伊吹さんの日記 page.6
伊吹さんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
伊吹 | |
2023/06/29 05:53[web全体で公開] |
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伊吹 | |
2023/06/28 17:17[web全体で公開] |
😆 ハーヴェスのコロッセオ~限界闘技場”リミットアリーナ”~Lv6-7 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)限界闘技場で死闘だ!!GMはMistさんです!! 暇している冒険者たちは限界闘技場という命がけの死闘を売り物にしている闘技場に参戦する!! 気になるメンバーは!? 前衛タビットといえばアイツしかいない!!デイズからギザルメーが振り下ろされる!! ドワーフナイトメアの二丁拳銃マギシュー!!たくさんのホルスターから拳銃をとっかえひっかえして撃ちまくれ!! リカントの三連撃グラップラー!!固定値を乗せてガンガン殴りまくるぞ!! リルドラケンのバトルダンサー!!エステル式ポール舞闘術を習得している斬り返し薙ぎ払いアタッカーだ!! そして私のPCはエルフのコンジャラー!!ダイケホーン双霊氷法を習得しているヒーラー兼バッファー!! 第1試合は、BM出典の魔神と幻獣でした。BMの魔物はあまり戦っていないので、個人的には新鮮です。 特に苦戦もせずに、一掃した印象がありますね。 第2試合は、妖精剣士とケンタウロスヘヴィナイト。 両方が剣の欠片入りにして、TPで強化されています。強敵だ。 なんと先制判定の目標値がTP強化されて20もあります。レベル7冒険者にこれは厳しい。 ふたりいたスカウトの出目が振るわなく、敵の先攻と相成りました。 開幕、妖精剣士は数拡大から魔法を全員にぶっ放してきました。 これが全員の抵抗を抜いて回る回る!! 炎属性だったためにドワーフナイトメアが弱点でHPマイナスに。生死判定には成功したものの、いきなり気絶者が出ました。 劣勢からなんとか回復を連打して妖精剣士を倒し(グラップラーが4回転くらいしてた)、エレメントスワップからスノウメン(土)でケンタウロスの弱点を突きつつ撃破!! 妖精剣士の魔法が怖かっただけで、ケンタウロスのスペックは先制値以外は低めでしたね。 なお前衛タビットのギザルメーはこの試合で一発ヒット!!やっぱり絵面として面白いですね、前衛タビット。 ちなみにミリ残ったケンタウロスに剣魔流転撃から魔法でトドメを刺したのも前衛タビットです。多才!! 戦闘2回を時間内にスムーズに終えました。いやあ楽しかったです。
伊吹 | |
2023/06/24 23:30[web全体で公開] |
😆 【14レベル戦闘卓】巨人の魔屍兵 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)魔動機の戦闘シミュレーターで強敵と戦おう!!GMはたびがらすさんです!! さて暇をしている冒険者たちは、冒険者ギルドの地下にあるシミュレーターの稼働実験を手伝うことになりました。 そしてPCたちが戦うことになったのは……3体のアンデッドでした。 雑魚2体はオーガウォーロードハイレブナントとブラッドトロールハイレブナント、いずれも14レベル。 そして巨大なアンデッドとして、魔神ヴァンギガのごとく目耳口鼻の手をもつ、ヘカトンケイレスという化け物だったのです。 当然、目の手は回避を上昇させるため、生半可な攻撃は当たりません。 14レベルPTとはいえ、今回はプリースト14が不在であったためディバインウォーもないですしね。 とはいえ、今回の面子は強かった。 ダブルアップした腕輪を壊しながら高器用でキャノンバレットを当てるレプラカーンのマギシュー!! 高い魔力でデモンズブレードを振り回し、デモンズドッジで高命中の攻撃を避ける前衛デモルラ!! 全力攻撃と魔力撃の固定値でハイダメージを叩き出すヒューマンオネェファイター!! PT唯一のスカウトで影走りで縦横無尽に戦場を駆け巡る自分はナイトメアだと思いこんでいるミノリンファイター!! そして私のPCはPTの回復と支援を行うべく作成され、あと先制判定も担うエルフのフェアテウォーリーダー!! 初手、私は全属性契約であり行使ランクが下がっているにもかかわらず、《ダブルキャスト》から【バーチャルタフネスⅡ】を行使するミスを犯してしまいました。日記を書き始めて「あれ、そういえばコイツ10ランクまでしか使えねえ」と気づいたのである。プレイ中は誰も気づかなかった。当然だ、14レベルともなれば自分と敵のスペックを把握するので手一杯なのだから。うん、まあ普通のバーチャルタフネスと6点しか違わないから誤差だよ誤差。 《ダブルキャスト》の裏はケットシーの召喚。《魔法拡大/数・時間》で6Rの間、【ブレイブハート】をPC5人にかける。 マギシューはオーガとヘカトンケイレスを範囲攻撃。前衛PCたちは前衛のオーガを殴りつつ、ヘカトンケイレスの足止めをする。 さてトロールはなんとバトルソングを歌い始め、ヘカトンケイレスの支援に回る。 ヘカトンケイレスは【リーサルディメンジョン】を撃つが、『ML』のテキストには大幅なエラッタが出ており、ちょっと混乱するGM。そりゃいきなり「あ、そこ大きめのエラッタが……」と言われたら焦るだろう。 まあそれはそれとして、《全力攻撃Ⅲ》を乗せた腕たち(もちろんヴァンギガのごとく射程10mある!!)が前衛たちに襲いかかる!! リーサルディメンジョンを受けつつ、回復のためにはオーガを倒さなければ射線が通らない。 なんと瀕死のオーガはリーサルディメンジョンを1ゾロでやり過ごし、マギシューの範囲攻撃も1ゾロで生き延びる奇跡を見せる。見せないで良いぞ、そんな奇跡!! どうも今日の卓は1ゾロ6ゾロが乱舞する荒れ模様。 なんとかオーガを倒し、《ダブルキャスト》から【エクステンドヒーリング】する私のPC。器用にも前衛デモルラはキルヒア神官でもあり、回復と【セイクリッドウェポン】を撒いてくれていたので、【エクステンドヒーリング】で間に合った。 しかし再びミスする私。1R目に【ブレイブハート】を撒いたのに、うっかり命中が足りないのに気を取られて【ファナティシズム】(精神効果属性)を行使したのである。これにはプレイ中に気づいたため、GMの温情でなかったことになりましたが。 さて敵の猛攻をしのぎ、【リーサルディメンジョン】が「対象:空間」であるため術者を除外できないことが発覚したりして、概ね順調に削れていくボス。影走りで後衛のトロールにミノリンが接敵して瀕死に追い込み、次のラウンドにマギシューの範囲攻撃で吹き飛ばす。 ボロボロの前衛たちにアマルテイアを召喚して【アルティメットヒーリング】を飛ばし、100点回復させてタフパワーを撒くことに成功した私。これで仕事は終わりである。後はダメージディーラーたちがボスをボコボコにして終了。 いやあ実に濃密な時間でありました。 強敵でありながら、時間ピッタリに倒されるボス。ちょうどいいバランスでしたね。 戦闘中も飛び交うロールプレイ、楽しいセッションでした。 同卓した皆さん、お疲れ様でした。楽しいひとときをありがとうございました。 …………結局、ミスが一番多かったのは私でしたねえこれ。いや事前準備して臨んだのですが、いやはや。
