【ワンダーシェフTRPG】常闇のシェフは眠らないの内容【TRPGシナリオ・セット】

基本情報

パイ生地
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登録日:2018/04/22 12:05最終更新日:2018/04/25 12:34

タイトル: 常闇のシェフは眠らない
TRPGシステム: ワンダーシェフTRPG
適正プレイ人数: 2~4人
適正レベル: なし

概要:
シナリオ舞台:「常闇の町の宿屋」 修行フェイズ:3サイクル 原作ネタバレ含有度:テイルズオブファンタジア(以下TOP)・多少 難易度:ノーマル(最低難易度) このシナリオは、極論シナリオ無しでもプレイ可能なTRPG 「ワンダーシェフTRPG」 https://trpgsession.click/topic-detail.php?i=topic152376575010 を真面目に遊びたい方、 特にTOPプレイ済みの人と共にセッションをしたい方にお勧めのシナリオです。 特に設定を推奨するような「好きな食材」「好きなもの」はありません。 肌寒く、そして決して陽の登らない街。 ワンダーシェフ達は、この常闇の街でも「素晴らしき味の世界」メンバーとして、今日も励んでいます。 その日は特に寒く、観光に来る人もいない寂しい日…… 今日のシェフたちは、如何なる美味を生み出し、如何なるワンダーさを見せ付けてくれるのでしょうか? リプレイ作品化は、シナリオ名「常闇のシェフは眠らない」、シナリオ作者「パイ生地」or当シナリオセットへのリンク、 そしてネタバレ注意の記載を付けて頂ければご自由にどうぞ。 導入などの具体的な内容は、下部の《目次・解説など》からご覧ください。
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目次・解説など及びシーン情報

目次・解説など:

○導入○
ワンダーシェフTRPGはPvP要素などと言った猥雑なシステムは無いので、
単純に今回の舞台「常闇の町の宿屋」にいるという事を
説明するだけでも構いません。
腹筋崩壊要素はプレイヤー達の采配に任せてしまうぐらいが
うまい事行くでしょう。

特に思い付かなければ、以下の文章を読み上げて下さい。

※
肌寒く、そして決して陽の登らない街。
ワンダーシェフ達は、この常闇の街でも「素晴らしき味の世界」メンバーとして、今日も励んでいます。
その日は特に寒く、観光に来る人もいない寂しい日……
今日のシェフたちは、如何なる美味を生み出し、如何なるワンダーさを見せ付けてくれるのでしょうか?

(ここでプレイヤーシェフ(以下PC)の自己紹介を挟んで下さい)

(PC達の名前を『シェフ』付けで呼んで下さい)、今日も世界を平和に導く素晴らしいレシピを編み出し、
美味を求める人々の元へ颯爽と現れる――
そんなワンダーシェフの鑑となるべく頑張って下さい。
※

○マスターシーン○
修行フェイズの2サイクル目が終了した時点で、マスターシーンが入る事を説明し、以下のシーンを挿入して下さい。
目的としては、今回のお客様候補の軽い紹介程度のものです。

※
朝の来ない街。
それでも時間は移ろい変わっていきます。
今日は道具屋に、赤マントの剣士っぽい人・キツネ目の弓を持った人・華奢な僧侶っぽい人・変な帽子の人・ピンク髪のポニーテールの人、そして小さな女の子という、不思議な面子がやって来ました。

(実際に、今回のお客様として登場する人物は『赤マントの剣士っぽい人』だけです。
『小さな女の子』すずは、SFC版ではゲーム本編で仲間に出来ないキャラクターなので、
PS版以降のTOPをプレイしているPLが居ないようであれば、彼女がいるという描写は割愛しても構いません)
※

・なお、PCに「キャラシートの設定やキャラクターの名前からして、
明らかに食品、グミなどの薬品や雑貨品、または道具屋で販売されていてもおかしくない携帯品であるシェフがいる」場合は、続けて以下のシーンを挿入して下さい。

目的は、出落ちキャラを使用したPLへの出落ち返しです。

※
???「あっ、この(条件に当てはまったPCを指すに相応しい品種)お買い得だ…… ・・・・さん、これ買っていきましょう! すみません、これ下さい」

(条件に当てはまってしまったPCの名前)シェフは、赤マントの剣士っぽい人に買われて行きました。
※

購入されて行ったPCが最後の修行フェイズで動けなくなる、
といったルールはないので、該当のPCが抵抗しても遠慮せずに買わせてしまって下さい。

・修行フェイズ3サイクル目が終了した時点で、GMは
マスターシーンの挿入を宣言し、変な所に出向いたシェフ達を全員ロールプレイで
なんとかして舞台「常闇の町の宿屋」帰らせるように説明して下さい。
頑なに帰還を拒むPCは、お客様フェイズに参加不能と
ばっさり切ってしまっても構わないでしょう。

