鴉山 響一さんの過去のタイムライン
2023年04月
鴉山 響一 | |
2023/04/30 22:45[web全体で公開] |
鴉山 響一 | |
2023/04/24 20:05[web全体で公開] |
😶 エルフ族の少女 昨夜は27回目のD&D5eキャンペーン「勇者の如く斃れよ」でした。 森の中でのオーク族の掃討を継続するPCたち。しかしその薄暮、近づいてくる松明の明かりを見つけるオルテガ。その一団は別動していたオーク討伐隊のひとつでしたが、彼らは素行の悪い傭兵崩れで、死人に口なしとばかりにPCたちにも襲い掛かってきたのでした。 ……が、傭兵崩れたち、なんと揃いも揃ってイニシアチブの数値が悪く、出遅れてしまうことに。「やる気見せろォ!」とDMは心の叫び(笑)。 途中、大剣使いのファイター、ハウンドドックがHP残1になってあわやと追い詰められますが、ファイターの特徴「底力」を発揮して恢復、その後はパーティで連携して不逞な傭兵崩れたちを成敗したのでした。 傭兵崩れたちは子どもをひとり連行していたのですが、戦闘終了後に確認してみるとそれかなんとエルフの少女でした。ゆえあってエルフ語を介する魔術師のアルトは驚き、そしてこれまで渇望しても得られなかった本物のエルフ族との出会いに歓喜します。その一方で、この男爵領では見かけることが全くないエルフ族。その彼らがなぜここに……と、謎を残して次回へと続くのでした。 前回より参入した新たなキャラクタ、大剣使いのファイターハウンドドック、敬虔な戦女神の侍祭アルブレヒト、そして独学で魔術を修めてきた魔術師のアルト。彼らもこの戦いを経てレベルが1→2レベルに上昇。5eは低レベルの内はレベルアップごとにどんどんキャラクタが強くなっていく実感が得られるので、最も楽しい瞬間でしょう。 どうしても早くレベルアップしたい、させたいと逸りもしますが、その一方で、最も楽しい時間なのだとも思います。出来るだけ丁寧に楽しんでいただけたらと思いますし、その演出をしたいものだと改めて思います。
用心棒⇒鴉山 響一 | |
2023/04/18 22:18[web全体で公開] |
> 日記:移動速度の実際(D&D5eにおける野外行軍の場合) 赤箱、青箱の頃は、全てが手計算だったこともあり、エンカンブランスルールは現実的には対応困難でした。とはいえ、ダンジョンで得たものを、それこそ銅貨一枚残らず持ち帰るのはあまりにも、でしたので、感覚的に制限かけてましたね。 今は、その気になれば各PCの荷重を即座に計算し直せる環境もあるので、「生きている感」のためには、ルールとして適切に使ったほうが良い気がします。
鴉山 響一⇒Ququ | |
2023/04/18 20:50[web全体で公開] |
その通りだと思います。 「いかにテンポを崩さずにセッションを維持するか」はとても大切で、そのためにこの「荷重ルール」は選択となっているのでしょう。また、このルールを選択しない方がいるのも頷ける話です。 かつてのAD&D1eの追加ルールWilderness Survival Guideではより細かなルールの追加が可能で、「これを全部盛り込んだらPCではなくてセッションがbulkyになってしまう」と感じました。ですが、それを踏まえたうえで抽象的にセッションを運行できるようになったのは意味があったのだなと改めて感じます。 5eでは相当に簡略化されていますし、PCの所有物も簡単に管理できる時代になりましたので、私にとっては有難い時代になったものだなと感じます。結局はプレイアビリティと言うことになるのですが、「誰にとって」が最も問われるのだと思います。
Ququ⇒鴉山 響一 | |
2023/04/18 20:27[web全体で公開] |
