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😶 剣術のあれやこれや ふと書きたくなったので書きます。 刀の構えは大きく分けて五種類あります。 まずは中段の構え。正眼の構えとも言う最も基本的な構え方。攻防共に隙の無い構え。 次に上段の構え。刀を頭上に持ち上げる構え方。その体制から振り下ろすだけで攻撃が出来る超攻撃型の構え。反面、胴体をさらすなどの防御がおろそかになる。 次に下段の構え。刀の切っ先を水平よりも下にして正面に構える構え方。機敏に動けないため攻撃には向かない構え。だが、敵からの攻撃に対して切り上げる防ぎ方をするため、敵の防御を外し攻撃を狙いやすくするカウンター型である。 次は八相の構え。刀を立てて利き手側に寄せて構える、野球のバッティングフォームに似た構え方。この構えは刀を持つのに体力を極力消費しないため武具等を装備した実戦で大きな価値を持つ構えである。上に構えるため他の構えに比べスペースを取らず、乱戦でも使える。現代剣道では決められた時間と場所で戦うため見ることは無い。 最後に脇構え。車の構えとも言う。切っ先を後ろにし、利き手側ではない肩や腕で刀を相手から見えないようにする構え方。利き手側ではない半身が無防備なため相手からの攻撃を誘いやすく、相手の視線の遠い下段や横からの攻撃ができる。この構えの最も有効的な箇所は相手に刀身の長さを分からせないことである。こちらの間合いを相手に読ませないことで戦いを有利にすることが出来る。現代剣道では決められた竹刀で戦うため見ることは無い。 剣術の流派によってこの構えの使う使わないがある。 顕著なのは示現流である。上段か八相しか使わないやべー流派である。 ついでに示現流の話になるが、チェスト-と叫ぶことは無い。正確には猿叫と呼ばれるキエェーと言う掛け声になる。
> 日記:剣術のあれやこれや 竹刀振り回したり、歴史小説読みあさった経験あるので 凄くイメージできました。
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