マティルディ・エドヴァルド(ソード・ワールド2.5用キャラクターシート)
あかねが作成したTRPG「ソード・ワールド2.5」用のキャラクターシートです。
マティルディ・エドヴァルドの詳細
キャラクター情報 NPCでの使用は不可 | ||
TRPGの種別: | ソード・ワールド2.5 |
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キャラクター名: | マティルディ・エドヴァルド | |
♥: | 23 / 23 | |
♥: | 33 / 33 | |
外部URL: | ||
メモ: | ||
詳細A: |
【種族】 人間 【性別】 女性 【年齢】 15歳 【生まれ】 冒険者 《基礎能力値》 【技】 7 【A】 5 【B】 7 【体】 6 【C】 4 【D】 7 【心】 12 【E】 12 【F】 9 《能力値》 【器用度】 12 〔器用度ボーナス: 2 〕 ++ 【敏捷度】 15 〔敏捷度ボーナス: 2 〕 +1+ 【筋 力】 10 〔筋 力ボーナス: 1 〕 ++ 【生命力】 14 〔生命力ボーナス: 2 〕 +1+ 【知 力】 24 〔知 力ボーナス: 4 〕 ++ 【精神力】 24 〔精神力ボーナス: 4 〕 +3+ 【生命抵抗力】 5 【精神抵抗力】 7 【冒険者レベル】 3 【経験点】 2350 【プリーストレベル】 3 【セージレベル】 2 【貴族(一般)レベル】 5 【聖職者(一般)レベル】 5 《判定パッケージ》 【技巧】 2 【運動】 2 【観察】 4 【知識】 6 【魔力:プリースト】 7 【魔物知識】 6 【先制力】 0 【移動力】 3m/ 15m/ 45m {武器} メイジスタッフ {防具} ソフトレザー 防護点3 【回避力】 0 【防護点】 4 {種族特徴} 【剣の加護:運命変転】 {戦闘特技} 【魔法拡大/数】 【ターゲッティング】 {魔法など} 【Lv3神聖魔法】 {言語} 【交易共通語:会話と読文】 【神紀文明語:読文】 【リカント語:会話】 |
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詳細B: |
《フェロー行動表》 【1d】 1/2 【想定出目】 7 【達成値】 【行動】 【効果】 【台詞】 【1d】 3/4 【想定出目】 8 【達成値】 【行動】 【効果】 【台詞】 【1d】 5 【想定出目】 9 【達成値】 【行動】 【効果】 【台詞】 【1d】 6 【想定出目】 10 【達成値】 【行動】 【効果】 【台詞】 《フェロー報酬》 【経験点】 なし 【報酬】 不要 {所持品} ・着替えセット(1週間分) ・冒険者セット(背負い袋、水袋、毛布、たいまつ6本、火口箱、ロープ10m、小型ナイフ) ・魔香草5個 ・救命草3個 ・ヒーリングポーション1 {装飾品} 頭 顔 耳 首 背中 ・サバイバルコート(賢神キルヒアの神官様使用。聖印が刻まれている) 右手 左手 腰 足 その他 【名誉点】 16 / 46 【冒険者ランク】 《所持金》 【現金】 2160 【預金/借金】 |
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詳細C: |
{設定など} ・経歴表 《近所に芸術家が住んでいた》 近所の芸術家とはエドヴァルド家の当主でマティルディの父方の祖父。エドヴァルド家は代々著名な芸術家を輩出してきた一族で、生まれながら美麗だったマティルディは、一族の狂気を一身に受け、芸術品、一族最高傑作の彫像として育てられた。美しくなるために魔術的錬金術的な改造を受け、彫像の様に白い肌、ブルーサファイアのような瞳、体の各所には青い宝石が埋め込まれている。 《破産したことがある》 しかし、エドヴァルド家の狂気は3年前に露見した。それにより財産の一切が没収され、マティルディも賢神キルヒアの修道院に送られた。彼女は余りにも何も知らなかった故だった。美しくあるために、言葉通りの白無垢、純粋な人間などと言うレベルではなく、霊峰から流れる雪止め水の冷たさと透明さを彷彿とさせる程、保護された彼女の内側には何も宿っていなかった。だからこそ賢神キルヒアの修道院に保護され、本や学問に触れさせられる事になった。 《まだ恋をしたことがない》 当然ながら恋などした事が無い。それは完璧な彫像には不必要だと、一族が判断したためだ。個で完結する、その美しさ。しかし、マティルディは修道院に恋と言う言葉を初めて知り、憧れた。それは本来もっと速く知るべきであった、乙女心が産声を上げたからだ。 ・冒険に出た理由 《病の家族を救うため》 家族は未だに自分を狙っているが、遠く離れた地であることと、修道院によってマティルディの情報は全て遮断されているため、手を出せないでる。