【ダブルクロス】春日のホワイトデー(マシュマロパニック)の内容【TRPGシナリオ・セット】

基本情報

イスタルシア
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登録日:2020/03/14 23:32最終更新日:2020/03/14 23:35

タイトル: 春日のホワイトデー(マシュマロパニック)
TRPGシステム: ダブルクロス
適正プレイ人数: 5人
適正レベル: 1~2レベル

概要:
【レギュレーション】 必須→基本1、2 使用可能→上級、EA 【使用キャラクターについて】 初期作成:200点(初期[130]+ボーナス[70]) ※春日のバレンタインのつづきのため、継続して行う場合取得した経験点の使用を可能とする 【トレーラー】 春日のバレンタイン事件から一か月後、 またこのイベントがやってきた。 3/14、日本ではバレンタインのお返しイベント。 その日、街に巨大なマシュマロが現れる。 ダブルクロス The 3rd Edition 『マシュマロパニック』 ダブルクロス-それは裏切りを意味する言葉 ☒PC①用ハンドアウト ロイス:巨大なマシュマロ 推奨感情 P:感謝(任意)/N:不信感 指定PC間ロイス:PC2 感情:指定なし/指定なし カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェントorチルドレン(男) ここ1か月ほど任務で忙しくほとんど帰っていたなかったが、 今日久しぶりにゆっくりできるということで男子寮に戻ってきた。 そういえば何か大事なことを忘れている気がする・・・。 街を見ると巨大なマシュマロがある。 あっ、あいつからもらったチョコのお返しを考えてない! ☒PC②用ハンドアウト ロイス:パティシエ 推奨感情 P:感服/N:嫌悪 指定PC間ロイス:PC1 感情:好意/指定なし カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェントorチルドレン(女) 今日は期待していいのかな。 一か月前いろいろあったけど、チョコをあの人に渡すことができた。 今日は支部長に交渉して、任務も入れないようにしたし、 あの人も今日は休みのことを確認している。 昨日美容室にもいってきた。 準備は万端・・・のはず。 余計な事件、起きないでね・・・ ☒PC③用ハンドアウト ロイス:春日恭二 推奨感情 P:有為/N:不安 指定PC間ロイス:PC5 カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長 前回の事件から一か月、現在春日恭二は怪しい動きはしていない。 とりあえず今日は大丈夫だろうと思っていた・・・、思っていたんだが。 「支部長、街に突然巨大なマシュマロが現れました。」 ・・・またお前じゃないよな? ☒PC④用ハンドアウト ロイス:パティシエ 推奨感情 P:尊敬/N:劣等感 指定PC間ロイス:PC3 カヴァー/ワークス:指定なし/フリーター 現在この街の有名なパティシエの下を訪れ、腕を磨いている、ショコラティエ志望のオーヴァード。 わざわざこの街に来てよかったと思うほど、彼の技術は卓越していた。 ただし、生活費に困っているのでUGN支部長よりとある監視任務を請け負っている。 監視対象は貴方の恩人であるので、無実であることを証明しようと思っている。 ☒PC⑤用ハンドアウト ロイス:甘い香りのする男 推奨感情 P:信頼/N:無関心 指定PC間ロイス:PC4 カヴァー/ワークス:指定なし/レネゲイドビーイング 貴方は街を歩いていると、甘い香りのする男と出会う。 彼は貴方に生まれたばかりのレネゲイドビーイングを保護するよう頼んできた。 そのレネゲイドビーイングは、自分がなにものかもわかっていないようだ。 新たな同胞のため、貴方はそれをUGN支部につれていく。
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目次・解説など及びシーン情報

目次・解説など:

【各PCの秘密】
シナリオを円滑に進めるために各PCに個別に以下を連絡すること
内容は各PCの判断で公開してよいが、調査でも分かる内容です(GMは制限してもよい)
状況にあわせてGM裁量で公開してもよい

PC1の秘密:
貴方はPC2からバレンタインデーでチョコをもらっているが、お返しについて何も準備していません。
お返しを期待するよう伝えていたため、少し焦っています。

PC2の秘密:
貴方はPC1にバレンタインチョコを渡している。
そのチョコレートは、シナリオロイスのパティシエより購入したものである。

PC3の秘密:
一か月前春日がチョコレートを使った事件を起こした。
貴方はその事件後から春日の監視に多くの人員を投入している
今度こそ、奴は怪しい動きはしていなかったはずだ。

