トピア（銀剣のステラナイツ用キャラクターシート）

あなたの物語(異世界)「草花の世界」
性格「純粋かつ死にたがり」


願い「あなたを愛していたい」
希望「救世主」
説明
「‐あなたを愛しています。いつまでも。‐」
＿＿体を植物が浸食する世界。人々はなすすべなく植物の奴隷となった、悲惨な世界。
トピアも植物に浸食されていた一人だ。しかし、運命のいたずらか何かか。気がついたら、実験室のような場所にいた。
トピアは体を動かそうとする。動く。だが、それは手足の感覚とは違っていた。
不意に足元を見つめる。そこには、自分が座っていた。こちらを見つめる人も一人いた。
その男性…彼はこちらに話しかけてくる。どうやら、自分をあの世界から連れ出し、浸食を食い止めてくれた人物らしい。どことなく亡くなった兄に似ている。
長い時間、彼と話した。いつの間にか…形容しがたい感情が、自分の中にあった。

願い「あなたを愛していたい」
絶望「この手は届かない」
説明
「‐あなたを愛していたい。許されるなら。－」
＿＿植物人間。太古から人間に蹂躙され、生きる道を失いつつある存在。
歴史から消えようとしている現状を打破すべく、最後の希望「肉林戦争」が始まった時に、彼女は植物として生まれ落ちた。
両親という言葉も知らない。唯一覚えられた「戦争勝利」という目標。
感情は与えられずとも、言葉を知らずとも、彼女は目標のためだけに生きていた。
与えられた使命を果たせば、生きる意味を無くすことすら知らなかったのだ。
彼女が戦争に備え、訓練を重ねていた時、戦争は終結。植物の勝利に終わった。
勝利のサイレンが響く。しかし彼女には、愉悦も、喜びもなく、ただ立ちすくんでいた。
「自分は、これからどうすればいいのか。」
その時、既に世界は崩壊を始めていた。そう、植物が人類に勝利したという「喜び」の感情が、怪物の目を不気味に光らせた。
若い木々は容易く、老いた樹木ですら、怪物にへし折られていった。
感情の無い植物には見向きもせずに。世界は怪物に蹂躙され崩れた。
残った種子は、やがて女神に導かれた。そうして、彼女は現在の階層にやってきた。
独り、「トピア」は呟く。
「自分は何故、生かされ生きている。」
＿＿手を差し伸べた彼の笑顔が、暖かく感じた。

(このキャラクターは設定のみのデータとなります。これをベースにキャラクターを作成するもよし、性格などを引き継いで他のTRPGに流用するもよしです。使用前に、必ずどのように使用するかをコメントしてください。)