とりとりさんの日記 「「悪いプレイ」とは何か」

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とりとり
とりとり日記
2019/03/14 08:43[web全体で公開]
😶 「悪いプレイ」とは何か
TRPGにおいて、「良いプレイ」や「悪いプレイ」とはどのようなことを指すのだろうか、という独り言です。支離滅裂です。
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まず、皆が考える「悪いプレイ」を書き出してみよう。今回は「オンラインセッションのマナー」というトピックから拝借。
野良セッションはしたことがないが、ざっと見ただけで色々なことが書かれていた。
おれの手には負えない部分もあるし、「会話中に起こる出来事」に限定してチョイスしてみる。

「関係ないシステム用語を使う」「舞台を荒らす」「自分のロールプレイができないなら行かない」「別のことをしている」

TRPGがCRPGに比べ明確な違いとなっている部分は「自分の意見が反映される」ということだ。ただ敵を倒すだけでなく、どう倒すのか、倒したときに何をするのか。または倒さない。など自分のやりたいことが実現できてしまうのだ。ならば他の人の行動が気に入らない、ということが起きるのはもはや必然だろう。
「舞台を荒らす」なんかは分かりやすい。自分の意見としてそれがまかり通ってしまったのだ。当然それを望んでいなかった人間との対立が起こる。
他には「関係ないシステム用語を使う」これは日常生活でもよく見かける光景だと思う。自分の知らない分野の話で盛り上がっていたら疎外感を覚える。逆に、自分の知るマイナーな話が出ればどんな内容でも面白いと感じてしまう。
「自分のロールプレイ」これはその人の優先順位の問題。キャンペーンに最後まで参加する事よりも、自分が楽しむことの方を優先しているのだと思う。
「別のことをしている」論外。よほどそのセッションが面白くなかったか、セッションを盛り上げる気が無かったか。

これを見ていると、皆で楽しむことよりも自分が楽しむことを優先している人が「悪いプレイ」として認知されていることがわかる。
大げさに言うと、普通のゲームにおいてチート行為は忌み嫌われるものだが、TRPGではそれを「マンチ」や「ルーニー」と言われ、場合によっては喜ばれることもあるということ。
TRPGというシステムで出来ないこと、してはいけないことの基準が曖昧になり、個人の尺度で行うようになる。

まあ何が言いたいかというと、自分に都合の悪いこと=「悪いプレイ」、自分に都合のいいこと=「良いプレイ」だということ。先述した「ルー二―」は自分に火の粉が降りかからなければ面白いことなのだ。
なのでロールプレイに困ったときは

「良いプレイ」 = 他人の都合>自分の役割>キャラクターの思考>サイコロ

という優先順位を自分の中で立てておけば衝突は少なくなるかもしれない。
そして他人が「悪いプレイ」をした場合は、それを口に出すことが一番の解決法だと思う。あなたにとっての「悪いプレイ」はその人間にとって「良いプレイ」だからだ。自分で理解できないなら、外部からの起因がなければそれが改善されることは絶対にない。

なのでおれは無自覚な「悪いプレイ」に遭遇したら、可能な限り指摘とその改善策を伝えたい、もちろんやんわりと。そしておれが他人にとっての「悪いプレイ」をした時はそれを伝えてほしいと思っている。そういった会話は自分を見直すきっかけにもなる。
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