こるめさんがいいね!した日記/コメント page.5
こるめさんがいいね!した日記/コメントの一覧です。
かものはし![]() | |
2020/10/21 21:38[web全体で公開] |

コメントする 0
蝉丸![]() | |
2020/10/05 12:29[web全体で公開] |
🤔 自分だけ目立とうとしてはいけない(自戒) 自分だけ目立とうとすると どうしても回りのプレイヤーが置いてけぼりになってしまいます。 TRPGの醍醐味の1つにプレイヤー同士の化学反応があると考えてるので、独りよがりなロールプレイは良くない。 お互いのロールプレイを引き立てあってこそ一流の忍者なのだ。 と、考えているのですが、全て表示する自分だけ目立とうとすると どうしても回りのプレイヤーが置いてけぼりになってしまいます。 TRPGの醍醐味の1つにプレイヤー同士の化学反応があると考えてるので、独りよがりなロールプレイは良くない。 お互いのロールプレイを引き立てあってこそ一流の忍者なのだ。 と、考えているのですが、 果たしてGMの私はそれが出来ているのか? 演出に拘りすぎる余りプレイヤーのロールプレイをおざなりにしていないか? 振り返ってみると、 進行を焦りすぎてロールプレイの時間を削りすぎてしまっていた事が多々あった気がします。 セッションは皆で作るもの、 この「皆」にはGMも含まれると言うことを忘れないようにしたいものです。
より![]() | |
2020/10/02 01:22[web全体で公開] |
😶 壊胎 後日譚(ネタバレあり) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こら。淡々とした声は左隣から。 振り向くよりも先に、こめかみに冷たいものを当てられる方が早かった。 なんともいえない重量のそれは、そのまま桃の手に渡る。自分がいつも飲んでいる、紅茶のペットボトルだ。 お礼の言葉は隣からの「駐車場混んでるから」の一言に遮られてしまった。 隣へ向けていた視線を改めて目の前に。正面、ガラスの向こうから外を見ると、そこはいつの間にか人と車で溢れかえっていた。 大型ショッピングモールの駐車場なだけあって、いくらでもスペースがあるなぁと思いながら人待ちをしていたのはつい先程だったはずなのに、と首を傾げる。 しかし、よくよく考えると隣の人が戻ってきたタイミングだってわかっていない。時間が狂っていたのは、おそらく周囲じゃなくて自分の方。 とにかく急いでこの場から離れるべく、桃はハンドルに手を伸ばす。 慌てたその様子をずっと見ていたらしい隣の人、自分が誰よりも尊敬するその人は、可笑しそうな笑い声を遠慮なく零してきた。 最近、やたらと子ども、中でも乳幼児ばかりを意識していることには気が付いている。 私物の手帳に挟まれている出所の不明な写真とメモ、それが自身の行動の原因だということも。 どちらも、数週間前に自分の前に現れたものだ。 写真には母娘と思われる姿が、メモには覚えのない名前らしき文字列があった。 そこに映る人達も、まるで自分がやるように雑に千切られた紙に書かれた名前にも、心当たりはない。 なのに、客観的に見れば怪しいはずのソレを、桃は捨て置けずに持ち歩いている。 もう何度も何度も目で指で追ってしまって、名前も顔も覚えていても関係ない。どうにも陳腐な言い方しか浮かばないけれど、ソレはある種の『お守り』になっていた。 不思議だけれど、不快ではない。恐怖ではない。むしろ逆に、なんだか温かいのだ。 物言わぬ薄っぺらなソレに、言葉をかけた回数はどの程度になっただろう。 一体どこの誰なのか。自分との関係は何なのか。まずは浮かぶ単純な疑問から。 きっとここに書かれた名前はあなた達親子のものじゃないでしょう。わからないけど。ただの勘だけど。 そんな根拠のない推理まで。 音にしたのも、しなかったものも合わせたら、おそらく両手の指では足りない。 そして、得られた答えの数は未だにゼロのままだ。 「似ていた?」 唐突にと問われたのは、車を走らせてから暫くした頃だった。 赤色の信号を見つめながらいいえーと呑気な声を返したところで、だろうね、とこれまた淡々とした声が届く。 助手席に座るその人にだけは、心当たりのないメモと写真のことを話していた。手に入れた経緯も、自身の中に抱くな気持も全て、だ。 盛大にばら撒いてしまった荷物の中から出てきたソレに食いつかれた、というのがきっかけだったけれど、いずれは全て話していただろうと思う。 ひとりで溜め込むことも、抱いている何かを隠すのも向いていない自分と、一番多く時間を共有しているのがこの人なのだ。 「別に、探してるわけじゃないんですよー」 己の言葉に嘘は無い。一向に得られない答えが欲しくないわけではないけれど、今はその時じゃないのだろう。 時が来たら──例えば、今の道を突き進んで誰の耳にも届くような存在になれたら。 根拠のない話だった。それでも、確証なんてなくとも、それが一番の近道なのだと、自分の中の何かが告げてくるのだ。 「私は、私が選んだこの道を精一杯走り抜けるだけなんで!」 答えを求めるのではなく探すのではなく。自分のやるべきことをやっていれば、きっといつか。 そう笑う桃の言葉を、隣の人は否定も肯定もしない。応援もないが、笑い飛ばすこともしない。 明日からもいつも通り厳しく指導してくれるだけだ。そんな人だからこそ、桃はこの人について行くと決めている。 この人のことも紹介させてね。写真の誰か、紙に書かれた名を持つ誰かに、そう呼びかけながらアクセルを踏み込んだ。 ─────────────── 壊胎 後日譚でした。 道を違えて、全て覚えていない子の後日譚なのでどう書こうか迷ったのですが、このくらいの『予感』はあればいいなと思いまして。 本人として覚えている『選んだ』記憶は1度だけです。 自然と思い出すような奇跡は無い気がしているので(そんな生易しい処置じゃないと思っている)、再会しても初めましてなんだろうとは思いますが また逢えたらそこから始まるものはある。と、いいなぁ。 セッションの感想は本当「楽しかった」ばかりになってしまうのですが、楽しくなりすぎて(キックのクリティカル出した後とか)冷静な思考を忘れたことについては何度でも謝りたい。 冷たい海、ということは念頭にあったのに殺したらマズイの方を忘れる体たらく…見学席のパパ応援は今思い出しても申し訳なさと面白さに挟まれます。 なんであんなにキックばかりクリティカルしたんだろう……初手キックがクリティカルになった時からこの運命は始まっていたのでしょう。(なおファンブル) 探索については図からわかるヒント、というものを随分取りこぼして、行ったり来たりを繰り返した珍道中だったなぁ…と。 視覚情報からの情報収集、今後はもっと頑張りたいです。 あとは、本当に余談というか、私の中にあるだけのふんわりした設定の話を少し。 桃の師匠の性別は決めて居ませんでしたが、イメージしていた雰囲気は小沢さんに近いものがあり、エンディングのやりとりを見て少し驚いてました。 もしあの時、彼女がついていく選択をしたら小沢さんに師匠の面影を見て懐かしむのかな……みたいなifを考えたり。 まあ夢に向かって一直線で、その夢が両親を割と力技で説得してまで目指したもので、桃の性格は“頑固”なので。 彼女の性格をその言葉で表した時点で、道は決まっていたんだろうなと思います。 改めまして、KP Kadenaさん、PLないあさん、ありがとうございました! 後日譚、書きたいのがあと3本……頑張ろう
りちゃ![]() | |
2020/09/27 18:59[web全体で公開] |
😶 腕に刻まれる死 それから ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。 あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。 思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。 異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。 お医者さんはもう何ともないと全て表示する ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。 あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。 思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。 異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。 お医者さんはもう何ともないと言ってくれたけれど、体中がこわばるようなあの感覚はまだありありとした恐怖としてこびりついていた。 手首を返して腕時計を見ると、秒針がかちこちと時を刻んでいる。 同時に、その下の皮膚越しに血管が同じリズムで脈打つのを感じる。 次第に紅い血潮が次第に熱を帯び、どろどろと蠢くような錯覚を覚えた。 目が、霞む。 脈動が、早まる。 イメージが視界いっぱいに広がっていく。 そして冷えて固まったところからぷつりぷつりと人の顔が浮かんできて、口々にわたしを攻め立ててきた。 お前のせいだ、きっとうまくいかない、どうして助けてくれなかったの、楽にしてくれ、許さない。 ぞろり、ぞろりと腕から這い上る恐怖に顔を伏せそうになる。 と、部屋のドアがノックされる音がしてわたしは椅子から立ち上がった。 ドアをあけた母さんが、夕飯出来たからそろそろ降りてきなさいと声をかけてくる。 わたしは振り返らないまま、わかったすぐ行くよと答えた。 冷や汗が一筋、背中を伝っていく。 ひとつ、ふたつ、みっつ…。ゆっくりと数を数えながら深く息を吸って吐く。 それから、ぱん、と両手で頬を叩いた。 頬がじんわりと熱くなって、段々と気持ちが落ち着いていくのを感じた。 