PC4の秘密:
貴方はとある人のためにつくったバレンタインデーのチョコを渡していません。
貴方の性別や、相手の性別は自由です。(恋愛感情とかでなくてよいです)
ちなみにそのチョコレートは今働いているお店の素材で作っています。
なお、そのチョコレートはすでになくしてしまっています。
UGNからの依頼の監視対象はSpringDaysと呼ばれるお菓子屋のパティシエ。
貴方をシナリオロイスに紹介してくれた人物です。
※監視対象はシナリオロイスではありません

PC5秘密:
甘い香りのする男のことをあなたは信用している。
彼がこのレネゲイドビーイングを悪用などはしていないと確信している。
彼にはレネゲイドビーイングを悪用する理由が今ないことをしっているからだ。


【GM向け情報】
各PCの秘密や一部情報収集はバレンタインをやってない人も情報を合わせるために
用意しているものが多いです。不要な場合は修正してもよいです。
なお、PC1とPC2はバレンタイン事件に関与してなくてもよいです。 


最初に好きなお菓子と嫌いなお菓子を決めてもらいます。
これはクライマックスの演出で使います。

OPは各PCのHOの演出となる。


「シーン1 ホワイトデーとマシュマロ」シーンプレイヤーPC①
貴方は久しぶりに男子寮の自室に戻ってきた。
支部長より長期の任務を依頼されて久しぶりに戻ってきたのだ。
窓の外をみると、大きなマシュマロがある。
ホワイトデーだし何かイベントなのだろうか、とおもった。

・・・おもったのだが、ふと思い出す。
親しい女子からもらったバレンタインデーのチョコのことを。
さてどうしよう。とりあえず、何か用意しないといけないと思い、部屋を出る。
※準備しないようだったらGMよりお返しを買ってないことを思い出させ誘導する。


「シーン2 静かに時を待つ」シーンプレイヤーPC②
貴方は女子寮の自室にいる。
先月のバレンタインデーには親しい男子にバレンタインデーのチョコを渡しており
きっと今日は彼からお返しがもらえることだろう。

最近任務で忙しいようだが、今日は彼は休みのはずだ。
あなたは密かに、すごく期待している。

偶然を装って彼に会おうと考えていると、ふと視界に彼の姿を見かける。
なにやらどこかに出かけているようだ。
※追いかけるか、そのままスルーするとシーン終了
※PC1がPC2が目撃できないような手段で買い物に行ったときや、行動を起こさず待機している場合は
 シーン7の調査開始の時に支部長に呼ばれる。


「シーン3 事件の予感」シーンプレイヤーPC③
貴方は支部長室でいつも通り仕事をしている。
要注意人物への監視もしっかりしたし、今のところ問題は起きていない。

そこにエージェントが慌てて報告に来た。

「支部長、街に突然巨大なマシュマロが現れました。」
どうやら春日恭二を監視していたエージェントが、急に近くに現れたマシュマロの報告をしてきたようだ。

さて・・・どういうことだ?
支部長のRPに合わせて演出するがなるべくマシュマロの調査をするように誘導する。
※何か行動しようとするとシーン終了
※ちなみにここのエージェントはシーン4でPC4から連絡を受けたことを契機にする。PC4が報告してこない場合は他のエージェントが報告したことにする。


「シーン4 アルバイト」シーンプレイヤーPC④
貴方はとあるパティシエのもとで修業している。
最近この街に来ている有名なパティシエであり、押しかけるような形でその技術を学んでいる。

今は仕事の休憩時間にUGNのアルバイトでSpringDaysというお店のとある人物の監視を行っている。
しかし、彼の紹介で有名なパティシエのもとで勉強をさせてもらっているし、
UGNの思い過ごしだとおもい、怪しい行動をしていないかだけ確認しパティシエのお店に戻ろうとしていた。
※ここでしばらく見守っているとパティシエはチョコレートドリンクなどを作ってお店に来た女子高生にふるまったり
 チョコレートパフォーマンスを行っている様子を確認できる。
 会話しようとしても、紹介したPC4のロイスのパティシエによろしく伝えるよういうくらい。(仕事が忙しいとかで)

そうすると急に目の前に、大きなマシュマロが現れた。それと同時にワーディングが一瞬だけ展開された。
さっきまではなかったのに・・・、とりあえず異常な事態なのでUGNに連絡を入れようとする。

