スギリ・ガイラル(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

夜凪が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

スギリ・ガイラルの詳細

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話TRPG
スギリ・ガイラル

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キャラクター名: スギリ・ガイラル
10 / 10
18 / 18
外部URL:
メモ:
〈特徴〉
・不屈の精神力
 気絶した次のターンcon×2に成功すれば治療無しで目覚め、そのターンから行動できる。
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 警察官 【性別】 男性 【年齢】 30歳 
【出身】 イギリス 【学校・学位】 大卒 
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
90 / 99

【STR】 9 【APP】 12 【SAN】 90
【CON】 10 【SIZ】 10 【幸運】 90
【POW】 18 【INT】 14 【アイデア】 70
【DEX】 13 【EDU】 16 【知識】 80
【H P】 10 【M P】 18 【ダメージボーナス】 ±0

【職業技能ポイント】 320
【個人的な興味による技能ポイント】 140

《戦闘技能》
☑回避 52%  ☑キック 64%  □マーシャルアーツ 1%  
□投擲 25%  □こぶし 50%  □マシンガン 15%  
☑拳銃 80%  □頭突き 10%  □サブマシンガン 15%  
□組み付き 25%  □ライフル 25%  □ショットガン 30%  

《探索技能》
☑目星 70%  ☑聞き耳 70%  □応急手当 30%  
☑追跡 60%  □隠れる 10%  □忍び歩き 10%  
□隠す 15%  □写真術 10%  ☑図書館 70%  
□登攀 40%  □鍵開け 1%  □精神分析 1%  

《行動技能》
□水泳 25%  □電気修理 10%  □運転: 20%  
□跳躍 25%  □機械修理 20%  □操縦: 1%  
□乗馬 5%  □ナビゲート 10%  □製作: 5%  
□変装 1%  □重機械操作 1%  

《交渉技能》
□母国語: 80%  ☑信用 45%  ☑説得 45%  
☑言いくるめ 45%  □値切り 5%  

《知識技能》
□クトゥルフ神話 0%  □歴史 20%  □オカルト 5%  
□コンピューター 1%  □経理 10%  □電子工学 1%  
□天文学 1%  □物理学 1%  □化学 1%  
□考古学 1%  ☑心理学 10%  ☑法律 50%  
□人類学 1%  □生物学 1%  □薬学 1%  
□地質学 1%  □博物学 10%  □医学 5%  
□芸術: 5%  
詳細B:
{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}
・財布・スマホ・警察手帳・ハンカチ・黒い熊のヌイグルミ
・お菓子の入った袋・拳銃・手錠・無線機


【現金】  【預金/借金】 

{パーソナルデータ}
【経歴】
・絵本作家である母とファンタジー小説家の父との間に生まれた。
 5人家族で、6才歳上の姉と5才歳下の妹がいる。

 物心ついた時から運が良いと思っていた。
 例えばくじ引きを引くと一等から四等までしか当たったことがない。
 ガチャを引くと必ず欲しかったものの他にレアカードがついてくる。
 クラスの人気者から好意を抱かれたこともあるし、
 家に着いた数分後に天気が悪くなったことも何度もある。
 運が自分に味方していると感じていた。

 兄妹で唯一の男の子だったので、昔から姉と妹が喧嘩しながら
 玩具やオヤツを選ぶ様子を見つつ、貴方は男の子だから欲しいものが
 違うでしょうと自由に選ばせてもらっていた。
 また、母の親族に男の子が産まれなかった事から母から大切に扱われ
 愛情をふんだんに与えられて育った。
 特別扱い。と言っても過言ではない接し方をされていた。

 姉のアメリアは父親に似ており、大人しくお淑やかな女性だ。
 おっとりとしていて、いつもニコニコしている印象がある。
 歳が離れていたこともあり、オヤツを分けてもらったりバイト代で
 お土産を買ってもらったりととても可愛がられていた。
 22才で宝石店に就職してからは毎月、似合いそうだったからと
 宝石や貴金属を持って帰ってきてくれるようになった。
 学生時代、姉から貰った宝石が付いたペンダントや腕輪を身に付けて
 行くたび、仲間内からとても羨ましがられた。
 クラスでは有名人で、ここでもまた特別な人として認識されていた。

