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😶 最果てのレイル 後日談 ネタバレあり (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)感想は先日、今日は後日談 ネタバレ注意です。 宍戸 光の後日談 目が覚めると、枕元に燃え尽きた彫像があった。 いくら古いものとはいえ、自分が買ったとは思いたくない醜悪な像であった。 見るやいなやゴミ袋に詰めて葬った。 普段通り出勤し、博物館内の巡回の仕事をしながら物思いにふける。 しかし…いつ思い返しても美しい星空だった。 行き先さえ問題でなければ、彼のようにずっと乗り続けていても悪くなかったかもしれない。 そう思って、初めは困っていなさそうな彼を無理に引っ張ることはできなかった。 でも彼が少しみせた迷いと、帰りたいと願うあの子を見ると、なぜだか置いていけなくてつい声をかけてしまった。 本当によかったのだろうか。皆帰れたのだろうか。 ふと、館内を走り回っている子供たちが目に留まる。 あの子を思い出す。慣れない笑顔で声をかけて、怖がらせなかっただろうか。 子供たちに声をかけ、屈んで目線を合わせながらできるだけ優しく注意した。 シュンとしながらも大人しくしてくれた。いい子たちだ。 あの子ももし帰って来られていたら、お客さんとして来てくれるだろうか。 その時は思う存分博物館を案内できたら嬉しい。…いや、流石にお母さんと一緒に見て回るか。 私はその様子をそっと見守る役でいよう。 勤務を終えて外に出ると、夏の夜空が迎えてくれた。 今も列車は走っているのだろうか。 いつかまた乗ってみたいものだ、今度は観光として。 おわり - - - 少し無愛想で控えめなPCで、色々考えて遠慮して積極的には関われないタイプかなと思います。 なので女の子に声をかけるのは本当は勇気が要ったことで、関わって喜んでもらえたことで前に進めたのかもしれません。 PC/PLともに綺麗で優しい時間を過ごしました。 セッションに関わった皆様ありがとうございました!
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