イサエギンさんの日記 最終page
イサエギンさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2021/10/18 12:41[web全体で公開] |

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2021/10/05 12:39[web全体で公開] |
😲 【エクシルディア】始まりの地:後編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)前編の続きです。 *クライマックス* その後も探索を続けたPC達は、地下5階へと続く昇降機を発見します。大勢が乗ると重量で壊れてしまう可能性があるため、ゴルドン隊は一度待機して先にPC達が降りることになりました。辿り着くとそこは異様な広さの部屋、ドラゴンのような巨体の悪夢でも変身可能なほどの空間です。ただならぬ気配を感じ取ったその時、奥にある大きな扉が開きます。現れたのはデーモン、しかし通常のそれとは明らかに異なる外見でした。子供のように小柄な体格、真っ白な体毛、何故か大神殿のシンボルが刻まれた赤い斧。PC達も詳しい訳ではありませんでしたが、噂に聞いたことはあります。賢者アウグスの部屋を守るようにして姿を現す正体不明の異形、ホムンクルスがPC達と対峙します。 「これはまずいだろうがよ!」 *ホムンクルス* 1体とはいえ相手はあのホムンクルスです、出し惜しみはしていられません。PC達はそれぞれ悪夢の姿に変身し、全力で戦います。セルバンテスの連続攻撃、アニタの渾身の一撃、フェイトとガルトーの連続魔法。普通の異形であればとっくに倒れているはずですが、ホムンクルスはまだ重傷状態ですらありませんでした。武器攻撃はあまり効いた様子がなく、かといって魔法も結界と打ち消しで的確に対処されてしまいます。さらには凄まじい怪力で斧を振り下ろし、セルバンテスに耐久点の7割近くを1ターンで削ってしまいました。強力なプレートアーマーを装備したセルバンテスですらこのダメージですから、他のPCであれば間違いなくロスト寸前まで追い込まれていたことでしょう。ホムンクルスも全くダメージを受けていない訳ではありませんが、あまりの強さにPC達は圧倒されるばかりでした。 万策尽きたと思われたその時、ようやく降りて来たゴルドンがPC達とホムンクルスの間に割って入り変身します。彼の隊はホムンクルスの足止めを引き受け、PC達に撤退を促しました。PC達はその後どうにかベースキャンプへ生還しましたが、ゴルドンは帰らないままとなりました。 「こいつのこと知ってるのですか、ゴルドンさん!」 ホムンクルスは所謂負けイベントですが、内心倒されてしまわないかと大分焦っていました。 ガルトーのドラゴンが自分の想像より遥かに強く、ホムンクルスにとってもかなり厳しい戦いだったと思います。 顔見せ程度のつもりが本気の殺し合いに発展しかねなかったので、そこは反省点です。 こんな感じで同人システムのオープンキャンペーンをやってます。 一緒に遊んでくれる新規プレイヤーさんも募集中です、途中参加でよろしければ是非! http://isaegin.com/%e3%82%a4%e3%82%b5%e3%82%a8%e3%82%ae%e3%83%b3%e5%8d%93/
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2021/10/04 12:53[web全体で公開] |
😆 【エクシルディア】始まりの地:前編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)イサエギン卓にて開催中の『エクシルディア』オープンキャンペーン、第2話のシナリオは「始まりの地」。 災厄の謎の手掛かりを得るためネイドスへ向かい、魔法学校の地下施設を探索します。 PCは翠玉同盟からフェイト(はぐれ魔術師/ドッペルゲンガー)、リーオ(奏者/マーフォーク)、ガルトー(司祭/ドラゴン)、セルバンテス(強盗騎士/ウィルオウィスプ)、アニタ(被験者/デーモン)の5人が参加しました。 アニタは前回のシナリオでボスを担当した被験者ですが、悪徳司祭ガルトーに引き抜かれた後にPCとしてデータを作り直し、今回のシナリオでは味方になっています。