※連絡を入れるとシーン終了


「シーン5 同胞」シーンプレイヤーPC⑤
貴方が街を歩いていると、パティシエKyoji(甘い香りの男、チョコレートショップ経営しているのでお菓子の匂いがすごい)と出会う。
彼はこの街で最近チョコレートショップをしており、顔見知りである。
彼は一人の少女を連れていた。

「PC⑤、この子を保護してくれないかね?どうやら生まれたばかりのレネゲイドビーイングのようだが
「今の私には手が余ってね、対応してくれると助かるのだが。」
※FHだと思って疑うようならすでにFHはやめているので一般市民からの依頼だという説明をする。

どうやらそのレネゲイドビーイングは自分がなにものかもわかっていないようだ。
貴方は同胞のために一肌脱ごうとしたところでシーンを終了する。
※このレネゲイドビーイングは、生まれたばかりで起源も理解していない。無垢で目の前に与えられた知識をどん欲に吸収しようとする行動を行う。
 イメージ的には、ひとなつっこいわんこ。一人称「ぼく」の女の子。お菓子が大好きで、Kyojiよりあめを与えられると喜んで食べたので、Kyojiよりキャンディと仮に名付けられた。
 行動的には同じレネゲイドビーイングのPC⑤に興味をもつが、PC4にあうとなんとなくきになって、PC4の行動をトレースしたがる。


【ミドルフェーズ】
「シーン6 ホワイトデーの贈り物」シーンプレイヤーPC①
行動はPCにまかせるが、PC①がホワイトデーのお返しを探しに街に行くと、
大きなマシュマロ近辺で一瞬ワーディングが展開されたことに気づく。
ワーディングを張った人物はこのタイミングで見つけることはできない。
不審に思いUGNに連絡を入れるとシーンを終了する。
※PC①が希望すればお返しのお菓子を購入させてもよい。PC2がいる場合などもなるべくお菓子を返すタイミングは与えないようにする。


「シーン7 事情聴取」シーンプレイヤーPC③~⑤
※PC2は行動次第で登場可
支部長はPC4からの連絡を受け調査を行う。
とりあえず春日を呼び出すと彼はUGNにやってきて無関係であることを証言する。
※呼び出さないで調査方針をエージェントなどと相談していてもよい。

その後、PC4が報告に、PC5がキャンディをつれて合流する。
簡単にキャンディ紹介すると、彼女はPC④をなぜかじ~っとみつめている。
「よくわからないけど、何か懐かしい感じがする」
キャンディはなぜかPC④になついて、ついていこうとする。
なお、RP等で放置されているとキャンディは支部長室のお菓子を探して食べたそうにする。


「マスターシーン」
誰かがマシュマロを使った計画を話しているシーン
このマシュマロを使って、私のかなえられなかった野望をかなえる
私を認めなかった世界はどうなってもかまわないみたいな。
遠くから大きくなっているマシュマロを見つめている演出だが、姿を見せる必要はない。
「この力で私の凄さを証明して見せよう」
「私を認めなかったものは、理解する前にこの力に包まれ、とりこになることだろう」
「そしてすべてを取り込んだ時、世界は私にひれふすのだ・・・」


「シーン8 現地調査」シーンプレイヤーPC④~⑤
※この時マシュマロはオープニングより大きくなっている。
※何らかの手段で封鎖しても同様。大きくて完全封鎖は不可能。鳥などが取り込まれているなどの理由で巨大化している。
まずはマシュマロの影響を調査しようと支部長から依頼を受けて先行調査する。
マシュマロに近づくと何か誘惑される気配を感じる。
意志判定:5
失敗するとマシュマロに飲み込まれかけて、HPを1d10失い、侵蝕率が1d10増えるが、キャンディによって正気に戻る。
戻って報告するが、キャンディが影響なかった原因は調査しようという話に。
※近づかなければキャンディの特性は発覚しないので、情報収集でわかることになる。
※失敗時はマシュマロに侵蝕フラグがたつ

【情報収集】
・春日恭二
情報:UGN 難易度:6

数か月前よりこの街でチョコレートショップを開業している。
お店の名前はSpringDays。
現在巷では神業パティシエ「Kyoji」と呼ばれている。
一か月前は、春日化チョコレートを販売して騒動を起こしたが
現在特に問題は起こしていない
いまだにこの街のトレンドトップに君臨する表向きにはナイスミドル。
※「SpringDays」を解放

