、言葉を尽くすべきかなと。ファミコンのケースみたいにカラフルな色があって、おっどんなゲームだろう?と思わずひっくり返して箱の後ろを見てもらえれば、興味を持ってもらえるかもしれません。 ・日記カテゴリ 文章は長ければ長いほど好きです。別にまあ、読めれば何でもいいっちゃーいい。だからサイコロ本すき。 特にこういった趣味の場ですと、それだけ相手の気持ちが伝わってくるような気がします。基本的に全てTRPGの話題になりますし、同好の士というゆるーい親近感もある。知らない方でも、その人は絶対に自分と趣味が共通している(特に同じシステムをプレイしているかも!)って考えると、素敵だなと思います。 だからよく、子供の頃なんかは冗談めかして、文字がぎっしりだと目がからっすべりするって言う人もいますが、それってちょっとあんまりな感じ。別に気持ちを酌めと言ってるのでなく、感じられませんかという話です。落ち葉の中の火だねでなく、暖炉の中の明かりぐらい熱量に差がある……ハズ。 (日記の文字数5千字が、どーにも少々芳しくなかった感じなので少しびびってます) (みんなもあらすじ書こう。むしろ身内卓にも用意するぐらいでいこう。僕は書きました)
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2017/02/27 20:22[web全体で公開] |
😶 日記って2000文字までだったのね…… ・前からの続き 「まずは調べるがよい。かの英雄たちをな。使節を送り、うかがいを立て、作法に従い礼を尽くし、聞きしに勝る此度の偉業、真に大義であると……その旨、我が名の下に、しかと申しのべさせろ」 「こころえました。では」 密使は再び影となり、たちまちのうちに姿を消した。 グランツ公はしばらくそのまま瞑目していたが、やがて、その紅蓮の唇が、ゆっくりと笑みを形作った。それは、彼を知らぬ者が見れば、まるで心臓が凍ってしまうかのような、凛々しくも冷たいものだった。 なぜならば、彼の胸の中ではいまや、策略、陰謀、それらの悉くが渦巻き満ちて、はち切れんばかりだったのだから。 (こんな感じで、陰謀渦巻く政治劇や、華美な宮廷での社交界、あるいは剣による華々しき英雄譚がプレイできる、常夜国騎士譚RPGドラクルージュ、みんなもやろう!) (とくにGMをやろう!) ・敗因 (大したこと書いてるでもないのに二回にわけてるのってすごいカッコ悪い……) 「日記」ってば字数上限に、2千字の制限があったんですね。別に困らない。いや困る。困った。 あくまで「日記」ですし、実際そこまで必要もないのかもしれませんが、今回のように、セッションの振り返りとか、参加いただいた事への謝辞ですとか、後日談を含むとちょっとそこまで書けないですね。 ご……5千字ぐらいにならないかなあ……?
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2017/02/27 18:23[web全体で公開] |
😶 TRPGとお酒と、マイナスになった室内気温 ・神は細部に…… 宿る……ではありませんが、どーでもいいところにこだわるのが好きです。少なくとも、自分にとっては重要なところだから、手を入れる。頭の中でも「でもまあ、ここよりもっと手を入れるべき部分はあるよね」ってわかってはいるんだけど、だけど正着だけが大事なわけじゃない、好きな事は好きだ、という言い訳をしたい。さよならだけが人生さ、みたいな。 敵NPCの戦闘データを用意しておかなきゃいけないのに、どうでもいい設定ばかりが固まっていく(ただしセッションまであと30分)ような経験も、いくらかは、賛同いただけるのではないでしょうか。そんなものない方がいいけど。 ・セッションふりかえり 前日のドラクルージュセッション「血の夜明け」、改めましてお疲れさまでした。以下セッションの後日譚、エピローグです。細部にふらっと気が向いたので作りました。 とにかく時間が長引いてしまい、GMとしてまだまだ至らぬ点ばかりだったと痛感しています。もっと柔らかい進行ができればなと反省しきり。プレイ後の振り返りのチャットでも言いましたが、この「柔らかい進行」って表現気に入ったので、今後も使おうと思います。 ……つまり細部にこだわればガバガバGMでも許される……? ・エピローグ 「美麗公」グランツ・ローゼンブルクは宮殿の高見にしつらえたテラスの黒曜石の玉座に腰掛けていた。