ワンダーシェフTRPG 原作「テイルズオブシリーズ」 作・パイ生地 ○ゲームの目的○ PC(プレイヤーシェフ)は、美味を世界中に広めるため日夜活躍している組織 「素晴らしき味の世界」に所属している ワンダーシェフです。 世界を平和に導く素晴らしいレシピを編み出し、美味を求める人々の元へ 颯爽と現れる―― そんなワンダーシェフの鑑となるべく頑張って下さい。 ○必要なもの○ :紙と筆記用具・人数分 :6面ダイス・最低2個 :飯テロ耐性・あれば ○キャラクリエイト○ PCは以下のデータを決めて下さい。 パーソナルデータはお好みでどうぞ。 調理の腕に関わらない事であれば、ワンダーシェフはワンダーなので こまごまとした能力値を設定する必要などありません。 ①名前(他の参加者は、PCを○○シェフと呼ぶ事をなんとなく推奨します) ②好きな食材 該当食材を絡めたRPをすると、判定値を-2出来ます。 ③好きなもの 該当するものを絡めたRPをすると、判定値を+2出来ます。 食材とは関係のない趣味や嗜好品などを設定して下さい。 ○ゲームの流れ○ 基本的に、(あれば導入)→【修行フェイズ】→【お客様フェイズ】→(アフタープレイ)という流れになります。 【修行フェイズ】では、GMの左隣の人から順番にシーンを回していきます。 自分のシーンでは以下の行動ができます。 ①レシピ開発 必要な食材を調達し、素晴らしいレシピを生み出します。 シーンPCは『開発したい料理』を宣言し、 目的の食材を調達できたか否かで一回、レシピの試作品が美味しく出来たかで一回ずつ、2D6を振って下さい。 二回とも7以下を出せば成功です。 レシピが思いつかない場合、以下の表をロールするといいでしょう。 《レシピ表 2D6》 2:グミ料理 3:ご飯もの 4:お肉系 5:お魚系 6:麺料理 7:おつまみ 8:ドリンク系 9:スープ・汁物 10:おでん 11:デザート 12:カレー類 ②変装の特訓 どんな空間でも自然に溶け込めるように変装の特訓をします。 ワンダーシェフは料理が上手いだけでは務まらないのです。 シーンPCは『特訓する場面』を宣言し、 シチュエーションに相応しい場所を確保出来たかで一回、 変装が上手く出来たかで一回ずつ、2D6を振って下さい。 二回とも5以上を出せば成功です。 シチュエーションが思いつかない場合、以下の表をロールするといいでしょう。 《シチュエーション表 2D6》 2:デートスポット 3:普通の民家 4:お店 5:廃虚 6:洞窟 7:軍事基地 8:遺跡 9:天空の施設 10:教会・神殿 11:山岳 12:お城・豪邸 レシピ開発、変装の特訓どちらでも、二回成功すればワンダー度を2獲得します。 一回失敗してもワンダー度は1獲得できますが、両方失敗するとワンダー度は獲得出来ません。 シーンがPC全員に一回ずつ回ることを1サイクルと呼び、指定のサイクル数が経過すると、 PCたちのもとに大層お腹を空かせた『お客様』がやって来て、【お客様フェイズ】に移行します。 お客様はラスボスです。 お客様をつまみ出す、などといった手段はとれません。 持ち前の料理の腕とワンダーさを生かし、お客様に素晴らしき味の世界を堪能して頂き、極上の体験にご満足していただけるように全力を尽くしましょう。 ワンダーシェフの世界に『メニュー』などと言う軟弱なものは存在しません。 お客様が心から求めた一品をお出しできる者こそ、真のワンダーシェフなのです。 【お客様フェイズ】ではGMの左隣の人から順番に手番を回していきます。 自分の手番では以下の行動ができます。 ①お料理 お客様に満足して頂けるような料理をお出しします。 『お出ししたい料理』を宣言し、上手に調理出来たか否か 2D6を振って下さい。 7以下を出せば成功です。 成功すればお客様は料理を気に入ってくださり、ワンダー度を1獲得できます。 成否に関わらず、誠意ある料理をお出ししていれば 『お望みの一品』に関するヒントを頂けるでしょう。 ②おもてなし お客様が退屈しないようなトークやパフォーマンスをします。 『したいおもてなし』を宣言し、良い接客が出来たかどうか 2D6を振って下さい。 5以上を出せば成功です。 成功すればお客様は接客に満足して下さり、ワンダー度を1獲得できます。 成否に関わらず、誠意ある対応をしていれば お望みの一品に関するヒントを頂けるでしょう。 【お客様フェイズ】に限り、 自分の手番でないPCは、他のPCに対して以下の行動を取ることが出来ます。 ③助け舟 手番が回ってきているPCに対し、自分のPCで手助けをします。 『助け舟』を宣言し、自分のPCの好きな食材、または好きなものに絡めたRPをする事により、 手番のPCの判定値に修正を加えることが出来ます。 助け舟の使用は、判定前でも判定後でも構いませんが、お料理では好きな食材 (判定値-2)、 おもてなしでは好きなもの(判定値+2)しか使う事が出来ません。 成功した場合、助け舟を出したPC、助け船を受けたPC双方がワンダー度を1獲得できます。 ○ワンダーボーナス○ 【修行フェイズ】【お客様フェイズ】のどちらでも、 とても美味しそうなRP、とてもワンダーなRPなどが GMの琴線に触れた場合、ワンダー度を追加で1貰える事があります。 頑張って参加者の胃袋を刺激し、そして腹筋を崩壊させましょう。 ○終了条件○ 【お客様フェイズ】で『お望みの一品』をお出しするのに成功するか、 手番が「GMが指定した【修行フェイズ】のサイクル数+1巡目」を迎えた状態で お料理かおもてなしで成功するか、PCの心が折れたら終了です。 お疲れ様でした。 いずれかの条件を満たすと、結果がどうであれお客様はお帰りになり、 終了時点でワンダー度が最も高いPCが優勝となり、真のワンダーシェフの称号を手に入れます。 ワンダー度や称号は次回に引き継げません。 純粋にトロフィー要素です。 展開によってもらえるガルド(お金)が変わりますが、ガルドを使うシステムは無いのでこちらもほぼフレーバーとなります。 ○GMセクション○ セッションにおいて、GMが最低限設定しなければならないものは以下の通りです。 ①舞台 ②サイクル数 ③ラスボスである「お客様」 極論シナリオが無くてもなんとかなるシステムです。 TRPGに自信がある人は、導入シーンやマスターシーンなどを追加するのも良いでしょう。 お客様には最低限、以下の設定をお付けになって下さい。 ①お名前 (お客様であることを強調するため、○○様、とするのがよいでしょう) ②お望みの一品 (基本的には、レシピ表の何れかに該当するものを推奨します) ③お望みの一品に関するヒント (だいたいは【修行フェイズ】のサイクル数と同数で構いませんが、 お客様の性格によって増減させるのも良いでしょう) 高難易度シナリオなどで必要な時は、以下の設定をつけるのもよいでしょう。 :お嫌いな食材 お料理の際、該当する食材が入っていると、一つにつき判定値に+1の修正が加わります。 さらに判定に失敗した場合、判定者は『ワンダーシェフの風上にも置けない』としてファンブルになり、 ワンダー度を1失ってしまいます。 この設定を使用する場合、該当の食材が入ったお料理判定が 終了するまでは、秘匿情報扱いにするのも良いでしょう。 セッションなどで使用する際の、個人的な複製はご自由にどうぞ。 リプレイ作品などに使用する際は、「ワンダーシェフTRPG」と作者「パイ生地」の表記か、 当ルルブのURLを表記して頂けると有り難いです。 ○システム作者が作ったシナリオ○ 「常闇のシェフは眠らない」 ファンタジアのネタバレを少し含みます。 難易度ノーマル。 https://trpgsession.click/scenarioset-detail.php?i=Paicloth1_152436632400
