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😍 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十四回目 ー「おいら、この城門って奴が気に入らねぇ。 外からの敵から守ってくれるんだが、代わりに閉じ込められたという事にならないか?」 劉備 漫画「蒼天航路」 ー モントムの 時計塔に棲む、人々を無気力化する妖魔は冒険者達の手により屠られた。 地下に居る人々を助けるべく、階下へ向かうが…… 塔内外に居る混沌兵達が集結し、こちらに向かって来る気配を察し、一度屋外へ脱出する。 蟻塚の如く、見た目は静かだが内部には予想以上の兵が蝟集している街の城壁の向こうには、門の開放を待つ、同盟者ヨマイ族の精鋭騎馬隊が冒険者達の任務達成を待っているはず。 ウドルフォ「この機を逃してはモントム解放は実現しない!今こそ城門開き、ヨマイ族達を引き入れよう」 地下秘密通路を使い城門近くへ向かう3人。 城門を警備する混沌兵は20人程。 3名は密かに作戦を立てる。 ①リリアが時限爆弾を街中の要所ー城門から離れた辺りーに仕掛け、爆発させる(城門守備兵の何割かが割けられる) ②高所の狙撃ポイントにシギュンが配置。 同時にサラマンダーを召喚。炎ではなく煙幕を出させて、周囲の視覚を遮断させる。 ③杖の妖魔の力により、混沌兵に変装したウドルフォが門に近づき、開門する。 ①と②は、出来るだけ混乱を煽り、開門するため③を手助けする! 作戦を実行。 リリアの爆破により守備兵の半数は割かれ、シギュンが呼び出した火蜥蜴の煙幕により、門の付近は完全に視界が遮られた。 ゆっくり歩むウドルフォ。 一人の混乱兵「止まれ!誰だ貴様は?所属部隊と名前を……!…ギャッ‼️」 (ウドルフォの魔槍により一撃で貫かれる) 門の開閉装置にとりつき開門に成功。 だが、外に布陣したヨマイ族達には内部の事情がうまく伝わらず城内への突入が見られない。 舌打ちをしてシギュンは、火蜥蜴の煙幕を中止。城門上空を飛来させて目印合図とするが、その間にウドルフォの姿が露になり敵兵が彼に殺到する。 そんな敵兵らを高所から狙撃して援護をするシギュンだが、彼の姿を見つけた兵が何人か登って来る。 シギュン「やべ❗️」 新たに煙幕を出させて、自分は狙撃位置から飛び降りて離脱。 城門に突入し中に進攻してくる ヨマイ族騎馬兵の蹄にかけられずに脱出に成功したウドルフォとシギュン。 待機していたリリアと合流し、3人で敵の指揮官ドラクスの居る広場に向かう。 そんな中、シギュンは火蜥蜴を戻そうとするが…戻ることはなかった! しばし、活躍してくれた火の精霊の死(消滅)を悼む3人…… 城内はヨマイ族の一方的な勝ち戦で制圧されつつある。無抵抗な住民達にイキッていた軍隊など今は惰弱・烏合の衆に過ぎず、各所で囚われていた人々が解放されていた。 この機に指揮官ドラクスを討ち取らん! 広場に向かうと、先行していたヨマイ族長カルシャが撤退してくる。 カルシャ「なんだあのドラクスという奴は⁉️殺しても殺しても、また現れやがる!ヤバイ奴だ!君らも逃げろ!」 3人が先に向かうと、下半身が蛇か長物の異相の混沌軍の将が向かって来る!… 身構え、戦闘かと思えば、 多数の歪んだ形の狼の妖魔が現れ、ドラクスに噛みつきむさぼり喰らう。 状況に意味がわからず離れた3人。 何者が呼び出したのか知らないが、この大陸に居る全ての混沌軍も一枚岩ではないらしい。 戦闘のとばっちり喰わないように注意しつつ、城内に戻る。 城内の混沌軍はすべて駆逐されるか逃亡し、モントムの街の解放はなった。 助け出された人たちも、しばらく無気力な状態が続いているが やがて回復するであろう。 長きに渡る モントム解放作戦は完了した! 今までの重荷のひとつが肩から下りたような安堵を覚えた3人は、次には岬の船着き場から出航を計画する。 行き先は、紫の街の島 メニイの街だ。 さぁて、次回は新たな船出だ‼️
> 日記:ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十四回目 どこにでも現れる狼デーモン、果ては教団まで出てきましたが 混沌神が放逐されたので信仰対象になったのかなあ
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