禍言(まがごと) 才華(さいか)(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

夜凪が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

禍言(まがごと) 才華(さいか)の詳細

キャラクターID: 167845117379yonagi479

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話TRPG
禍言(まがごと) 才華(さいか)
https://picrew.me/ja/image_maker/1475990

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キャラクター名: 禍言(まがごと) 才華(さいか)
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13 / 13
外部URL:
メモ:
〈特徴表〉
・前職:幼少期に得難い体験をしている。
  EDU×3を職業『ゴーストハンター』の〈オカルト〉技能に割り振る。
・アウトドア派:暇さえあれば野外活動に繰り出している。
  〈ナビゲート〉〈博物学〉〈追跡〉+20%
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 大学生(評論家) 【性別】 男性 【年齢】 19歳 
【出身】 日本 【学校・学位】 大学二年生 
【精神的な障害】 恐怖症:血に塗れた片腕のみの状態を見ると発症。 

【SAN値】 現在 / 最大
13 / 89

【STR】 10 【APP】 10 【SAN】 65
【CON】 15 【SIZ】 13 【幸運】 65
【POW】 13 【INT】 14 【アイデア】 70
【DEX】 11 【EDU】 18 【知識】 90
【H P】 14 【M P】 13 【ダメージボーナス】 ±0

【職業技能ポイント】 360
【個人的な興味による技能ポイント】 140

《戦闘技能》
☐回避     22% ☐マーシャルアーツ  1%
☐こぶし    50% ☐キック    25%
☐頭突き    10% ☐組み付き   25%
☐拳銃     20% ☐投擲     25%
☐マシンガン  15% ☐サブマシンガン 15%
☐ライフル   25% ☐ショットガン 30%

《探索技能》
☑目星     70% ☑聞き耳    70%
☐応急手当   30% ☐追跡     30%
☐隠れる    10% ☐忍び歩き   10%
☐隠す     15% ☐写真術    10%
☑図書館    75% ☐登攀     40%
☐鍵開け     1% ☐精神分析    1%

《行動技能》
☐水泳     25% ☐運転:    20%
☐電気修理   10% ☐操縦:     1%
☐跳躍     25% ☐ナビゲート  30%
☐機械修理   20% ☐製作:     5%
☐乗馬      5% ☐重機械操作   1%
☐変装      1% 

《交渉技能》
☐母国語    90% ☑信用     50%
☑説得     75% ☐言いくるめ   5%
☑値切り    75% 

《知識技能》
☑歴史     75% ☐クトゥルフ神話 10%
☑オカルト   69% ☐コンピューター  1%
☐経理     10% ☐電子工学    1%
☐天文学     1% ☐物理学     1%
☐化学      1% ☐考古学     1%
☑心理学    50% ☐法律      5%
☐人類学     1% ☐生物学     1%
☐薬学      1% ☐地質学     1%
☑博物学    75% ☐芸術:死化粧  6%
☐医学      5% ☑サバイバル:山 50%

詳細B:
{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}



【現金】  【預金/借金】 

{パーソナルデータ}
【経歴】

 啓都大学に通う大学二年生。

 知識欲が高く、知らない事があるとすぐに調べる。
 歴史を専攻しており、特にオカルト系統の知識を欲して真面目に授業に参加している。
 知識がある分少しでも違和感を感じる物事に対しては自分の疑問や意見を主張する為、同じ講義を受ける仲間達から批評家と呼ばれている。言葉は大体辛口。
 「だとしたら」「それは」が口癖。


 趣味は本で得た知識を実際に確かめるべく野山を歩き回り、採取した物を調理して食べたり、石や話をコレクションに加えたりする事。
 連休や長期休みには山で何泊かする事もある。


 HO2とは大学の入学式で出会った。
 初対面で、
「初めまして、数時間ぶりだね。ところで君、死んだことある?」
 と声をかけた。
 何故現在まで友人関係が続いているかは不明。


 実家は東京にある。
 啓都大学に入学が決まってすぐ京都で一人暮らしを始めている。










【詳細】


 10歳の時、家族とハイキングに行った山で、幽霊と思われるナニカに殺される人間を見た。

 久しぶりの外出で張り切っていた自分は、両親を待たずに山を登った。
 足が疲れて立ち止まった時、周囲に人影がない事、両親の呼ぶ声が聞こえない事に気が付く。
 急に辺りの木々の風に揺れる音が大きく聞こえだし、心細くなり引き返そうとした、その時だ。

