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😶 セッションの思い出を書いてみる その31 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)「第29話 どらごんたいじ:前編」 GM:んじょ 久々にヘビーな話だよ(いろんな意味でw 今回のセッションは、時間がない中やったので想定外の出来事をうまくフォローできなかった。 それでちょっともめたりしたけど、そのまんま日記に起こす。 (言い訳はもちろんするw) ホロビッタ村でドラゴンが出たので急いで向かってください。 ってことで、ドラゴン退治に出かける一行。 途中の宿場町ベノールで情報収集すると、ホロビッタ村から避難してきた人から、直立する大きなドラゴンが黒い小さな魔物を連れて襲ってきたという。 日が落ちたくらいの時間にホロビッタ村につく。 ホロビッタ村は、山の斜面に広がる果樹園の村。 果樹園ではクンガというひょうたん型の果物を育ててる。 果樹園の中に民家が点在している。 人口60人くらい。 村長「冒険者様、ようこそお越しくださいました。 ドラゴンは南の山の中腹にできたシャロウアビスの中です。 夜になると出てきて村を襲うのです。 なんとかしてくだされ」 すでに夜だったが、今日は満月なので明るい。 被害状況などを確認して、さっそくシャロウアビスへ向かう。 シャロウアビスがあるのは山の中腹だが、果樹園の真ん中だ。 シャロウアビスの中も果樹園。 進んでいくと、皮膜の翼としっぽが生えた黒い小さな魔物、インプが何体か倒れている。 どの死体も爪で引き裂かれたような傷痕がある。 ボノ「あれ?他に誰かいるのか?」 先に進むと、同じようなインプの死体が転がっている。 すると、地面が揺れだし、空にひびが入る。 シャロウアビスが閉じようとしているようだ。 急いで先に進むと、広場に巨大なドラゴンに似た魔物が倒れているのをみつける。 魔神、ラグナカングの死体だ。 やはり、爪で引き裂かれた痕がある。 その傍らに、シャロウアビスの出口がある。 閉じそうなので外に出る。 ゲートを抜けると元の果樹園の中にでる。 そこに毛むくじゃらの直立したオオカミのような魔物が2体いる。 ワーウルフだ。 怪我をしているようで血で毛が濡れている。 「み、見られた? 見られたからにはころすしかない! 覚悟しろ!」 そういうと襲い掛かってくる。 負傷していたこともあり、一撃で1体が倒れる。 「まいった、助けてくれ。 ローザが死んじまう。」 ローザと呼ばれたワーウルフは、金髪ショートの美女の姿になる。 もう一体も、黒髪の青年の姿になる。 ボノ「ドラゴンを倒したのはお前たちか」 ワーウルフ「ああ、そうだ。 村でアレを倒せる可能性があるのは俺たちだけだったからな、 正体がバレるかもしれないリスクはあったが、これ以上村に被害が出たら俺たちも村にいられなくなるからな。 2人で相談して倒そうってことになったんだ。 ちょうど満月だったしな」 アリス「この村に住んでいるのか?」 ワーウルフ「あーそうだ。 5年前から村に住んでる。 別に悪いことはしてないぜ?」 ボノ「ワーウルフって人間と敵対してるんじゃないのか? なぜ人族の村に住んでいるんだ?」 ワーウルフ「人間として静かに暮らしたいからさ。 ワーウルフが皆血に飢えた獰猛な生き物っていうのは人族の先入観だ、と言いたいところだがそうは言いきれない。 一族の命令があれば、村人を皆殺しにしなければならないし、時折人を殺したくなる衝動に駆られるのも事実だ。 だが、静かに暮らしたいっていうのも本当さ。 だからドラゴン退治をしたんだ。 村人には俺たちがワーウルフだってことは内緒にしておいてくれないか?」 アリス「悪いやつじゃなさそうだけど、蛮族だしなーどうしよう」 ボノ「ワーウルフは人間に依存しないと生きていけないっぽいからなー、この感じなら悪いことしなそうだし、いいんじゃないかな」 話し合った結果、見逃してやることに。 立ち去ろうとすると、ワーウルフに呼び止められる。 ワーウルフ「まってくれ、お前ら冒険者だろ? 頼みたいことがあるんだ、聞いてもらえないだろうか」 ワーウルフ「このまま村にいれば、いつか殺人衝動に負けて村人を手にかけるかもしれない。 そこで、殺人衝動を抑える薬を手に入れて来てほしいんだ。 出来れば安全に購入できるルートが欲しい。 もしくは製造方法でもいいが、村で手に入る材料とは限らないからな、やはりルートがいい。 報酬はきちんと用意する、頼めないだろうか」 ボノ「虫のいい申し出だなー。 で、報酬はいくらだ?」 ワーウルフ「古いコインがいくつかある。 売ればそれなりの額になるはずだ」 ボノ「古いコイン? お前名前は?」 ワーウルフ「モーガンだ。 モーガン・アンダーソン」 アリス「聞いたことある名前だなー・・・ああ、ワードナとかエッジの冒険仲間だったやつだ。 死んだって聞いてたけど生きていたのか」 モーガン「そうか、死んだことになっているのか。 行方不明だと親父が捜索をかけるだろうしな、ワーウルフになりましたって伝えるのも躊躇われたんだろうな」 ボノ「ワーウルフが人間と冒険してたのか」 モーガン「いや、人間だったころワードナたちと冒険してたんだ。 ある時であったローザに一目ぼれしてな。 一緒になるにはワーウルフになるしかなかったんだ。 後悔はしていない、今も幸せに暮らしている。 このまま静かに暮らしていければいいが、時折やってくる殺人衝動が不安なんだ」 アリス「まあいいよ、やってあげるよ。 で、手がかりとかは?」 モーガン「グランゼールにも何人か同族が住んでいるらしい。 街中に住んでいるワーウルフなら、薬を持っているはずだ」 ボノ「素直に譲ってくれればいいけどなー」 モーガン「素性は知られたくないだろうからな、騒ぎにしたくなければ薬を譲ってくれるくらいはしてくれると思うが」 ここで事件発生。 キルシュ「いや、この依頼は受けたくない」 アリス「そういうわけにもいかんでしょ。 他に手掛かりは?」 モーガン「グランゼールに住んでいるワーウルフのひとりはコジーンの孤児院出身だって聞いたことがある。 名前はわからない」 ここでキルシュの発言をスルーしたことで、B氏はシナリオ参加をボイコットする形になる。 リアルのタイムリミットが迫っていたことで、シナリオが先に進む方を選択してしまったオレが一番悪いんだけど、正直全員が選択をミスっている。 オレは、モーガン越しに「なんで?」と一言いえばよかったし、アリスやボノもそれをしなかった。 キルシュはその後口をつぐんで自分の主張をちゃんと伝えてこなかった。 たぶん、B氏もタイムリミットが迫ってることを気にして、セッションが長引かないように主張しないことを選んだんだと思う。 残りの言い訳は、シナリオ終了後に書くw モーガン「ドラゴン退治の手柄は君たちのモノにしてくれ。 その方が俺たちも都合がいい。 それと俺たちの所在は伏せてくれ。 一族にバレるのはまずい」 ボノ「まあ依頼料だと思ってもらっとくよ」 モーガンたちと別れ村に戻る。 村長「ドラゴンを倒していただけたようですな、ありがとうございます。 今日はゆっくりしてってくだされ。 自慢の名産品クンガもたくさん食べてくだされ」 といって歓待され、村長宅に泊めてもらえる。 後半へつづく。
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