【D&D5版】英雄叙事詩・草稿3

ポール・ブリッツリプレイ  4
登録日:2018/03/06 00:48最終更新日:2018/03/06 00:48
ひなびた風情の安酒場 英雄たちが飲んでると
男がひとりやってきて 恐れながらと申し出た
最近うちの牧場に 家畜泥棒あらわれて
羊にヤギにニワトリに とにかく被害が半端じゃない
もしも手すきであるならば 助けてくれと泣きついた
腕に自慢の英雄は 酒手の足しになるならと
件の哀れな牧場に 足を延ばしてみたところ
野伏のピーターいうことにゃ 泥棒どもの足跡が
ここにくっきり見えている 今ならそいつを突き止めて
ねぐらを襲って不埒なやつに 痛い目見せるが人の道
得たりや応と英雄は 野伏のたどる道のまま
やってきました怪しき洞窟 油断めさるなおのおのがたと
語る暇とてありはせぬ 襲い来るはヒヒどもの群れ
英雄たちは武器を取り ヒヒの群れへと立ち向かう
兵士のリアンは剣を取り ヒヒどもよっく目に見よと
斬りも斬ったり血しぶきが 乾く暇さえありはせず
ピーター弓を引きしぼり 次から次へと射倒して
さらにユゼフとヴァルティンは 殴り倒して凍らせて
へっぽこ詩人は腰を抜かすも ヒヒの死体は累々と
ああ畜生のあさましさ みるみるうちに逃げ散った

さて英雄は洞窟に 入ってみると異様な臭い
これは家畜泥棒が ねぐらにしてるに相違なし
武器を構えて吶喊すれば 出迎えたるはうごめく死体
詩人は歌を歌うものの 芸術解するやつじゃなし
リアンが斬ってユザレが殴り ヴァルティン魔術で串刺しに
とどめはピーター風穴を 哀れな死体を見て取るに
もとはホブゴブリンではと 悪党ながらもいたわしや
これを作りしやからはと さらに奥へと進み入れば
現れたるはドラゴンボーン 賞金首の悪党よ
悪党語るにおれじゃない 殺した相手は別にいる
嘘じゃないからこの奥を 探してみろとのたまうに
英雄たちはとりあえず その怪しげな話に乗った
いわれるがままに奥へ進めば 現れたるは巨大な毒蜘蛛
英雄たちを上のほうより 糸吐き毒吐き襲い来る
ひょうとばかりにピーターが 狙いすまして弓打てば
ざくりとばかりに突き立って 蜘蛛もたまらず床へと落ちる
英雄たちは剣を抜き 当たるを幸い突き立てて
いかに巨大な蜘蛛なれど 哀れ骸をさらすのみ
英雄たちは蜘蛛の足 ぼきりとばかりに折り取りて
流行り病に火を放ち 邪神の祭壇清めたり
さて牧場に戻りきて 手柄話に花咲かせ
牧場主は感嘆し 金貨をはずみ酒はずみ
詩人の歌もそこそこに 宴は続く夜もすがら 
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