夕飯の食卓を囲みながら、父さんと母さんといつものように他愛のない話をした。 大学の話や、父さんの新しい赴任先の話、料理の味付けの話や、最近よく連絡を取るようになった年下の女の子の話。 物静かな父さんとハキハキした母さん、芯の強い父さんと心配性な母さん。 二人のやり取りを見ていると、ぴったりはまったパズルのピースみたいに感じたし、わたしはこの二人の娘なんだなとも感じた。 そうして三人で食卓を囲んでいられることの運の良さを噛みしめた。 おかわりいるでしょ?と手を出され、ごめんなさい、と言いかけて、ありがとうと茶碗を差し出した。 父さんにも母さんにもまだ言っていないけれど、わたしは大学を出たら父さんの働く研究所への就職を目指すことに決めた。 まだ未熟なわたしだけれど、忘れたお弁当を届ける以外にもこの幸福な食卓のためにできることがある気がしたから。 この腕に伝わるものはもう、死に向けて刻まれる印だけではないのだから。 ーーーーーーーー 先日、Adam様キーパーで内山靖二郎様作の「腕に刻まれる死」に、電子工学科2年生、音無 依子(おとなし よりこ)で参加させていただきました。 ずっといつかは行きたいシナリオランキング上位だった腕に刻まれる死にやっとやっと参加することができました。SeRA研究所を訪ねる理由にせっかくなのでと職員の父親に会いに行くをチョイスしたのですが、キーパーのAdamさんがにょきにょきとキャラの名前とグラをはやしてくださいまして、それがまたイメージぴったりで。それもあって、思い入れたっぷりに演じることができて大、大満足でした。また、とあるシーンでの100ファンは見学席大絶賛だったみたいで、そちらは当時の絶望感との温度差にいまだに落ち着かない気持ちです(笑) というわけで後日譚妄想です。 ごめんなさいが口癖の依子だったのですが、色んな人にわがままを受け止めてもらったり、はっぱをかけられたりと克服していってくれたと思います。探索メンバーが揃って長身だったのでコンプレックスだった身長のことを気にしなくて良かったのもよかったかなあ。最後の言葉はあれでよかったのか、とも悩みましたし悩んでますけど、ともあれひとつの答えとして心に刻んでいきたいと思います。 改めまして、Syeruさん、ネズミさん、カニまろさん、キーパーのAdamさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の内山靖二郎様にも感謝です。 またよければ一緒に遊んでください。
翠咲(みさき)![]() | |
2020/09/15 15:24[web全体で公開] |
😶 じゃーが卓:知を孕む母よ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)知を孕む母よ 後日談 ー随分と久しぶりに戻ってきた気がする…。 璃夏子は2日ぶりに戻ってきた研究室を見渡しながら感慨に耽った。 あの後、病院にて一晩の検査入院後、体のどこにも異常はないと診断された彼女は、まもなく馴染みのある自身の研究室に戻ってくることとなった。 ぽつりといつもの研究室に佇む彼女はあのとても濃厚な数時間を思い起こさずにはいられない。人間の手では到底できるはずのない研究、倫理観の欠如した実験。そして自分の手で奪った動物の命。 ー命を助けるための研究をしている私が奪った。 到底倒すことの出来ないと思わせる化け物ではなく、今にも死んでしまいそうな動物に対して引いた引き金の感触、 「教授?」 璃夏子がパッとその声に振り返るとそこには助手の杉宮杏奈がいた。 戻ってたんですね、と言いながら研究室に入ってくる杏奈を、璃夏子はじっと見つめる。 首を傾げる杏奈。 「杏奈さん、私たちの研究してるのは治るかも分からない珍しい病気です、私たちがやらなければ研究する人もいないような…」 何かを考えるように目を伏せる璃夏子を不思議そうに見ていた杏奈は、それを見てふ、と笑みを浮かべた。 「何を今更なこと言っているんですか璃夏子さん、確かに私たち以外誰もやらないような研究です。いつもお上に言ってるじゃないですか。誰も研究しない病気だけど、誰かがやらないと誰も直せない、治すきっかけを作ることも出来なくなる。うちの大学はそんなことも出来ない小さい研究所なんですか。って、私たちしかやっていないこの研究は誇るべきもののはずです!」 目を開き驚いた表情を浮かべた璃夏子、人が手を伸ばしてはいけない領域に手を伸ばした研究者。その末路を彼女は見てしまった。研究室に帰ってきた彼女にとって自分の研究もまた同じものに、いつかそうなるものに見えてしまった。 今までやりたい研究を続けるために口先だけで言っていた言葉、その言葉がやっと自分自身の心に溶け込んだ気がした。 「そうですね、そうでしたね。人は少しずつ成長していく生き物。私たちが出来なくてもいつか誰かが、階段を上るように繋げて行ければ、いつか稔る日も来るかもしれない、たとえそれが遠い未来でも」 そう言って微笑んだ璃夏子にニコニコと笑みを浮かべた杏奈だったが、ハッとした表情を浮かべると。教授がいない間にゼミの学生が困ってたみたいなのでそちらの方にもまたすぐ顔を出してくださいね!と言うと、部屋の資料を手に取りパタパタと外に駆け出してしまった。 「たーくん、せっかくあなたに助けて貰った命、大事に使うよ。直ぐに何かに縋る人間だけど、1歩1歩成長する生き物でもあるから。後悔のないように、大きな歩みの1歩になるように、それを繋ぐのが人間の一生だと思うから。ありがとう、たーくん。」 璃夏子は歩み出した、困っているというゼミ生の元へ向かうため。いつもの日常に戻るため。 いつもの日常に戻った璃夏子その心には1本の芯が増え、これから彼女を支える太い柱となることだろう。 ~完~ お粗末さまでした。 1度やって見たかった小説風後日談。 何がいいたいんだって感じですが、日常に戻る前に璃夏子には考えに耽ける時間が欲しかったんです。 時間が経ったのもあり、完全に全容が見えていた訳でもない璃夏子なので自己解釈というか思考に囚われた部分もありますが、たーくんや狐の命を奪ってしまったことに対する踏ん切りはとりあえずつけれたのかなと思います。 命を軽んじることだけは許せない璃夏子にとって、今回のことはかなりの衝撃でした。 未だに狐の腹を撃ったことは正しかったのかという気持ちもあります。人ならざるものの力を借りた末路。そうならないためにも1歩1歩ゆっくりと人間のペースで進んでいかなければならないのです。 今回倫理観の低かった研究、倫理観というのは人が人であるための価値観です。それを外れることのないよう人間らしくゆっくりと歩みを進めるその1歩になるというのが璃夏子の結論でした。焦ることなくじっくりと、これからも研究を続けていくことでしょう。 今回じゃーがさん卓でタキタニさんとPLさせて頂きました。 元々当日朝に今日できる卓がないかと探して飛び込んだじゃーがさん卓です。じゃーがさんとはKP、PL逆の立場ですがご一緒させていただいていたので安心して飛び込めました。 推奨が医学、めぼとしょ。準推奨回避、生物学。ということですごく医者っぽいんですが、タキタニさんのPC、小嶋(医者♂)というのはもう決まっていたので、別のを探した結果の教授(研究職)でした。 セッション中の行動としてあまりキャラを反映させることが出来なかったなあというのが反省点なんですが、改めて考えると色々思うところがあっただろうなあと思います。 私が回避を持っていないこと以外は推奨は2人とも持っていたのでダイス目が序盤赤かったことはもう開き直るしかないですね!ダメな時はダメです。 鹿のキューブのパスが0000とか全然気づいてなかったんで有難かったです、ひんとの情報落としてるからこそめっちゃ助かりました。 基本的に謎解き苦手なので!!ロールプレイするためにTRPGしてるので!!笑 実験動物室のロバのクロバさん(笑)の所長に対する執念は面白かったな、日頃から嫌いだったんだろうねぇ。もうちょっと早い段階で気がついたら仲良くしたかもしれないけど気づいたの所長室入る直前だったから仕方ないね。 保管庫の自分の脳を見た時のSANチェックでお互い残り1で不定まで来てたので。キューブの破壊のSANチェックで不定に入るのは当然の摂理でしたね(伊林だけだけど) 毎度の事ながら発狂ロールは楽しいですね。特に今回フェチズムでね、動物の死体を恍惚と撫でるロールプレイめちゃ楽しかったです。 所長室でたぬきについて書かれてるの見て、あーやっぱたーくんなんかのキーになるんだろうなあとは思ってましたがまさか神様の一種だとは笑 あそこで上に上がる手段があったならば自分の脳缶持ってたーくんとともに外に出てたな…。 下に行くしか無かったから行きましたけどね! キューブ開けるためのパスわかんなかったなーKPからのアイデア無かったら絶対死んでた笑 たー君もめっちゃ庇うし…死ぬんじゃないかと思いました…。 おばばがしんだあとは、狐が撃ち殺してとお腹をみせてくるし…泣く…。 苦しんで死ぬよりはって思ってしまったなあ…。戦闘で弾丸使い切っていればあんなことにはならなかっただろうに…。 正直所長(おばば)みるまで、実は保管庫に眠ってるミ=ゴが所長なんじゃないかと思ってました。 同族ではあるものの研究のためなら仕方ないとかいって、一体くらい実験のために差し出したりしたんかなとか思ってたけど全然違いましたね。 実は落としてる情報のところに、保管庫のミ=ゴやっちゃわなきゃだめみたいな情報あったらどうしよみたいな? 戻ってきたら戻ってきたでたーくん自分からいっちゃうし、行こうとするたーくん捕まえようとしてもすり抜けるし! 笑顔で去ってくたーくんつら!! めっちゃ良かったです!!つらかった!!良かった!!いつまでも心にたーくんあり!! また、伊林さんどこかで出せたらいいなと思いつつ、長々と書いた日記、本日これにて終わりにしときます。 こんなとこまで読んでくれた人いたなら感謝の限りです。 仕事忙しくなってきたけど、また時間作ってクトゥルフするぞー!えいえいおー!!