※
常闇の街はもはや、深い眠りについてベッドから転げ落ちるような時間です。
しかし、ワンダーシェフはそうもいきません。
彼らには、美味を世界にもたらし、食卓の平和を守り続ける使命があるのです。
今宵のワンダーシェフ達が(勝手に)拠点としていた宿屋には、
赤いマントとバンダナを付けて、足下をふら付かせた、剣士のような人物がやってきました。

???「・・・・さんもいないし・・・・・とはぐれちゃったな……
こんな時間じゃ何処の宿屋も空いてないし、どうすれば……」
(この人物こそ、今回のお客様『アルベイン様』です。
PLには大層お腹を空かせていることをアピールし、
はらぺこのお客様に極上の一品をお出ししなければならない
ワンダーシェフの使命を思い出させて下さい。

PCがワンダーシェフである事を明かすRPや、時間が不味そうになってきたら、以下の描写に進んで下さい)
???「ワンダーシェフ……!? あ、その済みません、それじゃあ……
今から何か、温かいものを作ってくれたり…… しますか?」
(もしPCが快諾しないようであれば、お客様の空腹が限界に近く
今にも倒れそうだ、といった描写を入れてください。

PC達が料理を出すといったRPを挟み次第、次の描写に進んで下さい)
???「本当ですか? ぜひよろしくお願いします。 もうお腹がペコペコで……」 と伝え、青年は覚束無い足取りで席に座りました。
※

以上のシーンが終了次第、お客様フェイズに入ります。

○お客様フェイズ○
強制終了条件:PCの心が折れるor
お客様フェイズが4サイクル目に突入してから、PCのうち誰か一人でも『お料理』判定で成功するか、『おもてなし』判定で成功する

PL達がこのシステムに慣れていない(殆どの場合は慣れていないと思われますが)場合は、
お客様フェイズのサイクルを回す前に、以下の説明を挟むと良いでしょう。

※
お客様はラスボスです。 ゆえに暴力的な手段で追い出すことは不可能です。
多分現在SANも1000とかあるでしょう。
アルベイン様は歴戦の剣士なので、仮に狼藉を働こうものなら、
不思議なグリップの付いた剣で一掃されたり、次元を斬られてしまうかもしれません。
※

●今回のお客様●
「アルベイン様」
お望みの一品:マーボーカレー
お望みの一品に関するヒント:『温かいご飯もの』『カレーライスだけど、普通のカレーとは少し違う』『マーボーってどんな料理?』
お嫌いな食材:特になし

TOPの主人公にして、当シナリオの『お客様』です。
このシナリオでは丁寧語を使う、奥ゆかしく穏やかな好青年の剣士として登場します。
お望みの『マーボーカレー』は、かつてアルベイン様のご友人の
妹さんが作っていましたが、そのレシピは
既に、アルベイン様の故郷もろとも滅ぼされてしまいました。

舞台である「常闇の町」は、原作ゲーム本編の終盤に訪れる地で、
サブイベントを回収しない限りは、ここで決戦前夜を迎える事になります。
お客様は夜が明けない街で旅の仲間とはぐれてしまい、PC達が勝手に拠点としていた宿屋へお越しになったのです。
●

お料理やおもてなしで特に問題ないRPが行われたと判断したら、
判定一回につき一つずつ、順番に以下の情報を提供して下さい。

順番にヒントを提供して行かないと、
テイルズオブシリーズの知識がないプレイヤーが『お望みの一品』に辿り着けなくなる可能性があるためです。

※
アルベイン様「(お料理やおもてなしの評価を入れて下さい。
アルベイン様は温厚なので、多少変な食材が入っていても甘めに見て下さります)流石ワンダーシェフですね!
温かいご飯ものを食べたいんですが、ライスってありますか?」

・GMはヒント『温かいご飯もの』が公開されたと宣言して下さい。
※
※
アルベイン様「(お料理やおもてなしの評価)ですけど、普通のカレーとは少し違うと言うか……」

