ジョセフィン(ケダモノオペラ用キャラクターシート)

夏風が作成したTRPG「ケダモノオペラ」用のキャラクターシートです。

本作は、「池梟リョーマ、アークライト、新紀元社」が権利を有する「ケダモノオペラ」の二次創作物です。

ジョセフィンの詳細

キャラクターID: 1697523394109ashel9

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ケダモノオペラ
ジョセフィン

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キャラクター名: ジョセフィン
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外部URL:
メモ:
詳細A:
種:マンドラバラ
名前:ジョセフィン(バラの品種名から)
権能:狡猾
欲望:審美
住処:滅びた国の王宮
伝説:永劫の別れ
設定:見目麗しい少年少女、才能溢れる芸術家を好んで食べる
詳細B:
むかしむかし、ある国に大変腕の良い画家がいました。
画家は王宮で召し抱えられ、存分に絵筆を振るいました。
しかし、画家はスランプに陥ってしまいます。
苦しみ悩んだ画家は王に暇を願い出て、自らの霊感を取り戻す旅に出ます。
目的地は人ならざるモノが住むという暗い森。
画家はこれ以上絵が描けないのなら死んでもよいという覚悟で、超常の存在を目にして霊感を得ようと考えたのです。

画家が森に入って数日後、周囲の様子は尋常ではなくなり、方向感覚を失い、食料も底を尽きました。
結局、再び絵筆を執ることなく死んでいくのかと、画家は絶望していました。
そこに、ひとりの少女が現れ、なんとも甘く美味な花びらを食べさせてくれました。
画家は一命をとりとめ、森でしばらく少女と過ごすことになります。

森に住む変わった少女は様々な木の実をすり潰して画材を作り、森の廃墟の石壁に絵を描くよう画家にせがみました。
しかし、画家は絵を描き始めてすぐに、肩を落として諦めてしまいました。
今の自分には人を感動させる絵が描けない。
その言葉を聞いた少女は突然、画家の荷物にあったナイフで自らの腕を傷つけ、滴る蜜、血ではないそれを飲むよう言いました。
驚き戸惑いつつもそれを口にした画家は言い知れぬ幸福感に包まれ、その思いのたけを壁画に残しました。
少女は喜び、また会いにきてねと言って画家を森の外まで送りました。

王宮に帰った画家はそれまで以上の名声を手にします。
しかし、画材も環境も最高のはずなのに、あの時の壁画を超えるものは描けませんでした。
画家は思い出します、また会いにきてという少女の言葉を。

再び森を訪れると、少女は年を取ることもなく同じ姿で待っていました。
どうかまた、あの蜜を飲ませてほしいと望む画家に、少女は絵を描いてくれるならと笑顔を向けました。
画家は至上の甘露を味わうと、今度は用意して持ってきていた画材でそれは見事な壁画を描き上げました。

その後、画家は王宮には帰りませんでした。
森で絵を描くことだけに残りの生涯を捧げたとも、人ならざるモノに喰われたのだともいいます。

なお、この伝説には高名な画家のジョセフという人物が関わってきます。
森の近くの孤児院で育ったジョセフは、卓越した才能を持ち王宮に召し抱えられましたが、行方不明になった宮廷画家にそっくりで、技術も感性もまるで生き写しだったと伝えられています。
詳細C: ※ 公開されていません。
マクロ: ※ 公開されていません。
タグ: ※ 公開されていません。
転送: 転送  オンセンルームに転送する

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