・SpringDays
情報:噂話  難易度:6

女子高生に人気のチョコレートショップである。
TVの取材も来る人気急上昇の店であり、このお店に別の市からも客が来るほどである。
ホワイトデーのお返しに最近男性客が殺到している。現在マシュマロが一番売れている。
彼のお店の素材に怪しいものが混入していないかエージェントにより検査されているが
あやしい素材はみつかっていない。

・大きなマシュマロ
情報:UGN、裏社会 難易度:6

マシュマロに近づくと、強力な催眠作用が確認された。
この催眠作用により正常な思考を奪われた人間は
マシュマロの中に飛び込んで行っている。
マシュマロの中からでてきた人間はいないが
飛び込んだ後にマシュマロが大きくなっているように見える。
※「大きなマシュマロの調査」を解放

・大きなマシュマロの調査
情報:学問  難易度:10

マシュマロは甘いものが嫌いでない人ならだれにでも効果があるようだ。
しかし、なぜかキャンディだけには効果がないようだ。
現在マシュマロに取り込まれた生物が外に出ていることは確認されていない。
マシュマロの周りには強いレネゲイドウイルスの散布が確認されており、
これが原因で覚醒者も発生してしまうかもしれない。

・春日恭二の証言
情報:UGN、噂話  難易度:5

かたくなに無実を訴えている。
真偽鑑定を行ったが、嘘はついていないように見える。
環境の変化について問いただすと、最近師事する
パティシエがこの街にきたくらいとのこと。
春日はそのパティシエのことを「マスターパティシエ」といっている。
※「マスターパティシエ」を解放

・マスターパティシエ
情報:WEB、噂話  難易度:12

PC④が現在教えを受けているパティシエ。
腕は一級品だが、商才がないようで、売れてはいない。
現在彼のお店はマシュマロに飲み込まれかけている。
※シナリオ解放 「マスターパティシエ②」を解放

・マスターパティシエ②
情報:噂話、裏社会、FH  難易度:14

自分より腕の悪いパティシエが幅を利かせているお菓子業界を憎んでいるらしい。
お菓子は味こそすべて、自分のお菓子を認めさせるためには手段は厭わない。
その手段のために、FHに所属しており、なぜかコードウェル博士にも認められている。
春日のことは、自分を師事してくれるので気に入っている。
春日は彼のお菓子を食べてパティシエを目指しだした。

・キャンディの検査結果
情報:学問 知識:レネゲイド 難易度:10

どうやら、チョコレートを起源としたレネゲイドビーイングのようである。
恐らく巨大なマシュマロに触発されて発生したと思われる。
起源となるチョコレートには特殊な素材が使われているようだ。
※トリガーイベント

【おまけ調査】出さないでもよい
怪しい解毒剤
情報:お菓子 知識:RG 難易度:20

成功すると1個だけ怪しい解毒剤の購入権を得る

効果は、3ラウンドの間何かに対しての耐性を得る
財産点:1消費

※衝動判定書き換えが厳しい場合の救済措置、暴食判定を3ターン無効化
 →バッドステータス:暴食にならない
 出所不明、存在自体が不明の謎アイテム、なぜ存在するのかとか詮索してはいけない


「トリガー  キャンディの起源」シーンプレイやーPC④
どうやら起源とかかわりのあるチョコレートには特殊なカカオをつかっているらしく、それはPC④の働いている店でしか取り扱っていない。
キャンディがなついているのはどうやら、それに起因しているようだ。(生みの親のイメージ)
研究者が調査した結果を報告する、情報収集等でキャンディの力がマシュマロに効果があるとわかっているとそれを踏まえた会話になる。
「PC④、何かあのお店での思い出を伝えると彼女は自分のことを理解できるようになるかもしれません」
「そうすることで彼女は自分の力を自由に扱うことができるようになる可能性が高いでしょう」
「今回のあのマシュマロに対して耐性を持つ彼女が力を制御できるようになることは事件の鍵になると考えています」
PC④が自分の秘密を公開すると、キャンディは自分がそのチョコレートの想いから発生した
レネゲイドビーイングであることを理解する。
以降、キャンディの意志で力をコントロールできるようになっている。