マティルディはそれでも家族を思っている。家族が狂ったのは自分の美だと思い込んでいる。だからこそ、自分が冒険者で大成し、世界を知り、自分が人間である証明をすれば、家族もきっと自分を本当の家族だと受け入れてくれると考えている。エドヴァルド家に、そんな思いなどある訳も無いのに。彼女はまだ世界を知らないのだ。 【彫像のような少女】 エドヴァルド家は、代々芸術の名門として名を馳せてきた。彼らはただの芸術家ではない。「美」に対する異常な執着を持つ、狂気の一族だった。彼らの手掛ける作品は、どれも神がかっていた。完璧な黄金比、陶磁器のような肌理(きめ)、魂のこもった瞳──。しかし、それらは純粋な才能によるものではない。錬金術と魔術、そして執念をもって創り上げた「人工の美」だった。 マティルディ・エドヴァルドは、その狂気の極致として生まれた。 生まれつき人形のように整った容姿を持つ彼女を、一族は「最高傑作の彫像」として仕上げることに決めた。幼い頃から一切の傷をつけられることなく、肌は薬草と魔法で磨かれ、青白く輝いた。目は生まれつき深い青だったが、さらなる美を追求するため、魔力を用いた手術を施され、宝石のような輝きを放つものへと変えられた。そして、その肌の下には実際の宝石が埋め込まれた。青き光を放つそれは、一族が「至高の美の証」として彼女に与えたものだった。 「美しさとは、決して穢されることのないもの」 そう言われ、マティルディは育てられた。 食事も、着るものも、話す言葉すら選ばれた。醜いものは彼女の目に触れさせてはならない。彼女はただ微笑み、静かに立つだけで良かった。そう、まるで美術館に飾られる芸術品のように。 感情も、意思も、彼女には不要だった。 【崩れた幻想】 しかし、エドヴァルド家の狂気は、ついに世に露見した。 彼らの異常な芸術への執着、人体をも改造する行為は、倫理の枠を遥かに超えていた。3年前、密告によって彼らの所業が暴かれ、一族の財産は没収された。研究所は破壊され、関係者は投獄されるか国外追放となった。マティルディもまた、例外ではなかった。 彼女は美しい檻から解き放たれた──だが、それは自由ではなかった。 彼女には何もなかったのだ。 世界を知らない。家族以外の愛を知らない。何を話せばいいのかも、何を望めばいいのかも分からない。彼女は「生きる芸術品」として育てられた。だが、その芸術の価値が失われたとき、彼女の存在の意味も失われたのではないか? 「私は......なに......?」 その問いの答えを、彼女自身は持っていなかった。 彼女は、賢神キルヒアの修道院へと送られた。 【言葉と知識の出会い】 修道院は、静かな場所だった。かつて彼女が過ごした館とは違う静寂──それは閉塞ではなく、学びのための沈黙だった。 マティルディは、ここで初めて「本」と出会った。 「読む」という行為を教えられ、文字の意味を知り、世界の広さを知った。そこには、彼女が生まれる前から続く歴史があり、彼女が決して知ることのなかった人々の営みがあった。 最初はただの「知識」だった。だが、知識は彼女の空虚を少しずつ埋めていった。 そして彼女は、そこで初めて「恋」という言葉に触れた。 「こい......?」 本の中の登場人物たちは、互いを求め、心を通わせ、そして愛を誓う。マティルディにとって、それは未知の感情だった。彼女は美を与えられたが、誰かを愛することを許されなかった。 しかし── 「これは......私にも、できるの?」 初めて心が動いた。胸の奥に、小さな灯がともった気がした。 【人間となるために】 マティルディは、修道院で穏やかな時間を過ごしていたが、彼女にはどうしても忘れられないものがあった。 それは、家族だった。 エドヴァルド家は、今もどこかで彼女を狙っているかもしれない。それでも彼女は、家族を思い続けていた。彼らが狂ったのは、きっと自分のせいだと。彼女の美しさが、彼らを歪ませたのだと。 ならば、自分が「人間」であることを証明できれば、家族も変わるのではないか? 「私は彫像じゃない......」 だから、彼女は旅に出る。 冒険者となり、世界を知り、人々と出会い、そして自分を見つけるために。 この旅の果てに、彼女が本当の「自分」を知る日が来るのかどうか──それはまだ分からない。 だが、確かなことが一つある。 彼女の旅は、彫像が「生きる者」へと変わるための物語なのだ。 |
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キャラクターID: 174335565490mokotanzea2002
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本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。