膝の上で組まれた指を飾る宝石は、どれもこれも見事で美しいものであったが、彼自身の持つ高貴さのせいで、いささかくすんで見えた。 グランツ公は退屈げであった。なげやりで尊大な態度の裏に、欲しいものが手に入らない子供の癇癪のような稚気がゆらめいていた。引き締まった鋼のような体は生気に満ちていたが、たっぷりとした金髪のした、彼の表情は不機嫌さを隠そうともしていなかった。 「して、卿よ。どうしても気は変わらぬか。そなたの英知、これまでそうだったように、最早我がローゼンブルクへ貸してはくれぬのか」 「は……」 顔を伏して、短くそう答えたのは、艶めかしい肢体を黒い外套に包んだ褐色の麗人。ダストハイムが賢者メリリッサ卿は、すでにこの度の事件の起きた領地オルドランを離れる心積もりでいた。 結果だけを見れば、発端となった忌むべき堕落者は見事討伐された。メリリッサ卿が引き続き領地を治めるのに何ら支障はないだろう。なにせ名家中の名家、六大公爵家ローゼンブルクが当主、グランツ公直々に乞われているのだから。 しかし、事件の首謀者とはすなわち前領主である。彼女の仕える主にして、かけがえのない友であったのだ。当事者でありながら核心に終ぞ触れられなかった彼女にとって、もはやこの地に未練はなかった。 「褒められるべき慎みも、加減を知らねば卑下にも見えよう。それとも、我が下で力を振るうは不服かね?」 「……わたしなど、とても」 彼女は静かに首を振った。謙遜が過ぎるともいえるものだったが、事実として、堕落した領主を討伐した騎士たちは別にいる。その活躍と比してなお、増長などできるものではない。 彼女はそういった事を述べて、代わりにと、以下の三名の名を挙げた。 曰く鋼鉄卿。守護する者。かつて描いた救世を信じて邁進する者。「ブラッドフォード卿」。 曰く剣聖卿。伝承する者。敬虔、献身なる武勇の支配者。「リーゼロッテ卿」。 曰く紅針卿。封滅する者。地獄の討伐者、世界を垣間見た者。「イーゲル卿」。 「そうか……」 グランツ公はぽつりと呟いた。その深き海のようなまなざしは、彼女が滔々と謝辞を述べ、その場を去るのまでを気だるげに眺めていたが、やがて不意に、ぎゅっと瞳に力が入った。 「堕落者を打ち滅ぼし英雄たちか。ああ……聞いた事もない名だな」公が、ひとりごとのようにささやくと、 「追いかけまするか」モザイク模様の床の端、公の玉座の背後の暗い影が、生き物のように蠢いて言葉を返した。 「最前の不届き千万なる賢者。その者の申す三名の英雄とやら。そしてヘルズガルドの牢獄へ繋がれた囚人。ご随意のままに万難を排し、すべてを御身の前に揃えて御覧に入れましょう」 波立つ水面のように揺らいでいた影は、やがてすっくと屹立した。群青の肌にくまなく浮かぶ、墨のような紋様を光らせた密使は、先刻より闇に紛れ、公の傍に侍っていたのだ。 「よせ」グランツ公は無造作に片手を振った。「あれはお前に気づいていたようだ。意図せぬ問題を看過して次に進めれば、難事は十にも二十にも膨れ上がろう。わざわざ正面から事を荒立てる必要はあるまい」 「おお、いかにも。ご深慮にございますな」 「まずは調べるがよい。かの英雄たちをな。使節を送り、うかがいを立て、作法に従い礼を尽くし、聞きしに勝る此度の偉業、真に大義であると……その旨、我が名の下に、しかと申しのべさせ
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2017/02/18 02:53[web全体で公開] |
😶 前夜祭みたいな。ちょー楽しかったですよ~ 先日こちらでセッション参加者を募集させていただきました。無事に定員一杯集まりまして、開催の運びとなりました。改めて、ありがとうございました。 前日ではキャラメイクのお手伝い、あとは顔合わせ、ダイス目の冷やかし等々、楽しく騒いでいて、気づけば大分夜更かしもしてしまいました。いやーもう徹夜はきついっす。 もちろん、僕の采配が手際悪かった部分などもあります。精進します。 他人がダイスに一喜一憂するさまはどうしてあんなに楽しいのでしょうね? あっという間に「こいつは明らかに悪者の設定だな!」「何か思ってたのと違う……」「ふぁっきゅー」と盛んにお互い褒め合える、居心地の良い「前日のキャラメイク」ができました。ありがとうございます。本番は明日です。もう今日です。 まだセッションの名前ぐらいしかデータ決められていません。 今日、お手伝いしながらいろいろ作ったりする予定、のはずでした。 ふぁっきゅー。 (本番でもよろしくお願いします。通信不調で何度も落ちてすいません。今日は本当にお疲れさまでした……)
