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😶 【エモクロア】『新約・きさらぎ駅』の感想――ではなくエモクロアの感想(ネタバレなし) 新作であるエモクロアTRPGは公式シナリオ(ルールを完全に理解されたうえで作られたシナリオ)がまだ少ないため、ネタバレにならないようにシナリオ内容に関しては一切触れません。 ーーーーーーーーーーーーーー 先日「エモクロアやりたい!」と日記を書いたところ、タイミングよく知り合いの方がセッションを組み立ててくださったので『新約・きさらぎ駅』にPLとして参加させていただきました。 とてもありがたいことで、感謝に堪えません! 当然のことなのですが、ただルールを読んでいるよりも、一度経験することでわかることというのは多いんですよね。たとえば、「面白さ」もそのひとつです。 「Emotional」+「 Folklore」で「Emo-klore(エモクロア)」 名前の通り、「エモーショナル=感情」がシステムの根幹にあるのだと痛感しました。 システムとして「共感」というものがあるのですが、 私の感じる(あるいは自覚のないまま抱いている)感情に、じわじわと近づいてくる「得体のしれない何か」というのが、システム上の処理として、同時にRP的な演出として、双方に働きかけられるというのが秀逸でした。 ダイスを振り、データと見比べるのが好きな方々も。 ダイスの結果に一喜一憂するRPが好きな方々も。 そのどちらにもストレートに楽しさを提供できる、すばらしい要素だと思います。 (これだけでも、一度味わっていただきたい!) また、これもTPPGの要素として大切だと感じているのですが、 「初心者の方に説明するのが簡単」というのもこのシステムを「面白く」してくれるのではないかと。 TRPGというのは、良くも悪くもほかのだれかと交流する遊びです。 最低でも、ゲームマスター役とゲームプレイヤー役のふたりは会話(それがテキストであっても)しながら進めていくはずです。 会話をするうえで、必要になってくるのが共通認識です。 例えば、私が突然「児童ファンタジーにおける、海外小説と上橋菜穂子との関連性」なんて話を始めても、それを会話だと感じる方は少ないですよね? 会話において「理解できる」というのは大きなファクターであり、会話を通じて行われる遊びであるTRPGにもそれは当てはまるはずです。 端的に言って、「わからない」ことは「つまらない」んです。 だって、何をしているのかすら、わからないのですから。 ほんとうに、個人的にはすばらしいシステムだと思っています。 オンセではGMはまだ怖いな、と思っていた私でも、ぜひ進行役に回りたい、と思わせてくれました。 今後、オンセンさんでもセッションメンバーを募集していければと考えていますので、 その際は、よろしくお願いいたします! この感覚を「共感」していただけるように、 そして「残響」を残せるように、しっかりと準備していこうと思います。 今回、面白さを提供していただいたDL・PLのおふたりには感謝しております。 ありがとうございました。 プレイシナリオ(敬称略) 『新約・きさらぎ駅』 作:まだら牛
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