 妹のミアは母親似で明るく、思った事をパッと口に出すような
 女の子だ。
 けれど、悪いと思ったらすぐに謝る所や、みんなの為に考えて
 行動したりクラスのリーダーとして盛り上げたりと大勢の人から
 好かれているらしい。
 俺に対しては照れ屋で、少し反抗的だが仲は悪くない。
 事あるごとに何かしら文句を言ってきたりこれが欲しいここに
 行きたいとねだってくるが、一緒に出かけるととても嬉しそうに
 してくれるので、頼まれるとしょうがないなと思いながら叶えて
 あげたくなるような子だ。
 今は大学2年生で、将来は看護師になりたいと頑張っている。
 妹の友達が遊びに来ると、必ず一回は俺の顔を見に来る。
 ただの挨拶だと言うが、妹の自慢する声が部屋まで聞こえて来る
 ので妹が見せびらかす目的で連れてきているのだろう。

 自分の誕生日を迎える事に母方の親族総出で来て盛大にお祝いされ、
 祖父母に会いに行くたびに好きな食べ物や玩具を山のように
 貰っていた。
 母方の親族の集まりがあった際は、男の子は自分一人だったので
 従姉妹達に私と一緒に、私の隣りでと呼ばれ、大変だった。
 
 そんな人生を送ってきて、気が付いた。
 俺の人生は父の書く小説の主人公と似ている。と。
 ああ、そうか。この世界は物語で、俺はその主人公なのか。と。
 この世界には他人の心を自由に読み取れる奴も、自分の姿を消して
 誰にも気が付かれず行動出来る奴も、悪い事を企てている組織も、
 そして助けを求めるか弱い市民も存在する。
 きっと俺はそれらに対する主人公で、幼い頃から共に過ごした
 黒い熊のヌイグルミのディノは魔法が掛けられている特別なものだ。
 悪い奴が狙っているに違いない。

 そんな考えを持った日から、俺は様々な努力をした。
 物語の主人公には必ず高い壁が立ち塞がる。
 きっと自分にも現れる。その日の為に備えるのだ。
 まず、身体を鍛えた。
 悪い奴はほとんどが暴力的だ。だから自分もいざという時に
 身を守れるよう、護身術の本を買って日々特訓した。
 次に知識だ。
 正義とは、悪とは何か。何が罪に問われ、どこまで許されるのか。
 それを知る為に法律を学んだ。
 できる限り暗記をし、長い文章は持ち運び可能な手帳に纏めた。
 外出する際は周りの人間に目を向け、怪しい動きをする奴がいたら
 後を追った。事件に繋がりそうならその場で飛び出して行き、
 企みを阻止した。

 だが、これだけでは足りない。
 もっと正義を執行しやすい立場が欲しい。警察が丁度良い。
 銃という武器を常備できるし国家権力という盾もある。なにより
 かっこいい。主人公にピッタリだ。
 警官になる為の勉強に熱心に取り組み、今まで通り身体を鍛える事
 を怠らず、大学卒業と同時に警察官になることができた。
 学生時代に軽犯罪を事前に止めたという功績も評価された。
 一年の内にいくつもの事件を解決し、若くしてエリートの道を歩む。
 良い部下にも恵まれて順調だった。

 そこでようやく壁が立ち塞がる。
 法律では裁かれない悪。罰を逃れた悪。
 許されない。ほっといたらいけない。
 俺がなんとかしなければ。
 全ての悪を消し去る事が俺の役目なのだから。

 俺は正義を貫く為、仕事終わりもパトロールをする。
 主人公は悪目立ちしないものだ。フードを深く被って街を歩く。
 路地裏で犯罪行為を見た際はすぐに加害者を行動不能にし、被害者
 の意識がしっかりしていればすぐに立ち去る。
 怪我が酷いようであれば救急車を呼び、警察に匿名で通報する。
 警察が手を出せない、けれど手の届く位置にいる犯罪者は
 仲間たちと共に秘密裏に消していく。
 その為の準備も大学で既に済ませてあった。
 高校からの親友であるアレウスと大学で出会い意気投合したキノト、
 そしてコンピュータの技術を見込んで仲間に引き入れたエイリアの
 四人で『SAKE』(セイク)というチームを作り上げたのだ。
 アレウスは集めてきた犯罪者や犯罪組織の情報から計画を立て
 実行までの指揮を担っている。
 キノトは格闘技を習っているので、俺と一緒に前線で戦う。
 俺と同じで悪は許せないタチなので、警官をしている俺を尊敬
 しているらしい。
 エイリアはチーム唯一の女性だ。講義の後、ずっとパソコンを
 操作しているのを見て興味を持ち、話しかけたのがキッカケだ。
 父親がプログラマーをしていてその仕事を手伝っていたらしい。
 ネット上の情報も欲しかった為、勧誘したところ二つ返事で
 入ってくれた。
 大人しそうに見えたが意見はハッキリと言う、姉と妹を足して
 2で割ったような女性だ。

