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😶 見果ての輪紡、笑顔のあの子 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こぶしの1クリが燦然と輝いた。 その瞬間、女神はその道を進めと私の意志を肯定したのだ。 継続探索者であったふくちゃん。 この子を作った時、私はまだまだクトゥルフ初心者だった。どきどきしながらキャラシを提出した時、KP様から、「この探索者の尊ぶものは?」と聞かれた。 この子はどんな子だろ?と改めて考えてみたら「周りの人達が笑顔と幸せで溢れていられるならどんなことも頑張れる」と答えがすぐに出てきた。 その時からふくちゃんの確固たる信念は決まっていたのだ。 かくして、「太陽が燃えた日」での経験から命の尊さや、自己犠牲を伴って誰かの為に行動することを学び、実家の神社を継ぐことを夢見て、巫女修行の為、輪紡村へ向かったのだ。 となると、最後の選択でふくちゃんがあの選択をするのは命運ではないか。 目の前に救えるかもしれない命があって、それはできもしない救済ではなかった。 ふくちゃんは賢いとは言えないが、無謀な事と手の届く事の違いなら、感覚的に分かる察しのいい子でもある。小さなてのひらでも救えるものがあるなら、がんばってしまうのだ。 ふくちゃんは自らを犠牲にしようと思って行動したのではない。ただ、この身を捧げることに他の人よりちょっとだけ抵抗が無かっただけだ。 なので、「みんなに幸せを届ける」為に、ふくちゃんは決断をしたのかもしれない。 では、ふくちゃんは自分の家族のことは、大切な人は考えなかったのか…と思うだろう。彼女の家族は神仏に身を捧げる神社の家系だ。大いに悲しむだろうけど、神社の娘として為すべき事をしたと娘の選択を受け入れてくれる、そう家族を信じているのだろう。強く家族を信頼してるからこそ、自信を持って身を捧げてしまったのかもしれない。 廿楽ふくの魂が輪廻の輪に乗った今、次に産まれる命はいったいどんな物語を紡ぐのだろう。きっとその時も、女神は観ているのだろう。 ふくから、みんなへ。 正宗おじちゃん。 いっぱい絵を描いてね。千尋さんの好きな絵で、たくさんの人に感動を届けてね。 それから、思い出した時には、ふくのことも描いてくれたら嬉しいな。 うつぼちゃん。 ふくのことでなぎちゃんと喧嘩しないでね。せっかく友達になったんだから、仲直りしてほしいな。 ミナミちゃんともう一度過ごす日々を大切にしてね。 ねぇ、なぎちゃん。 一緒にたくさん楽しいことをしようね。 いろんな場所に行って、いろんな経験をしよう。いろんな人と出会って、一緒に泣いたり笑ったりしよう。そうやって、一緒に幸せになっていこうね。 みんな。いつか、また会おうね。
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