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ワンダーシェフTRPG 原作「テイルズオブシリーズ」 作・パイ生地
○ゲームの目的○
PC(プレイヤーシェフ)は、美味を世界中に広めるため日夜活躍している組織 「素晴らしき味の世界」に所属している
ワンダーシェフです。
世界を平和に導く素晴らしいレシピを編み出し、美味を求める人々の元へ 颯爽と現れる――
そんなワンダーシェフの鑑となるべく頑張って下さい。
○必要なもの○
:紙と筆記用具・人数分 :6面ダイス・最低2個 :飯テロ耐性・あれば
○キャラクリエイト○
PCは以下のデータを決めて下さい。 パーソナルデータはお好みでどうぞ。
調理の腕に関わらない事であれば、ワンダーシェフはワンダーなので
こまごまとした能力値を設定する必要などありません。
①名前(他の参加者は、PCを○○シェフと呼ぶ事をなんとなく推奨します)
②好きな食材 該当食材を絡めたRPをすると、判定値を-2出来ます。
③好きなもの 該当するものを絡めたRPをすると、判定値を+2出来ます。
食材とは関係のない趣味や嗜好品などを設定して下さい。
○ゲームの流れ○
基本的に、(あれば導入)→【修行フェイズ】→【お客様フェイズ】→(アフタープレイ)という流れになります。
【修行フェイズ】では、GMの左隣の人から順番にシーンを回していきます。 自分のシーンでは以下の行動ができます。
①レシピ開発
必要な食材を調達し、素晴らしいレシピを生み出します。
シーンPCは『開発したい料理』を宣言し、
目的の食材を調達できたか否かで一回、レシピの試作品が美味しく出来たかで一回ずつ、2D6を振って下さい。
二回とも7以下を出せば成功です。
レシピが思いつかない場合、以下の表をロールするといいでしょう。
《レシピ表 2D6》
2:グミ料理
3:ご飯もの
4:お肉系
5:お魚系
6:麺料理
7:おつまみ
8:ドリンク系
9:スープ・汁物
10:おでん
11:デザート
12:カレー類
②変装の特訓
どんな空間でも自然に溶け込めるように変装の特訓をします。
ワンダーシェフは料理が上手いだけでは務まらないのです。
シーンPCは『特訓する場面』を宣言し、 シチュエーションに相応しい場所を確保出来たかで一回、
変装が上手く出来たかで一回ずつ、2D6を振って下さい。
二回とも5以上を出せば成功です。
シチュエーションが思いつかない場合、以下の表をロールするといいでしょう。
《シチュエーション表 2D6》
2:デートスポット
3:普通の民家
4:お店
5:廃虚
6:洞窟
7:軍事基地
8:遺跡
9:天空の施設
10:教会・神殿
11:山岳
12:お城・豪邸
レシピ開発、変装の特訓どちらでも、二回成功すればワンダー度を2獲得します。
一回失敗してもワンダー度は1獲得できますが、両方失敗するとワンダー度は獲得出来ません。
シーンがPC全員に一回ずつ回ることを1サイクルと呼び、指定のサイクル数が経過すると、
PCたちのもとに大層お腹を空かせた『お客様』がやって来て、【お客様フェイズ】に移行します。
お客様はラスボスです。 お客様をつまみ出す、などといった手段はとれません。
持ち前の料理の腕とワンダーさを生かし、お客様に素晴らしき味の世界を堪能して頂き、極上の体験にご満足していただけるように全力を尽くしましょう。
ワンダーシェフの世界に『メニュー』などと言う軟弱なものは存在しません。
お客様が心から求めた一品をお出しできる者こそ、真のワンダーシェフなのです。
【お客様フェイズ】ではGMの左隣の人から順番に手番を回していきます。
自分の手番では以下の行動ができます。
①お料理
お客様に満足して頂けるような料理をお出しします。
『お出ししたい料理』を宣言し、上手に調理出来たか否か 2D6を振って下さい。
7以下を出せば成功です。
成功すればお客様は料理を気に入ってくださり、ワンダー度を1獲得できます。