とまと/新規❓![]() | |
2020/09/13 22:26[web全体で公開] |
😶 所持するルールブックって 所持しているけど、遊んだことのないかつ、ルール把握し切れていないルルブに関して、所持するルールブックとして登録するのに気が引けてしまうんですよね。
アーリング![]() | |
2020/09/12 11:51[web全体で公開] |
😟 あのね おそらく、こうしてる間にも幾人ものオンセンユーザーの方々が、「TRPGでの性別問題」に関する日記を書いてる途中で、書き終わった後にせっかく書いたものを投げ捨てるのは勿体ないとしばらくはこの手の日記が続くと思うのですが。 そもそも、TRPGで「自分をそのままにしたPC」なんてほぼないんだから、「全て表示するおそらく、こうしてる間にも幾人ものオンセンユーザーの方々が、「TRPGでの性別問題」に関する日記を書いてる途中で、書き終わった後にせっかく書いたものを投げ捨てるのは勿体ないとしばらくはこの手の日記が続くと思うのですが。 そもそも、TRPGで「自分をそのままにしたPC」なんてほぼないんだから、「別の性別や年齢を演じてもいいよね」というのが大多数になるとは思うのです。 元々の発端と思われるTwitterでのツイートもTRPGに携わる方として、そんなことは百も承知でしょうし、「やったらあかん」とは言ってませんでした(少なくともたどって調べてみた範囲では)。 となると、問題ではないものを「問題」にした(あるいはなった)ような誤解や感想、の流れがあるの。騙されちゃいけません。 繰り返しますが、「TRPGにおいて別の性別やキャラクターを演じることには何の問題もない」ので、わざわざ声を荒げなくても、いいと思うのですよ? 個人の好みを語る分にはいいと思いますけどね。COOLにいきましょ。 ………システムで「PCは全員女性です」とかGMから「こういう設定です」と指定があれば、それはそっちを優先してあげてください(苦笑)。
りちゃ![]() | |
2020/09/02 00:53[web全体で公開] |
😶 白夜の歌 それから (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) ぎゅっ、ぎゅっと砂を踏みしめる音を残しながら二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。 その背に跨るのはフードを被ったひとりの少女とひとりの男。 オルフェが鼻を鳴らすと立ち止まって頭を垂れる。 どちらからともなく二人はオルフェから降りてその鼻先に屈みこんだ。 そこには一輪の花が小さく咲いていた。 ささやかに、けれど胸を張るように、空に向かってその手を差し伸ばしている。 少女は笑い、男もまた笑った。 砂丘は白く、静かで、月の表面のような寂しい光景ではあったけれど。 その地平線には今やカーテンの裾からこぼれる様に薄白い灯りが引かれている。 男が両手の指で四角を作ってその風景を切り取った。 それはいつものことなのだろう、その小さな窓をのぞき込む少女の表情は真剣で、けれどその瞳は輝きに溢れている。 二人は再びオルフェに跨るとフードを被りなおした。 少女が彼方を指さすと男は頷いた。 二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。 ゆっくりと歩き始めたオルフェの背で、男の口からメロディーが漏れ出た。 それは愛についての歌だったろうか。 少女も追いかけるように旋律を紡いだ。 あるいは旅人の歌、あるいは家族の歌、勲の歌に、絆の紡ぎ歌。 尽きることのない会話のように二人は調べを交わし合う。 世界の目覚めを促すように、生命の芽吹きを祈るように。 その唄は空にほどけて、大地に染み渡っていく。 二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。 それは世界の欠片を拾い集める旅であり、世界を調律する旅だった。 たとえ果ては見えなくても胸を張って、信じたままに。 再会を夢見て。 ーーーーーーーー 先日、瑠奈様キーパーでチーム朔様作の「白夜の歌」に、伝説のメカニックの弟子、南波 成美(なんば なるみ)で参加させていただきました。 旅情溢れる3日間の砂丘の旅でした。旅を通して信頼を築き上げていった仲間たち。はらはらしたり、どきどきしたり、悔しかったり、嬉しかったりの末に、みなでたどり着いたゴールの余韻に浸りながら記録を残せる幸せを噛みしめています。ネタバレ回避で畳んだので思う存分叫んじゃいます。オルフェかわいい!シンちゃんかわいい!! 調査チームのメンバーも個性派揃いで、ぶっきらぼうだけど男気溢れるガイドに、超超高飛車お嬢なアイドル、凄惨な過去を滲ませる研究者に、三単語表現が癖のネットジャーナリスト、そして軽ーいメカニック。最初はどうなることかと思いましたが、喧嘩したり助け合ったりはげましあったり、オルフェやシンちゃんも含めて最高のチームになりました。チームForteは最高だ! というわけで後日譚妄想です。 師匠から預かった工具セットは修理にも戦闘にも危ないところを助けてもらいました。そんな大恩あり尊敬してやまない師匠の元に戻るのではなく、シンちゃんと砂丘に残る選択をしたのは、シンちゃんのこの世界の手助けをしたいという言葉でした。それって世界をメンテナンスするってことでもあるんじゃないか、伝説の整備士の弟子として恥じない仕事なんじゃないかと感じたためでした。もちろんシンちゃんを支えたいというのも8割9割ありましたが。師匠は毒つきながらも許してくれるんじゃないかなと思います。 利巧さんが佐古さんと帰り道の研究を始めてくれるみたいですし、もたもたしてるとこちらが仕事を終わらせる前に呼ばれてしまうので、南波には愛オルフェのパジェロと共に楽しくも気を緩めず、慎太郎君の言葉や日和ちゃんの歌を胸に頑張ってほしいところです。 研究所をベースキャンプにはするでしょうから、皆のオルフェのお世話も任されました(静葉さんのカーディガンのメンテ含む)。 改めまして、じゃーがさん、柏木さん、時雨さん、マダラさん、そしてキーパーの瑠奈さん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者のチーム朔様にも感謝です。 また次回、監獄で皆と一緒に遊べるのを楽しみにしてます。
りちゃ![]() | |
2020/08/25 19:12[web全体で公開] |
😶 命の輝きちゃんいいなあ。 大阪万博のマスコットいいですね!どこの子だろ。ショゴスっぽさあるけど、もっと近いのもいそう。かわいいねー。
Adam![]() | |
2020/08/25 12:48[web全体で公開] |
😶 (※シナリオネタバレ注意)『壊胎』後日譚 ~黒田の場合~ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)今の職場に転がり込んで、もう半年がたつ。 それまでの俺には「非日常」と思えてしまうようなこの場所が、今では居心地がいいとさえ感じている。 訓練はキツいけど、酒保には気に入ったブランドのタバコとラムもあるし、食堂のメシも旨い。 バイクだって、非番の日には好きにいじってていい。 あの娘をあんな風にして殺したのに、安穏と生きていていいのか。何かしなきゃいけないんじゃないか。 そんな漠然とした罪悪感、使命感を抱えてここにきたのに、それがもう居場所になってしまっている。 重い感情に慣れていってしまう自分に嫌気がさしつつも、今日も何とか生きている。 --- きっかけとなったあの日、俺たちは真っ暗な闇の中で目覚めた。 その場所で水埜と、色の真っ白なあの娘と出会った。 そこからはもう、何とか外に出るために無我夢中だった。 薄暗い研究室、無造作に転がされた死体、訳の分からない言葉を喋るバケモノ。 そして、変身。 一度目に在ったのは体が軽くなる感覚と、万能感。 目の前で傷ついた教授や、悍ましいバケモノを見て、絶対に殺さなきゃいけない、そんな考えに囚われた。 その狂気に身を任せ、考えるより先に体が動き、変身していた。 ガキの頃に憧れた、正義のヒーローみたいだった。でも、俺は一歩届かなかった。 水埜がバケモノを倒したとき、「やった。終わった。」と思った。 けれど、殺したバケモノに駆け寄る彼女は「お父さん」と、確かにそう言った。 それに気が付いた時にはもう、遅すぎた。 二度目に在ったのは強烈な殺意と、破壊衝動。 バケモノに変わってしまったあの娘を楽にしてやりたい、その一心で縋るように禁忌を手に取った。 次の瞬間、目の前のすべてが、血の朱に染まっていった。 