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2017/02/16 03:28[web全体で公開] |
😶 ドラクルージュ卓参加者募集してます セッション「血の夜明け」、今週末18日21時より開始予定です。かなり急です。お許しください。 現在一名の方に参加いただいており、あと二名、常夜の国に新たなる絶美の物語を紡ぐ騎士さまを募集しております。 詳しくはセッション要項にありますが、テキストセッションです。何回にも渡るものではなく、単発での立卓になります。ぱーっと遊んで、その日のうちに家に帰れますので安心です。家族にもばれません。オンセ・ドラクルージュの経験を問わず(僕もそんなにないです)、継続キャラでの参加も大丈夫ですが、今回基本ルルブは必須とさせていただきます。 ・口上 世相が求めるは動乱、猛々しき時世の奔流の、その地鳴りのような足音は、貴方の好むと好まざるとに関わらず、目一杯に腕を広げて圧し掛かってくるだろう。 心せよ、騎士とは夜の国の輝く月、民の守護者、努めて善良たるもの。 それは突然に訪れるもの。死は永劫の離別ではない。誰もがやがて、灯りを消して冷たい寝台に横たわる時が来る。悲哀に嘆き、心が渇いてはならない。騎士は己を律して生き続けなければならない。 全て全て、天上におわす慈悲深き真祖の導きのままに。 (どうでもいいですが、追加種族の紋章なしと夜闇の化身の二種族、“カインシルト”と“カルンシュタイン”って紛らわしすぎませんか)
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2017/01/20 06:31[web全体で公開] |
😶 常世国騎士譚ドラクルージュシナリオ案 ・沈黙卿メリアル・ラースイール 智識を尊び、弁舌をあまり重んじないダストハイムにおいても、とりわけ「口数が少ない」事から「沈黙卿」と称されるメリアル卿。かの地を治める領主でもある。 口さがない者などは、極々一部の極めて親しい者を除き、その肉声を耳にしたものはいないとさえ噂する。そして実際に、それは違うと、表立って反論できる者はいないのだ。 そう、例えば常に傍らに寄り添い侍り、文字通り卿の意を酌み声となる、イリリル・アーグニーナ卿。かの「審問卿」。 例えば、二人のどちらかより叙勲を賜ったとされ、当家との関わりの深さをして並び立つ者ないと語られる、ルワゾン・プーシュヘンム卿。かの「尊大卿」。 いずれかの騎士ならば、事の真偽を知っているかもしれない。 人々は謎の多きかの家を盛んに噂する。もちろんそれは、この夜の国を治める尊き騎士への、この上ない非礼に違いない。他に知られれば重い罪になるだろう。……それは要約すれば、次のようになる。 かの家の領地において、決して多くはないが、人が忽然と消える。無論、それは力なき民が多い。だが、時を経るにつれて噂は広がっていき、それを耳にした正義の騎士たちもまたこの地を訪れ、そしてどこかへと消える。 はたして偶然だろうか。すでに幾年もの月日をまたぎ、正確な数もはっきりしない。偶然ならば? あり得ないと断言するほどの大人数ではないだろう。だが、偶然でなかったとしたら……消えた者はどこへ? そして何より、誰がそれを行っているのか。なぜ、領主はそれを止めぬのか? いくら沈黙し、戸口に錠を下して閉じこもったところで、人々の恐れはいっこうにやまぬ。 その噂はやがて、騎士である貴方たちの下にも届き始めた。 ・簡易ハンドアウト 騎士① 貴方は正義の騎士だ。貴方はこの噂を聞きつけ、民に心痛めても良いし、そうでなくても良い。 騎士② 貴方は正義の騎士だ。貴方はこの噂を聞きつけ、首謀者に怒りを覚えても良いし、そうでなくても良い。 騎士③ 貴方は当家ゆかりの騎士だ。貴方はこの噂を聞きつけ、汚名をそそがんとしても良いし、そうでなくても良い。 ・シナリオ説明 ドラクルージュには二種類の絆、「ルージュ(良い感情、憐/友/信/恋/敬/主)」と「ノワール(悪い感情、侮/妬/欲/怒/殺/仇)」があり、これらのやりとりがシステムの根幹にあります。 ルルブのp249を見てみますと、「脇役」の基本的な説明として「主にPCの障害として配置され、PCと行いをぶつけ合うもの」とされています。行いの結果、ルージュやノワールが増減するわけですね。 現在ドラクルージュのぷちキャンペーン的なののGMをさせていただいていますが、そのシナリオを考えている中で、「彼らNPCが障害として対峙し、愛なんかや殺意なんかをPCとやりとりする」という事になんかうまい事味付けができないものか、いろいろ考えました。 継続シナリオの方では、ルージュとノワールを同時に与えてくる敵役を出せて、これはこれで良い感じです。まだラスボス出てませんけど。データ的にする行為と世界観やキャラのフレーバーをうまく合致させられたら、とても嬉しいですね。一人遊び。 上のシナリオは、誰にルージュをノワールを与えるのかどうか、で色々変わっていくマルチロールなシナリオです。三人のうちで最も好意的なNPCが、好意的の具合にもよりますが、PCたちを見込んで事件の真相を話してくれます。他の二人はそれを妨害してきます。妨害され過ぎてノワールが一定溜まっても、また少し真相が変わったりします。 ルージュを与えるには積極的に話しかけたりダンスに誘ったりすれば良いので、ぱっと見で気に入ったNPCと仲良くしていれば良い奴側にできて、そのまま自動的にあんまり好きでないのを黒幕にできる、わかりやすいストーリーだと思います。 問題は机上で考えてるだけで管理が煩雑すぎて、何がどうなるのかさっぱどわがんね、というとこ。少なくとも僕は、頼まれてもやりたくないです。誰か頼んだぜ。 (ドラクルージュの追加サプリも気になりますが、布教されたBBTも欲しいぞい)
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2016/12/05 02:01[web全体で公開] |
😶 ねんがんの 「ウタカゼ追加サプリ」を てにいれたぞ! ※ よお にいちゃん ダーマはどっちの ほうこうだい? おととい きやがれ! ※ 友を得ているものは幸福である。 なぜなら、友は貴方の苦難を励まし、凍てついた心を暖め、そして共にTRPGをやってくれるからである。 しかしそれは不幸でもある。 なぜなら、友はGMをしてくれないからである。 ※ どう不幸なのかと言いますと、良く訓練されたGM全自動マシーンは、新しいルルブのサンプルシナリオを何の躊躇いもなく読んでしまうからですね。 それがどう不幸なのかというと、以前にどっかでセッション募集要項を見た時に、 ・「サンプルシナリオである事」 ・「内容を知っている人は参加できないという事」 が追記されていて、「えっそれは……」ととても弱ってしまった事があります。いやそんな……記憶なんてそう簡単には消せないし。 どういう事なのか考えてみましたが、確かにもうストーリーを知っている人は、何となくでも目新しさを求めて、「ちょっと困った事」をするかもしれません。どうかな……するかって言われるとしないけど、そんな事やらない自信もちょっとないかも。 ※ 待ちかねた「ウタカゼ」の追加サプリを読んでいて、そんなような事をふっと思いましたが、同時に「ちょっと待ちかね過ぎたかな……」とも思いました。魚とTRPGには旬がありますね。 簡単なシナリオを一本用意して、タイトルとかお姫様とか悪役とか、適当なところの名前を変えます。あとは矛盾しないように全体の名前を変えていくだけで、自分だけのオリジナルシナリオの完成! あとは出てきた「欲望」を、随所に差し替えていくんですね。戦闘を多めにしたいとか、海を舞台にしたいとか。 その「欲望」を手の上でどんなふうにも転がせるのが、GMの楽しいところかなーって思います。 (ウタカゼ卓も立てたいですねー。時間が欲しい) (立てられるかわからないので、立てたくないって自分に言っておきます)
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2016/11/30 22:51[web全体で公開] |