成否に関わらず、誠意ある料理をお出ししていれば 『お望みの一品』に関するヒントを頂けるでしょう。
②おもてなし
お客様が退屈しないようなトークやパフォーマンスをします。
『したいおもてなし』を宣言し、良い接客が出来たかどうか 2D6を振って下さい。
5以上を出せば成功です。
成功すればお客様は接客に満足して下さり、ワンダー度を1獲得できます。
成否に関わらず、誠意ある対応をしていれば お望みの一品に関するヒントを頂けるでしょう。
【お客様フェイズ】に限り、 自分の手番でないPCは、他のPCに対して以下の行動を取ることが出来ます。
③助け舟
手番が回ってきているPCに対し、自分のPCで手助けをします。
『助け舟』を宣言し、自分のPCの好きな食材、または好きなものに絡めたRPをする事により、
手番のPCの判定値に修正を加えることが出来ます。
助け舟の使用は、判定前でも判定後でも構いませんが、お料理では好きな食材 (判定値-2)、
おもてなしでは好きなもの(判定値+2)しか使う事が出来ません。
成功した場合、助け舟を出したPC、助け船を受けたPC双方がワンダー度を1獲得できます。
○ワンダーボーナス○
【修行フェイズ】【お客様フェイズ】のどちらでも、 とても美味しそうなRP、とてもワンダーなRPなどが
GMの琴線に触れた場合、ワンダー度を追加で1貰える事があります。
頑張って参加者の胃袋を刺激し、そして腹筋を崩壊させましょう。
○終了条件○
【お客様フェイズ】で『お望みの一品』をお出しするのに成功するか、
手番が「GMが指定した【修行フェイズ】のサイクル数+1巡目」を迎えた状態で
お料理かおもてなしで成功するか、PCの心が折れたら終了です。
お疲れ様でした。
いずれかの条件を満たすと、結果がどうであれお客様はお帰りになり、
終了時点でワンダー度が最も高いPCが優勝となり、真のワンダーシェフの称号を手に入れます。
ワンダー度や称号は次回に引き継げません。 純粋にトロフィー要素です。
展開によってもらえるガルド(お金)が変わりますが、ガルドを使うシステムは無いのでこちらもほぼフレーバーとなります。
○GMセクション○
セッションにおいて、GMが最低限設定しなければならないものは以下の通りです。
①舞台 ②サイクル数 ③ラスボスである「お客様」
極論シナリオが無くてもなんとかなるシステムです。
TRPGに自信がある人は、導入シーンやマスターシーンなどを追加するのも良いでしょう。
お客様には最低限、以下の設定をお付けになって下さい。
①お名前 (お客様であることを強調するため、○○様、とするのがよいでしょう)
②お望みの一品 (基本的には、レシピ表の何れかに該当するものを推奨します)
③お望みの一品に関するヒント (だいたいは【修行フェイズ】のサイクル数と同数で構いませんが、
お客様の性格によって増減させるのも良いでしょう)
高難易度シナリオなどで必要な時は、以下の設定をつけるのもよいでしょう。
:お嫌いな食材
お料理の際、該当する食材が入っていると、一つにつき判定値に+1の修正が加わります。
さらに判定に失敗した場合、判定者は『ワンダーシェフの風上にも置けない』としてファンブルになり、
ワンダー度を1失ってしまいます。
この設定を使用する場合、該当の食材が入ったお料理判定が
終了するまでは、秘匿情報扱いにするのも良いでしょう。
セッションなどで使用する際の、個人的な複製はご自由にどうぞ。
リプレイ作品などに使用する際は、「ワンダーシェフTRPG」と作者「パイ生地」の表記か、
当ルルブのURLを表記して頂けると有り難いです。
○システム作者が作ったシナリオ○
「常闇のシェフは眠らない」
ファンタジアのネタバレを少し含みます。 難易度ノーマル。
https://trpgsession.click/scenarioset-detail.php?i=Paicloth1_152436632400