> 日記:移動速度の実際(D&D5eにおける野外行軍の場合) 良いと思いますが、ゲームのテンポも大切ですね。うまく両立して楽しいセッションができると素敵です。 時速3.5km程ですが、森の深さにも寄りますが道なき道であるなら当然ですね。 一方で、荷重や移動速度、移動による達成感を味わいたいならそれ専門のルールで遊ぼうと言うのもありだと思います。D&Dでなくても良くなりますね。 食料の運搬や荷運び、道迷いや移動による疲労などを使って旅歩き自体を楽しむことができるゲームもありますよ。オススメです。
ポール・ブリッツ⇒鴉山 響一 | |
2023/04/18 19:49[web全体で公開] |
> 日記:移動速度の実際(D&D5eにおける野外行軍の場合) こだわって当然だと思います。何事にもルーズなわたしはめんどくさくなってしまって省略しがちですが(^^;) あと、ロールマスターかなにかの記事で「ザックには戦闘時に投げ捨てて身軽になりやすいという利点がある」というのも読んだことがあるので、移動距離を厳密に再現してゲームするときには考えられる戦術の一つかな、と思います。(もっともそういうことをすると戦闘で気が付かなくなっている間に盗んでいく何者かもいるので油断はできませんが……)
鴉山 響一 | |
2023/04/18 19:42[web全体で公開] |
😶 移動速度の実際(D&D5eにおける野外行軍の場合) いつも地味な考察ですが、今回はD&D5eにおける移動速度の話です。 PHB掲載のPCに認められている一般的なヒューマノイドの場合、1ターンにおける移動速度は30フィート(約9メートル)です(ドワーフ、ハーフリング、ノームは25フィート)。 以前も取り上げました選択ルールの「荷重」を採用した場合、筋力の5倍ポンドを超える(「荷重状態」)と移動速度が10フィート落ち、筋力の10倍を超える「重荷重」状態となると同様に20フィート減少します。 一般装備であまり考えずに旅に出た場合、往々にありがちなのが「荷重」状態になっているのを失念しているとです。まあ、失念していなくてもやむを得ずというのもままあります。食料やたいまつなどの必需品はどうしても嵩張るし重たいです。 ヒューマンやエルフと言った基本移動力が30フィートのPCが「荷重」状態になった場合は、20フィートとなります。PHBに記載が見つけられなかったのですが、常識的にパーティで最も遅いキャラクタに、その集団の移動は自動的に倣うのも忘れてはなりません。 野外での移動についてはP.182に記載があります。それによると、毎分(つまり10ラウンド分)300フィート移動できるものは1時間当たり3マイル、1日当たり24マイルの移動が可能とのことです。 さて、前回、私の主宰するキャンペーンでパーティの面々のうち、数人は「荷重」状態で20フィート相当でした。となると、毎時間2マイル、一日18マイルの行軍速度となります。 その上で、彼らは不案内な森の中に分け入ってオーク族の残党狩りを敢行することとなりました。森の中は植生が強く、「移動困難地形」と私は判定しました。「移動困難地形」では倍の移動コストが掛かります。 となると、彼らの森での捜索活動は1日当たり9マイルの行軍となります。しかしそれは何事もなかった場合の話でして、戦闘を行ったり、休息などでピバーグをしたり、あるいは方向感覚を見失い、彷徨った場合には更に遅れることとなります。 この森はそれほど大きな規模ではないのですが、果たして一行は目的を果たし、そして無事に帰還することができるのでしょうか。 冒険行の脅威はなにも強大なドラゴンやジャイアントだけではありません。人はみな疲れもするし、睡眠も必要だし、腹も減ります。 このような重箱の隅的なチマチマ感は、エピック・ファンタジーの範疇ではないとのご指摘もあるでしょう。もっともなことだと思います。しかし私は、特に低レベルでの冒険においてはこれらのルール的運用を通じて、それぞれのPCたちに生きている実感を感じていただきたいと思いもするのです。 みなさんはどうお考えになりますか?
