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😊 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十二回目 ー 都市の街路が集中する広場に立つオベリスクの様に、戦術の中心に堂々とそびえ立つのが、誇り高い将の強い意志である。 クラウゼヴィツ「戦争論」ー カドサンドリアから帰還し、モントム解放のため再潜入する3人。 地下抵抗組織と接触。 リーダーのビミルナは、混沌の霊薬により手に入れた蝙蝠の力でアジトの天井に逆さに吊り下がっていた。 ビミルナ「はちにんこ」(こんにちは) シギュン「…たけやぶやけた」(竹藪焼けた) なんか、挨拶より前に回文披露に必死なシギュンを制してウドルフォは、今回街の工場潜入するため秘密地下道の見取り図の提供を依頼する。 以前説明した通り、モントムの街は混沌軍指揮官ドラクスの本陣がある広場を中心に 街の人々を無気力な奴隷と化す魔術を遣う強力な妖魔が棲む時計台の塔。そして港近くに 混沌軍兵士らの超自然的な力を産む「混沌の霊薬」生産ラインである工場がある。 今回のミッションは、生産工場内への侵入調査、可能なら破壊である。 ここを破壊できたら、混沌軍は弱体化し街の維持に支障を来すであろう。 破壊した後。街中の兵士がこの場に殺到してくるであろうが近くの秘密通路使用すれば脱出も難しくない。 3人は見取り図を頭の中に刻み込み、潜入の準備にかかる。地下を使い工場近くの出入口に出る。 リリアは ももんがのミックを先行させ、まじない「ネズミの目」で索敵。 予想通り工場内には多くの警備兵の姿が見える。 このまま潜入は難しい。 シギュン「俺が街中で騒ぎを起こす。警備の目が逸れた隙に2人は入れ!」 ウドルフォ「分かった!」 リリア「気をつけてくださいね」 隠れ場所から走りだし、街中に騒動起こすシギュン(と、近辺で待機していたビミルナ達) 各所で騒乱と火の手が上がる! 「いまだ!行こう」「はい!……アレ?」 シギュンが 敵兵大勢引き連れて 戻ってきた‼️ シギュン「うひーい、ま、待ってくれーい」 リリア「シギュンさんっ!?」 ウドルフォ「シギュン…もう少し粘ってくれよ……せめて3ラウンドぐらいは…」 シギュン「無茶言うな、包囲されての斬りあいなんか半ラウンドも辛いんだぞー……予想以上の兵力が街中に潜んでやがった」 漫画「銀魂」の記念すべき第一訓みたいなやり取りしながら街中を駆ける3人。 結局、リリアが各所に仕掛けた爆発物を起爆させ建物を崩落。陽動と落下物による敵分断で、3人は無事に工場内に侵入した。(リリアめちゃくちゃ有能説) 内部は奥へと続く通路。その両脇、左側では奴隷とされた住民が何やら怪しげな薬品を瓶詰めや搬出しており、右側では混沌兵団の気配があるが 不思議な事にこちらに来る気配はない。 左側に入るも無気力な奴隷労働者は、冒険者達に注意を向けず黙々と課せられた作業に従事。 いくつか霊薬のサンプルを回収し、さらに奥に進む。 先の部屋に一人の住民が連行されて行くのが見えた。 他の住民と違い、意志がありわずかながら反抗もしているようだ。 思想矯正か?罰を与えるためなのか?いかがわしい部屋につれてかれる。 顔を見合わせた3人は、彼らを追い部屋に突入。 中に居た技術者か(魔道)科学者らしき博士達を斬り、ジャクーという名の住民を救出。 ジャクー「忌々しい混沌ども!モントムの街をめちゃくちゃにしやがって」活きの良い彼に感服して、シギュンは護身用(兼 最悪の場合の自決用)として自分が腰に差していたダガーを与えた。 ジャクーの案内でさらに奥に進むと、広い一室に多数の液体槽が有り中心に、霊薬を作り出す源「混沌の八神のエッセンス」が鎮座。 障害物を排し、エッセンスを(直接触れない様に注意をしながらシチュー鍋に…)回収し、その後 抽出装置や部屋の備品、液体槽等を破壊しつくす! ジャクー「この野郎!この野郎!」(ピョンピョン!タッタ!)刃のたたない壁に必死にダガー突き立てている……お前はトムとジェリー真ん中劇場のドルーピィか?(竜退治の話ね🎵) 工場を抜け出し、秘密の出入口から脱出果たした4人達。 マグナマトンも破壊され、霊薬も奪いー我らが怯え恐れていたモントムの脅威は失くなった‼️ 次に怯えるのは我らではない、彼らである…… さぁて、次回も生き残れるかな?
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