伊吹 | |
2023/06/17 00:18[web全体で公開] |
😆 【戦闘卓】暴走魔動機の侵攻を止めろ!【8,9Lv】※平日昼卓 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)遺跡で起動した暴走魔動機を街の最終防衛戦の手前で迎え撃つお仕事!!GMは木魚さんです!! GM「あ、始めに白状すると、リレキャンのアレなので。シナリオ・エネミーに関しては、知らない体でお願いします」 伊吹「なるほど了解です。私は何も知らない。オーケー」 リレーキャンペーンで魔動機と戦ったっけ?最近、魔神とばかり戦って……ああ!あのウザいビットがいる奴かぁ!!! と裏でひとり思い出しつつも、知らない体でキャラ作成を始める私。 希望が後衛、後衛と続いたので前衛をやることにしました。 バトルダンサーって実はまだ自分ではやったことないので、ヴァルト式戦場剣殺法で回避ペナを踏み倒して自傷しながら全力攻撃Ⅱを叩き込もう!と思って作ることに。 ちょうど全力攻撃がⅡになる9レベルですしね。 バトルダンサーってつまり回避上げて殴ればいいんだよね、ということでソレイユでAランクソードのドラゴンスレイヤーの刃を握って柄を叩き込むキャラになりました。 さあバトル開始です。 他の面子はというと、 エステル式ポール舞闘術使いのロックンローラー(バトルダンサー) バランストペンジュラムをC9で薙ぎ払ったり全力Ⅱするファイター 巨大魔動機に熱狂的な信仰を捧げるストラスフォード神官 エメラルドラクーンが相棒のドルイド軍師 という面子。 なお私のキャラ、スカウトもセージも担当しない脳筋っぷりです。自分としては珍しいことですが、まあ5人いるならいいかなーって甘えさせてもらいました。 で、レールウェイカノンが突っ込んできて、6体のビットを吐き出しまして。 そうビットです。レーザービットくん。コイツがウザいんですよ! 攻撃すると回避にペナ入れるレーザー撃ってくるわ、複数のビットを対象にすると回避・抵抗が上昇してダメージ軽減までしてくるというアンチ範囲攻撃能力! とはいえ、リレーキャンペーンのときとは面子が違います。ついでにサプリも増えてます。 高達成値の薙ぎ払い効率よく戦うロックンローラーとファイター。 軍師は……初手から凄い動きしてましたけど、あれはご自分で日記を書かれるそうなので省略! 何はともあれ、ビットはあっという間に数を減らしていき、最期は列車砲の攻撃に巻き込まれて戦場から消え去りました。 ストラスフォード神官はドライブアウェイを列車砲全体にかけ、私は切り札の輝く肉体を放ち、ロックンローラーとファイターが薙ぎ払いでガンガン攻めます。 そう、ここに来てようやく私は気づいたのです。 バトルダンサー、どうせ避けるなら防具習熟を捨てて変幻自在ともうひとつ何か戦闘特技を取るべきだと。 そっかーそれでみんなポイントガードなのか。ひとつ賢くなりました。 ともあれあっという間にボロボロになる列車砲。ドライブアウェイってこんな強かったのか……! そうして割りとあっさり列車砲は破壊されたのでした。 今回、私の活躍といえば、地道に殴ることくらいで、いまひとつといったところでしたね。 先制判定も魔物知識判定も捨てたにもかかわらず、戦闘力はそこそこ止まり。 まだまだバトルダンサーを理解していなかったようで。うん、まあ次があるよ! というわけでこっそり私は二度目の戦いでしたが、もちろん大いに楽しめました。 仲間が違えば戦闘の流れもまた大きく異なるし、他の方の動き見ていろいろ勉強になりましたしね。 木魚さん作成の敵はどれも強いので、戦い甲斐があるのもまたよしですよ!
伊吹 | |
2023/06/13 05:25[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン月曜日卓第21話「夢の中で…」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)7人の脱獄犯を追うという放浪者リレーキャンペーンです!今回のGMは木魚さんです! 脱獄犯の情報を追っている最中、宿で休息するPC一行。 すると夢の世界の深部に入り込んでしまったではないか!! 夢の世界の管理人と一晩、様々な夢を見せてもらいながら過ごすことに。 その中のひとつでは、戦闘を愛する人の見る闘技場の夢があった。 なんとそこには脱獄犯であるエーミール・ベッカーの姿が!! これまで姿を見せなかったエーミールの登場に驚きつつも、ここは夢の世界。 ここで戦って捕縛したところで、現実では何の意味もない。 夢の中の闘技場で暴れるエーミールを(しっかり魔物知識判定してから)見逃し、立ち去るPC一行。 さて夢の世界を散策していると、突如として管理人室から謎のモヤが吹き出ているではないか。 どうやら魔神が夢の世界を乗っ取りに管理人室に現れたらしい。 PC一行は夢の世界の管理人の要請に応じて、魔神を倒しに行くことに。 モヤの中ではチャレンジ判定をしつつ、経験点を稼ぎながら進む。 大量の魔神の襲来を判定でしのぎながら、進むPC一行。 1ゾロを出した1回を除き、すべて成功させて経験点を稼ぐことに。 さて管理人室には、アーシモダイという言葉遣いだけは紳士的な強力な魔神が。 強化ラグナカング2体を召喚する能力を持ち、精神効果属性かつ衝撃属性の2重属性の攻撃を繰り出してくる厄介な魔神だ。 特にMPを削る攻撃は後衛にとっては厄介である。 ともあれ前衛たちは危うげなく強化ラグナカングを屠っていく。 しびれを切らしたアーシモダイが前衛と接敵し、射程の関係で強化ラグナカングを後衛のいる座標に召喚されてしまった。 ラグナカング2体から集中攻撃されれば、いくら【セイクリッド・オーラ】+【セイクリッド・シールド】や【プロテクションⅡ】がかかっている後衛でも倒れるだろう。 不屈を持っているドルイド(私のPC)が打撃を引き受けることにして、【チルレイン】や【チリングブレス】でラグナカングを削る。 案の定、HP0を割り込んだが、なんとか不屈で耐えた我がPC。 後衛ふたりがかりでラグナカング2体を倒すと、後は前衛たちがアーシモダイを倒すだけだ。 1体になったアーシモダイを無事に倒すことに成功した前衛たち。 夢の世界の管理人は、魔神を倒したお礼に悪夢を遠ざけて良い夢を見ることのできる〈夢の欠片〉というフレーバーアイテムを報酬として渡してくれた。 そして目覚めのときが来る。 宿で目覚めたPCたちは、手元の〈夢の欠片〉で夢の世界での出来事が事実だったことを知る。 夢の中とはいえ、遂に登場した脱獄犯のエーミール・ベッカー。 果たして今、どこで何をしているのか――PCたちの放浪は続く。
伊吹 | |
2023/06/12 05:47[web全体で公開] |
