ステラ・ディバリウス（ネクロニカ用キャラクターシート）

 ＜基本情報＞
ドール名：ステラ・ディバリウス
享年：見た目は16歳くらい
暗示：幸福
ポジション：アリス
クラス：ロマネスク/ロマネスク
強化値：武装0/変異0/改造5
寵愛点：0
最大行動値：6+5  = 11

＜初期配置＞
□煉獄 □花園 ■楽園

＜カルマ＞
□ 記憶のカケラを獲得する
□

＜記憶のカケラ＞
「演奏」(55)
「星空」(22)

＜スキル＞
【癒し】オート/なし/効果参照：他の姉妹からの、あなたに対する対話判定は全て出目+1される。
【戦乙女】オート/なし/自身：最大行動値+2。
【死の舞踏】ジャッジ/0/自身：攻撃判定のサイコロを振りなおす。
【時計仕掛け】効果参照/なし/自身：【アームバイス】取得

＜パーツ構成＞

[頭](10)
【のうみそ】オート/なし/自身：最大行動値+2。
【めだま】オート/なし/自身：最大行動値+1。
【あご】アクション/2/0：肉弾攻撃1。
【ボイスエフェクト】ラピッド/2/0～2：対象の姉妹1体と互いに対話判定を行ってよい。
【スコープ】ジャッジ/0/自身：支援2。射撃・砲撃攻撃にのみ可。
【ボルトヘッド】ジャッジ/1/自身：支援2。

[腕](9)
【こぶし】アクション/2/0：肉弾攻撃1。
【うで】ジャッジ/1/0：支援1。
【かた】アクション/4/自身：移動1。
【レーザービーム】アクション/3/0～3：射撃攻撃1+切断。
【ワイヤーリール】ラピッド/3/0~2：移動1
【アームバイス】ジャッジ/1/0：支援2か妨害2。
【ストラディバリウス[Stella]】オート/なし/自身：たからもの。

[胴](8)
【せぼね】アクション/1/自身：同ターン内の次のカウントで使うマニューバ1つのコストー1（最低0）
【はらわた】オート/なし/なし：ないです。
【はらわた】オート/なし/なし：ないです。

[脚](7)
【ほね】アクション/3/自身：移動1。
【ほね】アクション/3/自身：移動1。
【あし】ジャッジ/1/0：妨害1。

＜サンプルチックなアレ＞
「音楽を愛する者たち」の意思を継ぐために作られた人形。

永遠に止まることのない【時計仕掛け】の体。
【スコープ】は楽器や体のメンテンナンスを容易にする。
特注の電子ヴァイオリンは様々な機能を備えている。
シンセサイザー、多重演奏、演出用の【レーザービーム】。
いささか人の手に余る代物だが、【アームバイス】で巧みに操り、【ボルトヘッド】で細かな変化もお手の物。
たとえ近くに拝聴者がいなくとも【ボイスエフェクト】を介した声と音色は、遠くの誰かに届くだろう。

さぁ、楽器を手にしたら開演だ。
舞台は終わった世界。演目は死者のための【死の舞踏】。
奏者である人形が演じるのは、いかなる暴力にも屈しない【戦乙女】。
猛り傷ついた死者の魂を【癒し】、曲に乗せて然るべき場所へと案内するのだ。

全ての演奏が終わった頃には、きっと平和が訪れることだろう。


＜メモ＞
音楽大好き人形ちゃん。
名前の由来はなんかすごいヴァイオリンで有名なストラディバリウス。
終わりゆく世界に音楽を遺そうと活動をする、「音楽を愛する者たち」という非営利団体が総力を挙げて作り出した。*1

無数の曲がメモリに内蔵されており、ヴァイオリンを巧みに操りそれらを演奏することができる。
制作当初は演奏にのみ特化していたが、世界が滅びることを考慮し改良が重ねられ、自動メンテナンス機能や簡単な会話機能、戦闘機能などが追加されていった。

本来自我はなくプログラム通りにしか動かない自動人形だったが、部品として使われた生体が覚醒したか、プログラムのエラーか、はたまた奇跡か。
とにかく現在は自我が芽生えて自律している。
自我が芽生えた際に自動人形時代の記憶がほとんど消去されたが、制作者への感謝の気持ちと、世界に音楽を流し続ける使命だけは忘れていない。

性格は純真無垢。温室（シェルター）育ちなうえ、生まれてから間もないからか、好奇心旺盛。そして致命的世間知らず。*2
音楽に関すること以外はほとんど何も分からないと言っても過言。
少なくとも小学生か幼稚園程度の知識量はあると思う。

戦闘時は電子ヴァイオリンから放たれる【レーザービーム】で戦う。
本来の用途は光線による演出だが、出力次第では致命的なものになりうる。
放たれたビームは曲調に合わせて出力が上下したり、歪曲したりする。
戦闘能力部門の兵器担当者はこの楽器を「ディバリウス・レイ」と名付けていたらしい。*3

電子ヴァイオリンの他、木製のヴァイオリン（ストラディバリウス）も持っている。
普段は体の中に大事に仕舞ってあり、ほとんど外には出さない。
（安全が確保されてる時や、お祝い事とかがあったらたぶん使う）
ストラディバリウスは実物ではなく、製作技術ごと失われてしまったそれを「音楽を愛するものたち」が弛まぬ努力により復元した物である。
一大成果であるストラディバリウスには「Stella」と銘打たれた。
ステラはそれが自分の物であるという記憶から、ステラ・ディバリウスという名前を名乗ることにした。*4

一番好きな曲は「きらきら星」。暇なときに自然と口ずさんでる。
産まれてからずっとシェルターの中にいたはずなので、星空は見たことないはずだが、どういうわけかとても印象に残っている。ステラ七不思議のひとつ。*5



*1 ステラが作られたのは恐らくヴァイオリン担当の支部。
きっと世界のどこかにギターとかピアノ背負った子とかいる。
*2 制作されてから約3年。自我が芽生えてからは1年未満。部品となった生体は不明。
*3 見た目は一時期話題になった3Dプリンターで作ったSFチックな電気ヴァイオリンに酷似。
*4 語感重視。ステラ・ストラディバリとはならなかった。
*5 なお他の6つは解明されていない。


＜マニューバ改名案＞
【戦乙女】→【ヴィヴァーチェ】：活発に早く。生き生きと。
【ボイスエフェクト】→【エスプレッシーヴォ】：表情豊かに。
【レーザービーム】→【ディバリウス・レイ】：ストラディバリウス・ビーム
【ボルトヘッド】→【スフォルツァンド】：その音だけ強く。
【スコープ】→【フォルテッシモ】：とても強く。
【アームバイス】→【オッターヴァ[アルタ/バッサ]】：8音上/下
【ワイヤーリール】→【ポルタート】：フレーズを途切れさせないように音を切る。

マクロはありません。

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