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🤔 【SW2.5】ハムレットの憂鬱 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)おっはるか~♪ 「きみ可愛いね♪ 何歳? どこ住み? ってか、文通とかやってる?」 今回は、2025年5月11日(日)に開催された『ハムレットの憂鬱』のセッションレポートだよん♡ ◆序章──それは、一言の演出から始まった 「この“ハム”はダイイングメッセージ。犯人はハムレットだ!」 誰もが笑った。 誰もが驚いた。 そう──演出は、成功だった。 ◆観客の日記──そして物語は“舞台”へ 「君は探偵としては三流だった……。でも、僕の友達としては一流だったんだ」 ポケットに残るのは、コーヒーの香りと無意味な勘。 ただの道化に見えた探偵ハロルド・A・モーガンは、命を賭して真実を追っていた。 「気づかれたかもしれない」 そう告げた僕に、彼は笑って言った。 『探偵の勘は、たまに当たる』 けれどその結末は、冷えたブラックコーヒーと、煙草の残り香が物語る。 彼は、真実に手が届かないまま――幕を閉じた。 舞台は整っていた。 鉄道の都・キングスフォール。 焦げた床。血文字の「ハム」 主演はハムレット。 演出は、探偵の友人である“僕” 📜 事件と推理の“舞台” 容疑者は仲間のひとり――ハムレット。 ダイイングメッセージに名を刻まれた仲間の無実を信じて、君たちは足で情報を稼ぎ、声を聞き、真実を編み上げた。 残された手がかりは、ハロルドの命そのもの。 探偵は、真相を掴めなかった。 でも、君たちならきっと届くと信じて――道を残してくれていた。 ⚔️ 地下の対決、そして真相 商人バケテールの仮面が剥がれたとき、その背後から覗いたのは、蛮族の影。異国の策略。 雷鳴が走り、怒号が響く――演劇はクライマックスへ。 🥓 焼肉屋『肉匠』にて──静かな幕引き 「うちのハムは最高だぜ!」 焼き網を囲むテーブルには、笑い声が戻っていた。 けれど、その輪からひとり、そっと店を抜け出したのは――他でもない、ハムレットだった。 彼のポケットには、探偵が遺した小さなノート。 そこには、日常の断片と、ひとつの口癖が残されていた。 『探偵の勘は、たまには当たる』 もし彼が生きていたなら、カフェの片隅でコーヒーを啜りながら、こう呟いていたかもしれない。 「今回のヤマは……デカかったな」 夜空には、流れ星がひとつ、静かに軌道を描いていた。 そして、眠るように静かな朝が、キングスフォールの街を包み始める。 “ハムレットの憂鬱”は、こうして幕を下ろした。 ✦ あとがき このセッションは、茶番から始まり、謎解きとドラマが積み上がって、最後には仲間の絆と遺志の継承という、深くて静かなテーマに着地した。 開幕のふざけたセリフ。 あれが、こんなにも意味を持つなんて――誰が思った? これは、君たちが紡いだ「物語」 そして、演出家が託した“最後の事件”の、答え合わせだったのかもしれない。 ✦ 次回予告 ミカエラの幼馴染──ヴィッカとの再会を機に、君たちは鉄と火と湯けむりの村──サトフルを訪れる。 陽気な山神祭、美味なる山の恵み、あたたかな湯のぬくもり。 心をほぐすひとときの、その翌朝──温泉は枯れ、鉱山は爆ぜ、村は沈黙する。 地に眠る“何か”が目を覚ましたのか?封印された過去が、ふたたび口を開く。 次回──『サトフル村ほっこり騒動』 その村は、ほっこりだけでは終わらない
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