変異したデーモンなど、NPCだった時の特徴は概ね再現しました。 *災厄の主* 翠玉同盟の大部隊がネイドスを進みます。PC達とゴルドン隊が地下施設への突入を担当し、他の兵士が道中の異形を足止めする作戦です。PC達は一直線に魔法学校を目指しますが、そこへ災厄の主と呼ばれる強大なドラゴンが襲い掛かります。ファビアン卿率いる部隊が足止めを試みますがそれだけでは足りず、PC達と一緒に突入する予定だったゴルドン隊もここで足止めに協力することとなってしまいました。ドラゴンの攻撃でダメージを受けながらもPC達は先へと進み、ようやく振り切ったところで一度態勢を整えます。 「オッサン生きて帰ったら酒場でいい酒奢ってやるぜ!」 *異形サキュバス* 魔法学校が見えて来た頃には雨が降り出し、そして護衛のいないPC達に異形が襲い掛かります。デーモンとサキュバスです。さらに雨が降っているため、全てのキャラクターは水濡れ状態による【筋力】・【技量】・【敏捷】のペナルティが発生します。この雨で最も大きな被害を受けたのは、間違いなくセルバンテスでした。武器攻撃に【技量】テストが必要となるのはもちろんですが、彼が変身する悪夢はウィルオウィスプ、つまり火を纏う能力であり、雨の中ではとても使い物にならなかったのです。加えて男性はサキュバスの誘惑で弱体化してしまうため、とにかく悪条件が重なって調子が出ません。 一方でリーオのマーフォークは雨を得意としており、水濡れのペナルティを無効化しつつ理性点の消耗を抑えることができました。戦いが始まると、前列のセルバンテスとアニタが攻撃をしっかりと受け止め、リーオ・フェイト・ガルトーは魔法攻撃を成功させて確実にダメージを稼ぎます。敵の数は多かったものの、終わってみれば危なげない勝利でした。 「水で手が滑るのう」 *探索* 異形を片付けると、後からゴルドン隊が追い付いてきました。合流した後に全員で休憩に入り、リーオがリュートを取り出します。ゴルドン班長はリーオに曲をリクエストし、しばらく聴き入っていました。演奏が終わると魔法学校の階段を降りて地下施設へと入り、フェイトが灯の魔法で照明を確保し、探索を始めます。異形の仕業と思わしき巨大な蜘蛛の巣が行く手を塞ぎますが、ガルトーが暴風の魔法で吹き飛ばし先へ進みました。途中の研究室は金属製の扉で鍵がかかっていましたが、ウィルオウィスプに変身したセルバンテスが扉に長時間炎を当て続け、強引に変形させることで開きます。そして部屋の机の上に貴重な素材である賢者の石を発見し、フェイトがこれを回収しました。 「これ、貰っても?」 後編へ続きます。
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2021/09/20 15:32[web全体で公開] |
😲 【エクシルディア】異形邸:後編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)昨日投稿したセッション日記の続きです。 *ドラゴン無双* 屋上に移動した探索班ですが、待ち構えていたようにデーモンの群れが襲い掛かります。さらにはどこに隠れていたのか、壁をよじ登って現れた何体かのアラクネーがデーモンの後列につきました。たちまち異形に包囲されてしまった探索班は必死に戦いますが、とにかく数が多すぎます。大苦戦……と思いきや、ガルトーがドラゴンに変身してからは一気に戦況が覆りました。ドラゴンは変身者の負荷が非常に大きく、異形化のリスクが高すぎるためごく短時間しか変身できませんが、他の悪夢とは比べ物にならないほど強力です。ガルトーはマナーハウスの外へ飛び降りて巨大な竜となり、前足を屋上に乗せて顔を出します。アラクネーの集中攻撃を受けながらも竜の呪文で矢の雨を連発し、変身したルベーラ達の援護もあって限界が来る前に異形どもを片付けることができました。 「なんという大きさだ」 *現場検証* どうにか異形は倒しましたがNPCの別動隊は全滅、PC達もかなり消耗しています。回復の魔法で傷を癒し態勢を整えたところで、セルバンテスが妙なことに気付きました。別動隊の遺体のうち1体が、背後から矢を射られています。さらに、もう1体は刺さった矢を後で引き抜いた痕跡があります。騎士セルバンテスは決闘で勝ち続けるために人体の構造、つまり医学を学んでいたため、こうした遺体の状況から死因を特定することができました。