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🤔 怪談ではなく 少し不思議な話(ゲーム関係なし) 外回りという仕事柄、社用車での移動が多く 特に隣県のお客様の訪問も日課のため 自然と長距離運転となる。 運転中は、ラジオも聞くでもなく YouTubeで 歴史物やサブカル考察系とか…音声を流して(運転中だから動画は見ない)聞いているのだが、季節がらと言うか 最近のお気に入りは 怪談系(朗読) 霊感は皆無だが 怪談とか都市伝説が好きなので。 怪談というか、私も聞き知った話を。 実家の隣にある空き地を二つ三つ隔てた お隣さんのKさん。 そこの Kさん(今は故人)から聞いた話。 むかし、mixiでも書いた話だが 改めて。 Kさんがまだ30代の時、訳あって とある山の中腹にある小屋に向かい歩いていた。 山と言っても まあ町の裏山程度の低い山で 夏の(今ぐらいの季節)早朝に山道に入り ぶらぶらと登り始めた。 朝早いからまだ涼しく、鼻歌交じりに歩くKさん。 栗の木々にはカブトムシやクワガタもいて 奥様が虫嫌いでなければ 捕まえたかった🎵との事。 すると先の山道に1匹の狐が現れ、こちらを一瞥すると 先に立って山道を登り始めた。 Kさんも「山に狐がいるとは聞いていたが、人間を怖がらないなあ…まるで俺を案内してくれるみたい」 そうして、Kさんは キツネのうしろから 距離を保って 山道を登り続ける。 そいやって 正一時間。日も高く上がり 少し暑くなり始めた頃。 前を歩く 狐の尻尾が突然、 クルクル‼️っと プロペラの様に回り始めた! Kさん「( -_・)? 狐があんな尾の振り方するのは ?初めて見た」 パシャ‼️ 我に帰った Kさんが、気がつけば山頂でなく 山の麓にある沼地を歩いていたそうな。 辺りは夕暮れ。 朝早く山道を登り歩いていたら、 気がつけば、日没前に 山を下って麓の沼地を彷徨っていて、Kさんは 「これは不味い!キツネにまんまと化かされたわ‼️」と、急ぎ帰路についたそうな。 話してくれたKさん。 「だから、山には人間を化かす奴らは 本当に居る‼️」
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