カオル(0)にゃるさんの日記 「アメリカ1920年代について調べたまとめ」

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カオル(0)にゃる
カオル(0)にゃる日記
2018/11/14 17:17[web全体で公開]
🤔 アメリカ1920年代について調べたまとめ
最近コミュニティ内で1920年代のアーカムキャンペーンに参加してることもあって、PC作成時の背景設定やRPに生かせるといいなと自分なりにアメリカの1920年代について調べてみたことを覚え書きとしてまとめてみました…。


アメリカ―第一次世界大戦後の戦間期(1918-1929年)―

5秒でわかる1920年代
☆ 禁酒法制定したよ!モラルが下がるからお酒作って売ったりしちゃだめだよー!
☆ 女性ももっと働いちゃいなよ!
☆ これからは大量生産で稼いでやんよ!うぇーい!バンバン車作っちゃえー!
☆ やっべぇ株暴落したわ!大恐慌だ(๑>؂•̀๑)テヘペロ


◆禁酒法
1920年代の主な特徴として一番に挙げられるのはこの禁酒法。
飲用アルコールの醸造、販売、運搬、輸入、輸出を禁止する法律。
実際にアメリカ全体で禁酒法が制定されたのは1919年1月。それ以前は州法で取り入れている所もあったが、その原点は南北戦争前にまで遡り、南北戦争後1972年には禁酒主義者の大会が開かれるなど運動が行われていた。
禁酒運動が急速に強まった原因は、アメリカのキリスト教道徳を守ろう(移民増加の影響)という保守派の働きや、第一次世界大戦後、物資節約や生産性向上の声が強くなったため。また、ドイツ系市民への嫌がらせとしての意味合いもあった。
禁酒法と言ってもお酒に関わる全ての事が禁止されていたわけではなく、自分で自家醸造し個人で嗜むことは出来た。裕福な人は庭にぶどうの木を植えてワインを作ったりしていたという。自家醸造の場合は多くは浴槽を使用していた模様。しかし、味は……
また、自家製造ができない人は、医者などからアルコールを入手するか、もぐり酒場で飲む他ない。
1933年、大恐慌の後に憲法修正21条をよって廃止された。

人物
アルフォンス・カポネ
シカゴの顔役ジョニー・トリオの誘いで酒の密売に着目し多大な富を得る。ニューヨークの悪名高いファイヴ・ポインツ地区のギャングでナポリ生まれの23歳の暴れん坊。3年で700人の子分を従えるほどの力を持っていた。

◆女性が本格的に社会進出
女性参政権運動は18世紀からフランスで19世紀には労働運動・社会主義運動と結びついて運動が本格化した。
アメリカでは、1869年に婦人参政権を与えるよう憲法の改定案がなされたが進展はせず…。
しかし、その後次々と諸州で男女平等の選挙権が認められ1918年議会に憲法改正を発議し下院で成立した。
また、第一次世界大戦に参戦したことで女性の協力も必要であるという考えが支持されるようになり、第一次世界大戦の後、1919年6月に可決、その翌年1920年に実現された。

人物
エリザベス・キャディ・スタントン
婦人参政権運動の指導者。

◆大量生産・大量消費
1920年代は大量生産・大量消費が行われ、それを牽引していたのが自動車産業。それまで車は贅沢品として扱われ一般人が所持するのは難しかったが、フォード社のT型モデル(かわいい!)がベルトコンベアシステムで大量生産され、価格の低下によって一般大衆が購入できるようになった。
関連した石油産業や道路建設、タイヤ産業なども盛んに行われた。
大量消費社会の形成を反映して、文化の面でもラジオや新聞などのマスメディアが発展し、音楽・演劇でジャズの流行のように大衆化が著しく、また新たな大衆娯楽として映画なども生まれた。
一方、農業は機械化が進み今までより収穫量が増えたことにより価格が低下し恩恵を受けることが出来なかった。

◆大恐慌
1920年代アメリカはとにかく大量生産を推し進め経済的な潤いを経験した。しかし、それも一時的なもので、株主たちが「つぎ込んできた資金を回収できないのでは…」と不安になり、株価の値下がりの前に売ってしまおうと1929年10月24日(木)に株価が暴落した。
銀行は引き出しにくる預金者の数を支えきれずに倒産。その為、融資を得られなくなった会社は倒産、工場閉鎖…と連鎖し失業者が1300万人まで達した。
また、アメリカは第一次世界大戦後、世界最大の債権国となって他の国が依存していたため、結果的にアメリカの経済が破綻したことによって世界は経済の破綻に繋がった。
1929年から1936年まで大恐慌が続いたが、その当時、フーヴァー大統領は「不況は一時的なもの」とし、また市場原理に任せておけばいいという従来の共和党の基本方針(自由放任主義)を守ったため対応が遅れることとなった。
また、資本主義各国はこの不況をどう脱出するかで対立を深め始め、第二次世界大戦へと繋がった。

ワード:暗黒の木曜日(1929年10月24日)

◆生活背景
 19 世紀後半には、熟練技術を活した製造職に就き、日々の労働に満足し、余暇は歌、朗読、散歩、ハイキング、キャンプなどを楽しんだとされる。そして日曜日には、哲学、倫理、 他方で、多くの学問は、欧州で誕生したとされ政治の議論をしたことを伝えている。しかし、1920年代になると文明が侵入し熟練技術が不要になり、広告、映画、ラジオ、信用制度、自動車が生活の一部となった。
また、約半数の家庭が持ち家になった。

・贅沢品
車…1920年前半までは贅沢品。1924年頃から一般家庭にも普及されるようになった。
電話…普及率は40%。確立されたのは1920年代後半。
テレビ…1920年後半に試験的に利用可能になった。商業放送までに10年ほどかかり1940年代に初めて白黒放送された。実際に家庭に普及し始めたのは1950年以降、高級品だった。

・この時代の映画
「狂へる悪魔」(1920年)
「黄金狂時代」(1925年)
「ジャズ・シンガー」(1927年)
「蒸気船ウィリー」(1928年)
「アンダルシアの犬」(1929年)
「パンドラの箱」(1929年)
映画はもっといっぱいあるよ!書ききれないよ()

どうでもいい情報
1929年にオードリーヘップバーンが誕生!綺麗だよね!可愛いよね!しかしまだベビーだ!



昔は近代社会凄く苦手だったんですが、1箇所にスポットを当てて見ていくととても興味深くて、更に他の国とか他の年代を調べたくなりますね!
楽しい!(楽しい!)

1920年代…よく考えたら私がここ数年で一番好きなアニメがこの時代が舞台のお話で(忘れてたw)、アーカムキャンペーンに連れていってる刀剣男士モチーフの鯰尾くんことコルテオくんもこのアニメの登場人物から名前をもらいました!(中の人も同じという安易な考え)
お酒作ってるのもこのモデルにしたキャラから受け継いでたり……まあ、彼は密売目的だったから…うん。
彼と同じような結末にはならないとは思いますが、全シナリオ生還できるように頑張らないと…!(SAN値的に)
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