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😆 【備忘録】6/3ボイセ『ゆらめく魔法市』 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)【シナリオの概要】 シナリオ:ゆらめく魔法市 作者:フシギ製作所様 所要時間:3時間前後 プレイ人数:ひとり シナリオ傾向:魔法の道具を創る異世界ファンタジー KP:ちべさん 自PC:ミリエマ 無事生還でエンドでした。 自PCのエマは『使い魔の卵』と『風のいたずら』の二つの魔法を持ち帰ることができました。 オーダーメイドと地続きを思わせる部分もあったり、色々なギミックが盛りだくさんでとても楽しい。 7歳の誕生日の夜、はじめて魔法の市場を訪れる自PCと同じように、わくわくそわそわしながら魔法市を楽しみました…! 魔法市を思う存分満喫できたのも、丁寧にエマに寄り添って物語を進めてもらえたからだなと思っています。 エマの7歳の誕生日に、冒険家の養父からのお手紙が届くところから始まります。 このお手紙に色々書いてあるんですが、中でも『オリバンダー』さん! PLがハリポタ読者だったので、テンションがとってもあがりました。虹色キャンディーも、地図も、オマージュ元がなんとなくわかったので、思い返しても楽しい。 それはそれとして、養父の手紙の案内通り、素直に荷物を準備して眠りにつくエマ。 7歳の子が何を持ち歩くのか悩みながら、10個の道具を決めました。 その時、エマのキャラシに「養父からもらったゴーグルが宝物」と書いていたので、KPのちべさんに「ゴーグルは道具にはいりますか?」って訊ねたら「衣服扱いでもいいですよ(衣服は道具の10個とは別に用意できるものの扱いでした)!」と言ってもらって、悩みつつ衣服扱いにしていただきました。 魔法市だし、きっとこの準備した10個の道具と何かを交換するんだろうなと思っていたので、『宝物』とこれから出会う『何か』を交換するのってとってもエモじゃないですか…! 結果的には、ゴーグルは衣服扱いにしてもらってよかったなと思いました。 ちなみに、下記が10個の内容。 きれいな鳥の羽/きれいな石/押し花のしおり/色鉛筆/絵本/うさぎのぬいぐるみ/図鑑/ノート/虫眼鏡/定規 準備万端で眠りにつき、その夢の中で、迎えの人が現れます。 余談ですけど、マイペースにご挨拶しているエマに、がんばって身振り手振りしてくれるのが微笑ましくてPLはほっこりしてました。 静かな場所から急に賑やかな市のど真ん中にいたエマは、びっくりしながらも周囲をきょろきょろ。 とりあえず、覚えていることをたよりに、お店の人に話しかけます。が、エマは聞いたこともない理解できない言語に、たじろいで逃げ出します笑 逃げ出してなお、きょろきょろしているエマに声をかけてくれるお店の人がいました。 店主は、はじめての市場とはじめての場所に困惑しているエマに、丁寧に市場の通貨について教えてくれました。 そのお店に縁がないと、店主の言葉もわからないし、そのお店の文字も読めないっていうところ、とても好きです。魔法市が、迎え入れてくれたエマのことを何より知っているっていう、そういう風に読み取れるの、大好きマンなので。 親切なお店の人に、オリバンダーさんのお店の方向を大まかに教えてもらって、改めて、エマの冒険はスタートしました。 オリバンダーさんは気難しそうな老夫人! でも悪い人じゃないことは、エマの養父のことを話す態度で察せられます。根はめちゃくちゃ優しい人だ。 とりあえず、床にかいてある魔法陣を踏まないようにこっちへおいでとうながされます。その時「小さいから」って単語が挟まれていて、自分の体格が小さいことを気にしているエマが「小さい子じゃないので、ちゃんと踏まないようにそっちにいけます」って、ちょっとむっとしていたのは個人的に楽しかった。 基本的に素直なエマが意固地になるところだなと思っていたので、それが会話で出せて、ひとりでめちゃくちゃ楽しくなってました笑 この魔法市で、エマは四つの魔法素材を探すことになります。 