「シーン9 パティシエ」シーンプレイヤーPC④
※このシーンまでパティシエにはあうことはできない。
 このシーンまであうことができなくてもそれはPC4にとっては普通のことだ。
 なぜならこのパティシエは普段からふとした思い付きで出かけたりして、いきなり店を閉めることは日常茶飯事だからだ。
 これが店の経営悪化の原因であることを自覚していない。
PC④は働いているお店がきになりお店に向かう。パティシエはお菓子作りに夢中になり、家の前で事件が起きてもきづかないくらいだからだ。
パティシエのもとにいくと、彼が犯人であることが発覚するシーンになる。

「PC④か、まだ君はここにいたのか、私を慕ってくれたよしみだ、早くここから離れるといい」
「このままここにいると、あのマシュマロにくわれてしまうよ」
「なぜしっているかと?なにあれをつくってしまったのは私だからね」
「おや、そのこは・・・・、君、私と一緒に来ないか?」

パティシエはマシュマロへの耐性をもつキャンディに共に来いと誘ってくる。
キャンディはPC④にしがみついていこうとはしない。
それをみて、パティシエは勧誘をあきらめ、最終段階に来たといい、さっていく。
「まぁもうそろそろ最終段階だ、私は失礼させてもらおう」
神出鬼没で退場


「シーン10 避難誘導」シーンプレイヤーPC③
市民をマシュマロに近づかないように誘導している
マシュマロの力に充てられて覚醒し暴走した市民が現れる。

暴徒3人が立ちはだかる
最奥に素手、手前に刀とナイフ
素手↔(5m)↔刀とナイフ↔(5m)↔PC

制圧するとこれ以上猶予はないようなのでマシュマロをどうにか止めようとする。
マシュマロを見に行くと、商店街を埋め尽くさんばかりに大きくなっているところだった。

そして、急にマシュマロが拡大し、PC達はマシュマロに飲み込まれる。

<エネミーデータ>
暴徒(素手)・・・ジャーム:ジェノサイダー ルルブ2P266
暴徒(刀)・・・エージェント:アタッカー ルルブ2P265
暴徒(ナイフ)・・・オーヴァードエージェント ルルブ2P263



【クライマックスシーン】

気が付くと真っ白な部屋にいる。
自分たちは不思議な膜に覆われている。
「PC④大丈夫?どうやら僕の力でこのマシュマロの力はおさえれているみたいだけど・・・」

まわりをみるとマシュマロの力で取り込まれた人が数名倒れているのが確認できる。

知覚:12で別の部屋に行く通路があることを見つける。
※失敗するとマシュマロに取り込まれそうになり、1d10の侵蝕率増加
 今回はキャンディの助けでHPは失わない。調査挑戦前にリスクがあることを伝えること
 イージーエフェクトなどで補正を与えてもよい
 失敗するとマシュマロに侵蝕フラグがたつ

奥の部屋に行くとお菓子の部屋がある。そこにはマスターパティシエがいる。
自分が認められない世界への恨みで世界をマシュマロで包んでしまおうという計画を止める。

「このマシュマロは私の想いが生み出したレネゲイドビーイング」
「甘い香りは人を魅了し、それにつられた人々を取り込み、力に変える」
「力を増したマシュマロはさらに巨大化し、それを連鎖的に行っていく」
「この連鎖により世界は我がマシュマロによってひれ伏すのだ!」
※ジャーム化している発想で矛盾をついても動じることはない。ただし、お菓子つくりについては理性が働いており、暴走しているのはマシュマロをつかったところだけ。


マスター:パティシエとの戦闘
パティシエ↔(5m)↔マシュマロマン2匹↔(10m)↔PC

衝動判定をEロイス:妄想「虚実崩壊」で書き換える
意志判定:9に成功したら、2d10の侵蝕増加
失敗したら、暴走する代わりにバッドステータス:暴食となり、2d10を振り、侵蝕値を”減少”する
暴食:メインプロセス開始時に意思判定:7を行い、成功すると回復する。(意志判定成功まで回復しない。タイタス消化でも回復できない)
   失敗時は、メジャーアクションで目の前のお菓子をたべる。マイナー等は可能。

全員の暴食が治った場合
次のラウンドの最初のイニシアチブでEロイス「衝動侵蝕」でオートタイミングに衝動判定を起こす(衝動:飢餓)
※虚実崩壊で書き換えられてます

「さぁこいマシュマロマン」といって、最初は2匹のマシュマロマンが生まれる
倒されるとイニシアチブで「まだまだ、いでよ、マシュマロマン」といって追加パティシエのエンゲージに召喚する
※どちらかというと能力で生み出しているイメージ。1ラウンド1匹まで。