鴉山 響一 | |
2023/04/16 23:37[web全体で公開] |
😶 残党狩り 今回は26回目のD&D5e「勇者の如く斃れよ」キャンペーンでした。 前回、アースエレメンタルの大活躍によってデルファクスタウンの防衛に成功したのは良いけれど、戦場跡となった町の南側周辺には大量のオークたちの死体が散乱。そして早くも血の臭いをかぎつけたカラスやタカが集まって来ています。このまま放置していたなら、より大型のモンスターも招き寄せてしまうことは確実ですし、疫病も発生しかねません。 その一方で、オーク族を全て倒し切ったわけではなく、一部(実際には相当な数なのですが)は南方の森に逃げ散ってしまいました。連中を放置しておいては町の安寧は守られませんし、更にはあれほど大量のオーク族がどこから来たのか、その根拠地を調べ上げる必要もあります。 問題が山積する中、まずは遺体の埋葬とオーク族の残余討伐を優先することとし、騎士クレイグや騎士候補生のヴェイラをはじめとしたいくつかのチームが編成され、森の捜索と討伐に向けて出発したのでした。 そしてヴェイラと彼に影のように付き従う従者オルテガのチームに新たに加わったのが、大剣を振るう寡黙な戦士ハウンド・ドック、そして独学で魔術とエルフ語を取得した秀才魔術師のアルト、そして神と教会と信徒のより善き隣人であれ、と理想に燃える司祭アルブレヒトの三人でした。 彼らが森での捜索を開始して半日。警戒のため独り前方を進むオルテガは真っ先に逃亡オーク族小集団に気づきます。新参の三人にとってはこれが本格的な戦闘でしたが、なんとか無事に勝利を収めることができました(オークたちを若干取り逃がしはした)。 だが捜索はまだ始まったばかり。所定では三日間の捜索を予定しています。そして、やがて日が落ち、森の中は暗闇に閉ざされます。そんな環境でも彼らは無事任務を果たし、生還することができるでしょうか。 ……というところでセーブ。 今回から三人のPLさんに加わっていただくこととなりました。普段、1~2名くらいのPLさんとセッションをすることが多いので、私にとっては結構大所帯に感じます。今回は戦闘がメインと言うこともあり、それぞれのNPCのセリフや描写がいまひとつだったな、というのは大きな反省点です。
ミドリガニ⇒鴉山 響一 | |
2023/04/15 19:04[web全体で公開] |
鴉山響一さん、こんばんは。 コメント頂きありがとうございます。 成る程、興味深いですね。 ヴァグランツ卓でわたしの使っているキャラクターは、1点目、2点目について現時点では微妙ですが、幸い良いメンバーに恵まれたので、徐々に明るく、いずれもちゃんと満たせる子に変えていこうと思います。
鴉山 響一⇒ミドリガニ | |
2023/04/15 17:18[web全体で公開] |
> 日記:【RP】明るいキャラのすゝめ【マルチシステム】 ある方が述べておられて、その通りだなあと思ったことがありますのでご紹介します。 ご参考になりましたら幸いです。 TRPGでPCの設定を作るときには、以下の3つを自問してみるといいと思います。「その設定は……」 ・PCの個性として何度も表現するにふさわしい? ・物語の(セッションの)進行に寄与する? ・他人(他のPCやNPC)との関係を豊かにする?
はなもり⇒鴉山 響一 | |
2023/04/14 23:15[web全体で公開] |
レスポンスありがとうございます。 まさかこんなにしっかりした装丁のハードカバー本が届くとは思っていませんでした😅 お値段の価値は十分にありますね! これからの冒険がとても楽しみです!
鴉山 響一⇒はなもり | |
2023/04/14 21:54[web全体で公開] |
> 日記:PHBが届いた! 無料配布されている基本ルールもありますが、PHBはオールフルカラーでイラストもたくさんあるので読みやすいんですよね。好い冒険を!