・GMはヒント『カレーライスだけど、普通のカレーとは少し違う』が公開されたと宣言して下さい。
※
アルベイン様「(『マーボーカレー』が提供されていない場合)うーん、近いけどなにか違うような……
マーボーっていう料理がどんなものか、僕には良く判らないんです。
皆さん(ソロプレイであれば「えっと、貴方」)はご存知ですか?」

・GMはヒント『マーボーってどんな料理?』が公開されたと宣言して下さい。
※

お望みの一品『マーボーカレー』のお料理判定が成功した場合、この料理を提供したPCのRPが終わり次第、以下の描写を挿入して下さい。

※アルベイン様「こ、これは…… マーボー、カレー……?
もう、二度と帰れないかもしれない。
このカレーも、もう二度と食べられないかもしれない―、そう思っていたのに」
アルベイン様のスプーン捌きは早く、綺麗に、そして静かにマーボーカレーは無くなって行きます。
洗いたてのように思えるほど、綺麗にカレーを召し上がった
お客様の笑顔は晴れやかで―、そして何処か、わずかに悲しみを滲ませていました。
※

○エンディング○

お望みの一品『マーボーカレー』が提供されていた場合、
まず以下のように爽やかなシーンを挟むとよいでしょう。

※
アルベイン様:「皆さん(ソロプレイであれば「今晩はどうも」)、有難うございました。
正直、心には不安もありました……
けれど、僕は大丈夫です。
やっていけそうな気がするんです」
そう仰り、アルベイン様はシェフにお礼の(1000×PC人数)ガルドを渡して下さいました。
※

以降の展開は、お客様フェイズが強制終了となっても、
『マーボーカレー』を提供できていても、特に変えなくても良いかもしれません。

※
赤いマントに赤いバンダナのお客様……
アルベイン様は、晴れやかな表情で宿屋の食堂から去って行きました。

……それから数日後。
ワンダーシェフ達は、それを初めて見る事になりました。
常闇の町と呼ばれたアーリィで、日が昇っていく美しい光景を。

のちに、世界を混乱に落としていた「魔王」が
「時空戦士」なる旅人たちによって倒されたという報せが
貴方達の元に届くでしょうが、今日も変わらず、食卓は平和です。
ワンダーシェフである貴方達にとっては、あまり関係の無い事でしょう。

あのお客様が一体何者だったのか、あの笑顔の裏に隠されていたものが何だったのか。
それは此処で語られるべき話ではありません。

常闇の町のシェフ達は、今日も美味を追求しているのです。

ワンダーシェフTRPG ~常闇のシェフは眠らない~ おわり
※

○アフタープレイ○
アルベイン様から頂けるガルド(お金)は、
お客様フェイズが終了した条件によって変化します。

①強制終了条件を満たしてしまった→一人あたり500ガルド
②『マーボーカレー』をお出しできた→一人あたり1000ガルド

お客様から頂いた代金に不満そうなPLがいる場合、
当シナリオ中の舞台「常闇の町の宿屋」の料金が『一泊120ガルド』であり、
食事の代金としては相当な高額であることを説明して下さい。

その後を描写・RPしたいというPLがいなければ、
あとはルールブック通り、ワンダー度が最も高いPCに「真のワンダーシェフ」の称号を送りセッション終了としましょう。
お疲れ様でした。
シーンNo. 種別/発言者 コマンド/説明

1

 

コマンド

地の文

《導入》

2

詳細

背景変更

システム

● 酒場、シンクON、コマ消、17x20

3

 

コマンド

地の文

肌寒く、そして決して陽の登らない街。

4

 

コマンド

地の文

ワンダーシェフ達は、この常闇の町でも「素晴らしき味の世界」メンバーとして、今日も励んでいます。

5

 

コマンド

地の文

その日は特に寒く、観光に来る人もいない寂しい日……

6

 

コマンド

地の文

今回のシェフたちは、如何なる美味を生み出し、如何なるワンダーさを見せ付けてくれるのでしょうか?

