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😍 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第15回 ー「神が我々に与えた最大の恩寵は、物の関連性に思いあたる能力を、我々人類の心から取り除いた事でだろう、人類は無限に広がる暗黒の海に浮かぶ<無知>の孤島に生きている」 H・P・ラブクラフト「クトゥルフの呼び声」― 魔都モントムの潜入任務から補給と休養の為、一旦 ヒンタラムに戻った3人の冒険者たち。 北の岬に設立した船着き場から小舟出して 沖の魔術師がいた島に向かうか、話に聞いた東の沼沢地にいる遊牧民と接触するか話し合う。 細かい話の中で、カーベ村産の乗騎エビを使い小舟の推進力に出来るか試そうとか、 集落を纏めるため誰かを総リーダーにしては、いかがかな?と先の考えを述べたり 色々な提案や議論があった。 休養の中でも、ウドルフォは森の禁猟区内の館でポーションの調合と製作。 リリアは法の技術者コルテに半ば弟子入り。科学の基礎を学ぶ等 忙しく動いていた。 前回、隠れ里エトムのリーダーのベスカイからきいた情報を元に東の遊牧民との接触を試みる。 彼らの潜伏する沼沢地に足を踏み入れ 最初の夜営時に、またしても深夜に遠くを徘徊する謎の巨人の足音と振動に3人は恐れおののく。 翌日、目の前に 荒れ狂う鹿が一行を襲う。 シギュンの弓とウドルフォの槍が鹿を仕留め、事なきを得るが あとから現れた狩人の老人。 「すまんのぉ~それは儂の獲物じゃが……」 確かに鹿には、最初の一矢が。 老人が探していた遊牧民ヨマイ族と知った一行は、族長との対面を希望し 話をしてもらう様依頼。 引き受けてくれた老狩人の案内でヨマイ族の夜営地へ行き、族長の天幕へ通してもらう。 天幕内で美味しい食事の歓待を受けている時に、見事な髭をたくわえた若者が現れる。 ヨマイ族の若き族長カルシャである。 会談は、おおむね良好に進むが 混沌に対する共闘も ヒンタラムとの交流も難色を示す。 カルシャ「アア 西の混沌軍なら、こちらにちょっかいかけてきたから逆に襲撃かけて追い払ってやったが、問題はこの沼地に棲む『マグナマトン』だ‼️こいつが辺り一帯歩き回るから、我々は東に帰ることも西に進むことも、毎日の狩りですらロクに出来ん❗……ほら、いま聞こえてきただろう、やつの足音が⁉️」 混沌軍にも動じなかった遊牧民の族長や勇士達ですら、ここまで怯えるマグナマトンとは? 恐慌状態に陥り、あちこち逃げ回るヨマイの民達。カルシャですら会談の席から去り、怯える民達をなだめにまわっている。 3人は目立たぬように足音のする方向に向かい、マグナマトンの姿を仰ぎ見るが…… 小山、いや山の様な桁外れの巨体に、鎧のような金属的な硬質の皮膚。正体は不明だが、このような化け物。本来、この次元界に居るものでは無い。 遠くから見て、戦える処が足でペチャンコされるが関の山だと、3人は踵をかえして撤退。 安全な処で考えを練るが、これ程の化け物が今まで伝承だけでなく 人々の噂にすら上がらないということは、最近 何者かによって他の次元界から召喚されたのでは?と仮定。 さすれば、何者か? 西の混沌軍が報復の為、魔術師らに召喚させた?は、あまりにも迂遠すぎる。もっと直接蹂躙させるため指示出すだろうし。 別の魔術師の可能性として、岬から行ける無人島が、この地にあり今は滅んだアルギミリアの宮廷魔術師の研究所だったという公式記録を以前、発見しており かの島がマグナマトンと関係があるのではないのかと想定。 確信は出来ないが、島を探索する事で得られる情報や打開策に繋がるものがあるかもしれない。 3人は、カルシャ達にマグナマトンをこの地より放逐出来る手段がないか我々も探してみる‼️と話して別れる。 次回は、海を渡り無人島探検だ❗ さぁて、次回も生き残れるかな?
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