お店につく前に、妖精の女の子と出会いました。 この出会いからエマとマリーちゃんの二人で、仲良く魔法市の探索が始まります。 マリーちゃんがエマの肩にとまったり、付近をふよふよしていたり、そういう描写がとにかくかわいくて好き。最終的にエマの頭に乗ってくれたのも、距離が近くなった気がして感動でした。とっても仲良しになれた。 妖精さんと一緒に、改めて素材とか屋さんへ。でも、お店に縁があるのはエマだけなので、マリーちゃんは入店せずにお店の外で待っていてくれるとのこと。 エマがひとりお店入ると、現れたのはガークスさんという店主さん。おしゃべりなガークスさん、最初、鳥のひなの楽器を思い出して、いっぱいガークスさんがいるのかと思うくらい賑やかでした。ガークスさんとお話しているの、とっても楽しかった。 買い物前におしゃべりしていたら、ガークスさんが困っていることがあるってお話してくれて、曰く「幽霊が黙って品物を持ってってしまうので困っている」と。エマは「幽霊さんに注意してくる!」と自分の買い物そっちのけでお店を出ます。お店で何もせずに出たのはこれで二回目です。 今だからこそ本当に申し訳ないとわかるのですが、その時はこれが自然な流れだと思っていました…。 ガークスさんのところを飛び出した勢いで訪ねたのは『チットチャットゴースト』。 酒場に入る前、扉には「生きてる人はお断り」の文字。エマが入店をためらっていると、マリーちゃんがその張り紙を「なかったことにしちゃえばいいのよ!」ってはがしてポイ! この勢い、めちゃくちゃかわいいし面白いし、なんていうか押しの強さがさすが妖精だなぁって笑ってしまいました。大好き。 ゴーストのマスターにはやりこめられて、返す言葉もなくしょげるエマ。とぼとぼとお店を出て、さらにすれ違った幽霊に持ってきた道具をひとつと、金貨を数枚盗まれてしまったのです。 慌てて幽霊を追い、再び酒場を訪れるエマ。それでもやっぱり、マスターを言い負かすことはできず…。 再び何もできずに酒場から出てきたエマに、マリーちゃんが優しく、何があったのかきいてくれます。なので、酒場の中での様子を相談するエマ。 マリーちゃんからのアドバイスは、これぞ悪戯好きな妖精って感じのものでした笑 妖精の魔法で見えなくなったエマは、自分の荷物を取り返したり、ガークスさんの品物を取り返したり、噂話を耳にしたりと奔走! ここの騒ぎの起こし方とかも好き。騒ぎに乗じて、ガークスさんのお店の品物が入っている袋を持ち、扉へダッシュ! あわや入店した幽霊さんとぶつかるってときに、回避を成功して、バレずにすべてを完遂したの、とっても楽しかったです。 魔法市をゴーストのお店からガークスさんのお店まで走って、無事に荷物をお返しして、お礼に1つの品物をもらいます。 ガークスさんとお別れし、次に『ヤカン秘密商店』へ。扉の内側から声をかけられているのに、無視して扉をガチャガチャするエマ。エマももちろんですが、PLも何を言われているのか思い至らず、とりあえずドアを開けてみようとしたわけです。 見かねたマリーちゃんが、「合言葉みたいね。ほら、『山』『谷』とかそういうの…」って教えてくれて、エマはハッとする。このお店で扱っている品物は、酒場の噂話で不思議な言葉とセットで耳にしている! 「くさったまなこ!」 合言葉と思われる言葉を元気よく口にします。 ただ、扉は開かずに「「???」」状態になり、KPさんから「アイデアを振ってください」と言われたPLは、状況がわからないままアイデアを振りました。成功したのでヒントをもらったのですが、『ちょっと違っている気がした』とのこと。そこで気づきます。酒場で耳にしてメモした言葉は「曇ったまなこ」であると。 エマともどもPLも、大いにどもる事態になりました。大ポカも大ポカすぎて笑う。全然気づかず結構元気よく言ってしまったぜ。 KPのちべさん、よく笑わずに当然のようにアイデアを振ってくださいって案内ができたのすごすぎる…。