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😶 【CoC6版】選択ルール:吸血鬼探索者、作りました【2015:奇妙な探索者 改造版】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)とあるシナリオ回したら探索者に設定が生えたので、以下自作の選択ルールを乗せます。 制作者である翔。に確認が無くても使用可能ですが、PLさんに提示する際はこちらのページをソースとして提示して下さい。 クトスルフ神話TRPG 6版 サプリメント:2015より、選択ルール:奇妙な探索者改変 吸血鬼ver 【はじめに】 この選択ルールはシナリオ「神保町と深夜の秘密」によるPLの提案()により生えた選択ルールである。これはまだ草案であり、KPである翔。の独自案で作られた改造品である。 その事を十二分に留意し、元の奇妙な探索者の選択ルールと同様”KPが許可しない場合は使用しない”という前提条件を必ず守って利用して欲しい事を最初に記す。 1、進行度の決定 この選択ルールを採用した時点での進行度は1となる。また採用理由は吸血鬼の血液・肉を食した、吸血鬼に血を分けて貰った、吸血鬼の従者となる覚悟を決めたなどシナリオやRPによって柔軟に対応して良い。 また基本ルルブP231に記載のある通り、吸血鬼に3回噛みつかれた探索者にこの選択ルールを適応しても良い。 進行する際のトリガーは「異食関係の狂気を発症する(またその際、人肉食を発症しやすくなる。発症確立についてはKP判断による)」 「RPやシナリオ上で生の肉や血液を摂取する(摂取元の生死は関係ない。人、及び食用肉など関係なく生であればトリガーとなる)」 「自分以外の存在が流血するのを目撃・ないし感知する(ただしKPやPLに確認し、認識する対象が人間の場合に限る)」である。 中々進行しやすいトリガーであるが、その分習得する異能も強力な物の為、このような処理とする。また参加するシナリオのKPにこの選択ルールの改変版の全容を明らかにし、許可を得た場合しか使用してはならない。KPがシナリオ中この選択ルールを適応させたい場合はPLに対してこの選択ルールの全容を明らかにし、許可を得た場合しか使用してはならない。 参加するシナリオが戦闘メインの物であり、尚且つKPが許可した場合トリガーを引いた際に都度POW×5の判定に成功した場合、その衝動を我慢できたことにしてトリガーによる侵攻をなかった事にしても良い。 また、この選択ルールを適応した探索者がファンブルした場合、KPが望めばその場で〈POW×5〉〈クトゥルフ神話〉等適した技能で判定し、その成否で進行度を進めても良い。 2、進行度内訳 ・進行度1 ほぼ人間と変わらない。能力値も技能も、元の探索者と変わりない。しかしトリガーを引けば必ず覚醒する。それは今日かもしれないし、明日かもしれない。 ・進行度2 普段より日焼けをしやすくなり、耳と犬歯が尖ってくる。体つきは特に変わりない。だが、顔は生まれ持った物のままだ。普通の生活が可能。 能力値:CON-1、STR+1、基本ルルブP232に記載の吸血鬼の項目から以下の内容が探索者に現れる。 噛みつき 50% ダメージ:嚙みついた最初のラウンドに1d4+その後のラウンドに吸血。吸血の詳細はルルブ記載の*追記に準ずる。 技能:〈聞き耳〉+10 ・進行度3 日中は活動できるが疲労感が重く体にのしかかり、代わりに夜は体が翼のように軽くなる。また夜目が聞くようになる。周りの存在が何かの病気と疑い出す程度の変化がはじまるが、恐怖を感じるまでではない。 能力値:日中活動する際は全能力値がー1。ただし日没後~夜明けまで全能力値が+1 技能:交渉技能の分野の技能が全てー10%、〈聞き耳〉+10、暗所での〈目星〉+20、 ・進行度4 肌から血の気がなくなり、瞳は赤くなり、犬歯(牙)は常に唇から外に出て、不思議と影は薄くなる状態となる。ただしあくまで遠巻きに見る分には人間の姿なので、素顔を隠すなどすれば探索者として活動は出来る。 素顔を見たものは1/1d3の正気度を失う。 また日中屋外で活動すると1時間毎にHPに1ダメージを受ける。これは重度の火傷を引き起こす為であり、肌が見えない格好+日傘など対策をすればダメージは防げる。屋内であればダメージを受けない。 能力値:APP-1 技能:〈跳躍〉+20、ドリトル先生:コウモリの習得(サプリ:クトゥルフ・フラグメントのキャットゥルフより引用。特定の動物と意思疎通が可能になる。コウモリがいるかの判断は〈幸運〉他その場に適した技能とする) 基本ルルブP232に記載の吸血鬼の項目から以下の内容が探索者に現れる。 〈こぶし〉の技能値はそのまま、〈かぎ爪〉となる。ダメージも記載の通り。 正気度:現在正気度と最大正気度を10ポイント失う ・進行度5 もはやだれが見ても普通の人間ではないと分かる。というか素顔を見れば十中八九、死人と判断されるだろう。体は痩せ細くなり、なのに不思議と力がみなぎり、影はどんな光に当たっても生まれなくなる。もはやその精神あるいは魂だけが人間だと言ってもいいだろう。 素顔を見たものは1+1d6+1(死んでいる筈の者に会う相当)の正気度を失う。 日中は屋内でも光が届く範囲にいることが困難となる。懐中電灯、提灯、豆電球等、月光等ごくわずかな灯り以上の明るさがある場所にいる場合、進行度4同様火傷で1時間毎にHPに1ダメージを受け、車のハイビームやスポットライトなど強い光を浴びると2d3のダメージを受ける。 能力値:STR+1d3、DEX+1D3、POWを1d3で算出し日中はー夜間は+の能力値として処理する。 技能値:交渉技能の分野の技能が全てー10%、〈跳躍〉+30。また〈跳躍〉時、本来ならば助走をつけても身長の2倍の高さまでしか飛べないが追加でDEX/3m(切り捨て)まで飛ぶ事が出来る。だがあくまで〈跳躍〉であり、浮遊ではない。 正気度:現在正気度と最大正気度を10ポイント失う。短期の一時的発狂の内容が9:異食(人肉)で固定される。 ・進行度6 完全に吸血鬼となる。基本ルルブP232に記載の吸血鬼の項目をよく読み、その全ての特徴をキャラクターシートに追記する事。探索者とは引退するが、PLが望む場合エネミーとして活用する事は個人の自由とする。 また以下の呪文の中から任意の数の呪文を習得しても良い。ただし代償としてAPPが同数ーされる。 自己保護の創造 P258、コウモリ形態 P257、吸魂 P256、命の糧 P252、黒い束縛 P257、空中浮遊 P256 3、吸血鬼の狂気 深度6になるまでは通常の探索者と同様に正気度チェックを行う。また参考とした2015のは独自の一時的狂気表があったが該当PCを他卓で使う際のKPの負担を考え、不採用とする。 【さいごに】 この選択ルールを作成した翔。のKPとしての心構えは「無茶を言ったなら、それ相応の対策を取る」である。サタスペ脳に毒されている気がしなくはないが、ここでは割愛する。 逆に言えばCoCでも選択ルールによってダブクロやシノビガミのように異能バトルが出来ると考えたら、少し楽しくなった。戸口が広い所がCoCのいい所、という事でこの選択ルールの説明を閉じようと思う。 吸血鬼となった探索者の未来が闇多きものとなるように祈っている。 2022年8月13日 翔。
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