静寂、憎悪、恐怖、孤独。 そんなことを感じながら気づいた時にはもう、彼女だったものが辺り一面に転がっていた。 暗い部屋で手かせを嵌められ、助けを求めていた彼女を、 それでも心配させまいと「大丈夫」と言ってくれた彼女を、 殺したのは俺だ。 ---- 水埜にも迷惑をかけた。 学がない俺の代わりに研究所の調べものをほとんどやってくれたし、バケモノを倒せたのも全部アイツのおかげだ。 そして最後には、あの娘を殺した俺を、殺してもらった。 救助される直前。もうすべて忘れて、ドライバもシステムも、自分さえも、全部沈めてしまおう、そうも思った。 そんなときも、水埜が手を引っ張ってくれた。「これで救える命もあるんです」と。 あの言葉で、今の職場に来ることにも踏ん切りがついたと思う。 今でもアイツは、前衛を支える後衛として、そして突っ走る俺のブレーキ役として、俺の面倒を見てくれている。 どっちが年上か分かんないね、これは。 助けられた後、RIDEシステムとドライバを船に置いていこうとしていたことを話したら、病室で教授にドハッパ喰らったっけ。 持ってた分厚い本で、さんざっぱらどつきまわされたことを覚えている。 教授は俺たちよりも手ひどい怪我を負っていたにも関わらず、もう現場復帰している。 正直言ってデタラメな人だ。誰でもD-2であのバケモノ相手に渡り合う能力を持っていると思わないでほしい。 付き合わされるこっちの身にもなってくれ。 ---- その教授が呼んでる声が聞こえる。 どうせまた、無理難題な訓練か、次の現場のブリーフィングだろう。 RIDEシステムにあの言葉をコールするたび、傷跡が増えていく。 それでも生き残って、強くならなきゃいけない。 もう二度と、名もない花を踏みにじらせないために。 ---- ということで、『壊胎』で使用したPC「黒田 修司」のアフターストーリーでした。 シナリオとキーパリングが素晴らしすぎて、初めて書いてしまいました。 こんなシナリオと演出、好きに決まってるじゃん…ズルじゃん… そんなことを思いつつ、探索中にテンションが右肩上がりになっていったシナリオでした。ああいうの大好きです。 ラストは禁断の変身に手を出して、生きて帰ってこれるって思ってませんでしたよね…ひとみちゃんのことを忘れられず、罪悪感と使命感に苛まれたまま頑張って生きていってくれ、黒田… 多分、彼はサルベージされたテープで、自分の二度目の変身を見てるんじゃないですかね。加速するサバイバーズギルト。 情報は全部抜いてましたけど、ラストシーンはどうにかなっちゃったヒロインを、禁忌の変身で泣く泣く殺して、心中することしか考えてませんでした。 NPC含め全員生還したいのはやまやまでしたが、これはライダーファンの悲しき性なんです…ヒーローには、オリジンストーリーで業を背負わせたくなってしまうんです…赦して… 最後になりますが、自分のやりたい展開・演出にとことん付き合ってくださった相方PLのアンスさん、演出ありきで相当な無理を言っても柔軟に対応してくださったKPのKadenaさん、そして最後まで温かく見届けてくださった見学者の皆さん、本当にありがとうございました! 次回の『傀逅』も、めっちゃ楽しみにしてます!
りちゃ![]() | |
2020/08/10 13:42[web全体で公開] |
😶 カーネーションは凛として枯れる それから (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)2020年10月。 僕は野薔薇零の墓前に立っていた。 小雨がしとしとと降り、他に誰もいない霊園の静けさをことさら際立てていた。 霊園からは街が一望でき、そこにはビル群やテレビ塔が黙とうを捧げるように厳かに林立していた。 僕らは罪の意識という脆い砂の土台に建てられた尖塔みたいなものだった。 他にどうすることも出来ずひたすらに天を目指した。 絶対に届かないと、絶対に終わることがないと、心のどこかで気づきながら。 天才なんていう肩書は、その孤独で純粋な祈りと懺悔と呪いの副産物でしかなかった。 もう君の姿を幻に見ることも少なくなってきた。 凄惨な光景と言っていい幻覚だったけれど、それが見えている間は僕は君のことを、君が背負っていたものの一端を、僕が与えられた救いを、そして君にあげられなかったもの全てを鮮明に思い出すことができた。 『かっこいい、面倒見のいい、一生懸命な零ちゃん。』 君のまねごとをしながら、君の足跡を少しでも辿ろうとがむしゃらに生きた2年間……人が変わったみたいだって訝しがられたりもしたけれど、喜んでくれる人たちもたくさんいたよ。 島での日々が、館の主との語らいが、そして君の在り方が、僕に思い出させてくれた温かかった母さんの思い出。 僕の話を静かに嬉しそうに聞いてくれた母さん、学校からの苦情に困った風にしながらも頭を撫でてくれた温かい手、好き嫌いで食べ残しをしてよく叱られたこと。 そんな全部が、認めたくない罪と一緒に目を背けていたそれら全てが、僕に罪と一緒にそれでも生きる意味を教えてくれた。生きなおさせてくれた。 僕は君に救われたんだ。 だから同じように君にも思い出させてあげたかった。 あかりさんとの大切な日々を。 あの夢の光景の他にも広がっていたはずの景色を。 止まらないで、と言ったというあかりさんが望んでいただろう行く先を。 脆い砂の上にそびえ続ける尖塔の、足元に土台を打って、杭を打って、凛とした君が君であるままに、それでも建ち続けていられるように。 そうやって僕は、君の共犯者になりたかったんだ。 クグロフの包みと、紅茶の茶葉を墓前に供えた。 檸檬のクグロフをひとつとり、齧る。檸檬のかすかな苦みがゆっくりと口に広がった。 天を仰いで唇をかみしめる。そうやって雨が降りかかるにまかせて立ち尽くした。 しばらくして雨はあがり、雲間から光が差し込んできた。 傘をたたむと、墓前に向き直り、そっと触れる。 もう君の姿を幻に見ることも少なくなってきた。 でも、なんとか間に合ったよ。 これからどうするかはおいおい考えるけど、ちょっと旅に出ようかと思う。 あちこちを周って、そうして死にぞこなった意味をもう一度考え直してみるかな。 答えが見つかったらまた会いに来るよ。これが今の僕のエゴだ。 じゃあね、元気で。 季節外れの訪問者が立ち去り静寂を取り戻した霊園の片隅に、小さな温室が佇んでいる。 その温室には、時刻や季節の移ろいにあわせてさまざまな灯りが差し込んで、そこに植えられた素朴な野ばらを包むだろう。 朝露が弾く柔らかな朝日が、力強い日差しが、切ない夕焼けが、囁くような星の瞬きが、静かな月明かりが。 いつまでも。いつまでも。 ーーーーーーーー 先日、あひる様キーパーで英エイスト様作の「カーネーションは凛として枯れる」に建築の天才、都築 建(つづき たける)で参加させていただきました。 何度か一緒にまわらせてもらってるメンバーだったのですけれど、みんな会うたびに個性が磨かれて素敵になっていて、マダラさんの時浦君は熱い語りと心が毎度ずんと響いてきて何度も耳目が釘付けにされたし、こるめさんの二階堂さんは周りへの気遣いを持ちつつ押さえるところはしっかり押さえて素敵だったし、柏木さんははらはらどきどきさせながら他では見られない展開を見せてくれました。そしてもちろんこの濃密な舞台を作り上げ、気持ちを引っ張り続けられる回しをしてくれたキーパーあひるさんも含めて、豪華なメンバーだったなと本当に本当に思います。 というわけで後日譚妄想です。 こんなん泣くわあああああ。セッション中もうまく喋れないくらい泣いて、終わってからも泣いて、これを書いてる今も泣いてます。どうしようもなく悲しいけれど、それだけじゃないです。野薔薇零という存在は、都築健に、そして都築健を通してプレイヤーの自分にも大切なものを残してくれました。大げさに言うと生きる意味のその一つと言っていいと思います。 大変で、大変で、本当に大変な2日間と6時間だったですが終わってみればあっという間だったなと思います。事前にあひるさんから登場NPCの何人かは参加者を見ながら、NPCたちの生い立ちから組み上げると聞かされていて、これは大変なことになった、と思っていたのですが、予想を遥かに超える厚みでした。自分は動き出しが遅くなってしまったこともあって、少しでも並んで立てるように積み木を積むのに必死でした。崩されるために積んだのですが、何も残らないのだけは絶対に嫌で、空回りはしてたとしても、全部を振り絞って頑張れたなあと、それだけは言えると思います。 都築としてはあの時あそこで死んでもいいやと思った場面があったのですが、エミリアちゃんとの友達設定やダイスに生かされてしまったので、生き残った人間がやるべきことをしよう、したい、と思った後日譚妄想でした。この翌日からの皆からの連絡には、世界のあちこちの写真と一緒に都築の近況が届けられると思います。 結局、どうすればよかったのかは聞かなかったし聞けませんでした。掬い取ることができなかったそれらは彼女のものだと思ったし、こちらは想像して向き合って行こうと思います。 あひるさんには大切なキャラクターだった彼女と引き合わせてくれて、申し訳なさもありつつ、それにも増してとにかく感謝でいっぱいです。 いつもはネタバレ避けた日記に頑張ってしてるのですが、今回はさすがにネタバレは回避できてる自信もつもりも皆無だったので畳んじゃいました。 改めましてマダラさん、こるめさん、柏木さん、そしてキーパーのあひるさん苦しくも楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者の英エイスト様にも感謝です。 またよければ一緒に遊んでください。
