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🤔 セーブポイント やあ、いらっしゃい。よく来たね。 きいたよ。また固定卓に誘われたそうじゃないか、おめでとう。 うんうん、嬉しそうだね。 そうだね。ルールブックはしっかり読み込むといい。下手をすれば、いや、上手くすれば、かな? 何年も使い続けることになるキャラクターだ。納得がいくまで練り込めばいいさ。 GMがPL用のオリジナルデータを用意してくれているのだって? 素晴らしいじゃないか。データの量とゲームの面白さは往々にして比例するものだ。 でもきみはそのタイトルは初心者だったろう。謙虚に公式データから徐々に慣らしていった方がいいと思うけどね。 ま、そのあたりは最終的にきみが決めて、きみが責任をとることだ。 無理強いするつもりは毛頭ないよ。 不安を感じているのかい? そうだね。きみはまだ一度も長期キャンペーンのちゃんとしたエンディングを迎えたことがないものね。 たいていは打ち切り、立ち枯れ。メンバーの日程が揃わなくなっていったのが原因だったか。 でも、用意した時間に卓が入らないことに耐えられなくなって、最初に声を上げたのはきみだっけ。 少し、思い出してみてはどうだい? 大好きなひとがいれば、一緒にいる時間は素晴らしく感じるものだ。 楽しい時間なら、その時間を確保するために人は必死になる。 きみと一緒に過ごした時間は、他のPLやGMにとって楽しいものだったのかな? 「あなたと冒険できてよかった」とかさ そう言ってもらえるようなRPができていたかい? うん、冷静なきみは何を言っているんだと思うことだろう。 それで正しい。自分の行動一つで周囲すべてが動くだなんて、14歳で卒業しておくべき自己中心的天動説だ。 だから、酔狂なきみだけでいいから続きを聞いてほしい。 すこし、慢心をしていたんじゃないかと思うんだ。 はじめてやったオフセのキャンペーン。 きみが使ったのはダメダメなソーサラーの女の子だったね。 能力値は優秀だったけど、ビルドも立ち回りもさっぱりで。 あえなくボスに敗れて、仲間を置いて敗走することになった。 あの子は後衛だったから。前衛が食い止めているうちに、逃げることができたんだ。 『街まで助けを呼びに行ってくれ』 彼らはこう言ってくれた。あの子を逃がすために。 『どうか、死なないでください』 無理だと頭ではわかっていても、逃げる直前、あの子はこう言わずにはいられなかったよね。 うんうん、とてもいい子だ。 PCはPLの分身。時がたち、変わってしまった今となっては、もうこんな子は創れないかもしれない。 でもやっぱりさ? 何年も一緒に冒険するのなら、こんないい子の方が気持ちいいと思わない? あのときと同じことができないのなら、今のできる全力でいい子を創ってみよう。 あのときには無かった経験がある。ノウハウがある。 純粋無垢な善良ではなくなった分、ちょっとはPTに貢献できるようになっただろう? 初心忘れすべからず。 裏を返せば、ひとはすぐに初心を忘れてしまうイキモノというわけだね。 だから、疲れたときはここに帰ってくるといい。 ここはリスポーン地点。 少なくとも文字に書き起こした内容は、残っているはずだからさ。
レスポンスはありません。
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