またガルトーによると、異形がわざわざ刺さった矢を引き抜くような例は今のところ確認されていません。理性ある何者かが証拠隠滅のために矢を回収しようとしたが、1本は間に合わなかったのではないかとガルトーは推理しました。そして、PC達は遺体の中にアニタが見当たらず、階段に血痕が続いていることに気付きます。アニタの扱いについては4人の中で意見が大きく割れましたが、リーオが丁度リュートを弾き終えたところで、生き残った探索班は血痕を追って1階の応接間へ向かいました。 「この場合、手柄は俺の班の独占でいいのか?」 *クライマックス* 部屋に入ると予想通り、傷の手当てを終えて逃げようとしていたアニタを発見します。PC達は彼女から事情を聞き出しました。被験者として受けた実験の中で悪夢が強くなる一方、その過酷さに心がついていけなかったこと。自分の人生に希望を見いだせなかったこと。そして、追い込まれていた彼女にとっては戦いが貴重な娯楽であり、ほとんどゲームのように見えていたこと。彼女は別動隊を不意打ちして逃亡し、人間も異形も関係なく自由に殺しを続けようと考えていたようです。しかし、ここでガルトーが予想外の提案をします。なんとこの悪徳司祭は探索班を裏切ったアニタを金で雇い、その罪も隠蔽すると言い出したのです。アニタの中の強力なデーモンに利用価値があると判断したガルトーに対し、GMのイサエギンは交渉のための【精神】テストを課しましたがこれも問題なく成功させます。そして、PC達とも勝負をしてみたいと思っていたアニタは、自分と戦って勝つという条件を取引に付け加え、これもガルトーが受け入れました。狭い屋内ではガルトーがドラゴンに変身できないため、探索班とアニタは建物の外へ出て最後の戦いを始めます。 「衝動的にやったってんならいずれ捕まる。もっと計画的にやらねぇか?」 *アニタのデーモン* 本来の結末では「アニタが自暴自棄気味に異形化して、まだ残っていた別の異形達と共に襲い掛かる」という戦闘を想定していたのですが、ガルトーのロールプレイで戦闘の内容に変化が生じました。アニタが正気を失っていない以上、取り巻きとして異形エネミーが登場するのは少々おかしなことになります。かといってアニタ1人をPC達と戦わせるのも無茶です。ちょっと強引でゲーム的な解決方法になってしまいますが、結局アニタの駒を複数体登場させて戦力を整えました。いざ戦闘開始、アニタ達(描写上は1人扱いですが)はガルトーのターンが来る前、つまり変身していない今のうちに集中攻撃を行います。ガルトーのドラゴンは確かに強力ですが、人間として見ると装備は貧弱であり、魔法技能の成功確率もどちらかと言えば低い部類であるなど、戦闘能力は参加PC中最弱レベルでした。結界を張って抵抗するも重傷状態に追い込まれ、あらゆるテストに大きなペナルティが生じます。魔法の成功率もさらに低くなりますが、なんとガルトーはこの状況から回復魔法の【知力】テストを成功させて重傷状態から復活、ロストの危機を強運で乗り切りました。さらに、部屋に入る直前で敢えて別行動をとり、外で身を隠していたリーオがアニタの背後に回って攻撃を仕掛けます。しかし、なかなかダメージが入りません。アニタのデーモンは変異によって通常にない特殊な能力を獲得しており、肩から腕までが昆虫の外骨格のようなものに覆われています。彼女自身の耐久点は少ない方でしたが、この強力な防御が弱点を補っていました。また、セルバンテスもウィルオウィスプに変身して炎上ダメージを与えようと試みたものの、彼女のデーモンは【技量】が非常に高かったためすぐに火を消されてしまいます。それでも、ルベーラとセルバンテスの猛攻でアニタは徐々に押され始めました。そして、リーオの水の矛を受けた彼女が敗北を認めたことで、ようやく決着がつきました。 「んじゃあまずは酒でも飲みいくか!」 アニタが死ぬ予定のシナリオだったんですが、まさかの結末でした。もちろん楽しかったですよ。 自分はどうにも暗い結末ばかり書いてしまう癖があるので、外からの力で変えてくれたのは嬉しいですね。 冷静に見ると別に明るい訳でもないとは思いますが……殺人犯引き入れ生存ルートでした。 こんな感じで同人システムのオープンキャンペーンをやってます。 一緒に遊んでくれる新規プレイヤーさんも募集中なので、途中参加みたいな形でよろしければ是非! http://isaegin.com/%e3%82%a4%e3%82%b5%e3%82%a8%e3%82%ae%e3%83%b3%e5%8d%93/