りちゃ![]() | |
2020/08/10 13:33[web全体で公開] |
😶 わだ、わだ、ががい それから だからわたしは言ってやったわけよ、と勢い込んで言うとビールを煽った。 空になったジョッキをテーブルに勢いよく降ろすと焼き鳥を頬張る。 きしゃこちゃん聞いてる?でね、 今日ね、まだ今日よね。そう、さっき。夜勤に疲れて帰宅したわたしは緊急措置としてソファーにダイブして回復体位を取っていたの全て表示するだからわたしは言ってやったわけよ、と勢い込んで言うとビールを煽った。 空になったジョッキをテーブルに勢いよく降ろすと焼き鳥を頬張る。 きしゃこちゃん聞いてる?でね、 今日ね、まだ今日よね。そう、さっき。夜勤に疲れて帰宅したわたしは緊急措置としてソファーにダイブして回復体位を取っていたの。 わかる?もう一歩も動けない、誰か代わりに顔洗ってご飯食べてお風呂入って歯磨いておいてーって時あるでしょ?ない?あるよね、横須賀君、あるよね? そしたら智也のやつが、あ、弟ね。昔はあんなに可愛かったのに。くそう、その智也がね、言うに事欠いてね、 そこまで言うとわたしは立ち上がって斜めに見下ろすポーズを取って声色を作った。 「姉ちゃん、ちゃんとしろよ。また嫁の貰い手がなくなるぞ」 少し間を置いて着席すると、テーブルをばんっと叩いた。 ひどくないっ??!昔はあんなに可愛かったのに、最近は口を開けばお小言で、お前はわたしの母ちゃんかっての!昔はね黙ってタオルを持ってきてくれたりね、甘いものを持ってきてくれたりね、してたの。教育を間違ったわー。友田ー、寝るな!聞け! わたしもかちんと来たから、亀麿荘でのことがあったから気が大きくなってたしね、つい言っちゃったのよ。嫁の貰い手?あるわ、ばかたれがあ。って。 そしたら智也のやつ、ぎょっとした顔して「姉ちゃん…そいつちゃんと人間か?」っておい!わたしは何か?オランウータンと番ってんのがお似合いってか! あんまり腹がたったから蹴り倒してそのまま出てきてやったわ。ごめんね、急に呼び出して、ありがとうね、持つべきは友達だわ。あ、店員さんおかわり。 わたしだって日々不安もあるわけよ、だってね結局きしゃこちゃんだけだったでしょ、いろいろのノルマ達成したのって。みんなに幸せをっていう約束疑うわけじゃないけど、それってちゃんと玉の輿?っていう、共通認識取れてるかなっていう。 だからね、こんど遊びに行かない?みんなで、亀麿荘に。 行こ、ね、決まり。じゃあ日程はね、 と言って手帳を取り出した。表紙は2020年の基本ラッキーカラーの赤色だ。 開いたページに挟まれた漆塗りのしおりから楽しそうな笑い声が聞こえた気がした。 ーーーーーーーー 本日、こるめ様キーパーで山吹紗々様作の「わだ、わだ、ががい」に玉の輿に乗りたい水野 揚羽(みずの あげは)参加させていただきました。 えもいわーーー。えもかった。 こるめさんはKP初作品とのことでしたけど、独特の素朴な感じが舞台にマッチしていて、みんなみんな結構とんがったキャラクターたちだったのに、しっかり優しく包み込んでくれていました。怖いところはじんわりとくる怖さだったし、和室の安心感、おいしそうな食事、気持ちよさそうなお風呂、田舎のタクシーのあるある感。全部全部がかみあっていて素敵なひとときでした。 登場人物たちも本当に味があって新たな一面を覗かせるたびにみんなでわーきゃー言ってたのもよい思い出です。とにかく、みんなではしゃいで、みんなで悩んで、みんなで大事に思って、みんなで頑張った、そんな実感でいっぱいです。よい旅でした。 というわけで後日譚妄想です。 ちょっと自キャラの関係者というのを作ってみたくて、以前別卓でこるめさんと同卓させてもらった水野卓也というキャラクターの姉で作ってみました。ぐうたらで弟をこき使う姉というところから、宿泊すると玉の輿が叶うという亀麿荘の設定が加わってわりとすんなり出来上がってくれた水商売(バー)でのバイト経験がある看護師(32)でした。 フィシーさんとこのきしゃこちゃんには「そんなこと言えるのもあと5年だからね」ってすごんだり、じゃーがさんとこの横須賀君には年上甲斐皆無で1回勝負を泣き落としで3回勝負にしてもらったりとにかく玉の輿!というプレイで遊びつくせて満足満足でした。そんな彼女と一緒に旅してくれた素敵な仲間たちだったので、こんなのにも付き合ってくれるんじゃないかな、付き合ってくれるよね、付き合ってねお願いという後日譚妄想でした。 ちなみに智也の「そいつ人間か」発言は、彼は彼で大変な目にあっていて姉への心配からの発言だったのですが、言葉選びがあれでした。ちょっと不器用なキャラクターだったので仕方ない。 改めましてフィシーさん、じゃーがさん、そしてキーパーのこるめさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者の山吹紗々様にも感謝です。 またよければ一緒に遊んでください。
より![]() | |
2020/08/06 20:18[web全体で公開] |
😶 腕に刻まれる死 後日譚 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)キーを打つ。白ばかりの画面に文字を埋める。 白と黒で描くのは、瞼に残る赤い光景。 想像力を駆使して行うはずのこの作業に割く労力が、いつもより少なく済む現状が妙に不思議だった。 現実離れしていた一連の出来事について、敢えて言葉を濁した理由に保身が含まれていたことは否定しない。 信用してもらえるに値する話とは思えず、共に解決を試みた人の中には一時的とはいえ狂気を抱いた様子を見せた者がいた。 自分も”そう”かと判断されることを避けたかったのだ。 手を動かさなきゃ仕事にならず、休んだところで保障があるわけでもない生業で食べているのもある。それに、何より、自分は今のこの仕事が好きなのだ。 「先生しばらく休みましょうか」なんて言われることを想像するのは、正直身震いするほど恐いことだった。 幸いにも意識を途絶えさせたまま病院に運び込まれた人間の、何も覚えていないという主張は信憑性が高かったらしい。それ以上の追及がなかったことに甘えたのである。 (……けれど) 決して、あれほどの犠牲を出した事件を、新聞の三面記事で済ますようなものにしたかったわけじゃなかった。 そう思ったところで、全ては後の祭り。事件に対する証言の少なさは、様々な立場のわが身が可愛いものにとっての追い風になったのだろう。 こちらにそのつもりがなかったとしても、結果的には悪手となった。導いてはいけない方への舵取りを手伝ったことになる。 そんなことばかりだなと思う己の脳裏に蘇るのは、粉々に砕かれた、赤くて温かい、誰かだった石像達。 気付くと、部屋の中には沈黙だけが満ちていた。 いけない、とひとつ呟きを落して、無意識に止めた手を再開させる。 無音の中に響くタイピングの音は酷く心地が良くて、靄のかかる脳内が少しずつ晴れていくようだった。 知らずと重ねてしまった罪を、永遠に胸に抱えて生きていくような優しい人間ではない自覚はある。それでも、明るみに出るべきものが葬られていくのを笑顔で見送るような真似もしたくなかった。 なら、自分ができるのは一体何か。 鋭意制作中の新作小説の舞台は、郊外に置かれた医療系の研究所。 前触れもなく発生する無差別バイオテロ。 事件の裏にあったのは、最愛の人の生を望んだ者の深く哀しい狂気に満ちた愛だった。 プロットを読んで「…いつもと少し傾向が違いますね」と言葉を選び抜いたコメントをくれた担当編集の明らかに強張った顔は、いくらか新鮮なものだったなあと思い出す。 どれほど小さな記事で扱われた事件であっても、当事者が周囲にいる場合の解像度は格段に上がるものだ。 