😆 【SW2.5】身内卓 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)グランゼールを舞台にしたダンジョン縛りの持ち回りキャンペーン、第13話です! 魔法文明時代に迷宮作りにハマった魔法王『迷宮王』。 その若かりし日に作成した迷宮こそ、今回のダンジョンです。 ……その名も『黒歴史倉庫』。 後年になって迷宮王はこの駄作にツッコミを入れつつ、封印を施しました。 しかし第1話で鍵となるアイテムをゲットしていたPCたち。 さあ、迷宮王の黒歴史を踏破しましょう!! 封印されていたダンジョンに入ると、そこは大量の書物の収められた書庫でした。 複数ある本棚を文献判定で調べると――なんとここに設置されているランプは、書物の劣化を抑えるために時間を緩やかにしているというではありませんか。 具体的には気づかないうちに6倍の時間を使っていたことになるという部屋でした。 気づかずに3日経過すると餓死するという恐ろしい罠です。 PCたちは慌ててランプをオフにしました。 本棚のひとつが隠し通路となっており、そこには書物にあった通り、ゴーレムが待ち構えていました。 額の一文字を削ると大ダメージを与えられる、古式ゆかしいゴーレムらしいのですが、普通に殴り倒してしまいましたね。 さて次の部屋は……リドルでした。 いわゆるエイトクイーン問題を解かせるものです。 PLのひとりが挑戦し、見事に解答しました。 一応、判定でも突破できるらしいので、私は判定で突破させてもらいました。 リドルを解くと、隠し通路が現れました。 「魔法的な処置を施していないため、リドルを無視して通路を探して破壊されたらどうするのだ」 ……と、後年の迷宮王が苦言を呈していましたが。 さあ、最後の部屋です。 チェスの問題を解いた繋がりで、ガストキングがボスでした。 後年の迷宮王曰く「蛇足ここに極まれり」とある複雑な特殊ルールもありましたが。 クイーンとガストルーク×6を召喚して、後衛に肉薄する戦法を取ってきたガストキング。 しかしこちらもさるもの、3Rでガストキングを殴り倒しました。 能力は強いですが、脆いしスペックとしては大したことないんですよね、キング。 キングのいた部屋の魔法文明時代の調度品はなかなかの価値があるということで、持ち帰って売却することに。 というわけでなんとか黒歴史倉庫をクリアしました。
伊吹 | |
2023/06/10 06:47[web全体で公開] |
😲 【突発・戦闘卓(Lv14〜15)】激闘! アビコロ!! (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)アビコロ(Abyss Dream Colosseum)とは! どっかの暇人(ひ魔神)が作り出した、夢(悪夢寄り)の魔域闘技場である!! GMは肴さんです!! 14-15レベルレギュレーションというわけでお邪魔しました。貴重な高レベル卓を経験させてもらいましょう。 ともあれキャラ作成は当日中に済ませねばならないわけで、ここはオーソドックスな2Hファイターを作成することにしました。 防具は金属鎧の最高峰であるインペリアル(SSランク)、武器は貧乏人のお供であるミノタウロスアックス(Bランク)という取り合わせ。もちろんミノタウロスアックスはフルカスタムしまして、正式名称は「正直者のイグニダイト製の妖精(土、水氷、炎、風、雷)のシルバーミノタウロスアックス・カスタム+1」です。名前が長いのとカスタムしていることもあるのでオリジナルの名称をつけることにしました。 その名も「仲間たちの墓標」。墓守にして彫刻家である私のキャラは、蛮族領の掃き溜めで一緒だった今は亡き仲間たちを弔う墓石を抱えて振り回すキャラということになりました。 肝心の動きは、《全力攻撃Ⅲ》《薙ぎ払いⅡ》というなんのひねりもない殴ることだけが取り柄のファイターです。 しかも種族はウィークリングミノタウロス。墓石をぶんぶん振り回しますよ!! 味方はというと、 カスロットを修めた防護点破壊グラップラー。 妖精魔法を極めつつ操霊魔法も高いレベルで使いこなす攻撃・支援・回復と三拍子そろったフェアリーテイマー。 僅か1時間30分でキャラ作成を終えたソーサラーフェンサーのナイトメアの魔法戦士。 いずれも高い構築能力を伺わせるキャラばかり。果たして私のひねりのないキャラは活躍できるんでしょうか……? 導入という名の状況説明が始まり、夢の中の闘技場が開幕します。 敵は……ミスリルゴーレムとゲルダム、そしてMPを供給する雑魚魔神が2体。20レベルと19レベルの多部位……強敵です。 ともあれカスロットグラップラーの《一撃万破・鉄砂崩拳》でゴリゴリとミスリルゴーレムの防護点を破壊していきます。 1R目で片足を破壊できたので、なかなか良いペースですね。 しかしあまりにもGMのヘイトを集めたカスロットグラップラーが集中攻撃に晒されます。 もちろんカスロット(素手)なのでミモレ着てる回避特化型なのですが……出目が今ひとつで被弾を重ねていきます。 【アルティメットヒーリング】で100点回復余裕なので、GMは完全な無力化を図るために気絶したグラップラーになおも攻撃を仕掛け、――遂にグラップラーは生死判定に失敗。死亡してしまいました。 こうなってくると厳しいのは残った3人。 半分残ったミスリルゴーレムとまだまだ元気なゲルダム。雑魚魔神はMPを供給し終えてお役御免ですので、2体の高レベル魔物をなんとかしなければなりません。 しかし防護点破壊のできるグラップラーが死亡した今、ミスリルゴーレムは脅威。攻撃障害を始め様々な特殊能力を持ったゲルダムも厄介です。 ともあれ目の前の敵を倒さずして、悪夢から目覚める方法はありません。 フェアリーテイマーが【フリーズ】を叩き込み、行為判定に-4のペナルティ修正を与え、攻撃障害を相殺。 ゲルダムの頭部を殴り切って、なんとか勝利を納めました。 死者を出しつつもなんとか勝利したPCたちは、無事に目覚めることに。 死亡したグラップラーは蘇生時に穢れが貯まらないというオリジナルアイテムを消費して蘇生。 無事に(?)シナリオをクリアすることができました。 ちなみに私のPCはちゃんと活躍できました。 高レベルの嗜みであるレンジャー9、エンハンサー10、特に【アンチボディ】は刺さる場面が多く、被ダメージを大きく削減してくれました。 C値10のミノタウロスアックスに【クリティカルレイA】を乗せて、ゲルダム頭部にクリティカルを叩き込んだのは褒められてもいいでしょう。 まあともかく、ひとりの死者を出したものの、最終的に勝利できたわけでして。 色々と戦術面に反省点はありましたが、そこを含めての高レベル卓。楽しませて頂きました。
伊吹 | |
2023/06/07 14:53[web全体で公開] |
😊 SNE新刊案内更新(SW2.5) 7/20発売の『ソード・ワールド2.5サプリメント アーケインレリック ‐種族と秘宝‐』の詳細が来てますね。 新種族として、魔域生まれの「アビスボーン」、巨人に変化する「スプリガン」、魔法のエキスパート「ハイマン」、鉱石の身体を持つ「フロウライト」、蛮族から“黒い炎”を盗んで力にした「ダークドワーフ」が収録されています。 さらにエルフやタビットなどの「希少種」を、ほぼすべての種族に追加。その総数は20を超えるとか!! そしてそれら種族とかかわりのあるアイテム「秘宝」を多数紹介。 「始まりの剣」から繋がる「魔剣の世代」についての解説も収録。 またこれらの秘宝を護る「トラップ」と「魔物データ」も収録。「ボス級魔物」も追加されるとのこと。 すべての種族でこれまでに追加された新技能に対応した生まれ表やサンプルキャラクターも新規収録されているそうだ。 だいたいこんな感じ。気になる人は直接、新刊案内を見に行こう!!