 バキッ ボトリ と聞こえてきたのは。

 その、固いものを強い力で圧し折るような音は、自分のすぐ横の崖下から響いてくる。

 好奇心だった。
 今思えば枝を折る音とは程遠いものだったが、山に住む動物が見られるかもしれないと思った自分は、崖下を覗き込んだ。

 赤黒いナニカが、人を食っていた。
 ナニカは人間の胴体を鷲掴みにし、服を脱がし、首に口を付けて血を啜り始めた。
 血を啜られる人間を見ながら、ふと、ナニカが首に口を付ける前、ある筈の場所に人間の頭部が無かった事を思い出した。
 周囲を見渡せば、ナニカのすぐ側の地面に人間の頭部が転がっていた。最初に聞いた音は、首の骨が折られ、それが地面に落ちた音だったらしい。
 食われていたのは男性だと、目を見開き恐怖に引き攣った表情を浮かべている顔からでも、判断する事ができた。
 そうしている間に血を全て飲み干したらしいナニカは、今度は肉を丁寧に剥ぎ取っては咀嚼していく。
 皮から肉へ、腹に口を突っ込んで内臓を、指は一本ずつ爪ごと。
 骨にこびり付いた肉や血を綺麗に舐め取り終われば、転がっていた頭部にも手を伸ばす。
 髪を毟り、口に放り込む。舌を引っこ抜き、眼球は口で吸い取り、器用に頭蓋骨だけ残して肉を削ぎ取り、骨の隙間から脳を抉り取って口に運んでいく。
 そうして食事を終えたナニカは、最後に自分を一目見て掻き消えた。

 そこに残されたのは綺麗な白骨死体と、剥ぎ取られた衣服だけだった。

 しばらくそこに立ち尽くしていれば、両親が手を振り自分の名前を呼びながら追いついて来た。
 両親は崖下を覗き込む自分を不審に思いながら同じように覗き込む。

 腰を抜かした母親の悲鳴と、父に強く抱きしめられた感覚で我に返った。
 すぐに警察に連絡を取る父親と、代わりに抱きしめて背中を撫でてくれる母親に温かさを感じながら、横目でもう一度崖下を見る。

 白骨死体は、先程見たより劣化しているように思えた。

 後日、ニュースで男性の白骨死体が山で発見されたと流れていた。
 名前は忘れたが、その男性は多額の借金を抱えており、数年間、行方が知られていなかったらしい。

 両親に内緒で白骨死体の出来方を調べれば、当然、赤黒いナニカが肉を剥ぎ取る。なんて事は書かれていない。

 あの時見たのは、人間の白骨死体を見た精神的ショックで脳が見せた幻覚なのだろうか。それとも。

 その経験から、自分が今まで常識だと思っていた知識が及ばないナニカがこの世界にはあるのだと考えるようになった。

 好奇心は膨れ上がったまま、現在に至る。
〈特徴:前職(ゴーストハンター)〉〈オカルト〉



 高校生になって自分で稼げるようになってからは、暇があればこっそり野山に訪れている。
 あの時から山を避けるように生活している両親に無理を言うのは忍びない。
 それでもどうしても、もう一度あのナニカが、もしくはそれに近しい何かが見たい。
 人が少ない、自然の多い場所に行けば、またあの光景を見る事が出来るのではないかと常に考えている。

 最近は山以外にも、処刑場跡地や樹海にも訪れたりしている。
〈特徴:アウトドア派〉


 山や曰く付きの場所に入る前には必ずその場所の歴史や過去の出来事を調べて、何か事件が起きてないか、自殺が多くはないかを確認している。
〈図書館〉〈歴史〉


 山で何泊かしているうちに、食べられる物を採取する為に食用と毒物を判別出来るようになったり、飲み水を調達できるくらいには自然の事には詳しくなった。
〈博物学〉〈サバイバル:山〉



 今の大学を選んだ理由は、自分がオカルトにのめり込むきっかけとなった山が近くにあるからだ。

 両親に山が目的だとバレたら受験させてもらえないかもしれないので、適当に全国の入試難易度が高い大学を何校か受験した。


 幸い、山の近くにはレベルの高い大学がいくつかある。
 その中のどれかが受かれば良いと思っていたが特に偏差値が高い大学が受かっていたので、両親を納得させる理由に使えると思い、今いる大学を選んだ。
〈説得〉


 流石にあの山の近くに一人で暮らすとなると両親には渋い顔をされたが、偏差値が高い難関校に受かった興奮でそのまま大学近くにある格安のアパートの下見を予約した。バイト先も既に目星がついている事。
〈値切り〉

 偏差値の高い大学に入れば、将来給料の良い仕事に就ける確率が上がるし、この先ずっと履歴書に載るなら有名な大学を選んだ方が自信にも繋がる事。
〈信用〉

 校内の雰囲気もよく、自由な校風は自分に合っている。悪いところなど無いのに、そんなに自分が離れた場所で一人暮らしをするのは不安なのか。と敢えてあの山の話題を一切出さず、自分があの時のことをすっかり忘れているように思わせたところ、両親も最終的には許可をくれ、快く見送ってくれた。
〈心理学〉

 



 余談だが。
 その山は自殺の名所として有名らしい。
 昔からよく白骨死体が見つかるようだ。

 
 
 


・誕生日:2月21日
・星座:魚座













































































【シナリオ通過後】

・現在は東京にある実家に戻り、引き篭もっている。
・1日の三分の一を寝て過ごし、眠れない時間は友人が残した化粧道具を使い、自分の顔に死化粧を施す練習をしている。
・よく悪夢にうなされる。
・あの瞬間の感覚がいつまでも右手にこびり付いている。