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2021/09/19 18:38[web全体で公開] |
😊 【エクシルディア】異形邸:前編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)はじめまして、イサエギンと申すものです。 ゲーム内容や自分卓の様子について軽く解説しつつ書いてみたいと思い、日記の投稿に挑戦します。 イサエギン卓にて開催中の『エクシルディア』オープンキャンペーン、第1話のシナリオは「異形邸」。 安全地帯拡大のため、別動隊の探索班と共に異形の巣食うマナーハウスを制圧しに向かうという内容です。 PCは翠玉同盟からガルトー(司祭/ドラゴン)、セルバンテス(強盗騎士/ウィルオウィスプ)、リーオ(奏者/マーフォーク)、ルベーラ(狩人/デーモン)の4人が参加しました。 *別動隊の合流* メインステップに入って、合流したPC達探索班と別動隊が会話を始めました。別動隊の一員であるアニタは悪夢の呪いを研究するために雇われた被験者で、強力なデーモンに変身できるため前線に加わったと話します。彼女はセルバンテスが決闘で何度も勝ち続けているという噂を耳にしており、セルバンテスは奪った金で買った高価な装備を自慢していました。彼は通行人に決闘を挑んでは金を巻き上げる悪党ですが、剣の腕は確かです。少なくともアニタはその実力を尊敬していました。 他にはリーオが出発の時間ギリギリまで曲を演奏し続け、その美しい音色を気に入ったガルトー司祭が50シルバーを投げています。以降省略しますが、その後のシーンも金満な悪徳司祭は事ある毎に所持金をばらまきました。元貴族としての秩序や誇りを重んじるルベーラだけは受け取りませんでしたが。 「それは俺のことだろう。見ろ、俺が着ている鎧を。決闘で得た資金でこしらえたんだ。」 *異形ミノタウロス* PC達は正面から、別動隊は一旦分かれて裏側からマナーハウスへの突入を試みます。このうちPC達の側は接近する異形の気配を察知し、最初の戦闘が始まりました。悪夢の呪いに詳しいガルトーによれば、敵はデーモンとミノタウロスです。デーモンは特殊な能力こそほとんど持ちませんが単純に強く、ミノタウロスは逆にいくつかの戦術を持っています。特にこのミノタウロスの方はPC達目掛けて何度も突進し続け、ノックバックで前列を後列へと追いやり隊列を崩壊させようとしてきました。 厄介な技ですが、ガルトーが前列のセルバンテスに対し結界の魔法を使用、ダメージを無効化すると同時にノックバックも防止し上手くフォローします。これは、鎧によって高い軽減を得ているセルバンテスと組んでこそ実現した戦術です。他の3人は防具の性能が低く、結界を使っても防ぎきれなかったでしょう。 「おいおい騎士後ろに下がんなよー」 *探索* 異形どもを片付け、マナーハウスの内部を探索し始めます。1階の途中の道は瓦礫や家具などで塞がれていましたが、そちらは反対側から入った別動隊に任せ、全体を確認した後に2階へ上がりました。2階は異常に大きな蜘蛛の巣だらけです。ガルトーはどこかにアラクネーが潜んでいると考え、ついでに邪魔な巣を暴風の魔法で軽く吹き飛ばしました。その後は別動隊も2階で合流しましたが、彼らは1階で異形と戦った直後だったようで、怪我の応急手当を待つ間に少し休憩することになります。 この時、またアニタがPC達に話しかけてきました。彼女は日々被験者として過酷な実験に耐え続け、そして悪夢の力を一層強くしています。しかし、彼女は自身がいずれ人間でなくなってしまうのではないかと考え、恐れているとPC達に打ち明けたのです。そして、ガルトーに対して何か言い掛けたところで休憩時間が終わります。リーオが最後に勇ましい歌で締めると、探索班は屋上を見に向かいます。 「歌は聞きますよね」 長くなりそうなので今日はここまで、後編は明日投稿します。 セッションの感想というか説明ってこういうのでいいんでしょうかね。 あまりやったことがないのでよく分からない……できればもっとラフな書き方ができるようになりたい。