7

 

解説

システム

この辺りで、PLさんに自己紹介を始めてもらって下さい。

8

 

解説

システム

GMさんは、(PC達の名前を『シェフ』付けで呼んで下さい)、今日も世界を平和に導く素晴らしいレシピを編み出し、
美味を求める人々の元へ颯爽と現れる――
そんなワンダーシェフの鑑となるべく頑張って下さい。 といった
励ましを入れて下さい。

9

 

解説

システム

2サイクル目終了時点で、マスターシーンに入ります。

10

詳細

背景変更

システム

● 酒場、シンクON、コマ消、17x20

11

 

コマンド

地の文

朝の来ない街。 それでも時間は移ろい変わっていきます。

12

詳細

背景変更

システム

● 魔法屋、シンクON、コマ消、17x20

13

 

コマンド

地の文

今日は道具屋に、赤マントの剣士っぽい人・キツネ目の弓を持った人・華奢な僧侶っぽい人・変な帽子の人・ピンク髪のポニーテールの人、そして小さな女の子という、不思議な面子がやって来ました。

14

 

解説

システム

PCに「食品やグミ、道具屋で販売されていてもおかしくない携帯品」がいる場合、続けて以下のシーンを挿入して下さい。

15

 

解説

システム

???「あっ、この(条件に当てはまったPCを指すに相応しい品種)お買い得だ…… ・・・・さん、これ買っていきましょう! すみません、これ下さい」
(条件に当てはまってしまったPCの名前)シェフは、赤マントの剣士っぽい人に買われて行きました。
というシーンを挿入して下さい。

16

 

解説

システム

該当のPCが抵抗しても遠慮せずに買われた事にしまって下さい。
このシーンを入れる場合、該当するPCは最後の3サイクル目も
普通に動ける事を説明してあげて下さい。

17

 

解説

システム

修行フェイズ3サイクル目が終了したら、GMは
マスターシーンの挿入を宣言し、
変な所に出向いたシェフ達は、全員ロールプレイで
なんとかして舞台「常闇の町の宿屋」帰らるように説明して下さい。

18

詳細

背景変更

システム

● 宿、シンクON、コマ消、17x20

19

 

コマンド

地の文

常闇の街はもはや、深い眠りについてベッドから転げ落ちるような時間です。 しかし、ワンダーシェフはそうもいきません。

20

 

コマンド

地の文

彼らには、美味を世界にもたらし、食卓の平和を守り続ける使命があるのです。

21

詳細

背景変更

システム

● 酒場、シンクON、コマ消、17x20

22

 

コマンド

地の文

今宵のワンダーシェフ達が(勝手に)拠点としていた宿屋には、 赤いマントとバンダナを付けて、足下をふら付かせた、剣士のような人物がやってきました。

23

 

コマンド

???

「・・・・さんもいないし・・・・・とはぐれちゃったな…… こんな時間じゃ何処の宿屋も空いてないし、どうすれば……」
この人物こそ、今回のお客様『アルベイン様』です。
PLには大層お腹を空かせていることをアピールし、
はらぺこのお客様に極上の一品をお出しするという
ワンダーシェフの使命を思い出させて下さい。

24

 

解説

システム

PCがワンダーシェフである事を明かすRPや、時間が不味そうになってきたら、次の描写に進んで下さい。

25

 

コマンド

???

「ワンダーシェフ……!? あ、その済みません、それじゃあ…… 今から何か、温かいものを作ってくれたり…… しますか?」
もしPCが快諾しないようであれば、お客様の空腹が限界に近く
今にも倒れそうだ、といった描写を入れてください。
PC達が料理を出すといったRPを挟んだら、次の描写に進んで下さい。

26

 

コマンド

???

「本当ですか? ぜひよろしくお願いします。 もうお腹がペコペコで……」 と言い、青年は覚束無い足取りで席に座りました。
以上のシーンが終了次第、お客様フェイズに入ります。

27

 

解説

システム

●今回のお客様●
「アルベイン様」
お望みの一品:マーボーカレー
お望みの一品に関するヒント:『温かいご飯もの』『カレーライスだけど、普通のカレーとは少し違う』『マーボーってどんな料理?』
お嫌いな食材:特になし

強制終了条件:PCの心が折れるor
お客様フェイズが4サイクル目に突入してから、PCのうち誰か一人でも『お料理』判定で成功するか、『おもてなし』判定で成功する

PL達がこのシステムに慣れていない場合は、
お客様フェイズを始める前に、次の説明を挟むと良いでしょう。

28

 

解説

システム

お客様はラスボスです。 ゆえに暴力的な手段で追い出すことは不可能です。
多分現在SANも1000とかあるでしょう。
アルベイン様は歴戦の剣士なので、仮に狼藉を働こうものなら、
不思議なグリップの付いた剣で一掃されたり、次元を斬られてしまうかもしれません。

29

 