余程鈍い人間でなければ連想するのは容易だろうし、気付けば長い付き合いとなったその人が愚鈍な人間であるはずがない。 それでも、あくまで『覚えていない』を貫いた自分の「インスピレーションが湧いたんです」という言葉に何も言わなかったのは、これまでの信頼関係に加え、自身があの研究所を紹介したという負い目もあったからだろう。 そういった、所謂“良心”というところを利用したのだろうと言われたら否定はしない。 思考が僅かに道を外しても、今度は音を途絶えさせることなく、好調な速度で白に黒を並べていく。 記憶に新しい光景に、虚構も混ぜて貼り付けていった。 あくまでフィクションとして書き上げる理由には、やはり保身も入るのだろう。 結局、自分には事件の記事を限りなく小さくさせた存在に真っ向から立ち向かう資格などは無い。 だから、そういう役目は、別の人に託すのだ。 エンターキーを打って改行。そこでまた少し手が止まる。 視線はモニターから天井へ。腕を組んで小さく唸った。 親の身を案じる者として呟く一言の候補が浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返す。 書いたことのないタイプの人を動かすのは大変だなと、小さく笑った。 物語の舞台は郊外の研究所。 事件は凄惨なバイオテロ。 立ち向かう主人公は、家族思いの雑誌記者。 結末にあるのは、もちろんハッピーエンドだ。 ────── 腕に刻まれる死、後日譚でした。 シナリオ終了後でお話していた某PCの将来的なものを勝手に混ぜちゃったのですが、ダメだったら直します! あの後に連絡先でも交換して、彼の進路を把握してたりしたら歌川は間違いなく彼を主人公にするだろうなと思って書きました。 安心してください、小説にお姫様抱っこは書かれません。多分。 しかし、この歌川氏、肝心の胸熱ラストを目撃していないのである…ほんと、回避、大事。 所長の最期の言葉も彼として聞いておきたかったなぁ。 セッションについては、長い時間やっているのに少しもダレないというか、いつまで経ってもハラハラドキドキで楽しかったです! おそらく、KPさんや見学者の皆さんの方が余程ハラハラされていたのかとは思いますが。笑 今回のシナリオは、ご一緒できたPLさんの誰が欠けてもあのラストには辿り着かなかったと思います。 どのセッションでも思っていることではあるのですが、今回は特にそう思いました。 KPさんの温情も大変有難かったですし、温情を与えてもいいだろうというところまでやれたのはPLの皆さんのおかげです! セッション中の歌川の反省点は多々ありますが、個人的一番は鞄にしまわれたままの重要アイテム…!! 彼は最年長というのもあって、とにかく『同行者の避難&怪しい病気の進行を止めること』を一番の目的に動いておりました。 多少の悪いことなら不可抗力だろう。使えるモノは使おう。が彼の行動指針だったわけですが、なんでもかんでも鞄に放り込んでいたら持ち物が増えたせいで大事なものが埋もれるという… 何より時間はあった筈なのに無造作に入れることしかしないで、目星を振ったりひとつずつ見る発言をしなかったことが一番いけない。 得た情報は全部ちゃんと確認しないといけないと心に刻みました。 ちなみに最初からそのアイテムに手を伸ばした理由は情報云々よりも、人質ならぬ物質にしてNPCを脅せるかな?という考えによってだったり… PCの行動指針は上記のとおりなので、副所長のアレはPL的には土下座ものですが、PCとしては仕方がない道だったかなあと思ったりもしています。 今度POW高めのSAN盾PC作る時は、なんでも突っ込むバーサーカーor全員仲間にしちゃう戦隊モノレッド(概念)を作りたいですね。 実は歌川は流卓となってしまったセッションの時に作られたPCで、なんとか使ってやりたくて今回のセッションに連れて行きました。いくらか推奨技能あるしいけそうかな?と思って… 故にコンピュータ技能とか無くてほんとすいませんでした! 説得持ちが役に立たなかった例の件については、むしろ良いフラグを立てる為に必要だったのでは?と開き直っておきます。笑 可愛い女の子と可愛い女の子はいい… ネタバレなしの感想は書いているので、他に書くこと…って考えたら一人反省会みたいになってしまった!笑 まあ、自分への戒めとして一応残しておきます。 罠もヒントもたくさんあって、最後の解説で何度もああ~、となったシナリオでした。 本当に楽しかったです。 最後にバッチリ主人公をやってくれて、自然体でみんなに愛されるRPが光っていたマダラさん(蘇芳くんめっちゃかわいい) 素晴らしい閃きで的確なご意見を投げてくれ、探索以外のところでは類い稀なセンスでこちらの腹筋を壊してくださったれるさん(やるじゃん、が面白すぎて息できなかったです) PC的には紅一点のはずなのにあらゆるヒーロームーブを掻っ攫い、ヒーラーとしても大活躍なスペクトラムさん(時折蘇芳くんをちくちくいじめるRPも好きでした) これだけの情報量のあるシナリオを長時間に渡り回していただき、物語の最後まで導いてくださったKP、Adamさん 本当にありがとうございました!このメンバーでセッションできて本当に楽しかったです。 また同卓の機会がありましたらよろしくお願いいたします! 見学の皆様もツッコミを入れつつ見守って(?)いただきありがとうございました。 後から副音声を見返すのも楽しかったです。 今度は私も副音声の立場やってみたいなと思ったので、もし卓が立ったら見学しに行きます、と宣言して締め。
アキレウス![]() | |
2020/08/04 20:37[web全体で公開] |
😶 今日の虚無感消化1 ガトーショコラを作りました チョコレートを五枚使ったので濃かったー メレンゲが、上手く泡だってくれて嬉しい 虚無感は、50%位消化しました。 一応材料↓ チョコレート五枚 卵三個(卵黄と卵白は、分けてね) ココア50g 無塩バター75g 薄力粉30g チョコレー全て表示するガトーショコラを作りました チョコレートを五枚使ったので濃かったー メレンゲが、上手く泡だってくれて嬉しい 虚無感は、50%位消化しました。 一応材料↓ チョコレート五枚 卵三個(卵黄と卵白は、分けてね) ココア50g 無塩バター75g 薄力粉30g チョコレートとバターは、湯煎で溶かして、混ぜてね! チョコレートとバターを混ぜた物に、ココアパウダーを入れよう チョコレートとバターを混ぜた物に、卵黄を入れて混ぜる メレンゲは、三回に分けて、溶かしたチョコレートとバターを混ぜた物に混ぜてね 最後に薄力粉をメレンゲをあんまり消さない様に混ぜて、40分焼いたら完成! 良かったら作って下さいね。TRPG中の休憩やプレイ中のお茶請けが、華やかになりますよきっと 作ってくれたら、報告してくれると、嬉しい
より![]() | |
2020/08/03 08:21[web全体で公開] |
😶 TRPG祭り 祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。 先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。 7/29,31 沼男は誰だ? KP はーべさん PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん 2日間にわけたセッションでした。 日をわけたセッションは初めてでした全て表示する祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。 先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。 7/29,31 沼男は誰だ? KP はーべさん PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん 2日間にわけたセッションでした。 日をわけたセッションは初めてでした。 また再開するまでに少し冷静に行動や情報を整理する時間があるのって有難いなと思う反面、色々と気になりすぎて翌日に影響が出る!笑 シナリオ的には良い結果で終わらせられたのかな、と思いましたが……うーん、どうなんだろうなぁと未だに色々考えます。本当に考えさせられる内容でした。 PC的には手に届く範囲から助けていく、解決していく方針でしたが上手くやれたかなぁ… 心に残るシナリオ、とても楽しかったです。 (余談になりますが某PCさんの罪滅ぼしの意味を本日なんとなく把握しました…) 8/1 おおかみだれだ KP そばうどんさん PL ぷらんずさん、トロさん、ぷくぷくさん 突発卓が立っていることに気付き突発で参加させていただきました。 