鴉山 響一 | |
2023/04/09 23:20[web全体で公開] |
😶 ただ質量のみ D&D5e「勇者の如く斃れよ」キャンペーン、今回は25回目でした。 来襲したオーク族の大群を撃破するために魔術師ファロが行使した魔術の巻物は、四大元素のひとつアース・エレメンタルを召喚する呪文でした。突如出現した土塊の巨人に、次々と粉砕されているオークたち。ある者は楡の古木ほどもある両腕のなぎ倒しによって吹き飛ばされ、またある者は剣歯象よりも太い脚によって踏みしだかれ、恐慌状態に陥ります。 しかし、オーク族の族長が果敢にも対峙し渾身の一撃を見舞うと、鉄壁に思われたアース・エレメンタルにほころびが生じ、それを見た族長は一斉攻撃の号令を掛けます。 あとはもう壮絶な(字義通りの)泥仕合が展開されますが、やがてアース・エレメンタルも力尽き、強制的な魔術の使役から解放され、くずぐずと元の土塊に戻ってしまいます。そしてこの時、対岸のハス支隊がハス隊長の号令一下、残存オーク族に突撃を掛け、それがこの決戦の総仕上げとなりました。 逃げそこなったり、負傷したオークたちは、おっとり刀で到着したデルファクスタウン守備隊によって鏖殺されかけますが、オーク族とは言え、無抵抗の者を手に掛けるのに忌避感を感じた巡回衛士隊のスクアーロによって制止されました。守備隊は寄せ集めの雑兵で、モラルが低く、またオーク族に対して恨みを持つ者も多いため、そのような描写を入れました。 今回は新規の参加希望者がいて、「まずは見学がてら遊びに来てくださいな」とお招きしていました。D&D5eとしても、(T)RPG全般としてもあまり無いマスタリングの方法だと思いますので、楽しんでいただけたかどうか些か不安ではありましたが、みなさん「ぜひ参加したい!」と仰っていただきました。 次回までにはそれぞれのキャラクタの背景などを固め、導入したいものです。新しく加わったキャラクタたちがこのキャンペーンにどのような影響を与えるのか、とても楽しみです。
ポール・ブリッツ⇒鴉山 響一 | |
2023/04/07 23:45[web全体で公開] |
え? お答えしていませんでしたか? あのキャラを5Eにコンバートして参加したい、ってお返事したはずですが……。 送信してなかったのなら穴を掘って埋まって自分の不覚を噛み締めて口から怪光線を吐いて寝ます……。
鴉山 響一 | |
2023/04/07 22:00[web全体で公開] |
😶 魔女の巨釜 主宰するD&D5eのキャンペーン、日記はかなりさぼっていましたが継続しています。先日で24回目でした。昨年9月末に開始したので、半年が経過したわけです。ご参加いただいているPLさんには感謝です。 本来、キャンペーン開始時の前日譚的なストーリーを再構築することで、1レベルからキャラクターを育て、キャラクタだけでなく、PLもDMも共に経験値を積んでいこうとの思惑があったわけですが……それにしても「前日譚が長すぎィ!」なのは大目に見ていただきたいものです。 前回、12/22の日記の時点からは更に時が流れ、PCたちの環境は大きく変わりました。男爵領東部の辺境の町・デルファクスタウン付近にオーク族襲来の情報を得て、その調査に向かった騎士クレイグたち。彼らとは別に密命を受けた騎士候補生ヴェイラと従者オルテガは、秘密裏に組織された精悍な騎兵隊に援軍を求め、彼らの水先案内人となっています。 ところが、騎兵隊をデルファクスタウン近郊まで案内してみると、予想よりもかなり早く、オーク族の大群が町に押し寄せてきていて混乱が広がっています。果たしてオーク族の襲来を退けることができるのか、あるいは。 と言った状況で終了。 押し寄せたオーク族は、その数500余。力任せに人間族の町をすり潰すつもりなのでしょう、じりじりと街の南方の平原に布陣。攻城兵器が無いのは幸いと言えるかもしれません。一方、デルファクスタウンを守備する部隊は、巡回衛士隊長のスクアーロがかき集めた雑兵が僅かに100名程度。彼らの大半は傭兵崩れや山師などの食い詰め者で、士気は高くありません(いざとなったら我先にと潰走するのが目に見えています)。 騎士クレイグは正式な騎士叙任を受けているとはいえ、まだ経験も浅く、彼一人の力で戦局が変わるわけではありません。ただし、クレイグと行動を共にしている仲間に魔術師のファロいて、彼は兄弟子から「万一の際は行使するように」と、とある魔術が記された巻物を託されていますが、「私はまだこの魔術を正式に使用出来る階位に無いのです」と不安を滲ませます。 ヴェイラとオルテガが先導した騎兵隊は規律が取れた精悍な舞台ですが、その数30騎。その突撃は「歩兵の7倍の破壊力」と言われるものの、タイミングを誤れば、貴重な戦力を無為に消耗してしまいかねません。 騎士クレイグ、魔術師ファロ、騎士候補生ヴェイラ、そして従者オルテガ。 彼らの命運は、魔女の巨釜のような混沌に飲み込まれようとしていた。その巨釜からは血にまみれた手が無数に彼らに向けて伸びていた。 ……と、ここでセーブ。 次回はいよいよ決戦です。