 まただ。また、残された。
 化物の視界など知らないが、確かに認識されていた筈だ。こちらを見て頷くような仕草をとるぐらいなのだから。思い出す度に腹ただしい思いをする。
 何故化物は友人だけを連れて行った。何故私を選ばない。昔見た化物もそうだ。何で私を食わなかった。どうして興味を示されない。私はこんなにも知りたいのに。死にたいのに。いっそ、同時に殺してくれれば良かったものを。化物を退散させなくてはならない責任感も一人残ってしまった罪悪感も感じずに済んだのに。何故。
 そうだ。本来なら私は死んでいなくてはいけない。
 山で化物にあった時、襲われて死ななくてはいけなかった。
 化物と対面した時、正気を失い壊れなければいけなかった。
 友人を失った時、共に逝かなくてはいけなかった。
 それが普通で、当たり前で、人間が抗うことすら出来ない事象というものだろう。
 何故、何故だ。何故私は生きている。
 あの場で動かず、すぐに後を追う選択もできた。そもそも、動くのすらやっとだったはず。無理に動く必要はなかった。私一人では何も出来ないと、ただ嘆くだけで良かったのだ。全て投げ出して、そこで終わりにすれば良かった。では何故ーー。

 そうだ。恐怖心と、責任感を押し付けられた。
 死ぬ事に恐れをなした。私は怖くてその場から逃げ出した。友人の死体を置いて。掴んでいた腕すら放り出して自分がただ自分がその場から逃げることを優先した。ただあの化物に殺されることを恐れた。
 やることがあった。自らしでかした失敗の後始末をしなくてはならないと。ことの顛末を知っているのは私一人。あれを食い止められる可能性があるのも、私だけ。あのまま動かなければさぞ楽だった事だろう。もう無駄な賭けをしなくても済む。重圧にも、化物と対峙する恐怖にも怯えなくて済んだのに。友人が何を想っていたかなど分からない。死は一瞬だった。何も考えていなかったかもしれない。それでも、この数日間、日常に戻る事を、化物を消す事を望んでいたのは知っている。ならば、それを引き継がなくてはならないと思ってしまった。
 そして、怒りだ。
 許せない。どうしてくれよう。私の日常を夥しく侵害し、興味の対象であった友人を私から奪った存在が憎くらしくてまらない。
 彼とはまだ語り合いたかった。彼の思う死についての考察を聞くのは面白く、その物事の捉え方に感心したことは何度もある。私には無い視点を彼は持っていた。必要な存在だった。知り合うキッカケは夢を見た事だが、全てを知った今では、そんな夢などなくとも私達は知り合い、共に大学生活を送っていたのだろう。もう一人の友人と共に。
 思えばもう一人の友人もまた、化物に選ばれていたのだった。私だけだ。私だけが化物から選ばれない。選ばれた代償が死であろうとどうでも良い。彼等には理解し難いだろう。生きたいと願っていた筈だ。こんな道半ばで命を終わらせたくは無いと思うであろう彼等には。私には彼等が羨ましい。死ぬべき場所で死 ねるのは幸運だ。生きる術を失った、何も持たない状態で投げ出されるよりも。いや、彼等なら私よりも上手く命を扱えただろう。逆だったのだ。私がいなくても私の友人達はまともに生きる事が出来るのだろう。死に近い友人の事だ。尚更受け入れるのが早そうだ。それは少し残念だが、そこが彼の長所であり私が興味を持った部分でもある。彼等の側を歩けない。それだけが私の心残りで、それすら思う間も無く消えていた。それで良い。その筈だった。ああ、何故、何故、何故、私が、生きている。選べ。私を選べよ、化物供。お前らは何匹もいるんだろう。姿を見せろ。殺しに来い。殺してやる。私からお前らに会いに行ってやる。私が選んでやる。最初からそうすれば良かったのか。あの化物も退散、退散ということはただ逃しただけだ。私達の生活を壊して、何の苦痛も無く帰っただけのあいつをこのまま許しておけるものか。あいつを呼ぶ。準備を始めよう。確実に痛みを与える方法を模索しよう。友人を奪った脚を一本一本切り落としてやる。魔術を使って化物同士に争わせても良い。あいつを殺 せるとは思わない。それでも良い。可能な限りの痛みを与え、人間の、私の存在を認識させてやる。最初に狙うべきは私だったと後悔させてやる。
 その後で、私の気が晴れた後で、殺されてやる。それが私なりの復讐で、彼等へよ罪滅ぼしだ。

 友人達からすれば迷惑な話だろう。
 復讐の理由に自分達を使うなとか、ばかげたことだと呆れているかもしれない。それとも、早くこちらに来いと思っているだろうか。
 ああ、勿論行くとも。だがもう少し待ってくれ。まだ化粧も上手く出来ないんだよ。
 




【家族&友人】

【狂気の症状】

【負傷】

【傷跡など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】

【探索者の履歴】
・辜月のN
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マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

回復量|1d3 回復量

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

オカルト|1d100<=#オカルト オカルト

クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

回避|1d100<=#回避 回避

マーシャルアーツ|1d100<=#マーシャルアーツ マーシャルアーツ

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