ヘスタさんの日記 「カードゲームとTRPG」

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ヘスタ
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2019/12/12 23:38[web全体で公開]
😶 カードゲームとTRPG
私はここに来る前はずっとカードゲームばかりしていた。
遊戯王やMTGのような紙媒体ではなく、ShadowverseやHearthstoneのようないわゆるDCGと呼ばれるオンラインのタイプのやつだ。
もう5年以上はプレイしてきて、どっぷり”沼”にハマった人間だ。

ただ、自分は多分カードゲーマーとしては満たせない欲望を満たしにTRPGをしに来たのだと思う。
今日はそのことを書きたい。


カードゲームは、基本的には勝負をするゲームだ。
目の前の相手を倒せれば嬉しいし、負ければ悔しい。
だから、多くの人は勝つためにカードゲームをプレイする。

もちろん自分もそうで、世界ランキングの上位になることを夢見てたくさんプレイをして、大会に出たりすることもあった。
幸い自分は結構適性があったのか、それなりに結果を出すこともできた。

ただ、頂点に立つことはできなかった。
いつも何かしらの目標を立ててそれに挑戦し、後一歩のところで届かないことを繰り返してきた。
努力が足りないのか、目標の立て方が悪いのか、それとも計画か。
いろいろ考えて取り組んではみたが、その度に跳ね返されて心が折れることもあった。

最終的に自分は、どうすればカードゲームを、ひいては”ゲーム”を楽しめるんだろうと考えるようになった。


そして、自分の求めているものが「何かを生み出すこと」であることに気付いた。


それは芸術作品を生み出すことに限らず、例えば初心者にゲームの楽しさを教えることであったり、共に遊ぶ友人にかけがえのない時間を共有することでもある。
そう言った意味で、TRPGというのはこれ以上ない題材だと思ったのだ。

PLは、プレイヤーであってただの消費者ではない。
同じゲームであっても、プレイヤーの数だけ無数の物語を紡ぐことができる。
それがリプレイとして残らなくとも、少なくともその場に居合わせた人の中には何かが残っている。

生産者になりたいという欲求を持った人にとって、TRPGはとても良い”沼”なのだと思う。
もしかしたらその考えはどこかズレた部分もあるかもしれないけれど、折角ならここでそれを確かめてみたい。
自分の思うTRPGの楽しさを、居合わせた誰かと共有できることを祈って。
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