伊吹 | |
2023/06/02 05:50[web全体で公開] |
🤔 【SW2.5】透明の話 なんか盛り上がってますね。 蝙蝠の耳飾りは耳装飾品の中では最終装備だと思っているのですが、ルールテキストを丁寧にさらうと段々とドツボにはまっていく様は混沌としていて、私には議論を追うのも困難です。 SW2.5界隈だけでないかと思いますが、GMを頻繁に行う方々は自分のハウスルールをまとめてらっしゃる方も多く、そこにはGMが強すぎると判断したデータをナーフしたり、FAQ的なよくある疑問の解答を載せたり、様々です。 というわけで私が蝙蝠の耳飾りや透明周りのFAQの解答を作成するなら、どうするかなあ、というのを仮にまとめてみました。 ①蝙蝠の耳飾りでできること ・透明のキャラクターを認識できる。 ・透明なキャラクターを透明でないかのように対象に取ることができる(-2ペナあり)。この際、乱戦の向こう側にいるなどの場合は通常通り《鷹の目》を必要とする。 ・射線の通らない死角にいる視認できないキャラクターもエコーロケーションで存在を感知できる。もちろん空間的に繋がりがある必要があり、扉越しなど完全遮蔽の向こう側を感知することはできない。 ②乱戦の向こう側にいるキャラクターは透明として扱われるか ・扱われない。 ・乱戦の向こう側は《鷹の目》がなければ対象に取れないが、視認はできているものとする。 ・乱戦の向こう側のキャラクターは視認できているため、魔物知識判定や終律、【テレポート】の対象に取ることができる。 ③どのような場合にキャラクターが透明として扱われるか ・キャラクターが透明になる特殊能力を持っていたり、魔法で透明になっている場合に透明になる。 ・キャラクターが盲目状態になった場合、そのキャラクターにとって他すべてのキャラクターを透明として扱う。 ・酷い砂嵐や不透明な水中など、GMが定めた特殊な環境下でキャラクターを透明として扱う。 ・ただしキャラクターの「知覚」によっては透明のキャラクターを問題なく知覚できることがある。 ……こんな感じでしょうかね。議論をちゃんと追えてないので漏れがあるかと思いますが、私の認識だとこうなります。
伊吹 | |
2023/05/31 22:54[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン水曜日卓第20話「彼の足跡」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)引退後を見据えて安全に稼いでフェードアウトしよう!な堅実すぎる冒険者たちのリレーキャンペーン!今回のGMは私です! 前回の私のGM回で、〈青ざめた館〉というランダムダンジョンをクリアしました。 そこで得た情報によると、〈青ざめた館〉はアルベルト・カーンなる魔法文明時代の魔法王が現代にタイムトラベルするための時間旅行装置だったことが判明。 当の魔法王アルベルト・カーンは既に館の外に出ており、トラブルが懸念されている、という状況でした。 さて今回はとある農村から、1ヶ月ほど滞在していたアルベルト・カーンなる不思議な青年がひとりで旅立ったため、心配なので探して欲しいという依頼が舞い込んできました。 冒険者ギルドの連絡会はかの魔法王の足取りを掴めたことで、〈始まりの剣〉ランクのPCたちにアルベルト・カーンの行方と目的の調査を依頼しました。 村で聞き込みした結果、アルベルト・カーンは現代の言語や知識、そしてマギテックやアルケミストなど魔動機文明時代の技術を学んだことが分かりました。 さらなる魔動機技術の研鑽のため、魔動死骸区に向かったという情報を得て、現地に向かいます。 魔動死骸区では部品を集めて何か巨大な兵器を作成しているらしいという情報を得て、奥地に進むPCたち。 魔法文明時代のゴーレムの作成技術と、魔動機文明時代の魔動機兵の作製技術を合わせた巨大兵器を自作していたアルベルト・カーンは、奥地までやって来たPCたちの実力を認めて、〈青の一号〉と名付けた試作機をけしかけてきました。 順調に破壊された〈青の一号〉。 話によればアルベルト・カーンの目的は、蛮族と魔神を一掃して、人族を救済することでした。 そのために強力な兵器を作成することを目標としており、次の兵器のテストにも付き合ってくれ、と告げて【テレポート】して立ち去ります。 しかし蛮族と魔神を一掃したその先の未来については語らず、どのような世界が待ち受けているか知れたものではありません。 というところでシナリオは終了。 次回あたりにアルベルト・カーンと決着がつけられればいいなあ、と思っています。
伊吹 | |
2023/05/29 05:43[web全体で公開] |
😆 【SW2.5】身内卓 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)グランゼールを舞台にしたダンジョン縛りの持ち回りキャンペーン、第12話です! 遺跡マニアのPCが楽しみにしていた未探索の遺跡が、既に探索された後で気落ちしながら街へ帰るところ。 蔦の生い茂る崖に違和感を覚えるPC一行。なんかこれ、まったく同じ生え方しているところがあるような……? 調べてみるとなんと幻影であり、扉が出てきた。 扉には、第1話で攻略した迷宮マニアの魔法王『迷宮王』からのメッセージが魔法文明語で刻まれていた。 曰くここは試練場である、と。己が一流の迷宮攻略者たらんとするならば、挑んでみよ、と。そう煽ってきていた。 遺跡マニアのPCはもちろん未探索の遺跡に大喜びし、名誉を求めて偉大な冒険者になろうとしているPCも共に熱くなる。 まあともかく、PC一行はこの迷宮――『迷宮王の試練場』に挑むことにしたのだった。 広大な迷宮は、大雑把に4つの大部屋と、4つの紋章を集めなければ開かない扉のあるボス部屋という分かりやすい構成。 試しにひとつめの大部屋へ向かうと、扉には「危険地帯」と魔法文明語で書かれている。 ひとまず開けてみると、毒の空気が充満した小部屋だった。ここでは1ラウンドに4点の毒属性魔法ダメージを受けるらしい。 シャドウのスカウトが単独で部屋に入り、探索をする。かのPCは6レベル以上あるので1点しかダメージを受けない。 そして時間と罠との勝負が始まった。入り口で待機しているPCたちに聞こえるのはスカウトの叫び声とか爆発音とかだった。 それもそのはず、扉に次ぐ扉、小さな部屋が幾つも並び、悠長に探索している暇はない。 ペナルティを受けつつ時間短縮で解除判定を試みたりしながらも、罠を踏み抜きながら部屋を進んでいたのである。 5分ほど待っていると、満身創痍になったスカウトが紋章を手にして戻ってきたのだった。 ふたつめの大部屋の扉には「走らされる」と魔法文明語で書かれていた。嫌な予感のするPCたち。 扉を開けると、西に向けて流れる床。そして無数に空いた深さ10mの穴。