ヴォルフ（プレイ・バイ・レター用キャラクターシート）

《綴り人パーソナル情報》

【名前】ヴォルフ
・通称：ヴォルフ
・本名：Wolfgang=Hartmann（ヴォルフガング・ハルトマン）

【年齢】21 【性別】男性

【職業や所属】
勇者。魔王討伐パーティに所属し、仲間とともに魔王を倒した英雄。


【見た目の特徴】※立ち絵参照
大きな傷が顔の眉間と左頬に走る、眼光鋭い銀髪青年。
顔の右半分を『目隠し』で覆っている。
出立時は、年相応(線が細い)の体格だったが、魔王討伐を機に逞しくなっていった。


【性格】
質実剛健、朴訥。
口数少ないが、その胸に熱いハートを持つ漢。
こうと決めたら真っ直ぐに突き進むタイプ。
ＰＣ本人は至って真剣だが、真っ直ぐさが空回りしがち。
とぼけた発言をする事もしばしば（身内やパーティーのボケ担当）。

【差出人への感情：＂片恋＂】
＂あなたはクインにほのかな恋心を抱いていたが、それを伝えたことはない。＂
４歳からの想い人。あの人は、いちばん大切な人。凱旋式の後に、積年の想いを伝える…つもりだった。


【差出人との思い出１】
『稽古（故郷思い出表❻）』
剣を始めた理由？ あの子(クイン)がやってたから。頼まれたんだ、稽古相手になってくれって。
承諾した動機は、割と不純だった。彼に近づきたかったんだ。…ほら、用も無いのに話しかけられるタチじゃないしさ。
お陰で《勇者》なんてのに抜擢されても、エモノ(剣)をどーにか扱う事ができた。…感謝してる。


【差出人との思い出２】
『怪我（魔王討伐思い出表❷）』
今も目隠しの下に残る傷。
戦闘中にクインを庇い、大怪我をした事がある。
怪我により発熱し、３日ほど寝込んだ。
熱に浮かされる中、『本当は勇者になんてなりたくなかった』とクインに溢したが、ＰＣ本人はその事を覚えていない。
クインだけが、そのうわ言を覚えている。
《勇者》の諦めた夢を、彼が本当は泣き虫な只人である事を知っている。

※『勇者になんてなりたくなかった』
（周囲の人々の期待に応える為、愛する人の未来を守る為に、勇者の道を進んだ。剣はあくまで趣味。本当は、『小説家』になりたかった。）



【差出人との思い出３】
『ざんこくなくうそう（表未使用／オリジナル）』
子供時代。彼の７度目の誕生日だったかな。
『クインが主人公の物語』を２つ書いて、プレゼントした。

１つ目は、『彼が騎士の勇者となり、聖剣と己が剣技の元に、俺たちの国・アスタリアを救う』光と栄光の《英雄譚》。
２つ目は、『彼と俺が、帰り道に曲がった路地先で、幻想世界に迷い込む』不可思議な《冒険譚》。

渡した後、『何でキミが居ないんだ』って言われて、《英雄譚》の方は書き直したような記憶がある。

俺にとって彼はヒーローだったから……
誰よりも優しくて剣が強かったから……
魔王を倒すなら彼以外に居ないって…あの時は思っていたんだ、…本気で。

【その他自由な設定】
『キミとの未来が見たかったら、俺はあの剣を手に取ったのに…これじゃ本末転倒じゃあないかッ……！』


異名『赤狼(返り血で髪が赤く染るから)』『筆綴り』で人々に知られる、隻腕の《元勇者》。
勇者に選ばれた事で、心身共に逞しくなってしまったが、本来は泣き虫で夢見がちな性格。


左利きであり、剣を振るう際も左腕を奮っていたが、クインに斬られて以降、義手を使っている。
魔法の発達したこの国では、適切な治療(魔法)を受ければ傷は治る筈だ。…が、どういう訳かこの傷に魔法は効かないらしい。

（※ＰＣ本人の傷心が問題。メタでいうと、セッション内でＰＣの考えに変化が生まれた場合、《変化》を演出できたら良いなと思っている。）
（※《変化》は自己メモに後述）


幼い頃は、普及し始めた紙とペンを使う『小説家』になる事を夢見ていた。
魔王討伐の旅中で、たびたび紙や木の板等に何かを書きつけていた(詩作や日記)のは、有名な話。



【自己メモ】
◆ Wolfgang（ヴォルフガング）：前進する狼
◆ Hartmann（ハルトマン）：不屈の男
■ イメージ曲：『Dear』／JUNNA
　　　　　　　『ナルコレプシー No.10』／Nem

《変化》
開始時点は隻腕(義手)。
クインとのわだかまりが解消されたら、『遅れて治癒魔法が効いたよ！自分自身の腕でお話書けるでやんす！やったぜ！』
破綻すれば、『病は気から！傷が進行したし、義手で書くのもムリ！俺は筆を折る！』
……のような描写が出来たらなぁ、と想定。