解説

システム

お料理やおもてなしで問題ないRPが行われたと判断したら、
判定一回につき一つずつ、GMは順番に以下の情報を提供して下さい。

①アルベイン様「(お料理やおもてなしの評価を入れて下さい。
アルベイン様は温厚なので、多少変な食材が入っていても甘めに見て下さります)流石ワンダーシェフですね!
温かいご飯ものを食べたいんですが、ライスってありますか?」
・GMはヒント『温かいご飯もの』が公開されたと宣言して下さい。

②アルベイン様「(お料理やおもてなしの評価)ですけど、普通のカレーとは少し違うと言うか……」
・GMはヒント『カレーライスだけど、普通のカレーとは少し違う』が公開されたと宣言して下さい。

3アルベイン様「(『マーボーカレー』が提供されていない場合)うーん、近いけどなにか違うような……
マーボーっていう料理がどんなものか、僕には良く判らないんです。
皆さん(ソロプレイであれば「えっと、貴方」)はご存知ですか?」
・GMはヒント『マーボーってどんな料理?』が公開されたと宣言して下さい。

30

 

解説

システム

お望みの一品『マーボーカレー』の判定が成功した場合、PCたちのRPが終わり次第、以下の描写を挿入して下さい。

31

 

コマンド

アルベイン様

「こ、これは…… マーボー、カレー……?」

32

 

コマンド

アルベイン様

「もう、二度と帰れないかもしれない。 このカレーも、もう二度と食べられないかもしれない―、そう思っていたのに」

33

 

コマンド

地の文

アルベイン様のスプーン捌きは早く、綺麗に、そして静かにマーボーカレーは無くなって行きます。

34

 

コマンド

地の文

洗いたてのように思えるほど、綺麗にカレーを召し上がった、お客様の笑顔は晴れやかで―。 そして何処か、わずかに悲しみを滲ませていました。

35

 

解説

システム

強制終了条件を満たしたか、『マーボーカレー』が無事お出しされたら
エンディングに進んで下さい。

36

 

解説

システム

お望みの一品『マーボーカレー』が提供されていた場合、
まず次のシーンを挟むとよいでしょう。

37

 

解説

システム

アルベイン様「皆さん(ソロプレイであれば「今晩はどうも」)、有難うございました。
正直、心には不安もありました……
けれど、僕は大丈夫です。
やっていけそうな気がするんです」
そう仰り、アルベイン様はシェフにお礼の(1000×PC人数)ガルドを渡して下さいました。

38

 

コマンド

地の文

赤いマントに赤いバンダナのお客様…… アルベイン様は、晴れやかな表情で宿屋の食堂から去って行きました。

39

詳細

背景変更

システム

○ 教会、シンクON、コマ消、17x20

40

 

コマンド

地の文

……それから数日後。 ワンダーシェフ達は、それを初めて見る事になりました。 常闇の町と呼ばれたアーリィで、日が昇っていく美しい光景を。

42

詳細

背景変更

システム

○ 村、シンクON、コマ消、17x20

41

 

コマンド

地の文

のちに、世界を混乱に落としていた「魔王」が 「時空戦士」なる旅人たちによって倒されたという報せが 貴方達の元に届くでしょうが、今日も変わらず、食卓は平和です。

43

 

コマンド

地の文

ワンダーシェフである貴方達にとっては、あまり関係の無い事でしょう。

44

 

コマンド

地の文

あのお客様は一体何者だったのか。 あの笑顔の裏に隠されていたものは、一体何だったのか。 それは、此処で語られるべき物語ではありません。

45

 

コマンド

地の文

常闇の町のシェフ達は、今日も美味を追求しているのです。

46

 

コマンド

地の文

ワンダーシェフTRPG ~常闇のシェフは眠らない~ おわり

47

 

解説

システム

アフタープレイで、アルベイン様から頂けるガルド(お金)は、
お客様フェイズが終了した条件によって変化します。

①強制終了条件を満たしてしまった→一人あたり500ガルド
②『マーボーカレー』をお出しできた→一人あたり1000ガルド

お客様から頂いた代金に不満そうなPLがいる場合、
当シナリオ中の舞台「常闇の町の宿屋」の料金が『一泊120ガルド』であり、
食事の代金としては相当な高額であることを説明して下さい。

48

 

解説

システム

その後を描写・RPしたいというPLがいなければ、
あとはルールブック通り、ワンダー度が最も高いPCに
「真のワンダーシェフ」の称号を送りセッションを終了させて下さい。
お疲れ様でした。

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