浮遊と飛行をする魔物たち。 1ラウンドに5m、西に向けて強制移動させられる床に余分に移動力を割きつつ、穴を避けながら魔物を倒す部屋だった。 なお熟練戦闘である。 ウィザードである私のPCはレビテーションしながら射程の長い魔法を撃つ。 他のPCたちも全力移動したりしながら、穴を避けつつ敵を殴ったり、支援したり。 苦戦はしなかったが、慣れない熟練戦闘に疲弊するPLたち。いつもは上級戦闘だからね。 魔物を撃破して、無事に2つ目の紋章を入手したのであった。 3つ目の大部屋の扉には「音楽は好きか?」と魔法文明語で書かれていた。どうせ【キュアリオスティ】だろ? 部屋に入ると、想像通り【キュアリオスティ】が聞こえてくる。部屋中に張り巡らされた射線の通る鉄格子。 電光(射程50m/貫通)を撃ってくるゴーレムが2体見えた。どうやら毎ラウンド呪歌に抵抗しながら電光を撃つゴーレムや音源である魔物を倒す部屋らしい。 もちろん熟練戦闘で、だ。鉄格子のせいで曲がりくねった部屋でちびちびと移動力の計算をするPLたち。 戦闘自体は余裕だったのだが、慣れない熟練戦闘に疲弊するPLたち。全力移動の移動力分だけチマチマとマス目を数えるの、ほんと大変なんすよ。 なにはともあれ、無事に3つ目の紋章を入手したのだった。 そして4つ目の大部屋の扉には「見えないものに注意」と魔法文明語で書かれていた。透明の敵でも出てくるのか? 部屋を開けると、真っ直ぐに伸びた細めの通路から広い部屋へと繋がっている。 通路から部屋に入ったところの左右の角は死角になっており、扉を開けたところからは見えない。 蝙蝠の耳飾りを持っていた私のPCがGMに魔物の有無を問うと、……やっぱりなんかいるらしい。 一旦、扉を閉めて【ライト】をかけた【フローティング・アイ】で死角に潜む魔物をまもちきすることに。 後衛殺しで有名なセラッサルーイがそれぞれの角に潜んでいた。 言うまでもなく熟練戦闘マップ。前衛は部屋に突入しつつ、PCのひとりがフラウを召喚して、【アイスウォール】を通路に張って後衛を守る作戦に。 問題なく勝利して、4つ目の紋章を入手したのだった。 そして4つの紋章を必要とするボス扉へ。 中は書庫のようになっており、これはイビルインデックスが出てくる奴、――と思ったら本当に出てきた。 同時に召喚される2体の魔神メルビズ。ボスの欠片入りイビルインデックスは格上なのでなかなかに強い。 もちろん熟練戦闘だ。乱戦を乱立させながら後衛を守る前衛たち。 範囲魔法で壊れる机や本棚。遠距離攻撃はさすがにどうにもならず、後衛にも届く。 時間はかかったものの、なんとか敵を全滅させると、最後の小部屋への扉が開いた。 小部屋には迷宮を攻略した者たちへの称賛の手紙と、一冊の書物、幾つかのチェックのついたブルライト地方の地図、宝箱があった。 書物と地図は遺跡マニアのPCに預けて解析を頼んだ。 宝箱は開けてみると、――宝箱の鍵が。宝物鑑定によると、装飾過多な宝箱自体が宝物であったらしく、高値で売れることが判明。 PCたちは満足して帰還したのだった――。 クッソ重いギミック付き熟練戦闘を4つも準備しやがってこのGMめ!!この身内卓では初の熟練戦闘にも関わらず、いきなり重たいものをぶっ込んできたわけですよ。ぷんすこ。 私は「熟練戦闘やるなら、せめてチュートリアルとギミック付きボス戦の2回くらいにせよ」という言葉を投げつけました。 GMもやたら時間かかる熟練戦闘に懲りたらしく、上級戦闘でギミック付きの戦闘ができないか模索するとのこと。 ギミックも凝ってて面白かったのは確かなんですが、さすがに熟練戦闘×4は大変すぎという意見の一致をみた身内卓。 なんにせよ何週間かに渡る長期戦は、ここに終幕したのでした。
伊吹 | |
2023/05/24 05:54[web全体で公開] |
😆 狂乱の捕食者~Savage Hunter~ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)レベル15単発セッション!!GMはみつるさんです!! 周囲に雷雨を降らせる異常気象を発生させるという、遺跡に住まう魔物を討伐して欲しいという依頼を受け、4人の15レベルキャラクターが集った。 遺跡を進み、古びた壁画などから手がかりを得た結果、どうやら原因の魔物はドラゴンだと想像できる。 そしてその通り、鎖に繋がれたグレータードラゴンと邂逅するのである。 正気を失っているドラゴンは、かつて己の財宝を守るために、人族や蛮族を退けてきた。 今度も盗人がやってきたのだと、そう怒り狂いながら襲いかかってきたのだ。 彼我の距離は20m。 そして私のキャラクターはデーモンルーラー15ドルイド11。 射程10mの魔法だらけなのである。 魔物知識判定に成功し、先制判定にも成功したが、これではスペックを十全に発揮できない。 そんな私に補助動作魔法で支援した後に【ヴェノムエスパーダ】で10m前進するというアイディアを仲間のひとりが提案してくれた。 なるほど、その手があったか。 突破を移動にだけ使うという発想はなかったので、目から鱗であった。 ともかくディフィシェンシー、ポイズナスアタッカー、ウイングフライヤーⅡなどできる支援をして、突破で前進。 さて残る三人のレベル15キャラクターはというと、 ウィークリング(ミノタウロス)の剣士(全力Ⅲ)。 リカントの踊り子(必殺Ⅲ捨て身Ⅲ)。 シャドウのキルヒア神官(凄く支援)。 ……とガチなメンバーである。 神官様はホーリーブレッシングを撒き(ベロニカでブレスⅡは撒き終えていた)、前衛ふたりはファストアクションから攻撃障害のある胴体をぶん殴る。 ドラゴンはメテオストライクを降らせるも、サバイバビリティにより前衛ふたりと私に抵抗され、打撃はすべて回避されてしまう。 胴体をスムーズに破壊し、頭部の破壊に取り掛かる。嗜みのように前衛ふたりはドルイド4を持っていたので、それぞれマルチプルアクター/ジャイアントクラブで2回攻撃を仕掛ける。神官様はコンプレーションからバーチャルタフネスを撒き、パーティのHPを増強する。私はウイングフライヤーⅡを回避用にかけてバーストゲートで攻撃に出た。ついでにホルグラドを呼び、見事にマナ縛りの霧を引き当てる。 ドラゴンはブレスを吐き、4人へサンダーボルトを放つも1ゾロ。打撃はやはりすべて回避されてしまった。 そして3ラウンド目、踊り子の攻撃が11回転して200点以上のダメージを出し、頭部を粉砕したのである。 さすが15レベルキャラクター4人。飛翔がなかったとはいえHP盛ったグレータードラゴンなら結果からすると割と楽勝であった。 かくしてドラゴンは今わの際に正気を取り戻し、輪廻の輪に戻ったのである。 今回みつるGMのセッションに初参加しましたが、ココフォリアの使い方が見事でした。 演出面に凝っているのは当然でしたが、タブの使い方も普段のセッションでは見られない使い方をしていたので、環境が変わると色々と学ぶことが多いな、とたまには単発野良セッションに乗り込むのも勉強になるなあと思った次第です。 処理タブで細々とした些細な魔法の使用をしておき、メインはそれを利用するだけ、というのはシナリオの流れを切らずにスピーディに進行できるので、なるほどこういうものもあるのか、とか。 個人的反省としては、二度目のバーストゲートにせっかく習得したカニングキャストを乗せ忘れたことですかね。抵抗は抜けてたから良かったものの。 補助動作でやることが多くて宣言文を用意するのが大変だったのもありますが。これは事前準備していたのでまあまあなんとかなっていたかな。 なんにせよ貴重な15レベルセッションに参加できて、楽しい時間を過ごせました。 GMと他PLの皆さんにも感謝を。