 警察として法的に、時に『SAKE』として秘密裏に。
 今日も悪を潰していく。




ーシナリオ通過後


 何が主人公だ。何が選択を間違えないだ。
 仲間を傷付けられ、俺よりよっぽど正義感の強い上司を疑い、
 勝手な行動で全てを水の泡にした。
 挙句一般市民を巻き込み、守ると豪語しておきながら、手の届く範囲
 にいるのに、一切何も出来ずに二人の命を失った!
 
 俺の考えは全て間違いだった。
 絶対の正義なんてなかった。
 誰かが掲げる正義は必ず誰かにとって悪になる。
 同じ正義を掲げる人数が多い方が正しいのならば、
 俺は間違いなく悪だ。
 
 だけど、今までやってきた事が全て間違いだった。なんて、
 俺にはまだ受け止めきれないんです。
 それは今まで自分について来てくれた仲間達を裏切る事になる。
 彼らは俺を信じてくれただけで、間違った道に進ませたのは俺
 だから。
 仲間達に対しても責任を、謝罪をさせてほしい。
 話し合って決めた。チームは残す。名前だけ。
 お互い連絡は取り合わない。二度と。
 俺らは母国を離れ、別々の国で活動する事にした。
 完全に関係を断ち切るために。
 三人には本当に申し訳ない。
 これからの人生が何にも邪魔されないように祈っている。

 ごめんなさい。
 謝ったところでもう取り返しが付かない事だとは分かってます。
 どんなに悔やんでも何を言ったとしてもどうにもならないと、
 終わってしまった事なのだと分かってます。
 二人の命は俺なんかが責任を取れるほど軽くない。
 あの時俺を選べと、一言でも言ってたら違っていたのだろうか。
 殺されるべき人間を知っていた彼が、俺を選択できる状況を
 作り出せれば、守るべき人が分かった彼が最善に導いてくれた
 のではないか。俺が何もしなかったから。
 あの場面でただ黙っていただけの俺が、死を躊躇った俺が、
 今更すぎるし情けないと思っています。

 いつ殺されても悔いがないよう、なんて無理だけど、
 生きてる限り償いたい。
 彼の為に法律を学び直そう。彼のようにはいかないが、彼が思う
 人の為に正しい罪の裁き方を。
 彼みたいに守りたい。本当に大切なものを守るために行動する、
 そんな彼みたいに強くなりたい。
 きっと俺には無理だろう。近づく事もできないし、そもそも前提が
 間違っているかもしれない。
 結局何をやっても俺は納得できないし正解を知る事もできない。
 それで中途半端に終わるのだと思っている。
 
 人間師。
 お前はそれが正しいと言っていたな。
 俺も同じだった。自分が正しいと思っていた。
 俺はきっとお前がいる場所に堕ちるだろうな。
 あの日引いた引き金を後悔する事はないしお前を正しいとは思わない
 が、次会った時は好きに嗤えばいい。
 やっぱり同じじゃないですかと。
 大嫌いだよ。お前の事も、俺自身も。




【友人】

 アレウス・クレッジェン(25歳)男性 警察官
  親友。警官になると伝えたら一緒に目指してくれた。
 キノーレント・ライクス(25歳)男性 格闘家
  sakeの仲間。総合格闘技の地区大会で4位になった事がある。
  目立ちたがりなところがある。
 エイリア・マーベル(24歳)女性 プログラマー
  sakeの仲間。父親と共に働き始めた。一番自由な時間が多いので
  主な情報収集は彼女が担当している。


【家族】

父:ノーエン・ガイラル
母:アリス・ガイラル
姉:アメリア・ガイラル(31歳)
妹:ミア・ガイラル(20歳)




【狂気の症状】

【負傷】

【傷跡など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】

【探索者の履歴】
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キャラクターID: 160737719260yonagi479

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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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