とりとりさんの日記を全て見る
😶 充電6%(長文) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 停電により冷蔵庫が魔界と化している状況に恐れおののいているとりとりです。 今も真っ暗な中ベッドで横になっていると、TRPGについて色々な考えが頭をよぎります。それは、僕を長年悩まさせている「ゲームキャラクターとしての役割の行動」と「キャラクター設定のセリフ」の違いについてです。聞かれてもいないですが、これをつらつらと書いていこうと思います。 前者は僕が「ロールプレイ」と呼んでいる、キャラクターに求められている、シナリオ進行に必要な行動(戦士なら前線で戦う、盗賊なら宝箱を開けるといったもの)の事、TRPGがゲームであるために必要なものです。 後者は僕が「キャラクタープレイ」と呼んでいる、世界観に沿ったキャラクターの行動(食いしん坊、怖い物が苦手、無口などの設定やセリフなど)の事で、TRPGでしかできない唯一無二のものです。 どちらも欠かせない要素ではありますが、この2つを混同しているプレイヤーが多いのは事実です。恐らくロールプレイが出来ないと思っている人こそ今自分がどちらを行っているか理解出来ていないのではないでしょうか。 行動のイメージ [省略可]興味本位で箱を調べる(キャラクタープレイ) ↓ 箱を開けると宣言する(ロールプレイ) ↓ 鍵を解除する為の判定を行う(ロールプレイ、ルール) ↓ 成功(ルール) ↓ 中には宝石が入っていた(ルール) ↓ 宝石を入手する(ロールプレイ) ↓ [省略可]宝石を身につける(キャラクタープレイ) こんな感じで、キャラクタープレイはセッションを盛り上げる要素であると同時に省略することが可能な行動でもあります。キャラクタープレイが少なければ物語を単調にさせてしまい、多ければただのごっこ遊びに成り下がってしまいます。 というわけでキャラクタープレイとはとても大変なものなのです。くれぐれもキャラクターに没頭しすぎて周りが見えなくならないようにしましょうね。 ちなみに、クトゥルフ神話TRPGはプレイヤーに恐怖を体験してもらうというシステムの性質上、ロールプレイがほとんど存在せず、キャラクター(プレイヤー)の倫理観を試しがちです。クトゥルフでキャラクターに入り込みすぎている方がいたならこう言いましょう。 「プレイヤーとして聞くけど、貴方はどうしたいの?」 もう充電1%です。さようなら。
レスポンスはありません。
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