伊吹 | |
2023/05/23 00:16[web全体で公開] |
😲 リレーキャンペーン月曜日卓第20話「地上の楽園」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)7人の脱獄犯を追うという放浪者リレーキャンペーンです!今回のGMは私です! 脱獄犯のアヒム・ドレスラーが『地上の楽園』なる怪しげな村にいるという情報を得たPC一行は、村へと向かう。 門衛にアヒムの特徴を話すと、なんと村長から「明日の夕方にアヒム様と腹心のパスカル様がやって来る」「一晩、家に滞在しないか」と言ってきた。 あからさまに怪しげな村。 警戒心を露わにして話を聞くと、〈幸福薬〉なる薬品で村民たちは平穏な暮らしを営んでいるという。 複雑な心境で村長の提案を断り、村の広場で野営することに。 翌朝、怪しげな荷馬車が村に入ってきた。 話を聞くと、奈落の魔域でしか生息しない薬草を、ラクシアの大地で育つよう品種改良された、その名も〈奈落草〉という薬草を上納しているとのこと。 その薬草を育てて犯罪ギルドに上納することで、村は成り立っていたのだ。 夕刻、遂にアヒム・ドレスラーと腹心パスカルがやってくる。 腹心をすべて倒すことで逃亡できなくなるアヒムの、最後の腹心パスカルとの戦闘が……始まったがPC側先攻1ラウンド目でパスカルは倒されてしまう。 いや、耐久力をもっと盛るべきでしたね……多段ヒットとポイズナスアタッカーの相性が良すぎた。 ともあれ、腹心をすべて倒したのでアヒムの元へ向かうと、既に遅効性の即死毒を煽っており、その解毒剤は腹心のパスカルしか調合できないと言い出した。 そして国を巻き込む巨大な犯罪計画を立案済みだとも。 結局、アヒムを生かして捕らえることは叶わなかった。 最後にスポンサーである騎士グライフにアヒムの亡骸を引き渡し、報酬を得るPCたち。 しかし公都に犯罪ギルドの幹部が入り込んでいるという話を聞き、なにやら地下で蠢くものたちの暗躍をほのめかされながら、シナリオ終了となったのである。 ボスが弱かった以外、概ね次に繋がる伏線を張れて満足なGMでした。 担当脱獄犯もこれで手を離れたので、公国の正常化を図るシナリオ作成に移りたいと思います。
伊吹 | |
2023/05/17 23:59[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン水曜日卓第19話「ある日の子育て依頼 ~忍び寄る不穏を添えて~」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)引退後を見据えて安全に稼いでフェードアウトしよう!な堅実すぎる冒険者たちのリレーキャンペーン!今回のGMはあるにゃん(arthnyan)さんです! 前回のあるにゃんGMのシナリオの続きです。 前回はGMPCのモニカが家族(人造生命体)を作成するための素材集めをしました。 結果、植物に偏ったためメリアの少女“ありす”が誕生しました。 今回はその“ありす”にPCたちが技能を教えこんでいくミニゲーム仕立てのシナリオです。 最終的にファイター5、フェアリーテイマー5、ライダー5、シューター4、アルケミスト4、エンハンサー2というなかなか強そうなビルドになりましたよ。 まっさらな状態から1ヶ月でこの成長。 ……才能の化け物ですな。 ボスはこのCPではお馴染みの奈落教です。 なにかヤバいNPCにより衛兵たちに捕まってた奈落教のゴロツキたちが異形合体して襲いかかってきました。 部位マシマシで合計HPは2000を超えます。 しかし範囲攻撃でガリガリ削られ、ほとんど1Rで勝負がついてしまうという結果に。 原因である謎の鍵を衛兵に証拠品として調べてもらうことにして、シナリオ終了です。 次回、私のGM回ですね。このレベルになってくるともう障害らしい障害がなかなかいないので、シナリオが単調になりがちなのが悪いクセです。ただ、もう1周してきたら真面目に高レベル用のダンジョンとか作ってみようかな。 ……ソーサラーにギミック突破されそうだけども。
伊吹 | |
2023/05/15 23:34[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン月曜日卓第19話「脇道」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)7人の脱獄犯を追うという放浪者リレーキャンペーンです!今回のGMはKMV42さんです! なかなか情報が集まらない中、〈始まりの剣〉ランク冒険者のPCに依頼が舞い込んできた。 基本的に放浪者ばかりのパーティであるため、活動資金も欲しいし、時間もあるので依頼を受けることに。 依頼内容は魔動機文明時代の美術館の探索。 最近出土した遺跡で、魔法文明時代の美術品が飾られているとのこと。 厄介なのは「飲食厳禁」「火気厳禁」のルールで、入り口で薬品やポーション類、食べ物を預ける仕組み。 魔香水も許されなかったので、ドルイドレンジャーである私のPCはMP管理に慎重になる面白いギミックです。 中をランダムで駆け抜けるPC一行。 出目でどこを通ったか決めるのですが、なぜか従業員通路ばかり引く。 裏道を快速に飛ばしながら、途中の強制イベントをやり過ごし、ラストのダンスホールへ。 舞踏会ならぬ武闘会に強制参加させられました。 ボスは2部位が合計で6回攻撃を仕掛けてくる前衛に対して厳しい相手でしたが、片方の部位を潰すと途端に弱体化し、3ラウンドで勝負がつきました。 さてボスを倒して奥へ行くと? 設備が生きている展示室がありました。そこで見たものは……コルネリア・アーレの肖像画でした。 魔法文明時代に魔法王により「永遠に変わらない美」を与えられたという彼女。 肖像画の中の女性は、現代の脱獄犯であるコルネリア・アーレと瓜二つ。関連性が疑われます。 ……というところでなにやら壮大な背景がありそうな雰囲気でシナリオは終わりました。 さて次回は私がGMの番です。遂に担当脱獄犯との決着ですよ!!