最初はシーン攻撃、2回目は単体だが、状況に応じてアナザーセルフでギガノトランスか透過を回復

【エネミーデータ】
マスターパティシエ:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYitrbzQIM

スティックキャンディシャワー 
 コンセ+無機なる四肢+ギガノトランス+ペトリファイ(マスターレイス)
 ダイス9dx7+8 攻撃力+35 シーン ドッヂダイス-1 行動値-6

スティックキャンディ―アロー
 コンセ+無機なる四肢+(螺旋撃)
 ダイス9dx7+8 攻撃力+15 視界 単体 ドッヂダイス-1 (ドッヂのC値+1)

料理レベル判定:コンセ+巨匠の記憶 14dx7+5

ドッヂ判定
 守りの砂+呪われしものの刻印+流刑者の刻印
 9dx+8 ダイス減少効果無効 ラウンド1回HP30回復

マシュマロマン:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYwNuMyAIM
パイ投げ
 コンセ+罪人の枷+レネゲイトスマイト
 5dx8+3 攻撃+12 命中時ラウンド中の達成値が-10 単体 近接or10m

ドッヂ判定 5dx+4

【特殊ルール】
衝動判定をEロイス:妄想「虚実崩壊」で衝動判定を書き換える
意志判定:9に成功したら、2d10の侵蝕増加
失敗したら、暴走する代わりにバッドステータス:暴食となり、2d10を振り、侵蝕値を”減少”する

特殊バッドステータス:暴食
目の前のお菓子を食べたくなる
メインプロセス開始時に意思判定:7を行い、成功すると回復する。(意志判定成功まで回復しない)
失敗時は、目の前のお菓子をたべるメジャー行動をする。
食べるお菓子は、ダイスで決める。
1.マシュマロマンの前に強制移動しマシュマロマンをたべる(ナイフがはいってるので1d10ダメージ)
2.近くにある好きなお菓子(1d10回復)
3.近くにある嫌いなお菓子(1d10侵蝕率増加)
判定以外で治らない。

※マシュマロマンを食べると、消滅


【エンディング】
戦闘終了後、PC達と会話した後パティシエは神出鬼没で逃げ出す。
逃げだしてもマシュマロの拡大は止まらない、このことは外にいるエージェントから電話がかかってきて教えてもらう。
「支部長、マシュマロの拡大が止まりませんが状況はどうなっているのでしょうか」
その後、拡大しようとするマシュマロをキャンディが力を振り絞り消滅させる。
「たぶん僕の力を戦力で使えば止めれると思う」
「PC4、またね・・・」
まばゆい光に視界を奪われ、再びまわりがみえるようになると、街は元通り、マシュマロはきえている
キャンディの姿はなくなった。ただそこに、PC④がひと月前につくったチョコレートを残して。
※この時中からいかなることを行ってもマシュマロの拡大スピードにおいつけない。


PC①と②
ホワイトデーのお返しをするシーン。

PC③と⑤
事件の後始末をするシーン。
春日は自分は無実だったので、営業を再開すると意気揚々と去っていく。
「マスターのことは残念でしたがそれはそれ、私は営業を再開させていただきます」
「問題ないですよね?支部長さん」という風な感じでさっていく。
後始末をどうするかPC3とPC5が話して終了する。

PC④
残ったお店の片づけをUGNから依頼されて行っている。
ある程度片づけが終わるとお店にお客さんが来る。
お店のカウンターをのぞき込むとそこには、キャンディの姿がある。
「力を使い切ったから、しばらく形を失っていたけど、しばらくしたらまた戻ることができたんだ」
「いくところがないんだけど、どうしたらいいかな」
とPC④を見つめる。

【経験点】
基本経験点:10点(シナリオクリア)
目標経験点:3点(マシュマロマンを食べなかった)
目標経験点:2点(マシュマロに侵蝕されなかった)
Eロイス分:5点(衝動侵蝕、虚実崩壊、さらなる絶望*3)
シーンNo. 種別/発言者 コマンド/説明
シーンは設定されていません。

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コメント一覧

イスタルシア
1. イスタルシア
2020/03/14 23:40
ちなみにこのセッションで出てくるUGNのエージェントに秘書子をつかいましたが、シナリオセットは秘書雇用に書いていません。
セッション中の彼女の奇行はGMアドリブです。ご注意ください。
いいね! いいね!1
本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。