告知に書いてあった言葉にメタ推理を働かせてしまった結果、とてもドタバタなセッションになった気がしましたが、短時間でサラッと勢いよくできるシナリオで楽しかったです。 PvPとまではいかない勢いのある対立、面白かったです。あと、時間が短い分それぞれのキャラの差がわかりやすく出るのも面白かった。 秘匿の処理って大変そうだなと改めて思いました。KPさんお疲れ様でした! このシナリオに関しては後日譚を書ける要素がないので書くのが難しいかも… 8/2 腕に刻まれる死 KP Adamさん PL マダラさん、れるさん、スペクトラムさん お昼に始めて終わったら日付はゆうに超えていた、13時間に渡る長時間セッションでした。 ……13時間?!いや、反省会を除けば12時間くらいですかね?………12時間?!12時間って何時間?? (※長時間セッションであることを理解した上で参加しましたが、改めて数字にするとビックリする図) 沢山の見学者さまに囲まれ、リアルINTが働かないままで生還できたのはひとえに他PL様の行動と、KP様の温情のおかげです……ありがとうございました。 いやーほんと今回あまり役に立てなくて申し訳ないです。本気でSAN盾になる予定だったんですけど、そういう行動にも持っていけなかった…! 一応PCの行動指針としては、年長者なのもあり自分含め一緒に行動している人が生き残ることを第一に。ある程度悪いことならしても良いかなーという方向性でした。 (正直、自分達以外はもうダメじゃないかと考えていた感じ) もう少し俯瞰で見られるPCになれたら良かったんですけど、PLの視野が狭くてダメでしたね! 次に行くときは、もうちょっとちゃんとSAN盾になれたらいいな。 長時間ではありましたが、休憩などの雑談中にめちゃくちゃ笑わせてもらった楽しいセッションでした。 どの卓でも大変楽しく遊ばせてもらいました。 お付き合いいただいたKP&PLの皆々様、お世話になりました。 また機会があった際には是非よろしくお願いします。 睡眠時間がかなり足りてないはずなのですが、妙に元気なので通勤中に書き連ねた日記でした。 後日譚はまた書くかもですがひとまずこの辺で。
灯月 綺来![]() | |
2020/08/02 11:40[web全体で公開] |
😊 誕生日おめでとう、私! やっとクトゥルフ(旧版)を買いました。 他はマギカロギアのシナリオブックと、ネクロニカ・ブラックジャケット・アニマアニムスだったかな。 を買いました!!! ルルブが増える(歓喜)
茉白![]() | |
2020/08/02 02:12[web全体で公開] |
😟 KP CoCシナリオを身内卓にてセッションしました。 参加者には楽しかったと言ってもらえましたが、自分のキーパリングが本当に問題ないのか不安に感じてしまいました。 セッションを重ねれば、自身のスタイルが出来上がるのでしょうかね…。やはりKPは楽しいけれど難しい!
めぎどん![]() | |
2020/07/31 07:25[web全体で公開] |
😆 オンラインセッション回顧録 自分はセッション終了後、基本的にログは貰わない派の人間なのですが、その代わりに「オンラインセッション回顧録」と題して、セッション日記をつけてます。 といっても、そのセッションでの楽しかったことや反省点を、箇条書きにして書いておくだけなのですが、これが案外いいもので、時々読み返しては「あのセッションはあそこが楽しかったなぁ」とか「あのセッションではあんなミスをしてしまったなぁ」とか思い出して、一人にやついたり反省したりしています。 だからみんなも書こう、セッション日記!!
りちゃ![]() | |
2020/07/31 01:59[web全体で公開] |
😶 氷の姫君 それから 熱い珈琲にドーナツを浸して頬張る。 糖分が体中に染み渡るようで冬にはこれが何よりの御馳走だ。 空になった紙コップをごみ箱に放り込むと、マフラーを巻きなおして歩き出した。 岐阜県郡上市は今日も冬晴れで、澄んだ空気に日の光が明るく気持ちがいい。 陽気につられて目的地の一駅手前で降りて歩くこと全て表示する熱い珈琲にドーナツを浸して頬張る。 糖分が体中に染み渡るようで冬にはこれが何よりの御馳走だ。 空になった紙コップをごみ箱に放り込むと、マフラーを巻きなおして歩き出した。 岐阜県郡上市は今日も冬晴れで、澄んだ空気に日の光が明るく気持ちがいい。 陽気につられて目的地の一駅手前で降りて歩くことにしたのだった。 信号待ちの間、手袋をした左手を無意識に摩っているのに気づいて手を離した。 もう違和感も薄れてきたというのにどうにも癖になってしまった。 全てを終えて帰参し、勝手をした詫びにと指を詰めた俺に、若頭は「若いのの前じゃ言えないがそれは生き指だと思っているよ」と言ってくれた。 それは最終的には組の利益に繋がったからという訳ではないことが素直に伝わってきて、先代の満足した顔が目に浮かぶようだった。 そんな訳で比較的円満なけじめだったこともあって、それで堅気さんたちに要らぬ気遣いをさせないために義指をつけてもらうことにしたのだが、最近の義指は気持ち悪いくらい精巧にできていた。 あまりによく出来ているもので、その後の調子を聞かれて「詰めた意味がなくなりそうだ」と返信したら、怒りスタンプを大量にいただいてしまった。 目的地の料亭につくと、店には入らず裏手にまわって縁側の老人に会釈をした。 お互いの事情が落ち着いてからは、折を見てはここに剣術を習いに通っていた。 刺すならドスでいい。 タマを取るならハジキでいい。 ポン刀を習おうと思ったのは護りたいものが増えたからだ。 ひゅう、と音を立てて迫りくる木刀を斜めに構えた刀で受け流した。 つもりが、ずしりと重みが加わりこちらの刃が後ろにはじかれてしまう。 困った顔をしていると、こう、と体捌きを見せてくれた。 相手の勢いを逸らそうとすると力負けすることもあろうが、体を捌いていなせば横から押せるし懐に入り込めもするのだという。 流れるような動きからは彼の実直さと研鑽の重みが感じられた。 稽古を終えて世間話をしていると、表から賑やかな声が届いてきた。 老人が笑って菓子と茶を用意してこようと立ち上がる。 それを見送って庭の梅の木を眺めていると、一陣の風が吹いて庭埃を舞い上げた。 嫉妬かい、親父さん。と空を見上げた。 あの時、取り上げないでくれてありがとうな。 後生だから人間の一生分くらいはこっちに置いてやってくんな。 だってさ、ツンと澄ました顔だって悪かないが、あの娘にはお天道様みたいな笑顔が一番だって俺はそう思うンだ。 ーーーーーーーー 先日、Adam様キーパーで魔王様作の「氷の姫君」に、暴力団構成員の安藤 七海(あんどう なつみ)で参加させていただきました。 人生2度目のHOありのセッションでした。そしてHO4に暴力団構成員とあるのを見て遠慮もなく飛びついてしまいました。譲ってくださった同卓のみなさん本当にありがとうございました。他ではなかなかやらないだろうキャラクターで存分に楽しめました。また、キャラクター同士の関係性もすんなり取らせていただいたおかげでアウトロー職ながらみんなのために動けたのもありがたかったです。 というわけで後日譚妄想です。 セッションが終わった後、見学席の話も読ませてもらったのですけど、その中で一番笑ったのが「ママが4人いる」でした。ほんとうにね(笑) きゃっきゃうふふ楽しかったなあ。とはいえ、それだけではなく、遠野刑事は文句なしにヒーローだったし、市川先生は安定安心のヒーラーだったし(えぐれなかったのもお医者さんぽいなと思いました)、逢坂さんの体の張りっぷりは見ていて眩しく羨ましかったです。3人の生きざまはかなり安藤のその後に影響したと思います。という後日譚妄想でした。お陰で安藤は今日も元気です。ありがたい。舎弟たちとも仲良く甘味パーティをやっております。 改めまして、こるめさん、じゃばさん、ゆねさん、そしてキーパーのAdamさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の魔王様にも感謝です。 Adamさんのとこではここからキャンペーンできるそうで今から楽しみです。またよろしくお願いいたします。
ぷらんず![]() | |
2020/07/28 22:09[web全体で公開] |