伊吹 | |
2023/05/09 23:06[web全体で公開] |
😊 SNE新刊案内更新 SNEの新刊案内によると、6/20のリプレイに「翌月に「種族と秘宝」がテーマとなる大型サプリメントの発売を控えた今月、その先行データを収録したリプレイが刊行されます!」とあるので、種族サプリはどうやら7月発売予定らしい。 そのリプレイのメンバーは以下の通り。 秘宝の守り人にして「巨人化」の能力を持つスプリガン、レベッカ! 暗紫(あんし)の力に侵され、生まれつきアビスカースを持つ種族アビスボーン、ギル! 種族特徴が水・氷属性ダメージに変わった貴族気質のスノウエルフ、シルヴァン! 同じく種族特徴でダメージのダイスを振り直すことのできる戦闘種ルーンフォーク、カマン! 少し新種族と希少種が垣間見えましたね。
伊吹 | |
2023/05/07 06:16[web全体で公開] |
😆 【SW2.5】身内卓 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)三角島というハーヴェスの南に位置するオリジナルの舞台で展開するキャンペーン、第9話!GMは私です! 前回、PCたちは時空を操る刻剣というキーアイテムに翻弄され、蛮族領で迷子になりました。 そこへタイミングよく現れ、助けてくれたのが隣国の刻剣を持つNPCとその一行。 ひとまず隣国側へ抜けて、街に到着して一安心、といったところで第8話は終わりました。 さて第9話の導入で、PCのひとりは実の姉(といってもルーンフォークなので同じジェネレーターから生まれたという意味でしかありませんが)がPCに会いたがっている、また別のPCのひとりの実家が大変なことになっているという情報をもたらされます。 それぞれPCと同行するNPCを分けて、レッツイベントタイム。 まず修道院にて実姉に会いに行きます。聖女としてオリジナル小神を起動できる数少ない人物で、妹PCも次期聖女とこの国では目されています。 歓談ののち、オリジナルデータの耳飾りを渡されてその場は分かれました。 次に実家が大変なことになっているというPCの方。こちらはオリジナル小神に奉納する弾薬(オリジナル小神は魔動巨兵なのです!!)が足りないということで、特別に器用な一族であるPCが弾薬加工技術を習得し、弾薬を量産しました。 弾薬加工技術はオリジナル流派であり、威力100の単発攻撃が可能になる弾薬を作ることができるというものです。 さて雑事を終えたその夜。宿の周囲を騎士団に囲まれていることにPCたちが気づきました。 念のため武装して待ち構えていると、なんと前回、助けに来てくれたNPCたちが次期聖女であるPCを奪いにやってきたではありませんか。 命がけの戦闘になり、PCたちはその国の騎士団長やトップの娘といったVIP級の要人を殺してしまいました。 2本目の刻剣を入手したことにより、両手利きファイターにも強化アイテムデータを渡しました。 今まで鞘から抜けなかった刻剣を10秒だけ抜いて使用できるようになり、1ゾロが強制的に6ゾロに変換される運命を書き換える2本の剣です。 さて強化データを渡しつつも、宿の周囲は騎士団に囲まれており脱出は困難。 そんなとき、PCのひとりの出自(チェンジリング)に関わるキャラ、すなわち妖精郷にて過ごすPCの半身とも言えるべきNPCが現れ、「2本の刻剣が揃ったのは、妖精郷としても見過ごせない」と言い放ち、PCたちを妖精郷へと招くのでした。 PCたちは他に脱出手段もないので、招きに応じて妖精郷に向かうところで、シナリオ終了です。 反省点としては以前、助けに来てくれたNPCたちと命のやりとりになったことですね。少し展開が強引でした。 PCとしては進んで命を奪う理由もないので、その辺のモチベーションづくりを怠ったのはまずかったですね。 ともあれGMとしては着々とCPでやりたいことを達成できているので、このままラストに向けてシナリオ作成していく所存です。
伊吹 | |
2023/04/30 05:50[web全体で公開] |
😆 【SW2.5】身内卓 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)グランゼールを舞台にしたダンジョン縛りの持ち回りキャンペーン、第11話です! 大迷宮の深部探索に応援が欲しいという依頼。 我がPTは目的がバラバラの寄せ集めなので、「そんな怖いとこ嫌だ!」と言い出すPCがいない間に依頼を受領し、深部探索へと向かうことに。もちろんPLは納得づくですよ? さて嫌だ嫌だと言うPCのひとりを引きずって深部への道のり。 以前、干渉者という大迷宮の攻略を妨害してくる存在との戦いで迷宮の道のりはやや危険なものに変貌していました。 我がPTが以前築き上げた中継拠点に出向くと、以前も会ったことのあるトップパーティーのひとりが待っていました。 何でもまた干渉者がちょっかいをかけてきているらしく、そこかしこに蟲型の端末が生息しているとか。 端末を生み出している干渉者のボスがいるはずなので、ソイツの討伐をお願いされました。 もちろん依頼料は上乗せで。 そして斥候に出ていたのに未帰還のPTの救出も兼ねて、ボスを追いかけます。 炎弱点な上に「○炎に弱い」までもっているため、【ファイア・ウェポン】で前衛を強化し、炎物理で圧倒。 どうも植物をフィーチャーしたボスだったらしく、燃やしてやりました。 EDも終わって無事にシナリオは終了。 ……と書いているとスムーズに終わったように見えますが、実は導入からミドル、EDとGMの拙いマスタリングが目立つシナリオで、終わった後は反省会です。 まず導入。私のPCの目的である「ある目的地を探している」という設定を見てその噂話を聞きつけてくるという導入だったのですが、……実は私のPCは目的を仲間にも一切公言していないんですよね。当然、「私が探していること、どこで聞いてきた?」となるわけで。 結局、リテイクして導入を変えることに。GMがPCの発言に気を配っていなかったため起こった事故でした。 次にミドル。奈落関係ないのに魔物の名前に「アビス~」と名付けるのは、SW2.5のGMとしていかがなものかと物言いがつきました。