😶 「ち、違う……これはただの頭痛薬じゃ……」 誰もが口を濁します。だけど僕ははっきり言います。 賢い人類は二つの害あるもの、すなわちお酒とTRPGを生み出しました。 どちらも服用中は大いに楽しく、気分が明るくなり、幸福感を生みます。 でも長時間すると頭が痛くなり、熱が出て、次の日の体調に影響を及ぼします。 とりわけオンセでは、 「死ぬわ……マジ疲れた本当にTRPGなんてこれもう二度としねえ……」 などと毎度毎度思いますが、それでもしばらくすると喉元過ぎてなんとやら。再びセッション募集項をぼけーっと眺めるところには、怪しいお薬めいた中毒性もありそうです。 今回はお話が盛り上がり、次のGMを僕が受け持って継続卓を立てる事になりました! こうやって、楽しいセッションだったから、自然と次回に続いていくっていうのは、すごく素敵な事だと思います。 アフタープレイ(というのかな?)の感想戦(?)が弾んで「きっと次回はこういう風な話になるよね!」とお話がまとまり、スムーズに続けられそうです。ありがたや。 オンセGM初めてですが、頑張ります~! でも僕がGMで次回をやる話になってから展望を話し合ったような? ……うっダメだ、頭の頭痛が痛い。 でもDRさまに脅されたからね、しょうがないね。 こうやって皆で持ち回りでセッションできたらそれはそれはとても素敵だと思います~(脅し) (明日ぐらいまでに、セッション募集のところのあれ……あれだよあれ、あれ何て言うんでしょう? あれ立てておきます~)
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2016/10/26 04:56[web全体で公開] |
😶 SW2.0、ⅠⅡⅢルルブっ! 先日手元に届きました。新しいルルブはいつでも、読むだけですごい素敵な気持ちになれますね。 読み込みもそこそこに、さっそくサンプルシナリオを弟とプレイする事に。あーだこーだ言い合いながら二人で冒険者を作成するだけで、これがとても楽しい。がっつり戦闘ルールの組み込まれたTRPGは初めてというのもあったと思います。でも途中でぽつりと、 「やっぱりソードワールド“は”面白いな……」 「は? ウタカゼも面白いから」 ウタカゼはあの世界観が好きでないとちょっとあれかな……それはわかる。 最終的には以下のような冒険者たちがラクシアに生まれました。 ・R52(男、グラップラー、ルーンフォーク※1) ・マルレーネ(男、フェンサー、グラスランナー※2) ※1、ルーンフォーク…人造人間。 ※2、フェンサー…小人族。 この時はまったく気づいていなかったのですが、複数回攻撃には-2の命中修正を加えないといけなかったようですね。さすがに《追加攻撃》と《両利き》が強すぎました。 冒険中では以下のやりとりが印象に残っています。 「二体のガーゴイル像があるね。台座の文字は事前の情報通りのようだ」 「右のを調べるぞ」 「だから何もないよ。もうちょっと具体的に知りたいのかな?(吟遊詩人GM)石像は魔導機文明時代の遺物のようだ。突き出した牙、構えた鉤爪、そして広げた背中の大きな羽は、まるでそれらの異形の生物を実際に目の当たりにしたかのような出来栄えだ。隆々たる肉体はむき出しの凶器のようだ。醜悪な顔は見るものに嫌悪感を与えるよ」 「ふーん。じゃあこの左の像を破壊する」 「は?」 そうして彼は、ルーンフォークの集落から世に出て間もない、「必要がないなら壊せばいいのではないか?」が口癖の、なんでもかんでも機械の冷たい合理性から判断する(でも世間ずれしている)冒険者に。こちらはそれを慌てて止めて「やっぱりルーンフォークってのは何を考えているのかまるでわかんねえ」とぼやく苦労人なコンビができました。 何でもないようなロールを通して設定が生えるのはやっていて一番楽しいところですね。 さらに先日よそさまでテキストオンセに初挑戦させていただきました。 意外だったのが自分で思っていた三倍ルーニーやっていた事で、初めてのオンセだし身内以外だしでもっと借りてきた猫のようになるのかと思っていました。皆さんに絡みまくって設定がぽんぽん乱立していましたが、今になってみれば、別動隊が謎解きしている裏で雑談タグをすごい勢いで流していたのはGMさんにも申し訳ない感じがしますね……。すごい楽しかったです。 身内の卓でのGMしか経験がないせいかもしれません。みんなPLも楽しいけどさ、GMも楽しいからほらもっと誰か誘ってセッションしてみて?