😭 「氷の姫君」通過+後日談です。 (ネタバレ有り) (妄想原油垂れ流し) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) お正月もとっくに過ぎ、2月13日。まだまだ寒さが続きそうなこの時期。街中ではバレンタインの影響でピンク色の広告が雪景色の中で強く存在を主張している。 本来ならば楽しいイベントなのだろうが、私にとってはこれほど己の不安定さを実感するイベントは他にない。学生の頃はこの浮つく空気についていけない私がいた。チョコを貰うことはあっても、それを素直に喜んで受け取ることは一度も無かった。理由はその人を騙しているという罪悪感が心のどこかにあったからだ。そして今年はその罪悪感がそんなイベントとは関係無く、更に大きくなってしまっている。 氷愛ちゃんを養子としてから迎えてからもうすぐ1か月が経過しようとしている。しかし、私は自身のことを彼女に何も教えていない。彼女は今でも私を男性だと信じ続けている。更にはどこか鋭い彼女に触れてしまえばそれがばれてしまうような気がして、彼女との物理的な接触も最低限になってしまっている。彼女は本当に純粋だから。私の嘘を聞いたときにどんな反応をするのか。既に大人になってしまった私にはわからない。わからないから、未だに恐れて躊躇ってしまっている。 「りょうお兄ちゃん?」 遠くを見ていた私に対して心配そうな声がかけられた。ゆっくり目線を向けると心配そうな表情で私を見る氷愛ちゃんの姿があった。今日は彼女からのお願いで街へ買い物に来て、まずは昼食としてファミレスまで来ている。偶然にも初めて会った日に行ったファミレスへ。 「どうしたの?」 「ぼーっとしてたから、だいじょうぶかなーって」 「心配かけちゃいましたね、大丈夫ですよ。それよりほら、顔にソースついてます」 「えへへ、ありがとー!」 「どういたしまして」 「だけど、じぶんでもふけるんだからね!」 彼女の咲くような笑顔を見るとさっきまでの考え事が多少小さく感じるから不思議なものです。 「そういえば……」 「んー?」 「今日は何を買いに来たのか聞いてなかったって思って」 「気になるー? 気になるー? だけどひみつなんだー!」 と体を左右に揺らす彼女はとても楽しそうで、見ているこっちも思わず笑みが零れる。 時期的にこれだろうなと想像はつくけれど本人が言わないのであればこれ以上の追及は無粋でしょう。……クラスメイトに好きな子がいるのかもしれませんし、もしかしたら組員のだれかかもしれません。組員の皆は氷愛ちゃんを可愛がっていますし……。 昼食を終え、向かったショッピングモールでは洋菓子店に入っていきましたが、結局何を買ったかは教えてくれませんでした。あそこのお菓子はそれなりの価格だった記憶がありますが、恐らくお父様でしょうね。お母様に密告してしまいましょう。金銭面の甘やかしは厳禁です。 2月14日。イベントの日であるからと言って祝日ではないため、今日も仕事だ。最近は急に活動の減った雪花組についての調査を任されており、お父様に報告するために今もこうして部屋に来ていた。 「先の事件から雪花組は活動を再開する様子はないそうです。ですが可能性が0と言い切れる確証もないため、引き続き調査を行っていきます」 「そうか。まあ半年かけて戻らなかったらそこまでだろう。とりあえず半年を一つの目途として引き続き頼む」 「はい、わかりました」 「にしても、あの甲斐田とかいうやつが教えてくれれば全てわかる気はするんだがなぁ」 「そういえば甲斐田さんに連絡なさってましたね。あれ以降音信はないんですか?」 「あぁ、さっぱりな。どうせなら欲しかったんだがなぁ」 本当に残念そうな顔をするお父様に苦笑いで返す。私の方には週一程度で連絡が来ますが、お父様のには応答しないということは完全に身を引くおつもりなのでしょうか。 「そうですね。仁義を通し、確かな自身の価値観を持ち合わせる人間は貴重ですから……。では、そろそろ氷愛ちゃんも帰ってきますし、私は食事の手伝いしてきますね」 「あぁ、頼んだぞ」 「では、失礼します」 ひとまず、資料のコピーを自室に置くために自室へ向かう。途中通った玄関には既に氷愛ちゃんの靴が置かれていたのを見るにもう既に帰ってきてるらしい。帰りの会の時間を考えると、随分と急いで帰ってきたのかもしれない。自室の扉が見える廊下へ入ると、ドアの前に彼女が壁に寄りかかっているが見える。 「おかえりなさい。学校楽しかった?」 彼女はこちらに気づいていなかったようで、肩を跳ね上がらせながらこっちを向く。 「びっくりしたー!ただいま!学校も楽しかった!」 「それはよかった。ご飯はもう少し待ってて。今からお母様と作るから」 「あの、りょうお兄ちゃん。これ!」 差し出されたのは小さな紙袋。昨日洋菓子店で買ったものだということはすぐにわかる。 「バレンタイン……かな?」 「うん。けどりょうお兄ちゃんがすきなもの、わたしわからなくて……おじさんたちに何あげたらいいと思うって聞いたの!」 「そっか……私にだったのか。ありがとう、嬉しい」 「そのなかにはマカロンっておかしが入っててね。バレンタインにとくべつな人にあげるんだって!」 「特別な人?」 「わたしがようしってことは、お兄ちゃんは2人目のパパってことでしょ?だからとくべつ!」 そういってにへら~とした笑顔をこちらに向けてくれる。 パパ。 父を意味する言葉が私に向けられる。私の立場からすれば当然だし、別にそれに否定的な感情も無い。ただ、そう言葉にされると自責の念に苛まれ、少し胸に痛みが走るのがわかる。けれど私は子供じゃない。これを消す方法もわかってる。矛盾するようだけど、子供のように正直に全てを伝えるだけでいい。これからもこの子のパパでいるために、ただのパパでないことを伝える。たったそれだけ。 「そうですね。……うん。ご飯食べ終わったら一緒にこれ食べましょうか」 「いいのー!?」 「勿論。美味しいものを独り占めするのはよくありませんから」 ぎこちない動作で初めて彼女を抱きしめる。子供特有の体温。小さな体躯。鼓動は通常より早い。きっと顔は驚いた表情をしているんでしょうね。それが抱き着かれたことになのか、それとも別の理由なのか。流石にそこまではわかりませんが。 「その時、もし良ければ私の話を聞いてもらえませんか?私の好きなもの、嫌いなもの、氷愛ちゃんとしたいこと。氷愛ちゃんに話さないといけない秘密のこと。色々あるんですそのあとにでも、もっと氷愛ちゃんのこと色々教えてください」 何秒が経っただろうか。長い間この状態が続いたようにも、本当に一瞬だった気もする。気づくと小さな腕が私の背に回されていた。その細さからは想像もできないほど力強い抱擁だった。 「うん。いっぱい話そ?もっとパパのことしりたいから。もっとわたしに教えて?それにえーっと、秘密?もね!」 あぁ、よかった。こんな機会がなければきっと私は言い出すのにもっと時間がかかっていたように思う。勇気を行動にすることなくいつまでも引きずっていたかもしれません。私たち二人を少し前へ進めてくれたバレンタインが、ほんの少しだけ好きになれた気がします。 時々空を見上げる。何かに見守られているというか、優しい視線を感じる度に。 任せてください。あの子が独り立ちするまでの間、しっかりと面倒を見させてもらいます。彼女となら私も一緒に成熟していけると、そう確信しています。 微かに風が吹いて出来た雲の合間に、あの瞳がまた見えたような気がした。 パパ呼びママ呼びで葛藤する氷愛ちゃんや、今回の件でお世話になった方々にもマカロンを送る氷愛ちゃんが後々見られますが、それはまた別のお話。 待て、次回。 先日氷の姫君というシナリオをAdam様の卓でプレイさせていただき、身内卓以外で初の養子縁組ということで、初めての後日談を黒嵜 遼くんちゃんさんで書かせていただきました。既に3度セッションが行われており、現状最も好感度が低い状態での養子縁組ということで、とりあえず互いのことを知るきっかけと甲斐田さんとの現状を書こうと思い、今回のような形になりました。(ちなみに呼ばれ方は一応パパママおるしなぁって思って5時間近く葛藤していました) 初の後日談なんですが、やはりロリRPって難しくない??って再確認させられました。あとツンデレって書こうと思うとと難しくない??小説家や毎回後日談を書いてる人凄い……。 今までやったことのないような設定の探索者でどうしようかねぇとか思っていたんですが、段々固まってくるとどんな人間かが固まっていき、この人ならこうする!っていうのが湧いてくるのが嬉しかったです。周りの方々も温和だったおかげで非常に暖かなセッションになったと感じています。 3300文字という恐ろしい数字が見え始めたのでここまでにしておきます。 同卓させていただいた ちゃんこま様、フィシー様、アンス様、Adam様。そして拙いながらに必死に書かせていただいた文をここまでお読みくださった方々。本当にありがとうございました!次回のシナリオでお会いしましょう!