雑魚からボスに至るまでなぜか「アビス~」と名付けられていたため、「メイズ~」と命名変更してもらうことに。せっかくSW2.5やってるんですから、世界観は大事ですよね。 またNPCの目的にも違和感が。トップパーティーのひとりが他のPTを雇って探索している、という設定がそぐわないものでした。ていうかトップパーティーなんだから自分たちで探索しろよ!!となるわけで。これについてはどうしようもないので、そのままで通しましたが。 また干渉者という存在自体、トップパーティーも以前のシナリオで初めて出会ったほどレアな存在なのですが、ソイツがホイホイとポップしている状況も、設定をちゃんと確認していないミスと言えましょう。 EDでは私のPCの目的地に関わるアイテムをNPCからもらうことになるのですが……実は私のPC、目的地を見つけ出したら冒険者をやる理由がなくなるため、引退する予定だったのです。 アイテムは目的地へと私のPCを導くもので、大迷宮の深部探索が必要なれど、目的達成のために行かない理由がない。 そうするとCP自体が終わっちゃうので、導く機能を削除するエラッタを出して、これを軌道修正しました。 反省会ってやられるGMもやるPLもそう楽しいものではないのですが、ミス続きだとさすがに「こうした方がミスが減る」「こうすると失敗を減らせる」というノウハウを共有して伝えないといけないわけでして。ミスは仕方ないのですが、身内なのでもっとフランクにPCやNPCの設定などをPLに聞いてくれればミスも減るのでは、という感じで終わりました。 ちゃんと設定を把握していなければ、すれ違いは発生して、シナリオが滞ることになるのです。 リレーCPだけにその辺、しっかりしようね。というちょっと苦いお話でした。
伊吹 | |
2023/04/10 23:57[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン月曜日卓第18話「殺劇の舞台にて災厄は躍る」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)7人の脱獄犯を追うという放浪者リレーキャンペーンです!今回のGMは小慶美(シャオ・チンメイ)さんです! 馬車で旅をするPC一行。 乗り合わせたのは公国の特殊任務を請け負う騎士団のひとりでした。 聞くところによるとこれから向かう先の街では、ドレイクが目撃されたとのこと。 蛮族やら魔神やら、何かと公国は危険に晒されておりますね。 と、街へ向かう途中で以前に討伐したドレイクブロークンと遭遇。 どうやら今回の街への襲撃は彼の姉が主導しているらしく、ドレイクブロークンの弟はそれを阻止したいとか。 ドレイク姉のアジトを知っているという弟から共闘の提案がありましたが、蛮族と協力する気になれなかったため決別。 アジトへ向かう弟の足跡追跡判定に成功したので、なんだかんだアジトへ向かうことが出来てしまいました。 そして入り口で雑魚ドレイクと戦い始めた弟ドレイクブロークンを放置して、アジトへ侵入。 姉ドレイクと対面を果たします。 しかしそこには姉ドレイクだけでなく、7人の脱獄犯のひとりである“思想なき災厄”ケヴィン・アッカーマンが!! 彼は稚気によって蛮族を人族の街に侵入させた罪で投獄されていました。 蛮族に関わる形で発見されたのは当然とも言えるでしょう。 しかしケヴィンはこの場を姉ドレイクに任せて、とっとと逃げてしまいました。 さあ姉ドレイクとの決戦です。 変身前の人型のHPは190あり、1Rで倒すのは至難。 半分ほど削ったところで瞬時変身してきました。 胴体のHPは130程度。 行けそうだと判断した私は、【ポイズナスアタッカー】【マルチプルアタッカー/ジャイアントクラブ】【アナコンダコンストリクト】などを使用。 前衛ソレイユの輝く肉体もあって、翼を無視して胴体を狙い、最後に少し残ったHPを妖精神官のフォースで削って勝利しました。 うんうん、やっぱりポイズナスアタッカーの火力は素晴らしい。 さて残った弟ドレイクブロークンと前衛ソレイユとは一騎打ちとなりました。 レベルとしては互角。 魔物レベルとPCレベルなので単純比較はできませんが……順当に実力で圧倒し、最後は決死カウンターで勝利。 魅せプレイかよ~、格好良い決着でしたねえ。 というわけでドレイクたちを倒したPC一行。 ケヴィン・アッカーマンの影も見えてきて、いよいよ脱獄犯たちとの決着が近づいてくるのでした。
伊吹 | |
2023/04/06 05:07[web全体で公開] |
😆 リレーキャンペーン水曜日卓第18話「禁域の森 最奥部」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)引退後を見据えて安全に稼いでフェードアウトしよう!な堅実すぎる冒険者たちのリレーキャンペーン!今回のGMはカタノイスさんです! もはや恒例となったキンザカイ村への護衛任務。 かの地には魔動機文明時代の大戦争によってアンデッドが跋扈し、魔動機文明時代の遺跡がある通称禁域の森と呼ばれる危険地帯に囲まれていた。 今回は森の地下にあると言われている魔法文明時代の遺跡の入り口を捜索することとなった。 エビルブランチと自爆する胞子という毒カビに汚染された森の北側。 おや、アンデッドではなく植物か。 途中途中の罠を回避しながら、遂に入り口を発見する。 同時に手前に配置されたカビと共生するノティッドエルムも。 レベル18の植物という強力な魔物を相手に……うん、毒に対しては割りと対策してあるのでなんとかなってしまった。 精神効果属性は【ブレイブハート】でシャットアウト。 あとは物理でボコボコ殴ってくるのだが、命中回避の高いグラップラーとHP防護点の高いファイターという強固な前衛たちが殴り負けることもない。 HP400オーバーの攻撃障害もちの部位もあったが、全員でイケイケゴーゴーの精神で攻撃してたらあっという間に溶けました。 無事に遺跡の入り口を見つけたが、入り口で暗号化されたパスワードを要求されたとのことで、中に入るには時間がかかりそう。 というわけで今回のシナリオは短めでしたが、次回への伏線をしっかり残して終わりました。 いやーどんなヤバい遺跡なんだろうか。次回も楽しみです!!