ヘンリー・“フライデー”・モーガン（クトゥルフ神話7版用キャラクターシート）

ロイヤルネイビーの戦艦フライデーの航海士としてインドとの往復を5回経験。
その後、早期退役しビーナス商会という船一隻の海運業を始めた。

商会長兼唯一の船アプロディテ号の船長としてインド貿易を行ったが、5回目の航海を終えてブリストルに帰ったところで、海賊行為という事実無根の冤罪によって財産を没収されてしまった。

ロンドンにて冤罪事件を仕組んだ犯人を探すうちに知り合った一癖も二癖もある知人たちと共に、新聞社モーニングスターを立ち上げる。
同社ではイブニングスターというオカルト雑誌も刊行している。

性格は鷹揚で寛容な鈍感気味ののんびり屋。
行動力だけは妙にあるため、色々なことに首を突っ込む。
闘争心とは無縁なわりにボクシングが強く、海軍時代には船上の人気者だった。

その頃のあだ名はジャマイカ。
これは海賊にしてジャマイカ総督だったヘンリー・モーガンと同名のため。
退役後は乗っていた戦艦に因んでMr.フライデーのあだ名で親しまれている。

商会長時代にインドで人脈を築いていたため、冤罪で財産を没収されても新聞社を立ち上げるための資金集めは苦労しなかった。
資産家の知人の多くはヘンリーが海賊の容疑で財産を没収されたことを面白がってキャプテン・フライデーと呼ぶ。

これを受けて、モーニングスター社の愉快な仲間たちは社長のヘンリーをキャプテンと呼ぶ。
腹いせにヘンリーは社員たちに曜日の名前のあだ名をつけた。
最近入った新人が8人目のため、あだ名に困ってホリデーと呼んでいる。

タブロイド紙モーニングスターは妙な出来事や面白い事件を中心に扱っている。
オカルト雑誌イブニングスターは妖精や幽霊のことばかり書かれている。
ヘンリーは社長兼記者だが編集長は兼任しておらず、記事が没にされることが多い。