私ぜったい笑ってしまう。現にわかってから笑いを堪えられなかった。 無事に合言葉を伝えて店内に入れたものの、とにかく口が回るヤカンさんには、エマじゃ勝てないよとこぼしてしまうくらい、全然まったく太刀打ちができない! 店をでて、マリーちゃんに相談してアドバイスをもらいつつ、先にもうひとつのお店へ行ってみるねと『永久漂流者』へ向かいました。 トランクから片腕だけが出てくる、このなんとも寂しい雰囲気の方が、お店を開いていました。 「ずっと海を漂流しているからな」って言っている彼のスタンスというか、なんとなく、エマとの会話が優しいけど寂しい感じとか、言い回しとかがとてもじんわり染み入るようで、夜の海を連想せずにいられなかったです。 一番ちゃんと、値引き交渉したかもしれない。その時の「漂流しているときの暇つぶしにもよさそうだ」とか、そいういう感想も好きだなぁってなりました。 そして宝箱!!! 宝箱は、エマにとっては冒険家として欲しいものだろうと気持ちも固まったので、宝箱もゲット! 実は再びヤカンさんのお店を訪れる前に、困ったら頼りなさいというお手紙の文言をそのまま受け取り、エマはオリバンダーさんに助言をもらいにいきました。いや、この時点でPLはお助けキャラだったのを気づけたって勘違いしていたわけです、ハイ。 オリバンダーさんから「物が動く魔法はわかっているかい?」ってヒントをもらって、その上で「動いているところを暴けばいいのさ」とまで言ってもらって「わかった!!!」となりました。 オリバンダーさんの助言をもとに、ヤカンさんのところでサイコロを入れた籠をじっと見つめ、動いた瞬間に籠をあけたエマ。 中には腕が生えたサイコロが一生懸命動いていたというわけです。 えええええええええええええ、腕?!!!!!!!! 予想外すぎて叫びそうでした。いや、内心ではなんで腕!って叫んでた。地図とかは羽とかも生えてないで動いていたじゃん!浮くとかじゃなくて、目でわかるように魔法がかかっていたのは予想外でした笑 ヤカンさんのところで目的の素材を手に入れたものの、予想が外れてしまって、『使い魔の卵』を作る素材探しが暗礁に乗り上げてしまいました…。 エマとPLは悩みに悩んで、再びオリバンダーさんへ相談し、集めているきれいな鳥の羽(タカ)と、情報を交換してもらいました。その時にタカの話で『ヒッポグリフ』の話が突然出てきて、使い魔をヒッポグリフにしようと決めていたPLはなんでわかったんだすごい!って思ってました。 あと『使い魔の卵』の魔法作成の時、KPさんの間がうますぎて、まんまと一本取られました笑 本気で自信がなかったので、駄目だったかーーーって思ってからの「できました!」だったので、気持ちいいくらい翻弄されました! そして『リリパットよろず工房』へ入れ物の依頼へ。 この時点でここにくるのは実は三度目です。一度目の来店で何もしなかったあと、入れ物のお値段とか、形状とかを確認しに訪ねたので…笑 職人のおいちゃんのノリ最高に好き。卵も、ゴーグルも大事に丁寧に作ってくれたのがわかるし、職人さんがめちゃくちゃかわいくてほっこりしました。 最後、約束屋さんに入る前に、エマは地図を指で三回叩きました。オリバンダーさんからのメッセージ。すこし間をあけてからの「体に気を付けるんだよ」って、労りのメッセージ、すごくさみしいけど優しかった。 そして、マリーちゃんとのお別れ…。 マリーちゃんの「バイバイ」って大きな声に背を押されて、エマは約束屋さんの扉の奥へ進みます。 ここの、しんとした雰囲気がとても胸にじんわりしました。 最後に聞こえてきた声にはっとしたら、そこは自分の部屋だった、というのは、本当に素敵な終わり方だなと思います。 思い返しながら書いてたらとんでもない長さになっていて笑っています。これでも削りまくって文字数調整したんです。 やっぱり魔法は夢があってわくわくしていいですね!とても楽しかったです!
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